塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板
過去ログ2744
2015/9/28 10:06
▼水前椿姫パリに駐在した最初の仕事は椿姫の墓参り。モンマルトル墓地に無縁仏として葬られていたのを、アルフレッドが掘り起こして墓を建てたのです。その墓にはお参り人が絶えません。ついでながら高級娼婦は今でもオペラ座の裏手のバーで客を待っとりますたい。相場は昔から靴一足の値段と言われとります。
9/28 10:06
▼蜘蛛フランスの娼婦物として20代の頃、マノンレスコー、椿姫、カルメン、居酒屋とナナ、へと読み進めました。
私はストーリーを追う読みしか出来ないのですが、今も心に残るのは居酒屋です。
しかし、こうなったら、社会面からを意識して居酒屋とナナを再読せねばなりません。
9/28 9:24
▼世話係ナナ追記『ナナ』読了2⃣の引用は、作品の末尾なのですが、
このすこし前にナナのモノローグもあります。
どちらも性差別はなく、売春婦への差別意識もなく、
これが150年前の文かと感心します。
永井荷風、高見順などの意識の低廉が際立つわけです。
☆
西欧の作家に性差別意識がないというのではなく、
ゾラになかったのに賛意を表したい。
9/27 1:22
▼世話係わさわさも終わり、また、ゆっくりと静かに
小説をつづけます。花籠です。
フラワーバスケット。
☆
あと70枚なんですが、停滞しています。
ジジの演説が凡になり、
どうしていいのかわからない。
ここを超えない限り完結しない。
嗚呼!
9/27 0:25
▼世話係おはよう訂正
☆
探報は探訪ですね。
☆
雨はやみましたね、
二日働いて、また二日休みですね。
いいですね。
9/26 9:15
▼世話係『ナナ』読了2⃣「彼女は自分が属する階級、
赤貧洗うがごとき人々や、
社会から見棄てられた人々のために
復讐したのだ。
そして、彼女の性が、
殺戮の野を照らして昇る太陽のように、
栄光に包まれて昇り、
一面に横たわる犠牲者(ブルジョア)の上に光り輝くときも、
彼女は自分のしていることも知らぬ
美しい野獣のような無意識を持ち続け、
いつも優しい娘であったのだ」
☆
いいですね、とても!
9/26 1:43