塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ2667 2015/5/17 6:59

▼世話係
そうですね
すこし懐かしいですね。
映画にしろ、本にしろ、
それを観たり読んだりした時の自分を
引きつれていますね。

わたしはおおくを忘れていて、そのおかげで、
ふたたび楽しんでいます。

メルリ・ストリーブもくわえて、
三女優の名演・競演でした。
5/17 6:59

▼蜘蛛
本は読んでいませんが
大好きな女優が出演するというので観た映画でしたが、心に深く残る映画となりました。
エリザベス・テイラー『バージニア・ウルフなんてこわくない』
バネッサ・レッドグレイブ『ダロウェイ夫人』
ジュリアン・ムーア、ニコール・キッドマン『めぐりあう時間たち』

バージニア・ウルフなんて・・・は、タイトルだけで小説家ウルフとは無関係でしたが、この映画のタイトルで初めてウルフを知りまた。
初めはバージニア州の狼だと思いました。
5/17 6:18

▼長野のせんせ
戦争遺産図鑑 岩崎書店刊
安島太佳由さんの児童書写真集出版記念写真展がひらかれています。
会場は5月14日〜20日まで丸の内線新宿御苑前アィデムフォトギャラリー
「シリウス」です。機会があり初日にでかけ、図鑑も購入しました。
日曜休館なので18日〜20日の3日間は見ることができます。10時から18時20日は15時までです
戦死を強要する現政権がいかに見当違いをしているかが実感できます。
5/17 4:38

▼ 世話係
読書
ウルフの『ダロウェイ夫人』は、
50ページも進まないうちに投げ出した。
20歳前後だったか。ジョイスはおもしろかったのに、いまから思えば不思議です。

今回はすいすいと読みました。
6月のロンドンの美しい緑の公園を堪能しました。
ビッグベンをなんども聞きました。
神経質なブルジョア娘のナルシズムがただよう物語だが、他者や社会への違和感がすさまじく、
当人も苦しみ、自殺したい。

第一次世界大戦で、つぶされる脳漿、ちぎられる身体を見て、
シェルショック(神経症)になった男も出てくる。

人生を一日に凝縮してみせた。
『ユリシーズ』がダブリンの一日なら、ロンドンの一日。真似しすぎでもある。
でも、ウルフがジョイスを批判して、かれは自我の殻を割れなかったと指摘するのは当たっている。ウルフの自我は溶解する。

ついでに『ダ夫人』を換骨奪胎した映画『めぐりあう時間たち』をビデオで見た。
悪訳タイトルの典型で、
原題は『The Hours』だ。
時代をへだてた三人の女の一日が重層して描かれる。

小説の冒頭の有名な一文、
「ダロウェイ夫人は、お花はわたしが買ってくるわ、と言った」
から初め、小説内の会話、医者批判、登場人物名などが、
映画にちりばめられる。
すごくマニアックだが、それが素直にうまくひとつに
まとまっている。たいしたシナリオだ。

1941年にウルフは自宅近くの池で入水自殺する。
それが映画のトップに置かれている。

フィクションと現実が交錯しているが、すべてはフィクションなのだ。
5/16 23:57

▼世話係
やまおじさんは、
わかさんのブログを見ていて、
ぐるっと丸になるのですね。

さんくん小学校。
木造二階建で、ブルーのペンキ塗り。
いまのコンクリートの収容所スタイルより
温かみがあった。
軍国主義なのにね。
5/16 18:41

▼わかけん
やまおじさんのブログで
小説『ハルハ河幻想』を紹介していました。
私のブログも。
これから岡山紀行の中で、ハルハ河について書くつもりだったので、びっくりです。

http://yamaoji.cocolog-nifty.com/
5/16 16:51

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