―混沌の森―

過去ログ834 2016/2/26 17:41

>セリシアーシャ
入室/置きレス
(金の巻き髪は高く結い上げて風になびかせ、その身にまとうは帝都の軍服。皇帝の色たる赤いマントを羽織り、ゆっくりとした足取りで歩む。右の腰に携えるひと振りの剣を味方に、彼の前を阻むように間を開けて立ち止まって。)…その軍服は、飾りか?
(この森で狩りを楽しむのもまた一興。しかし、帝都の軍人としてだというのなら無益な殺しは慎むべし、その真意を問いたげに左手を腰に据え、首を傾げて微笑んで。)

【こんにちは!良ければお相手よろしいでしょうか?】
2/26 17:41

>闇夜桜
入室/置きレス
(木々の生い茂る森の奥地で獣道より整地された道へと戻る軍服姿の男は、その手に硝子の如く透き通った一振りの刀を携えて。寒空の月明かりを受けた刀身は鮮血により艶めかしいルビーレッドを纏い、切っ先から滴る雫は質素な土色を染めていく)ふふ、今日は賑やかですね。隠れる必要など無いというのに…(口許に描くのは穏やかな三日月、しかし肺を満たした甘い血の香りに黒い瞳は未だ獲物を求めて危うい光を宿しており)

【明日回収予定、暫し場所をお借りいたします(深礼)】
2/26 0:42

>セリシアーシャ
退室
(戦場と化していた森はようやく静寂を取り戻す。周りは血の臭いが噎せ返り、明日の日中には腐乱が始まるだろうか、はたまた他の獣が血肉を喰らうだろうかなどと考えつつ、静かに目を閉じていくら獣と言えど魂をもつ存在として弔いを。数秒間そうした後、ゆっくりと目を開け。)
どうか、大地に還るといい。
(物言わぬ獣にそう告げれば、今度こそ漸く剣の血を振り落とし。だいぶ夜も更けてしまったと、身を翻せば帝都へと歩みを進めて…。)
8/10 2:37

>セリシアーシャ
さて、…ここら一帯に来た人々が皆、獣の爪や牙のようなものでなぶり殺される案件があった。…どうやらお前たちで間違いは無いようだな。
(血溜まりに息も絶え絶えに横たわる魔物は、未だに諦めてはおらず低い声で唸っており。しかし特に気にする風もなく、まるで確認するように言葉を紡ぎ。その髪や頬からはポタリポタリと赤黒い血が滴って。)
何の害もなければ、目を瞑っていられたのだがな…。
(被害さえなければ、この獣たちを生かすことも出来ただろう。しかしてそれは夢物語。再び大きく息をつけば曇天に白と金のコントラストが美しい、しかし今は血塗れの一振りを高々と掲げて。その視線は横たわる獣を見つめつつ、己の手で終焉を告げるのだと、掲げた刃が止めをさして…。)
8/10 2:31

>セリシアーシャ
(手首に纏う圧を調節することにより、女の非力な腕で重い一撃を入れることを可能とする。これだけの大きさを誇る魔物では、いかにトリッキーな動きと技で翻弄したところで力がなく長期戦になれば余計にフリ。短時間で決着をつけるため更には自らも風を纏えば、振り下ろされた爪を避けてすぐに飛び上がり、両手の剣を力一杯振り下ろせば、攻撃を仕掛けた直後、隙にまみれたその首を研ぎ澄まされた刃が綺麗に切り落として。)
っふーー……。
(着地する頃には首から吹き出る血飛沫に金の髪は見る影もなくしており、流石に疲れを表すようにきれた息を調え。今度は刃に付着した血を気にすることもなく、己が足を斬り落とし、仲間の牙で瀕死になりつつも未だ息をする方へと歩んで。)
8/10 2:24

>セリシアーシャ
(左右で挟み込むように迫る2頭をギリギリで後ろに跳んで避ければ剣を握る手元には小さな風の渦が出来ており。)
あまり力は使いたくなかったのだが、な。
(大型の獣が2頭ともなれば剣だけで対処するのは骨がおれる。致仕方無しと風の力が発動する。強い風が己を中心として渦を巻くように突風が吹けば獣の足は止まり。それを見落とすことなく風に乗れば、一瞬で1頭の足元へと移動して大きく振りかぶれば右の前足を切断して。痛みに叫ぶ獣の背に移動すれば、こちらに気づいたもう1頭が駆け出して大口をあけて己に噛みつこうとしたが、それをトン、と背から降りて回避するとその背に牙が深く突き刺さり。)
残りは、1頭か。
(足を切断した際に避けきれなかった血飛沫を浴びた髪や顔からは獣の血が滴って。再び剣に付着した血を振り落としたところで、激昂した残りの1頭が攻撃を仕掛けてきて。)
8/10 2:11

835833

掲示板に戻る