―果ての廃墟―

過去ログ407 2007/5/25 14:55

>アルミフィ
退室
『無駄話は此処までだ。次がくる。』

ああ、もう… ―――面倒ですの。みんなまとめてかかってきなさいなのです。
(少女が鎌を構える。するとまるでそれに呼応するかの様に怨霊達がざわめいた。個々の質は高くない。油断さえしなければやられることはいだろう。が、しかし問題なのはその数。果たして消しきるのにどれくらいかかるのやら。夕飯までに済めばいいな、なんて内心に少女は思いながら―――。)

I will lead you―――

(―――詠唱、開始。廃墟に鳴り止まぬ怨霊の声が木霊した。)
5/25 14:55

>アルミフィ
『ふむ。大して純度は高くないらしい。二節程度で充分消せるだろう。』
変に大物が出ても困りますの。

(少女の周り、倒れ伏したナニカ。痙攣じみた動きを見せたかと思えば、サァと砂の様に消えたそれは魂。悪しき空気に汚され淀んでしまった哀れなモノ。道を違えてしまった魂を処理は少女の務めの一つ。だが、当の本人はといえばあまり乗り気ではないらしい。)

手間取ると郵便業務に支障が出てしまいますの。クレームなんかが出たら目も当てられないのです。
(どうやら少女的には今していることよりも郵便屋としての仕事が本業らしい。 ―――と、また物陰がざわめいた。汚れた魂、怨霊達のほうは俄然やる気な様子。)
5/25 14:41

>アルミフィ
To a place peaceful coolly darkly.

(第二節詠唱で練り上げた魔力に障気をブレンド。飛びかりくる脅威を指差し、そして作り上げた呪を装填、発射――― 着弾。額を打ち抜かれた一匹がのけぞり墜落する。)

『右前方及び左後方、続けてくるぞ。』
はいな、了解ですの。

(次弾装填、続けて射撃。二つ、三つ、四つ――― 五つ目で残弾零、同時にナニカの第一派は沈黙。少女は一段落ついたとでも言うように、ふぅと小さく息をつく。)
5/25 14:20

>アルミフィ
『目が合ったな。』
むぅ…あまりときめかないのです。

(帽子が言い、少女が肩を竦める。物陰のナニカ、それは一つではなく複数。辺りを見渡してみれば――― さぞウンザリする数だっただろう。)

―――I will lead you.

(詠唱開始。少女を中心に魔力と障気が収束しだす。同時に、物陰のナニカが少女目掛け飛び出した。)
5/25 13:54

>アルミフィ
入室
(雨――― 濁った灰色の空から降り注ぐ雫は、まったく止む気配を見せることなく大地を濡らす。太陽の恩恵を受けれぬ大気はすっかりと冷え込み、肌寒さを覚える程。しかし、感じる寒気は冷えた大気だけのせいではないだろう。かつて町だったここは、今やその名残すらも薄く崩れかけた廃墟ばかりが立ち並び、さらには漂う空気に良からぬ気配までもが混じる始末。肉体的な寒さと精神的な寒さ、その二つが相俟って神経を蝕む――― そんな場所に人影が一つ。真っ黒な衣装に身を包み、頭には大きなとんがり帽子。手に身の丈程もある大鎌を携えたその少女の姿は、この場の空気も相俟って異様、か。)

―――また面倒な所に…。

(溜め息と共に少女が愚痴る。服はすっかり雨を吸い込み、べったりと体に張り付いてきている。雨に濡れる不快感さと、これからしなければならないことの面倒とで二重に機嫌が悪くなる。半眼気味の瞳が辺りを見回す。物陰――― ナニカ が 笑った。)
5/25 13:40

>リゼル
退室
そうか…それは残念だな…今度このような機会があればまたやろうではないか…気をつけて。
(それならばしょうがないと剣を鞘に納め相手の背中を見送った後自分も帰る方向へ体を向け)
私も行くか…


【こちらこそ有難うございました!また今度あった時はお願いしますね^^】
5/23 23:00

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