塩見 鮮一郎公式 掲示板

過去ログ3722 2020/8/23 11:37

▼わかけん
かくいう私も
リッパなおやじ世代ど真ん中ですが、おやじには退場していただくしかない、と切に願うのです。


▼わかけん
150年
エポックエコノミーは、維新以来ずっと続いているオヤジ支配社会のいきついた果て、でしょう。
もうこのオヤジ支配のシステムは崩壊している。コロナがそれにとどめをさした。という内田樹の指摘を読み、うんうんとうなずきながら、松田青子『持続可能な魂の利用』を読み始めました。オモロ。


▼ヒロキ
八郎潟干拓地
東京オリンピックの年に完成した八郎潟干拓地。
その後のコメ余りの結果、真逆の減反政策で、八郎潟入植者を切り捨てた。
広大な田んぼがあるのに、コメを作れない農民たちの無念。
今考えると、稲作文化の衰退の始まりだった。


▼世話係
PRH
「ふるさとから老人が東京に引き取られてくる場合もありますが、かれらを待っているのは、密集した住宅地での孤立した生活です。
(略)農村の生活共同体の中にいれば、そこがいかに貧しくても、老人、両親、兄弟姉妹、そして親戚(しんせき)との濃密な関係につつまれています。(略)
わたしが上京したあと、母は目をわずらいます。家産や商いを捨てて東京へ移住し、青梅(おうめ)の盲老人ホームに入居します。(略)園長もまた全盲、介護者は目は見えますが、離婚や死別や、DVや、企業が切り捨てた女たちでした。母はわたしに無理な要求をしないまま、最期はひとりで逝(い)きました」


▼世話係
PRG
もうすこし、続けます。
1964年の農村見捨ての結果が、
いまの日本を作ったのです。一極集中、少子化、非正規急増。

「経済至上の社会、あなたがいう「エポック・エコノミー」が始まりました。
その後の日本の設計図はこのとき引かれたのです。とどまることのない一極集中、地方の商店街の衰微、消える村落、列島の人口を支えていた農村での出生率の激減、いまの少子化問題に連動します。まだ盆と正月に帰郷し、親や子や孫が歓会していますが、やがて町村で「待っていてくれる人」はいなくなります」


▼世話係
金の卵
という虚言に、わたしはいらつきます。
PREFに引用した文を去年の秋に書いたとき、
60年たっていても、憤りと涙です。
ひどいじゃないですか。
東北に経済的な困窮をもたらしたのは、農林省の無策でしょう。
その窮乏する農村に、女衒(ぜげん)のような目を光らせて、
中卒を根こそぎ買い取り、
労働力の不足している首都へ送る。
これ、安寿と厨子王じゃないですか。
国家が奴隷商人じゃないですか。
金の卵はいま70代でしょう。功なった人も、
資本の破断機でばらばらにされた人もいたでしょう。


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