塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板
過去ログ2680
2015/6/15 4:29
▼世話係人世いろいろじじは、ほんとに我慢強くなったと思います。
そろそろお休みです。
6/15 4:29
▼世話係悪夢か善夢か「くそったれ、さっさとくたばりやがれ」
と、悪罵を浴びせられて昼寝から目覚めた。
☆
ひさしぶりに血が騒いだ。
「じじはおめえらの声を聞くと虫唾が走る。
殲滅の強批評をくわえるから覚悟しろ」
6/15 0:30
▼大魔神閃きジンジンジン
大魔神!
先日西武線の東伏見駅で降りたとき
ふとある突撃を思い立つが
なんとかとどまった
6/14 17:49
▼世話係読書ウルフ『灯台へ』
☆
『ダロウェイ夫人』の翌年に書いたものだから、文体は似ている。視点が頻繁に、唐突に変わり、一日のことが大半を占める。
☆
『灯台へ』はヴァージニアの両親がモデル。
裕福な一族の島の別荘に多彩な人があつまってくる。
大勢の子たち、若い女性画家は芝生でスケッチしている。
☆
最初のうちは悪戦苦闘。繊細な自然描写と心理描写に悩まされた。
いったい、どこへむかう物語なのか。
灯台へというタイトルだが、天候もよくない。灯台は無理のようだ。ここまでが65%ほど。
☆
そして10年が経過したあとの別荘。
主人公のラムジー夫人は死んでいる。
別荘の人たちは、不在の夫人の気配を食堂や芝生に感じている。
☆
ひとりの人間の消失の意味が問われる。
☆
そして人々はやっと灯台に到着する。
若い画家はもう若くないが、10年前に書き出した絵を完成する。
最後の一文は、「リリーは一本の線を描いた。できた、とうとう終わったわ。極度の疲れの中で絵筆をおきながら、彼女は思った、そう、わたしは自分の見方(ヴィジョン)をつかんだわ」
☆
孤島の別荘。スコットランドのスカイ島の
荒涼とした風景を知っている人は、
もっと深く本書を理解するだろう。
(わたしはストリートビューで片鱗を)
☆
『ねじの回転』は、こちらの読書のあいだにはさんだ。ウルフの感性の鋭さと、
それをささえる精神の強い柱。
比較するまでもない。
6/14 15:53
▼世話係がっこ18日は、黒河光太『求められていない』です。
未落手の方はここに書くか、
関係者に連絡してください。
6/13 17:25
▼世話係読書ヘンリー・ジェイムズ『ねじの回転』了。
これも評価と実体がかけはなれている。
語学教師の解説は、「研究」するためか、ずれが激しい。
☆
ゴシックロマンの模倣を楽しんだとしていい。4節冒頭に、
アン・ラドリクフの『ユードルフォの秘密』を引き合いに出しているのがサイン。
☆
同じ仕組みでも、『嵐が丘』や『ジェーン・エア』より、ずっと落ちる。
☆
並べて書くのは気が引けるが、
『探偵イザベラバード』もゴシックの模倣。
模倣したくなる何かが、古いイギリスの怪奇小説にはある。
6/12 0:04