塩見 鮮一郎公式 掲示板
過去ログ4392
2023/7/2 10:33
▼わかけんフシギ中学生の頃だから80年前後ですが、部活中に水を飲むのは厳禁だった。水を飲むとバテる、という理由で。
シャトルが風に流されないよう閉めきった体育館で、激しく運動しました。三〜四時間ほど、水分補給なし。炎天下の野球、サッカー、陸上、みな同じ。でも、熱射病はほとんど聞きませんした。自分も一度も経験ないです。
夏の暑さが今とは違う、と言いますが、当時でも30〜32度くらいはざらだった。水なしでよく倒れなかったと思います。
病気や障がいは、社会が作るということですかね。
もちろん今や特に高齢の方は、重々気をつけていただきたいですが、若者や学生まで、なんでこんなに熱中症になるんだろうとフシギに思います。
▼世話人熱帯夜はもう死語ですか。
吐く息の捨て所なき熱帯夜
などはいい句でしたが、いまや
節電しながら28度以下で息する
ですから。
HP
▼世話人もうエピローグかそんな空気、
別れの歌多数。
HP
▼世話人熱中症不意に熱が出て、筋肉が痛んだ。
40代の女性がテレビで語っていた。
前日もイエにいたし、へやは涼しくしている。
水もこまめに飲んだ。
点滴してまもなくなおった。
わたしの場合と似ている。
熱中症という言葉の感覚と実態がズレてきている。
日射病にちかいイメージと室内での脱力。
救急を呼ばなければならないほどの重篤。
用心してください。
どう用心すればいいのか、わかりませんが、
たかが◯◯◯ではないようです。
HP
▼SYUPO新刊おめでとうございますすでに注文されている方も多いとか。
世話人さんのご著書に対する期待が、高まっているのだと思います。
そして新装版が出たときに、新たな「あとがき」を読むのも楽しみの一つです。
▼世話人読書『ペストの夜』オルハン・パムク、2022年翻訳刊。
上巻のことを前に書いた。やっと下巻も読了。
オスマン・トルコの落日を、ミンゲル島という地中海の架空の
島の独立に重ねて書いた。
ペストの蔓延する日々は1901年と設定されている。
主人公が誰か、最後になるまでわからない。主役が政治的に失脚するか、ペスト感染でつぎつぎと死ぬ。
上下巻あわせて800ページ以上。ラストに今日に至るトルコの近代史。
戦争と平和だったか、小説が終わってから長文のエッセイ。
あれを真似たのか。
わたしは不要と見た。
19世紀のビッグ文学の流れをくみ、堂々と張り合う。
HP