塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ2825 2016/1/27 21:32

▼世話係
ぶらシオ
小6のときのボクは、
授業中でも
机のあいだを動き回っていました。
ねず公みたいか。
1/27 21:32

▼咲
落ち着きがない
のです……。うろちょろするのが好きなのです。ふふふ。
1/27 6:36

▼世話係
軽醉
さき姫はほんとにあちこちに
行きますね。
元気いっぱいか。
うらやましい。
と、書いてみて、別にうらやましくないか。
と、つぶやいた。

なんだか寒いですね、深更は。
さっきから、芋の熱燗を啜っているのですが。
( ´艸`)
笑ってごまかすか。
1/27 0:52

▼咲

残念、梅は大好きなのに。27〜31日は東京にいません。その頃、大阪城の梅林に向かっているでしょう。
平家物語の原文ですか。す、すごい。能でも、私は必ず原文と訳を写しています。いつか古典を原文でスラスラ読みたいです。
道徳的、哲学的、倫理的を考えています。倫理的が頭になく、どこから行ったらいいのか。……儒教ですか。うー、わかりません。
1/26 20:25

▼わかけん
平家物語
ゴールしましたか。
暮れからずっと手放さず。すごい粘りですね。
「一度読み始めた本は最後まで」
これ、昨年からのマイルールにしましたが。
へへへヘヘ……。
まだ時おりポイと投げてしまいます。
見習わなければ。

本郷から池之端まで。
いいですね。
1/26 9:15

▼世話係
読書
他の本を何冊も中にいれたので、時間がかかりました。
昨年の暮れに読み始めたのです。
きょう一気にラストへ駆けこみました。
仕事とは関係がありません。

原文でやったのです。
岩波文庫4冊。

わが頼りない学力では
とうてい読めない。
無謀な冒険だったのですが、
これが読めた。
読めたばかりではなく、
面白くて面白くて、
とても興奮しました。

ひよどり越えとか屋島、那須与一、壇ノ浦
などと、知ってるエピソードがずっと、
つづいているわけですが、
細部まで書いてあるので、たまらない。

『二都物語』とか『戦争と平和』などは
大作として読みますが、
『平家物語』のほうが、
すさまじい衝撃力を持っている。

どうしてこんなにくわしく
源平の戦史をいきいきと書こことができたのか。

清盛の専制、平家の没落、
頼朝は平家の血筋の絶滅を命じる。
京都に残留していた平家の女子も、
賀茂川河原で首をはねられる。
ホロコースト、密告の奨励、
ナチスと変わらない。
かつて平家がやったことを
鎌倉のボスもやるわけです。

で、このような長大にして細密な物語を
口頭で語りついできた琵琶法師にも
驚嘆しました。
それを何か月もかけて紙に記録したインテリにも
敬意を表します。

いま、わたしは完読できましたが、50歳のときはどうでしたか。国文学でこの作品を研究の対象とした人をべつにすれば、なかなかに困難かもしれない。

わたしはあちこち、さまよい歩くうちに、
この物語に出てくる場所の90パーセントは
訪れていたのです。
宇治にしろ、屋島にしろ、住吉にしろ、逢坂の関にしろ、壇ノ浦にしろ、腰越にしろ、よろぼい歩いていたのです。
その記憶があったがために、
ずっと読みつづけられたようにも思います。

わたしは深い感動を得た。

信じられないほど詳細に栄耀と没落、死別と生き別れの辛さを浮彫にする作品でした。
そう、傑作でした。
1/26 3:18

28262824

掲示板に戻る