塩見 鮮一郎公式 掲示板
過去ログ4317
2023/2/19 16:34
▼世話人992先週
1922
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▼祐佳再反撃朝鮮民主主義人民共和国もロシアも中国も核保有国で、日本は反撃されればあっという間に、滅びるのに、一生懸命、反撃能力の話ばかり。
日本は馬鹿なの?
神風が吹くとでも思っているのでしょうか。
神国日本は健在だったのかと、最近、思います。
▼世話人反撃函館に命中していたら、
敵基地反撃能力にしたがって、
ピョンヤンにJミサイルを打ち込むのですか。
相手も打ち返してくるでしょう。
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▼わかけん水田洋先日亡くなりましたね。103歳というからオドロキ。
最初に通った大学は経済学部だったので、水田洋の孫弟子から経済思想史を学びました。『道徳感情論』『国富論』はそのゼミで水田訳で読みました。資本主義の成り立ちは「囲い込み enclosure」からという理論は、斎藤幸平の最近の著書にも出てきます。この語感からしても本質がうかがえる気がします。スミスはそこをちゃんと分かっていて、共感とか公平とか言ってるんですが、そういう感情をあざ笑うから、軽薄な面になるわけです。
▼わかけん宇沢弘文佐々木実は、講談社現代新書の方を読みました。600頁「闘った男」の縮小版かな。
宇沢の戦前のエピソードが面白く、マル経から近経に移っても、「経世済民」の学の探求を死ぬまで続けた稀有な学者だと思いました。若い斎藤幸平、白井聡なども多大な影響を受けていると思えます。
フリードマンがビビッていた(宇沢の存在を)という話もおもろいですね。竹中平蔵が森永拓郎に攻め立てられ、へらへら笑ってる映像を見ましたが、宇沢に攻められたらイチコロ、笑えないでしょう。
なぜか、フリードマン的なチョウチンアンコウ新自由主義に集まってくる魚たちはみな、宇沢とは正反対の薄っぺらな顔をしている気がします。
▼世話人読書『アダム・スミス』水田洋(講談社文庫)
入門書そのもの。経済学部の生徒はみんな読むのだろう。
スコットランドの貿易港ちかくでうまれたスミスの経歴。
後半は、『道徳感情論』と『国富論』の解説。
イギリスはアメリカとインドから莫大な富を得ている。
死の年がフランス革命。
交換や価値、労働、貨幣、地代、利子、分業などについて
初めてのまとまった論考。
死後、産業革命が始まる。
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