塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ2842 2016/2/18 12:17

▼世話係
読書
佐野真一『あんぽん孫正義伝』
日本トップクラスの富豪の改名前の名は
「安本」で、これをあんぽんと読んでからかわれた。
鳥栖駅に接した朝鮮部落の戦後の貧困の
すさまじさが、本書の圧巻。
養豚と密造酒、糞尿の濃いにおいのするバラックはすぐに氾濫した水が侵入してきた。
膝まで水につかりながら、立って勉強する少年は、やがて龍馬を真似てアメリカへ。

孫正義を中心柱にして在日の戦後史を描いた力作だ。
孫氏もここまできびしく血肉の関係を
あばいた作品によくぞ協力した。
これが部落の話なら、蓋をする力が働いただろう。
2/18 12:17

▼世話係
読書
佐野真一『あんぽん孫正義』
日本トップクラスの富豪の改名前の名は
「安本」で、これをあんぽんと読んでからかわれた。
鳥栖駅に接した朝鮮部落の戦後の貧困の
すさまじさが、本書の圧巻。
養豚と密造酒、糞尿の濃いにおいのするバラックはすぐに氾濫した水が侵入してきた。
膝まで水につかりながら、立って勉強する少年は、やがて龍馬を真似てアメリカへ。

孫正義を中心柱にして在日の戦後史を描いた力作だ。
孫氏もここまできびしく血肉の関係を
あばいた作品によくぞ協力した。
これが部落の話なら、蓋をする力が働いただろう。
2/18 12:14

▼世話係
あれはなんなのでしょうかね
銭湯でも突然混んだり、閑散としたり。
レジでも、長蛇の列になったり、すぐに
清算できたり。

それがなんと、わたしの仕事でも同じなのです。
わっときたり、まるでこなかったり。

二年ちかくやってた『ジジと』も終わり、
『決定版浅草弾左衛門』の校正も終わり、
とつぜん悪天の空から光が射した。
しばらく、いやずっと、青空に反射する
地球を見ていたい。
それはわたしの生死を超えています。
2/18 2:21

▼世話係
独語
微酔か。
気分は楽です。
あ、どうでもいいか。

『ジジと』は、これから数カ月かけて
推敲するとしても、一応は終わった。
いっぱい脳内メモリーに保存していた
些事を消去してよい。

よく眠れる。

善人はよく眠り、悪人は眠れない。

どうでもいいか。

ずっとラストはわからないし、想像もしないで
太い線だけ追いかけて数語ずつならべた。
碁盤のうえの石だ。

なんと、とてもやさしい最後になった。
ハッピーエンドです。
信じられない。

悲愴のラストも消え入るように
しずかに終わりますね。

雑念、山の如し。
2/18 1:04

▼わかけん
ありゃ
ヒドイ番組でしたね。
2/18 0:02

▼世話係
この国の司馬
Nスペで二夜もやってたが、
ありゃなんだ。
日本人は器用だとか、神仏混交の知恵だとか。
日本の歴史はどこにもないコンテンツなのだそうだ。
なんでそこまでほめなきゃならないのですか。
作家のリッブサービスなのですか。
国策番組か平成の浪漫派か。

いきなり、暗黒の縄文、明るい弥生の農村ときた。
アホらしい。
「日本人」は、という。
このときの「日本人」とはなんや。
エミシのことか海人のことか。
島国の日本人は好奇心が強いということをいいたい。
そして、幕末とかさねたい。
文明開化のスピード達成のひとつの理由にしたい。
我田引水。

日清日露は坂の上の雲か、草の根の屍か。
そして、
輝ける維新がおかしくなったのは日比谷焼打事件からだという。
民衆の盲目的熱狂が日本の進路をおかしくしたと言いたい。
なにをいいますか。
あの愛国的暴動を準備したのが明治初期の
教育、神国神話、明治天皇の美化、それに富国強兵のスローガンであったのではないか。

司馬の最後の警告。日本人が熱狂して一つになるのは危険をはらむので、個の確立が必要だ。
凡庸なる結語。

風光明媚な日本のうつくしい自然だけを
背景にして語られる、日本チャチャチャの知性欠如の番組こそ危険を醸成しているのではないですか。
2/17 12:03

28432841

掲示板に戻る