塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ1996 2013/2/19 10:36

▼蜘蛛
あの浪士がなんと!
深川万年町のニセ医者だったとは。
それを今頃知って・・・・・わたしはアホ? だわ。

これはすごい、この本、絶対買います。
出版待ってます。
2/19 10:36

▼世話係
25
「そのときは、死のう。われら全員、邸内で切腹してはてよう」
というのが、大石内蔵助の意見であった。
 座が動揺した。それまでは威勢よく勝つことばかり考えていたのに、一転して敗北をつきつけられた。しかも、その場で腹を斬ろうというのだ。庄左衛門は背筋につめたい汗が流れるのを感じ、腕のうぶ毛が総立ちになった。床の間のほうにならぶ面々の顔をうかがうと、小野寺十内のとなりの大石主税(おおいしちから)は、まだ十五だ。庄左衛門よりはずっとわかいのに、ふいに頬を赤くしたものの動揺したようすはなかった。
 「死ぬのはかんたんですが、かたきを討たずに切腹など、まさに犬死ではござりませぬか」
うなるような声が耳にとどろいた。もとの席にもどっていた堀部安兵衛である。江戸在住派の中心にいて私心なくはたらいた。そのいうところをだれもが無視できまい。
 「そうよ、吉良のしらが首を取らずに、なんでおめおめと死ねよう」
と、庄左衛門もいいたかった。いつもは独断専行の安兵衛に不満をいだいているのに、このときはおおいに賛成した。庄左衛門はまだ二十六、したから順にかぞえて、五十数人のうちの十番目ぐらいだ。このわかさで露と消え、翌七日という日はこない。もちろん大晦日も、元禄十六年(一七〇三年)の正月もない。
「雌伏十年でも覚悟して、ぜひぜひ、かたきを討ちとうにぞんじます」
という声がした。だれの声かわかったが、それもまた庄左衛門自身の言葉のようであった。
「わかった。雌伏十年、雌伏二十年でもよい。かならずや、かたきを討とう」
と、大石内蔵助がこたえるのをまった。
だが、床の間のほうからひびきわたったのは、六十すぎの吉田忠左衛門(よしだちゅうざえもん)の声であった。おおきな体躯をしているので、声が体内にこもり、たいこの音のように、おもおもしくひびいた。
 「なにをもうしておるか。潜行して再起すべきなど、いうはやすく、おこなうはかたしだ。おのおのがた、よおく考えて見なされ。いちど吉良邸に押し入ったわれら郎党を、お上がほうっておくだろうか。これまでとはちがい、もはやわれらをかくまうところは、どこにもござりますまい」
いわれてみればそのとおりだ。公儀の許しを得ない騒動をおこせば追われる身になる。赤穂にくみして庇護すれば、天下に弓を引くことになる。
座が水をうったようにしんとした。
2/19 8:34

▼世話係
こりゃなに
民主党が、「生活者、納税者、消費者、働く者の立場に立つ」という姿勢を新綱領に明記とか。
これまで、だれを代表してたのですかね。
2/19 7:49

▼咲
千秋楽
昨日、荊姫ちゃんは千秋楽を迎えて、去っていきました! 打ち上げでは久しぶりに午前2時……さま。次のお話、ご紹介などいただき、めぐりあわせに感謝しています。何度も言いますが、10年前なら絶対やらなかったことを今やれるんですから、たかが人間の、私のこだわりなど、宇宙のハナクソより小さいとわかりました。
小梅村さん、私は俳優じゃないですよ〜。宴会でお久しぶりにお会いしました。
引っ越し……、まあ一人で、たったひとり、こまごまとカッパは荷造りしてます、
2/18 18:17

▼小梅村
昨夏、ここで大島渚特集をやっていて、小山明子が来て、舞台挨拶?講演をしました。そのころ出た本を買って、握手をしました。握手した女優は、岡田茉莉子、大竹しのぶ以来です。ちなみに咲さんとはまだしていませ。。ミーハー報告でした。
2/18 16:59

▼世話係
ひさしぶりですね。
これから橋の下の写真を
数枚、お見せします。
昭和天皇(イッセー尾形)の「太陽」が、わたしの観た最後です。
2/18 15:45

19971995

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