塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ2035 2013/4/2 7:22

▼わかけん
えいよ
アベミックス焼きがはやグダグダに。
じゃあ栄誉賞だって。
エイプリルかと思いました。
4/2 7:22

▼世話係
4・1
いつも年齢を詐称しているので、
きょうはやめときます。
4/1 23:53

▼咲
生田
うないおとめをやろうとすると、生田という名がよく出ます。そう、去年、岡坊さんに連れていってもらった、生田の森です。あれは、先を暗示する出来事だったのか……、近々また行くことになりそうです。
話は飛びますが、星の王子さまは、キツネに言われました。「あんたがばらを大切だと思うのは、ばらのために無駄な時間を費やしたからだよ」
なんか、涙が出ました。気づきました。私は自分には無駄の限りをつくします。他人には……打算しかないかもしれません。貧しいことです、でも、それが私です。
4/1 17:23

▼世話係
おはよう
刀の話は、
小道具の刀の重要さをいっています。
4/1 8:24

▼世話係
9
「なんだ、わからねえのか。ほんとにおめえは、なんにもしらねえ」
「へえ」
「お金持ちで、それに人徳もある者のことをいうのさ。それで、ある有徳の町人が、脇差を上等の箱におさめて梁(はり)につるし、毎朝、手をあわせておがんでおったというのさ。こんなふうにな」
お師匠は左手を胸のまえに立てて合掌のまねをした。右手はキセルをもっているからあわせられない。
「神棚や仏壇をおがむのならわかるけど、刀をおがむのだ。つや、おかしいだろう。その家(うち)の者もわからないまま、さぞかし世にもまれな宝剣なのだろうと思っておった」
「うん、それで」
お師匠の話しかたが上手なので、つやは引きこまれた。
「ところで、その町人は四十をすこしすぎたばかりで、ぽっくりと死んでしまった。財産をどうわけるのか、家族にいいのこすまもなかった。それだもんだから、遺族のだれもが宝剣をほしがった」
「うん、そりゃそうだ」
つやはうなずいた。自分だってその場にいたら刀をもらいたい。
「みながあつまり、木箱を梁からおろして、ふたをあけた。いま作ったばかりのような白鞘が入っていた」
「ああ」
「だけど、刀をぬいたところ、刀身はすっかり錆びていた」
「なんだ」
と、つやはがっかりしたが、すぐに、
 「なぜ」
と、へんな感じになった。
「長年、梁に吊ってたから錆びたのだろうと、みなは研ぎ師に研がせてみた」
 「ぴかぴかになったか」
 「赤い錆びはおちたが、案に相違してなまくらだった。しかも、火事でいちど火をくぐった鈍刀(どんとう)だと研ぎ師はもうすのさ」
 「へえ、鈍刀か」
 「そうだ、なまくらだ。ぼろ刀だ」
「わからねえこともあるもんだな。なんでそんなぼろを、有徳の人はありがたがり、毎朝おがんでたのか」
つやは首をかしげた。
「家人も見当がつかなかったが、いきさつを知る老人が町内におったのさ。その年寄りが話すには、有徳の人はわかいころにゃ、短気で酒ぐせがわるかったそうだ。ちょっと酔うと、ああでもないこうでもないと、口角、沫(あわ)をとばして人に反対して、すぐにけんかになった」
「なにか、コウカク、アワとは」
「あまりに夢中で話したため、ほれ、口のこのあたりに蟹のように泡がふきだすのさ。つやは見たことがねえかい」
「見たことなぞねえ。よだれが欠け歯のあいだから地面へつうと流れおちるじじいは知っておるが」
4/1 8:21

▼わかけん
それにしても
昨日の二人は迫力ありましたね。
かずみさんは、をぐりを演りたいと言っておられました。
楽しみです。
3/31 13:29

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