塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板
過去ログ2067
2013/5/10 2:42
▼世話係311を語るために、維新前後の言語の話から始めたのは、
まどろっかしい感じではないか。
でも、いまさら全体の構成は
変えられない。
じじいはひとり灯下の下、悩むのです。
5/10 2:42
▼世話係読み返すと、前途多難なことがわかります。
わたしはパーツごと組み立てて行きますが、
うまく行かなかったパーツは
全面的に直さなければなりません。
まだ葉があるので、
いじりまわします。
5/10 1:28
▼咲もちなおしましたカッパ、もちなおしました。他者は大切、恋と乞を思い出しました。うないおとめは、いよいよこれに取り組みます。私が避けてきたことに直面しました。書くことによってしか、内省もしない、愚かなカッパです。
会者定離を考えています。
5/9 13:47
▼世話係10-13「さ、不足のぶんは、これでおぎなってくれ」
と、あらためて刀をさしだした。
「はっ、ありがたくぞんじます」
と、庄左衛門はおしいただいた。ため息がでるほどのうつくしさだ。あちこちにちいさく金の象嵌があった。これならば、倉橋伝助の刀・広国にまけはしないと庄左衛門はそのとき思った。小判の包みは懐中に、脇差は胸に抱いて退出しようとすると、
「おお、そうだ。小山田、話の最後になってしまったが、父御(ちちご)はいかがなされておるか。たしか、品川で娘さんの世話になっておるときいていたが」
と、大石内蔵助が声をかけてきた。
「はい、この冬に中風(ちゅうぶう)で、半身が不随になりましたものの、ほかにはこれといった故障もなくくらしておりまする」
庄左衛門は敷居のそばで、片ひざだけをついたかたちでこたえるはめになった。
「そうか、お気のどくに中風になったか。赤穂ではだれよりも朝は早く登城なされ、あちこちを見てまわられた。律義者の一閑さまと、だれもがもうしておった」
「はっ、おほめいただき、ありがたくぞんじます」
と、庄左衛門は敷居のそとにでて、いまいちど平伏して頭をさげた。
「これで包んでいかれたらよろしいでしょう」
玄関の三畳にもどると、大石主税が小紋のふろしきを用意してくれていた。
懐中の小判のおもさと、胸に三原を抱いて、本石町の小山屋をでた。ぼうと上気していたから、大夫の言葉をただのあいさつのように思っていたが、あとで考えると、脇のしたに汗がにじむ思いがする。すでに内蔵助は庄左衛門の心に芽生えかけた悪心を見ぬいていたのではなかろうか。いや、庄左衛門自身がまだ逃亡を決意していたとはいえないから、内蔵助にわかるはずがない。だが大夫は庄左衛門の背を見て、本人よりもさきに行くさきを知ったのかもしれない。
それで釘をさした。
わざわざ小山田一閑の功績にふれ、父親をはずかしめてはならないとおしえた。
「ああ、父上」
庄左衛門は仏壇にむけてしゃべった。実際に声をあげたのかどうかは、自分でもわからない。でも、羞恥で顔に血がのぼってきた。
5/9 9:38
▼世話係蜘蛛御前忝い。
この漢字、5文字分だ。省エネです。
忝い。
河出からの本は、電子本になりました。
イーブックジャパンから発売。
わたしはまだ見てません。
5/8 23:56
▼蜘蛛どうなくす?部落差別[3.11以後の差別を考える]
読みました。
ただただ自分を恥じました。
「西光万吉の浪漫」を読んでます。
5/8 22:47