塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ2080 2013/5/23 1:58

▼世話係
月曜に
大山に行けたらいいな。
ここなハンバーグを食いたい。
ビールは、ね。
後期高齢者むきではないね。
大ぐらい、一杯はやりますけどね。
5/23 1:58

▼世話係
しお散歩
水曜日に大陸に行けたらいいな。
でも、しおが呑みすぎると、みんなも
二日酔いになるよね。
なゆしおふたりで呑むと、気楽だけど、
ひとり一升は行くよね。
そのお代もしんどいし。
ま、家飲みがいいか。
朝まで呑んでても、文句を言われないし。
5/23 1:56

▼世話係
11-10
さり気なく勝栗を箸で取ったつもりが、指の力がぬけて、金色のむき身がたたみにころがった。
「あ、あ、あ。これはとんだ粗相(そそう)をいたしました」
鼻紙をふところにさぐった。
「なにかまいません。ひくっ、それで直助さんがあまりにも真剣なので、小山田庄左衛門について、ひくっ、ひくっ、ひとつ話してやりましたよ」
「もうしわけないことを」
やっと指で勝栗をひろって三方に置き、あたまをふかくさげた。そのさきの話をききたくない。
「その者、ひくっ。赤穂浪士の小山田庄左衛門というのは、討入り直前に、浅野内匠頭のお小姓・片岡源五右衛門さまから、金五両と小袖を盗んで逃げだした野郎だとおしえてやりました。講釈(講談師)によりゃあ、討入りの日の夕べ、酌婦(しゃくふ)を相手に酒を飲んでいるうちに寝こみ、目ざめたときには朝になっていたという。よほど頓馬な野郎だ。ひくっ、ひくっ。直助さんはきょとんとしていましたが、それから笑いだしました」
「なに、笑った」
庄左衛門はもうなんとこたえていいのかわからない。もっともききたくない言葉が、患家のひとりの口からでた。裏切り者を笑う小気味のよさが声の調子にあった。仏具屋はなおも言葉をつづけているが、庄左衛門はもう耳をふさぎたい。相手の顔を見ることができない。
「それで、中島先生。笑ってる直助さんを見てると、すこし腹がたちましてな、ひくっ。しょうがねえや、僭越(せんえつ)かもしれねえが、わたしゃ、直助さんをしかりつけてやりましたよ」
「なんといってくださったか」
必死にいつもの口調にもどったが、声はかすれた。息がぜいぜいと鳴った。相手が酔っていたし、話に夢中なのですくわれている。
「おまえ、ひくっ、直助さん。小山田一閑という位牌のおかたが四十七士かどうか、そんな寝ぼけたようなことを考えるのはよしにして、もっと仕事にはげんだらどうだろう。ひくっ、中島隆碩先生は長崎でオランダの医術をまなばれたりっぱなおかただ。そのもとで、はたらけるだけでもしあわせではねえか。それも、ひくっ、庭仕事など、下(しも)の仕事だけでなくて、くすりの調合まであれこれとおしえてもらっておるではないか。お内儀さまからは字の手ほどきまでうけたというではないか。こんな境遇になんの不足があろうか。それ以上のぞむのはばちあたりというものだ。ひくっ、ひくっ。そのようにさとしてやりましたよ」
5/23 0:13

▼大魔神α
アルアルアル
アルファー!
フー
5/22 13:19

▼咲
スイッチ入りました
ありがとうございます、センセイと娘さんのことばを読み返して、なんかスイッチ入りました。第2稿、ぶっ飛ばせそうです。ありがとうございます。
5/22 11:44

▼蜘蛛
先生
一日ゆっくりお休みください。
ありがとうございます。
5/22 10:50

20812079

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