―混沌の森―

過去ログ836 2016/3/2 21:18

>闇夜桜
置きレス
(自然の流れに逆らって吹き抜ける一陣の風を全身に受け、感じる風圧は自身の人を超えた速さの証。目標が霞まぬよう双眸を細め、静寂の中届く不可思議な旋律はまるで何かに呼び掛ける様な美しい響きであるが、心地好く聞き入るには些か状況が悪すぎる。振り上げた刃に手応えは無くとも敵の意識を己に向けさせるのに十分で、直ぐに大きく左方向に踏み出せば敵の側面へと回り込んで。痛みの余り後退するは絶好の隙、しかし決定打を持たぬ今は無闇に踏み込んだりはせず深く息を吸い、構えた切っ先を誘うように下げ己を容易く討ち取れる存在であると認識させる。術の完成は未だか、そう一瞬横目に相手を見やれば、柄を握る両手に凍てつく楔を打ち込まんと容赦なく氷塊が動き)……ふむ、一対一であればこれで御前の勝利だったのでしょうね。
(今、敵の命を絶つ両手を負傷する訳にはいかない。術の直撃を狙う為にも、己が聖なる力の飛沫を喰らわない為にも敵の大きな挙動は避けたく得物を逃がし一歩引く右脚、魔物が真似るのならばそれは己も然り、辺りを包む冷気は装甲となって勢い良く口腔へ向け蹴りを放ち。硬質な物同士がぶつかるけたたましい音とバキバキと砕ける鈍い音は、牙か、それとも脚か。共に戦う相手からは古傷を負った敵の右半身が見えている筈で、一時の硬直状態を救う一手は彼女に委ねるしかないだろう)
3/2 21:18

>セリシアーシャ
置きレス
(“好意”と聞けば、そんなものがあったのかと余裕があれば言い放ちたかったものの、今はそれどころではなく。会話はこの魔獣を討ち取った後に…今は術を生成すべく目を閉じれば息を吸い込み。)
fhyu frawr tanta quive,vinan dauan cexm ciel.
Hymma sonwe hao brinch enw murfan yeeel frawrle.
(術というよりも旋律。森に響き渡る調べに乗せたるは知られざる言語の詠唱。呼応するように一陣の風が吹き抜けると同時に目を開けば、駆け抜ける部下の姿にふっと笑みを浮かべる。)
grlanza sonwe rre yuez fhyu an rosa bautifal.
Wee apea ra rre fhyu pirtue grlanza.
(更に続く詠唱中に敵を斬りつける刃が月光を受けて光る。その頃にはこちらの術が発動し始めており小さな光の粒子が己の周りに無数に現れる。本来は周りを照らしたり、温める程度の役割しか持たないものの粒子は詠唱によって細かく作られたもの。光の粒ひとつひとつの温度を上昇させて保つ。それらが高速で移動すれば閃光の刃になり、いかに外殻と言えど熱を帯びれば溶けてしまうし、貫けずとも亀裂は入る。作り上げたところで、切りつけられた魔物は痛みから半歩後ろへ下がった後、行く手を阻む男に怯む様子もなく口を開く。見える牙は、まるで彼の手に持つ刀身のように研ぎ澄まされた薄氷に包まれている。この短時間で、おそらく彼の刀身から得た知識なのか…その牙が目掛けるのは武器を持つ手首だろう。)
3/2 0:58

>闇夜桜
置きレス
それは違いますよ。好意があるからこそ、粗雑な扱いも許容出来るというだけ。……それに、辛辣な言葉を掛けてもこうして付き合って下さるでしょう?どうにも素直に侮辱と認識出来なくって。(濁す言葉に被せ、心外だとばかりに瞠目し否定を述べると口許に指先を当てがい訂正を。そして振り下ろされた鉤爪が金属との摩擦によって嫌な衝突音を立て、魔物を食い止めるその細腕にどれ程の実力を秘めていると言うのか。止むを得ないとはいえこうして共闘する結果となった事実を都合良く解釈した言葉が金糸の揺れる背に届いたか定かでないが、次いだ的確な指示に"御意"と簡潔な返答をして。上方に垂れた枝を掴み、樹木の幹を蹴る事で高い跳躍とスピードを得たならば彼女と魔物を隔てるよう着地して)必然とは則ち運命…貴方の燭もまた……稼ぐと言ってもそう長くは持ちませんよ、手短にお願いします。
(いくら猛獣といっても馬鹿ではない筈、術を詠唱する相手を放って置くとも思えず制限時間を設けては敵に向けて駆け出し、切っ先は地面を走る。水流を纏い斬り上げた刃は顎を捉え、上体を仰け反らすと同時に視線を月光輝く空へとかち上げて)
3/1 22:00

>セリシアーシャ
置きレス
……以前から思っていたのですけれど、卿は罵られたり侮蔑されることが好きなのか慣れているのか…それとも……。
(この男から漂う危険な香りは、全力で拒絶したくなる効力がある。それは己の知り合いたる魔王に連なる一人の男と、魔へと堕ちた一人の女…その者達ととても良く似ていて、けれど違う匂いを醸し出す。はぁ、と盛大にため息を付けば、続くはずの“サディストがゆえなのか”という言葉は飲み込んで。討ち取る自信が分かるものの、見当がついていない風の言葉にどうしたものかと眉を潜めようとした瞬間、聞こえた音と彼の言葉に反射的に振り向けばそれと同時に抜いた剣。襲いかかる鋭利な爪を剣の白銀の刃で受け止めると踏ん張る脚が後退する。しかし、氷の装甲を持つ以上まともに戦うつもりはなくそのまま振り下ろすと、同時に発生した風術で圧をかければ標的を弾き飛ばし。)
闇を呼ぶというのならば、今宵、卿との逢瀬も一理ある、と?…安心なさい。お前の相手はこの男がします。…闇夜桜。少しの間、時間を稼ぎなさい。術の発動に時間が必要です。
(闇と光、似て非なるものは反発しながらも引き寄せるもの。だとしたら今夜の逢瀬は必然だったか等と笑みを見せたが、やはり、ただ風ではじき飛ばしただけではなんの傷を負うこともなく、簡単に着地してみせた標的は今にもこちらへ襲いかかる姿勢をとっており。外殻を完全に破壊するためか、術へと集中すべく一端は引き抜いた剣を鞘へと戻して。)

【闇くんとバトル!適当と言わず全力で楽しみたいと思います♪敵情報ありがとうございます!それだけの情報があれば変更することもないと思います。いろいろ知識を巡らせつつのバトルになりそうですね。よろしくおねがいします!】
3/1 1:31

>闇夜桜
置きレス
お、っと…これは失礼致しました。貴方にそのつもりはないのでしょうが、飾らぬ物言いが何だか新鮮で、つい。興味はどうかそのままに…全て知れたら見放されてしまいそうですので。(無意識に表へ透けてしまった笑みを指摘されれば、態とらしく掌でそれを象る口許を覆い隠し咳払いを一つ。そのまま指の背を唇に残し謝意を告げては、みるみる温度を下げていく碧の眼差しに見放す云々の間柄で無いことは承知の上で、その眼差しすら向けられなくなっては困ると戯れ言混じりに請うてみよう。そして知り得る情報を提供した後、己にとっては不可能に近い外殻の存在を請け負ってくれるのだと語感で察すれば、血糊を落とすべく硝子の刃は空を斬って)勿論。鎧が落ちれば木偶同然です。しかし肝心の居所が……
( 算段はついた、しかし逃げる選択肢を選んだ魔物の所在が未だ特定出来ない事を声にした刹那、不自然に揺らめく木々、何より氷の下に隠れた微かな茉莉花の香りが奴の襲来を身体に知らせる。現れるのは相手後方の森林からか、姿を見せるより先にその方角を差し示し言葉を紡いで間も無く、飛び込む様にして相手へと鋭い爪が振り下ろされようか)闇は光を憎み、時に排除しようとする…貴方の気配に呼ばれたのかもしれませんねえ?後ろ、来ますよ…!

【長々と勝手な事言っちゃってますが適当に遇ってやって下さい!ざっくりした特徴は闇が話しましたが、標的の魔物について補足させて頂きますね。設定については倒しやすいよう自由に追加していって下さいませ+自分もバトルは不慣れなのでどうか生暖かい目で…(笑)宜しくお願いします^^ゞ
標的について:イタチに似た四足歩行で白毛の中型魔物。鋭い牙と爪、長い尾、イタチとあって動きは素早いが重い装甲のせいで小回りは効かない様子。先の戦闘で右肩口から胸中央にかけて氷の下に傷を負っています。】
2/29 21:37

>セリシアーシャ
置きレス
私が?…まさか。嘲笑う理由も、ましてや憐れむ理由も、私にはありませんもの。…ただ、興味はある、とだけ言っておきましょう。分かったら、その気持ち悪………いえ、謎の笑みをしまいなさい。
(彼の種族性を考えれば、血への衝動は致し方のないことだ、彼からの問いかけに、そう言いたげに首を横に振る。だがその衝動がどんな風に沸き起こるものなのか、それには興味があるのは事実で。内容は伏せながらも伝えれば結局は相変わらずの様子に、呆れたような生理的嫌悪のような視線を投げかけながら笑う彼を見つめて。)
氷の外殻…また、面倒な…。
(標的の情報を聞けば、同じ属性である彼の力と風の属性を持つ己では分が悪いのは明白で、思案のために目を閉じると、暫くしてゆっくりとその瞳を開いて。そうして腰に置いていた手を、自らの剣の柄へと移動させ、ゆっくりと口を開き紡ぐのは可能性。外殻ならばなんとかできる。だが構築されないためには、己はそれに集中せねばならず、核たる標的にまで手は回らないだろう。最後を討つのは彼以外にいないのだと、その可能性を訪ねて。)
…仮に…その外殻を割ったとして、卿一人で核を引きずり出し、討ち取れるだけの自信は?
2/29 16:08

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