塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板
過去ログ2826
2016/1/29 14:27
▼ボート船出久しぶりのしぶき
けれども波たかし
まあこんなもの
1/29 14:27
▼世話係訂正ミシュランですね。
1/29 13:44
▼世話係読書カルテとテリトリーという。
翻訳題名『地図と領土』
ミシェル・ウエルベック著。
2010年刊。
前にここで批評した『素粒子』から10年とすこし。
☆
多くの論者は前作の延長上に本作品があるように錯覚している。
雰囲気や作法は似ていても、
思想的にはおおきな変化がある。
☆
結語だけをいえば、
前作にはヘンリーミラーのパリもののような破壊の熱量があったが、
今回は歴史への回帰、
徹底した近代主義への帰還、
パリ(フランス)中心思想への賛歌なのだ。
この作にゴンクール賞があたえられたのは、
むべなるかな。
☆
ミシェランへの言及が多く、
ブリヂストン、ソニーなども出てくるが、
日本企業の尊大さがきらわれ、
サムスンなど韓国企業がほめられている。
☆
フランスの作家が西欧の思想の枠から
外へ踏み出すのがいかにむつかしいかがわかる。
☆
主人公のアーティストと対抗するはずのウエルベックがしだいに同化してくるのも
温和な世界を作っている。
それがわかっていたので、
ラストの荒唐無稽の殺人事件が出てきたのか。
☆
このあとに書かれた『服従』のほうに、
本作への反省が見てとれる。
1/28 21:52
▼世話係粟散辺土なんと読みますか。
粟ちる辺ぴな土地。
『平家物語』に二度出てきます。
そくさむへんじ
と、読んでいます。
粟粒の土地とは中国の史書に出てきます。
それを平安のインテリは素直に輸入したのです。
☆
ま、そんなとこですよ、嫌中の人よ。
☆
メール、いまは開いています。
1/28 16:28
▼世話係おはようございます東京はいい天気です。
しだいに崩れるそうですね。
☆
昨夕からメールが開けません。
お急ぎの方は、ここかスマホへ連絡してください。
1/28 8:37
▼世話係醉夢ボクのまえに道はない。
ボクのあとに行列ができる。
汽車汽車シュポシュポ。
『二十四の瞳』とちがって、
担任は最後尾で車掌でした。
1/28 0:10