塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ2872 2016/3/31 2:06

▼世話係
やんぬるかな
長野のせんせ。
おっしゃられることはよくわかりますし、
応援歌を頂いたと思いますが、
なかなか世間の意識はそうなりません。
出版社の人も半知半解です。
知のヒエラルヒーを信じていらっしゃるのです。
3/31 2:06

▼長野のせんせ
被差別小説傑作集の続編は
「黄色い国の脱出口」と「告別の儀式」を期待したいですね。黄色い国を再読してそう思いました。
3/30 18:24

▼江戸の亡霊地
納得しました
塩見先生、ご教示ありがとうございます。
実は、後からそんなこと言うなと叱られそうなのですが、あの結末についてあれこれ考えていたときに、ひょっとして部落民は結婚相手に部落民は嫌だと思うのではないかと考えました。どんなことがあっても素性は明かすなという「しゃべるなの禁」を破ってしまった訳ですね。
上原善弘氏の『被差別のグルメ』に結婚したら妻がアブラカスやサイボシなど見慣れぬ食物を次つぎに出してくるので、おかしいなと思って調べたら被差別部落出身者だということが分かって、周囲の反対もあって結局離婚したという話を読んでいたので、そんなことをチラリと考えていました。
3/30 17:21

▼世話係
宇野浩二の話
すみません。
おそくなりました。
「しるし」があれば、ふたりとも、相手を好きにはなりません。
双方とも、相手が部落民でないことが条件でした。

近代の差別は、差別者と被差別者の関係だとわたしはくりかえし語ってきました。
対立するふたりをつつみこむ社会があります。

あまり露骨に言いたくないので活字になる本には書かないできましたが、
差別者の価値観とおなじ内容のものが
被差別者の意識のうちにあってこそ差別が生まれる。
なにか言われても、きょとんとしている相手を差別することはできない。 (下記につづく)
3/30 0:53

▼世話係
おそくなりました。

部落差別が生じるのは、被差別の側にも差別意識があるからです。
なんといえばいいのでしょうか。
劣等感、屈辱感、自己をいやしくする認識。
差別者がバカにするのと同じく、被差別者自身が自分のことを劣位に置いているのです。

西光万吉が、「自分を恥じてはならない」ときつく仲間を叱るのは、そのことがわかっていたからです。

贅言をついやしましたが、せんせ、
小説の男女は部落民をきらい、蔑視していたのです。
もう見たくもない。瞬時に決別するのです。
3/30 0:48

▼世話係
亡霊せんせ
今日は。
サクラぼつぼつですね。

読んで頂き感謝です。
4時ごろ買い物から帰宅して
拝読。

だいたい考えはまとまりつつありますが、
いますこし時間をください。
3/29 18:03

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