塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板
過去ログ2094
2013/6/3 7:48
▼世話係好天でよかったです。ビール2個しか飲めなかった。
老いるというのは辛いことです。
鶴見の夜も。
あの店、なゆに教えなければ。
6/3 7:48
▼わかけん蛇も蚊も出たけ〜実際に見て人にも聞いて、もっといろいろ分かるかと思いましたが、謎は謎のままでした。でも、興味深い祭でした。
メロディがわかったのは大収穫。
意外にわらべ歌のような優しい旋律です。
帰って、急いで『車』の最後を開きましたが、「風が留平衛の声を運んできた」と書いてある!
失礼しました。
しのが、助十の背中を見ながら、留平衛の歌う「蛇も蚊も」を心の中で聴く。
というシーンだったのですね。
いずれにしても、印象深い映画的なシーンが思い浮かびます。
6/3 6:53
▼世話係花見同様逆転の雨追放。
12時に生麦で。
6/2 8:58
▼世話係がっこ6日は、星川尊『リセット』と
清水善樹の詩6篇をやります。
ふたりとも相当の巧者ですね。
6/2 1:13
▼世話係13-3足を早めて通りすぎだが、つやはおのれの顔がほてるのを感じた。
岡場所はご法度のはずなのに、深川ではここ数年、このような見世がふえた。人気のある女のまえは人だかりだ。
そのまま広場をまっすぐ行くと、八幡宮にならんで三十三間堂がある。入船町に家が建ち始めた元禄のころ、浅草からこちらに引っ越してきたそうだ。おおきな建物だが、おくにながい高縁のしたは、こじきの格好のすみかになっている。広庭では毎夜のように酒盛りだ。雪どけのしめった地べたにござを敷いて輪になる。むしろにくるまって焚き火のそばにうずくまっている者もいる。
犬までが数匹、うろついていた。
三十三間堂とむかいあう一帯が入船町だ。大横川のむこう岸にも家が建ち、入船町がひろがった。そのさきは、雑草のしげる埋立地で、そのうちここも家でうまるだろう。つやの家は大横川の北側なので、汐見橋をわたらないでよい。
大店(おおだな)と大店のあいだの木戸をおくへ入ると、うら長屋がいく棟もつらなっていた。漁師や船頭がおおく住み、河岸揚げ人夫もいた。井戸のそばの柿の木の枝にちょうちんがぶらさがっている。そのしたに、この時刻でもまだ女たちのすがだがあり、つめたい水で釜などを洗っていた。
「こりゃだれかと思ったら、焼接屋(やきつぎや)のつやではねえか。薮入(やぶい)りでけえってきたか」
と、いきなり声をかけられた。
「こんばんは、さかな屋のおばさん」
と、あいさつをした。そのとなりから、左官の家の老婆が、
「ほほほ。つや、けえってきたか。こいつは、おっかさんがよろこぶわ。お七さんは、『うちのつやはお医者さんのお屋敷で女中奉公しておる』と、いつも自慢してる。ふはふはふは」
と、うれしそうにいう。
「へえ、そんなほらをふいてますのか」
とつやは笑い、まっすぐ駈けて長屋の戸口をがらりとあけた。
「ただいま」
ほっとして息をはずませたが、すぐに口をつむった。むっとした温気(うんき)が押しよせてきた。汗と小便と屁のにおいがする。ぬかみそのにおいに、薪(まき)のけむるにおいもする。となりのへやからは、赤子の泣き声、わめき声、歌声など、それはそれは、にぎやかである。
「ま、こりゃこりゃ。つやではねえか。おめえ、とうとう、ひまをだされたか」
お七がへっつい(かまど)のまえから首をのばし、つやの背のおおきな荷を見ていった。
「なにをいう。薮入りでねえか」
6/2 1:07
▼咲いいなぁやっぱり行けません……。いい天気でありますように。みなさま、楽しんでください!
生者必滅会者定離 きばります。
6/1 23:17