塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ2816 2016/1/15 8:43

▼世話係
できましたが、
長すぎた。
15枚の注文なのに、40枚も書いた。
1/15 8:43

▼世話係
仕事
明日、島木健作『黎明』を論じて、
終わりと鮮

後白河と言う天皇はなんなのか。
天皇についての批評的な言説はないので、
よくわからない。

ま、ずるそう。
自分だけは助かる。
( ´艸`)
だれでもそうか。
( ´艸`)
1/15 2:53

▼世話係
好天
かわいいこをさそって
散歩するのも
いいみたいですね。

ジジは仕事。
あと、すこし。
1/14 13:12

▼世話係
仕事
なんだか、部落問題について、
やさしく語ることのできる状況になっている。

『被差別小説傑作集』に長めの解説をつける。去年からやっている。
部落関係の書き手のほとんどが
当時のマルクス主義だから、
かれらの論評は死んでいる。
累々たる死者。

そんなことはどうでもいい。
早く終えて、『ジジと』にもどりたい。
89の女性が入歯をもぐもぐやりながら、
熱弁をふるう。
死ぬ前に肥大するメディアと古典的政治家への
呪詛を述べるか。
わがエネルギーはいまは上記の仕事で
費やされている。
1/14 2:11

▼世話係
読書
ミシェル・ウエルベックの二冊目。
初期の話題作『素粒子』読了。
うん、満足しました。

対照的な異父兄弟の物語。
主としてパリ、そしてリゾート地での性的な
カーニバル。
兄は肉体的なコンプレックスのかたまりなのに、
女性の、とくに若い女性を追いまわし、乱交の域にいる。

弟は性的な快感を得られないまま、
分子や粒子、遺伝学の研究に没頭し、
ついにクローン人間の誕生をむかえる。

ふたりは老いて死ぬが、
その生涯の女性関係や生活がかなりくわしく
報告される。

われら読者の楽しみは、
ブスのサルトルが出てくる20世紀の中ごろから、フーコーなどの流行を見て
世紀末に至るフランス文化の分析と失速の報告である。、
日本とあまりにも似ている。どこの国も、アメリカ以外はアメリカの流行に圧倒され、
物質主義、商業主義、ヒッピーのクスリ文化の蔓延を見ていたわけだ。

性的な放縦、ポルノ、乱交、変態、マゾ、整形で若さを保つのが至上の目的になる。
それらにしか価値を見出せなかった年代が諧謔をまじえて描かれる。

日本の当時のサブカルは、今日、マスコミで
肯定的に語られるが、
こちらの小説では苦々しい色合いで
否定され、ののしられる。

人道主義、エコロジスト、カトリック、死の脱色(これはわたしの言葉)、自由はしりぞけられ、
世紀末のフランス哲学の流行も指弾される。
ああ、「脱構築」とはなんなのでしたか。

作者のトリックは、10年、20年さきから、
現在を見てみるというやつだ。

思想的SFと、インテリ・マッチョの
はてしない性夢と読んだ。
1/13 2:51

▼世話係
連休明けは
いやな天気ですね。
5時から起きて、本を。
もうすこしです。
1/12 8:35

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