塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板
過去ログ1204
2011/7/9 10:58
▼咲ぬしと話してみたい卒塔婆のぬしと話してみたいです。ところで、なぜ「婆」がつくのかとふと思いました。「卒」は死者の襟、「塔」は仏塔、まあわかる。「婆」は……女の舞・神女……からきていると、白川静さんを見て、なるほどとウロウロしました。
この季節、百物語集、いいですね。この数日、「卒塔婆小町」「鉄輪」を考えていたので、なんとなくの偶然がうれしいです。明日、「鉄輪」を見にいきますー。暑さ寒さを感じられるかしらと、とても楽しみです。
7/9 10:58
▼SHUPO世話人さん、……さすが早業です。咲さんも、なにか参考になりましたら、幸いです。「露萩」にはぞんざいに扱われた沢山の卒塔婆が出てきますが、無機的な「数」に還元されてしまった震災の犠牲者たちの命を連想させます。
7/9 2:02
▼世話係下のは読みやすい。縦書きだし。http://web-box.jp/schutz/pdf/2uhagi.pdf7/9 0:08
▼世話係そうですか。同じ場所かも。「露萩」のラスト。
「あはれ、塔婆のぬしは、仔細あつて、此の大池に投身したのださうである。
ーー 場所は、たいがい、井の頭のやうな處だと思つていたゞけば可い。」
7/9 0:03
▼咲すてきな宴柳の下に妖怪ですか、すてき。じゃあ、河童ちゃんも、オッケーですね(なにがや)。妖怪たちも、公園口でウロウロ宴会してたのかしら。
鏡花……妖怪、ありがとうございます、すてきです。
7/8 23:49
▼SHUPO柳の下にいる別のものについて。1923(大正12)8月19日に、井の頭公園正門前の割烹温泉旅館「翠紅亭」にて「百物語」の怪談会が行われたそうです。参加者は泉鏡花、喜多村緑郎、花柳章太郎、長谷川伸、平山蘆江、新橋・柳橋・浅草などの綺麗どころ……他。鏡花はその時の体験と関東大震災の話をからめ、翌年10月に「露萩」という短編作品を書いています(ちくま文庫「文豪怪談傑作選・鏡花百物語集」の解説を参考にしました)。あまり関係のない話だったかもしれません。失礼しました。
7/8 23:16