塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ2719 2015/8/27 0:58

▼SYUPO
おおっ
これは失礼しました。
釈迦に説法を説く愚をおかしていました。
「くたばって四迷」と、己に言っておきましょう。
8/27 0:58

▼世話係
あるようでないか
全生庵のそば
8/26 12:05

▼世話係
深醉
シュポさん、
『円朝と四迷』なんざんすよ。

ジジは青年期、全生庵のそばに住んでいて、
ね、幽霊画。
自慢するようになるので、もう書きません。
シュポさんが、「こぼし」画像で言われたことは、さもなん。
8/26 3:46

▼世話係
こんばんは。なにか…
スミマセン、どうでもいいことです。

「市民らが25日、東京・渋谷のNHK放送センターを囲む抗議行動をした」

民放をへこますには企業が広告を出さなければいい、NHKをへこますには視聴費を払わなければいい。

でも、企業もコマーシャルをしなければ売れないような商品しか作ってない。

視聴者も民法のバカ番組だけだと困るだろう。

でも、Nのニュースはアヘの逃げ口上を延々と流すのよね。三倍モードで早送りするけれど。
8/26 2:20

▼大魔神
どくしょ
道徳の時間
実にくだらない作品だった
火花
どってことなかった
スクラップ〜
うーん
流れ
読む気もしない
ジンジンジン大魔神!
8/24 16:06

▼世話係
読書
ゾラ『居酒屋』

読んでなかった。
ルネ・クレマン監督で、
マリア・シェルがジェルヴェーズを演じた映画で、
すましたらしい。

このトリオなら、再度見てみたい。

読みやすいという人もいるけれど、
ひとつ場面の描写がすごい密度なので、
たいへん。ゾラの筆力があってこそ、立ちどまる私を
引っぱって行ってくれた。

広大な洗濯場や鋳物工場、飾り職人、クリーニング店、場末の下町。
ダンスホールや葬儀。
明治維新のころのパリの暗黒が描かれる。

タイトルは、「ラソモワール」で、その日本語訳である。
「ソモワール」は、安酒(火酒)を出す居酒屋のことをいう。
この小説での「居酒屋」は、底辺労働者にとって
不可欠の慰労の場であるとともに、
飲酒による弊害の源泉でもある。

泥酔した男は家庭にもどると、妻子を蹴飛ばし、腹を踏みつけ、さらにすべての家具や
衣裳を質屋に入れて飲んでしまう。
「翌日になると、二日酔いも醒めぬうちに
また出かけてゆき、あちこちの飲み屋の戸を叩いては、また狂ったように飲み回った」(新潮文庫436p)

そして、ついにアル中で狂死する。一家離散、主婦や娘は、
乞食か淫売になる。
「あれをするほうがまだましだ。すくなくともだれにも迷惑をかけないのだもの。
あたしのものをあたしが勝手にするだけじゃないか。
腹がへって死にそうなとき、理屈をこねてもはじまらない」(669p)

この小説は、
近代の理性が資本主義勃興期の社会を
科学的に見つめた
「自然主義文学」ということになっているが、
どこに目がついていたら、
そんなふうに言えるのか。

よこしまな理念を廃すれば、
リアリズムと言える描写もあるけれど、
これでもか、これでもかという描写が
いつしか「自然」をこえて、「超現実」になって行く場面はおおい。
現実にはありえない妄念のパリが生まれ、その都会によって破壊された人間を、日常の生活の場で捉えた。

「小説」とはそんなものだろう。

残念なのは、
前半では、場面が確立され、
徹底的に細部まで描写されるのだが、
後半は、しだいにモノローグ、人物の吐きだす「呪詛」が多くなる。
かなり不満です。

訳者による「あとがき」にはもっと不満です。
8/24 1:31

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