塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板
過去ログ2026
2013/3/22 0:20
▼世話係ただいま蛍の光でした。
去っていく人たちに
惜しみない拍手。
3/22 0:20
▼世話係2三合徳利に手をのばした。
残っていない。
もう寝ようと一瞬思ったが、立ちあがるとふらふらと台所へむかった。声をひそめて、
「つや。おい、つや」
と、呼んだ。
いろりのある板の間の右手に女中べやがあった。三畳のひろさの板の間だが、すみに長櫃(ながびつ)を置いたため、寝るだけの用しかたせない。春までいた前任のお里は、牛のようにふとっていたが、根がやさしい。櫛箱(くしばこ)や信玄袋や雛人形、羽子板などにうまっていた。地べたに店をひらく小間物屋(こまものや)の常連だった。
こんどきた女中のつやは物に興味がないのか、それとも給金はぜんぶ入船町(いりふねちょう)の親に渡しているのか、欠けた鏡と櫛、それに紅(べに)ぐらいしかもっていない。
「つや」
と、くりかえした。
木綿(もめん)の足袋(たび)から冷たさがしみこんできた。さむさがきわまる極月(ごくげつ)であった。
「へえ」
やっと返事がきて、よこに桟の入った板戸があいた。くらくて表情は見えない。
「ねむってたか」
「へえ」
「ひやでよいから、酒を注いできてくれ」
といって、庄左衛門は座敷にもどった。
土間のほうで薪(まき)につまずく音がした。つづいて、樽(たる)のふたをずらす音、柄杓(ひしゃく)がふちにぶつかる音がした。
「ばかたれめが、しずかにしねえか」
どなりたいのをがまんして、台所とは反対の寝間(ねま)のほうに気をつかった。ふすま戸のむこうでは、お多可(たか)のいびきがやんでいた。おきだしてくるのかと思ったが、しんとしている。体をあわせたあとは、それがみじかいまじわりであっても、お多可はふかくねむりこむ。
「これくらいで、ええか」
障子があいて、つやが入ってきた。どんぶりに酒をなみなみとついで、すり足で運んできた。綿がはみだしたぼろの寝巻をまとっている。ろうそくの明かりのなかに、はだしの足が入ってきた。しもやけで赤くはれている。
庄左衛門はつやへの腹立ちをおさえ、
「ああ、こぼすでないぞ」
といった。
「へえ」
3/21 9:33
▼わかけん日曜は寒いみたいですね。
3/21 8:25
▼世話係おはよう寒いといってたのに
暖かいね、
今朝。
3/21 8:00
▼世話係たまにはなにか書きますか。
バーについてです。
高級な酒を並べたバーは
女の顔を見に行くというのが
常態ですね。
また高級酒について薀蓄を述べる
のん兵衛も好きではない。
わたしが行くのは、
安酒の並ぶ棚のむこうは、
どぶ川が流れていて、
サントリーの
サトウキビの黒いエキスの味のする、
これがウイスキーかというようなのを
ちいさいグラスに何杯も
注ぎ足して
飲むのがいい。
3/21 2:20
▼世話係論じる対象が悪いよ。タイショウは、だいぶボケてきた。
駅の階段に座っていて、
「じっちゃん、大丈夫」
と、心配した○○さんに、うちまで
送ってもらいたい
3/21 1:06