塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ2046 2013/4/17 19:56

▼ミラクル大魔神
吉報
地震により目覚める。
名前も大魔神αに。

涙の復帰の大魔神とかけて
安倍首相ととく
そのこころは

待ってました!
4/17 19:56

▼咲
お疲れさまです
「だまっていても死、話しても死だ。」
これ、素敵です。

どなたか、森鴎外の『生田川』、どこに入ってるか、ご存知でしたら、教えてください。
むしまろ、やかもち、田辺、大和と、読めば読むほど、救いない話です。
それで、求塚です。墓まで二人の男にはさまれてます。うないおとめは、今も、あの世で、地獄めぐりをしてるんでしょう。ふー、疲れます、散歩しよう、るるる〜。
4/17 14:09

▼わかけん
ジーンとくる
場面ですね。
「紅色のこいくちびるがすぐそばにあった。すこしあいた口には鉄漿つけをした歯がのぞいた。それだけが早蕨とはちがっていた。」
このシメ方は勉強になります。

みなが過剰に空気を読み合い行動する。
忠臣蔵に熱中するのはいいが、その裏側も同じ程度にまなざしをむけることはしない。

庄左衛門の物語、この後、知っていても気になります。
4/17 11:11

▼世話係
追記
第8章は、やっと終わりました。
脱落して行く、忠臣がいっぱいいたのです。それがヒト、それが世間でしょう。
たぶん、もっとも長い章でした。
ご苦労さま。
4/17 10:59

▼世話係
12
あでやかに着飾った早蕨を見ながら、胸のうちでつぶやいた。「命がそんなに惜しいのか」と倉橋伝助がつばでも吐くようにいったが、では、おまえは平気でいられるのか。みんなといっしょのときはつよがるが、ひとりになっても、おなじようにいえるのか。まして、このようなうっとりとした気持ちのときには、もうすこし生きていたいと思わないのか。
 「気がおかしくなりそうだ」
と、庄左衛門は大木戸の石垣に背をおしつけてお多可に訴えた。
 「あなた、きこえておりますか。なんだか、討入りの年の庄さまにもどったみたいではございませんか。ほれ、しっかりしなされ」
 「ああ、お多可。なんだかそうぞうしいな」
 旅人や馬子、水売り、僧侶に百姓、近所の漁師の子たちがふたりをとりまいていた。てんでにしゃべる言葉がひとつになってやかましい。
 「駕籠を呼びましたよ。あたしといっしょに、深川万年町にもどりましょう」
と、お多可が耳もとでささやき、手を庄左衛門のわきのしたに入れてだきおこした。髪油とおしろいのにおいがが鼻をつんとさした。
 「すまねえ」
紅色のこいくちびるがすぐそばにあった。すこしあいた口には鉄漿つけをした歯がのぞいた。それだけが早蕨とはちがっていた。

4/17 10:52

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