塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ2687 2015/6/30 9:17

▼蜘蛛
氷壁、読んでいません
井上靖は、私が30代後半のころ、娘の受験勉強に付き合い『しろばんば』を読んだのが始まりで、自伝物、中国西域もの、古代ものへと読み進みましたが、逆に『氷壁』は山の本ということであえて抜かしていました。

『ダロゥエイ夫人』『めぐりあう時間たち』は思う存分に読んだので、先生を追っかけて次は『氷壁』を読みます。

わたしが最初に上高地を訪れたのは40年以上も昔ですが、ここには安宿のユース・ホステルがなく、白骨温泉のユースから通いで上高地を散策しました。
当時は、それはそれは静かで観光客は少なく、大正池にのんびりボートを浮かべているのは私だけでした。
今の上高地の華やかなこと。
穂高連峰は変わらず輝いていますが。
6/30 9:17

▼世話係
読書
井上靖『氷壁』を読みました。
それなりに構成はしっかりとできているし、
人物も個性的に描き分けられている。

面白く読んだが、わが感想はそれでけで終わりそうだ。
戦後すぐの新聞小説の通弊で、獅子文六がバタヤを描いた『自由学校』でも、適度に世相を取り入れながら、思考はいつまでも深まらない。
市井の常識を裁縫するにとどめている。
奥様がいて、女中がいる。運転手が門前に
迎えにくる。
インテリはえらく、荷運びは好人物だ。

涸沢岳を知るために読んだのだから、
大正池や河童橋、徳沢小屋など、知ることはできた。

昨夜は朝まで、ユーチューブの登攀のフィルムを見ていた。
すごいですね。幅50センチの尾根を渡るんです。

死神をからかっているみたい。

好きな女を山につれてきて、山頂からの神秘な世界を見せたい。と、思うそうです。
6/29 18:33

▼世話係
昨日は変な日だ
そもそもは、娘と些事の処理をするつもりで、前から予定していた。
そこへインタビューの話がまいこみ、
【インタビューと講演は固辞していますが】、
勉強するための材料になれということなので、頑固にならないことにした。

なんとなく話がもれて、いっしょしていいかどうか、などと話がリレーされて、
女子会になるはずだった。
結果、一、二人しか集まらなかったので、じじは、
ジョニーウォーカーを抱いて帰宅した。
6/29 3:05

▼世話係
子飼代議士
親衛隊は焚書し、
青年将校は言論統制、弁士中止、築地署で
「国益」に反する作家を拷問死。

若手代議士は不勉強。
6/28 17:19

▼世話係
がっこ
2日は、
竹中水前『黒い挑戦者』です。

届いていますか。
6/28 9:53

▼世話係
人はどこへでも行ける。
『戦後日本を狂わせた左翼思想の正体 戦後レジーム「OSS空間」からの脱却』展転社、2014年10月

を書いた著者は、半世紀前、東中野の新日本文学会館で、
わたしのちかくにすわっていた東大の学生でした。

人はどんな風にもなれるのです。
それでいいじゃないですか。
と言えないほど、彼は権力のありかを
知っているわけです。
6/27 3:05

26882686

掲示板に戻る