塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板
過去ログ2366
2014/3/10 0:46
▼世話係つづきなにがこのような限界状況を日本にもたらしたのか。未来は予測できないので、過去の経緯について微力ながら再検討してみた。あれこれ愚考し、カメラの位置をうんとうしろに引いて、スパンをひろくとった。今回の事態の深刻さを勘案した結果で、千年に一度の非常時に直面していると思っている。維新以降の社会をはっきりとさせるために、江戸にカウンターポイントを置いた。「カウンターポイント」というのは音楽用語で、ドイツ語で言えば、「コントラプンクト」で、「対位法」などと訳される。対比することで相互を際立(きわだ)たせるという意味にもなる。原点を「江戸」に置くことで、いまの社会がはっきりするだろう。
江戸から現代へ。明治・大正・昭和・平成と、わざと元号を使用して「四代実録」の体裁をとった。一章は江戸の叙景で、すこしばかり牧歌的になるが、現在とのコントラストを考えている。各章はかなり独立性がたかいので、おいそぎの方は、どこから読んでいただいてもよい。後半はわたしの生きた時間とかさなる。長寿をいいことに自分のことをすこしだけ記した。
昭和二十年(一九四五年)こそ、すべての日本人が了解する維新後の社会の大変転の時間だ。日本の通史にこれほどの規模の大事件が起きたことはない。
それ以前と、それ以後。
戦後の日本は、維新後の日本をくりかえした。いずれも結末は暗転し、原子核のすさまじい惨禍になる。お談義にしては強烈すぎるが、それがわたしたちの現実だと了解したい。
3/10 0:46
▼SYUPOはい、読んでのお楽しみ。
3/9 18:18
▼世話係きっと、いいネタが構成で落とすのです。かれは。
秀吉に曽呂利が話すスタイルを
取って、
荒唐無稽な話を紡ぎだす。
結末は、……
3/9 15:49
▼SYUPO面白そうなので、『黄夫人の手』などを、読んでみましょう。
3/9 15:11
▼世話係ま、知られていることではなし異能の作家を、
当時の文壇作家が疎ましく感じたのでしょう。
一連の「怖い話」は、
シュポさんに同じです。
3/9 14:24
▼SYUPO恥ずかしながら俳優の大泉滉が、黒石の息子とは知りませんでした。
小津作品『お早う』で見せた、クセのある演技が印象に残っています。
3/9 14:13