塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板
過去ログ1971
2013/2/1 19:59
▼蜘蛛連載小説はまってます。
お袖ちゃんがスキ!
お線香で笑いました。
2/1 19:59
▼ミラクル大魔神鎮座ミラクルミラクル
クールクル!
ふゃふぁ〜。
2/1 16:54
▼咲赤い着物が追いかけてきた、いいですね。
昨日、荊姫ちゃんの、通しを見ました。荊姫ちゃんは、私が書いたものでありながら、別の荊姫ちゃんになってくれている、すばらしい。
戯曲を演じたのを見ると、落ち込むこともあります。でも今回は、私の創造を超えました、すでに。(10年前の私にはできなかった、大衆演劇ふうは、許せなかったでしょう。でも、なんか、私に教えてくれた気がします。)
あとは、完成度、二週間あるんだから、余裕です、るるる〜。本番が楽しみです。
2/1 9:06
▼世話係おはようAさん以外はパスしてください。
庄左衛門は医者。この時代、だれでも医者になれた。
でも、ま、ニセ医者。
仏壇屋の娘の往診に来た。
2/1 8:18
▼世話係つづきG「先生、あんな夜鷹(よたか)を相手にしねえほうがいい」
こまっしゃくれたことをいいながら、にきびのふきでた顔をいっそう赤くしている。夜鷹も、けっころがしと似たようなものだ。
「こらっ、きこえだぞ、辰。てめえこそ、女のはだかをおがみたくてうずうずしてやがるくせに、よくもぬかしたな」
お袖が追いかけてきたので、庄左衛門は辰をつかまえて万屋へ走りこんだ。土間には黒いうるし塗りの仏壇がいっぱいならんでいる。まだ位牌(いはい)もなくて、がらんどうの箱なのだが、それでもおごそかな雰囲気がするのがおかしい。
追いかけてきた赤い着物も入ってくる勇気はない。そとからのぞいて、
「おめえら、みんなばちあたりだ」
とわめいた。
「こら、お袖。店のまえでさわぐと承知しねえぞ」
と、おくからでてきた万屋幸助(よろずやこうすけ)がしかりつけた。四十になったかならないかで、背はひくいが肩が張って肉づきがいい。ちいさい店をここまでにした自信が貫禄になっている。
「なんだか天気がくずれそうですな」
と、庄左衛門はあいさつした。
「中島先生、まちくたびれたぞ。ひくっ。天気のことなぞどうでもよいから、さ、早く」
「ああ、すぐに」
「娘の伊予がかわいそうだ。早くなんとかしてやってくれ」
と、せきたてる。
「師走にもなると、なに、しがねえ町医もけっこういそがしいのだ」
と弁解しながらも、勝手を知っている家だ。店をおくにすすみ、中庭の井戸のわきを雪駄を鳴らしてすぎた。もう伊予の声がきこえてきた。
紀州からきた新将軍は江戸の火事がおおいのにおどろき、町奉行の大岡越前守(おおおかえちぜんのかみ)とはからって、この四月から町家でも厚塗りの壁にかわら屋根の蔵をつくってよいことにした。万屋ではすぐに離れをこわしてこれを建てた。品物の仏像や天蓋や仏壇を保管するためというのは名目で、いそいだのは娘の伊予をそこへ寝かせるためだ。
厚い扉のそばに幸助のお内儀と女中がいた。
「お湯を用意していただこうか」
と、あいさつがわりにいい、線香の煙のたちこめる蔵に入った。くさいにおいを消すためだとわかるが、鼻のおくがむずがゆく、くしゃみがでそうだ。病人自身も、もうあたしはほとけになったのかと錯覚するのではなかろうか。
「なにごともほどほどにするがいい」
と、うしろについてきた幸助にいった。
2/1 8:11
▼世話係Aさん、明日はつづきを乞胸の本の
やさしいタイトルを考えているうちに
夜半になりました。
1/31 23:33