塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ2765 2015/10/30 0:29

▼世話係
がっこ
11月5日は、文化祭。
新作落語と、古典落語など。
わたしは「落語と文学」について語ります。
シュポさんが岩波文庫の円朝を読んだみたいなので、『牡丹燈籠』にもふれたいです。
儒教対西欧思想の対立と断絶をどう理解するか。
今日的な視点を得ることができるか。

当日は参加自由です。見学制度がありますので、無料になります。
10/30 0:29

▼SYUPO
牡丹燈籠
初めて読んだのですが、話の長さに驚きました。
登場人物たちは義理と孝行の板挟みに悩んだあげく、今では考えられないような自己犠牲的行動をとります。
そんなに古典の知識はないのですが、明治維新直前とはいえ、馬琴の『八犬伝』と変わらない心性で、軽い衝撃をおぼえました。
お露さんの「カランコロン」ばかり頭に描いていたので、ハッと、虚をつかれるような感じがありました。
10/29 21:28

▼世話係
読書
円朝『牡丹燈籠』
なんどめか。筋が複雑で登場人物も入り組んでいる。
煩雑物語とか、やりすぎストーリーとか、いいたい。
歌舞伎もそうだし、シェークスピアもモリエールも使う。
読みはじめは面倒だが、だんだんと人間関係が煮詰まり、バカにできない力を発揮する。

円朝の語りは、一夜ごとに、お露のカランコロンと、
伴蔵(ともぞう)の敵討ちの話が交互に進むのでもっと面倒だ。毎晩、高座に通った町人の理解力は、
なかなかに訓練されている。
後半になって、ふたつの流れがからまりあう仕掛けだ。
22日目のラストは一気呵成に語りつくす。
義理と孝行と人情のどれが大切かという、維新のインテリがきらった世界。
当時の人たちの会話が、会話言葉が、
徳川300年の平穏な社会で、
練り上げられているのがわかる。
音韻に呼気、幾層もの階層間の摩擦を
なめらかにするための、
神経をつかった言い回し。
そういうこまやかな文体を
円朝はよく理解し、楽しんでいる。
10/29 0:29

▼世話係
古東海道
田町駅に集まり、近くの「ざこば跡の公園」から出発しましょう。
10/28 18:22

▼お城大好き
「本芝」→調べましたら!
家元(談志)の落語で聴いてた「芝浜」で勝五郎が革財布を拾う浜は此処で、日本橋の魚河岸より古く、江戸前の小魚を扱った「雑魚場(ざこば)」があった。とありました。
10/28 8:42

▼世話係
猿芝居
ますます、「ニュース」という仕組に
関心をうしないました。

若いころ、国民の無関心が15年戦争を
引き起こしたと教えられました。
ほんとですかね。

生命の最後の時間は、アヘやオハマなどの、わが生と関係がない人たちの
行為や言葉にふりまわされません。
個の時間を政治に収容しようとする
悪だくみに
もう乗せられません。
10/28 2:19

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