塩見 鮮一郎公式 掲示板
過去ログ3750
2020/10/9 2:16
▼世話係読書ラカンA日本語を楽しんだのです。
ラカンなど、どうでもよい。
著者は1955年生まれ、いま精神科医だそうです。
文中の引用に、カフカやジョイスなど、わたしの好物とする
西欧作家がおおい。
ラカンなどに傾注しないで、独自の理論を記してほしかった。
いや、失礼。
貴君の素敵な文章のおかげで、
わたしはラカンをすこしだけ知りました。
(知ったからどうか、といえば、どうでもありません)
▼世話係読書ラカン@ひさしぶりに、ゆっくりと、読みました。
福原泰平『ラカンをたどり直す』です。
数カ月前、いまさらラカンか、という気分でした。
そんなに知ってるわけではないのに、
構造主義の精神分析の理論を知ったからどうか。
で、この本がそばに在ったので、ひらきました。
ああ、なんとこころよい日本語の文章だ。
ゆっくりと進むが退屈ではない。
じつに聡明なお人だ。
▼世話係性差の行方いろいろと、スケッチしています。
マイノリティーへのアプローチもおかしいし。
ほんとに、第三の性があるのか。
役割分担などと言ってみても、それ、分業のことでしょう。
むずかしいのはセックス。
それ、男と女の関係性と言えるのか、どうか。
▼世話係愛郷なし「L(レズビアン)だってG(ゲイ)だって法律で守られているという話になれば足立区は滅んでしまう」
超ミニ愛郷心です。
これも保守。
▼世話係すべて保守的です「学問の自由」対「反共」なんでしょうね。
戦後民主主義の再燃ですか。
古いね。
石頭の政治家と「学問の不自由」を
知らない教養主義者。
ガスと学者。
いい勝負ですが、
ガスの失点はおおきい。
支持率降下の始まりですね。
▼世話係観光地資本主義無邪気なのか、あなたたちは。
函館、松島、箱根、日光、熱海、三年坂、ミナミ、宮島。
くりかえし報じられますが、これらのスポットは、
資本主義ツーリニズムに組みこまれた工場なんですよ。
またしても、マスコミは政府のお先棒を担ぎますか。
その騒々しいニュースの影で、
ゴーツーにも行けない、食事もいびつなものしか口にしない。
家賃が払えない、ローンが支払えなくて、
コーナーに追い込まれている50万の困窮者がいます。
こちらにも、おい、スポットを当ててください。
『令和の貧民』が、ジジの最後の本にならないように。