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過去ログ523 2017/7/25 12:17

☆関西人
必然じゃなく偶然
続きね。

豪州のような強豪を相手にして、ドリブルで抜いてゴールとか、華麗なパスワークから崩してゴールとか、そういう綺麗な形の得点はまず期待しない方がイイと思うのよ。
向こうにとっては敵地、ちゃんとブロック敷いて守ってくるでしょ。
ああいうデカくてパワーある奴らにゴール前を固められると、さすがに綺麗な形は無理さ。


ハリルは、球を奪ったら即に裏を狙え、というのをベースにしている。
実際、裏を取るシーンは何度か出てくると思う。
でもそのシーンって、基本的に裏を取った日本側は敵陣で数的劣勢なのよ。
それをモノともせず、裏を取ったFWが単独でぶっちぎれるのなら得点まで期待できるだろう。
でも、ほとんどの場合は単独じゃ難しくて結局は味方のフォロー待ちになり、気がつけばせっかく裏を取った意味がほとんどない形に…。


よって私は、中央突破は豪州相手だと難しいと思う。
攻略は、あくまでサイドだ。
日本のお家芸、WGとSBの二枚刃攻撃はそれなりにサイドを支配するはず。
ただ問題はそこから先、どうやってセンターに球を運ぶか、だよね。
普通に山なりのクロスを上げりゃ、制空権の問題で普通に跳ね返されちゃう。
ボール落下地点が読めるパターンだと、あとはパワー勝負になっちゃうから。
だから、むしろ日本の攻撃は「落下地点が読めないパターン」の方がイイんだ。
一番分かりやすいのは不可測のイレギュラーバウンド、みたいやつね。
そっちの土俵なら、パワー勝負じゃなく反射神経勝負、アジリティ、小回り勝負の世界である。
そっちの土俵に持ち込めば、意外と【日本>豪州】なんじゃないかな。

そう、勝負のポイントは「不可測」だと思うんだ。
分かりきったパスは、普通にパスカットされる。
分かりきったクロスは、普通に跳ね返される。
今の日本がやってるのは、まさにその繰り返しである。
私は、ミドルシュートとか、もっと打つべきだと思うのよ。
日本人選手がミドルを打たないのは、そこにシュートコースがないからでしょ。
そこがマトモすぎ、生真面目な官僚的発想すぎる。
別に、シュートコースなんてなくてもイイじゃん?
シュートが敵DFに当たってもイイじゃん?
尋常じゃない豪速球がくれば敵もさすがにうまくクリアできず、クリアミスが生じるだろう。
そのクリアミスになった球は、どこに落ちるかなど不可測の要素。
じゃ、その「不可測」への反射神経、アジリティの領域で日本人が勝負するのも戦略としてありなんじゃないの?

よくFWのスーパープレーとして3人のDFをドリブルで抜いてシュートとか、華麗にジャンピングボレーでシュートとかあるけど、この世にある多くの得点はそういうスーパープレーから生まれるワケじゃなく、普通にそこにいたFWがただゴールに押し込むだけの「庶民シュート」が多いよね。
でも大事なのは、そこにFWがいた、という偶然なんだ。
これを「FWの嗅覚」と小難しい話にしたいワケじゃなく、私はこういうの、偶然、たまたまそこにいただけの話だと思うのよ。
で、得点ってのは、こういう偶然が一番大事。
「不可測」なりにもそこにいて、その幸運な偶然を一瞬の反射神経で対応してモノにする、というのはまさにFWの真骨頂じゃないか。

しかし我々は民族性なのか、どちらかというと偶然を嫌い、必然を好む。
だから必然を生む為の準備をきっちりするし、また逆に準備してないことはできるだけしようとしない。
日本にスーパーなFWがなかなか生まれないのは、まさに原因がそこだと思うんだけどなぁ。
必然ばかりでサッカーを組み立てて、偶然をあまりにも軽視してるから。
ストライカーなんて本来、必然、予定調和、そういうのとは最も遠い所で生きるアドリブ系人種のはずなのに…。
2017/7/25(火)12:17

☆関西人
最強のジョーカー
豪州ってさ、代表にまだケーヒルがいるんだよね。
彼は今、37歳。
いつ引退してもおかしくない年齢だが、それでも彼は比類なき日本キラーだけに、やはり8月の試合には出てくるんじゃないだろうか。
さすがに、先発はないだろうけど。

ならば日本も対抗して、敢えてビックリするほどのベテランを使ってみるのもありだと思うんだ。
ロシアワールドカップなど先のことは考えず、とにかく8月の豪州戦と9月のイラク戦のことだけを考える、という意味で。
アラフォーの選手に酷暑の中90分やれと言えば無理あるけど、10分間だけジョーカーをやってくれ、といえば頑張れる選手はいると思う。

真っ先に思い浮かぶのは、まず闘莉王だよ。
あ、もちろんCBとしてじゃないよ。
FW起用である。
この人は昔からそうなんだけど、限られた時間でゴールという結果を出すんだよね。
その決定力と集中力は本職でやってきたFW以上。
今、J2で累計12得点だろ?
凄いわ〜。
よく日本は終盤どうしても点が欲しい時に吉田が上がるのはお約束だけど、そうやって吉田を上げちゃうリスクを張るぐらいなら、「それ用」の交替カードをきちんと切るべき。
で、競り合いの真っ向勝負で豪州人相手に勝てるジョーカーは?と考えると、誰を差し置いてもまずは闘莉王が思い浮かぶのさ。

高さのある豪州に対して高さで張り合うのは効率悪い、という考え方もあるだろう。
高さじゃなく、速さをぶつける方が効率良い、と。
それは確かにその通り。
じゃ、浅野を出せば効果的なのかというと、私はそうじゃないと思うんだ。
浅野の脚が活きるパターンは、敵ラインの裏に広いスペースがある時のみ。
あのね、豪州もアホじゃないんだから、そういうスペースはきちんと消してくるのよ。
で、がっちりブロックを敷いてくる。
だから、日本のスピードを活かすとするなら浅野のようなスプリントとしての速さではなく、アジリティとしての速さを選択するより他に道はないんだ。
それは、どういう種類の速さか?
一番分かりやすくいうと、コボレ球への詰めの一歩の速さ。
結局は、日本がいかにコボレ球をうまくコントロールできるか、もっと分かりやすくいうと、敵ブロックの中でいかに球を味方の側へ落とせるか、という攻防になるんだよ。
そこから、アジリティで豪州より一歩早く球をおさえ、一歩早くゴールへ蹴りこむ。
そこに至る大前提は、ちゃんとセンターで競り合える駒が最低限1枚必要、ってことね。
その「競り合える駒」の日本最強が、実はいまだ闘莉王なんじゃないかな、と私は何となくイメージするワケで。
…ハーフナーの方が高い?
いやいや、これは高さの問題じゃなくて、戦闘力、破壊力という範疇の話である。

私は、今のセレッソが山村和也をトップ下に置いて結果を出してることの意味、もう少し素直に学ぶべきだと思うんだ。
↑の闘莉王の件は半分冗談なんだけど、ターゲットマンになれるFWが大迫のみ、というチーム構成は明らかに欠陥がありますよ。
試合の終盤、日本はイチかバチかで吉田を前線に上げたところ、逆に豪州のカウンター食らい、浮き球を放り込まれてケーヒルに高さでやられた、みたいなオチだけは勘弁してね。
2017/7/25(火)9:27

☆関西人
運勢上下動の法則A
以前にも書いたが、次の豪州は8月31日。
欧州組にとってはオフ明け間もない時期、実戦勘はまだ万全じゃないといってイイだろう。
そこは豪州も同じだけど。
しかし日本は幸いにもJリーグがシーズン中、国内組は十分に実戦勘がある。
つまり次の試合は、その国内組をいかにうまく使うかがひとつのポイントになるワケだ。

で、残念な要素は浦和である。
前回、浦和からは槙野、遠藤航、宇賀神など守備要員が複数召集されたが、最近の浦和を見てると、その肝心の守備がどうも良くない。
クラブでいうと、やはりJリーグの旬はセレッソだろうか。
おそらく、山口蛍のボランチ先発は堅いだろうね。

思えば、山口もまた↓の清武同様、いまひとつツキのないサッカー人生である。

@ボランチとして覚醒。五輪等で活躍。
A半月板損傷で長期離脱。
B離脱してる間に、セレッソ降格。
C降格してもチームに残留し、セレッソを昇格に導く。
Dハノーファー移籍。
E顔面骨折し、長期離脱。
F離脱してる間に、ハノーファー降格。
Gセレッソに復帰、しかしチームはまたしても降格していた。
Hセレッソを昇格に導く。
Iセレッソの背番号10を着ける。

欧州に挑戦し、半年で帰ってきた時にはボロクソに叩かれてたよね。
ハリルに「召集しないだろう」みたいなことまで言われた。
ところが、なぜかハリルは首尾一貫せず、山口をすぐに召集してスタメン起用までしたのよ。
記者からツッコまれると、彼は「召集は本意じゃなかったが、山口より球を奪える選手がなかなかいない」と切り返した。
というほどに、やはり山口の実力は傑出してるということだろう。
あの本田ですら、自分がボランチをできない理由を「蛍みたいなプレーをできない」という言い方をしている。
ザック代表の時も、ヤット、長谷部、山口の3人の中で最もプレー時間が長かったのが実は山口である。
なんつーのかな、超玄人受けするタイプ?
意外と代表サポたちからは、常にヘタクソ呼ばわりされてるんだけど…(笑)。

こういう超玄人受けタイプ、私として山口とイメージがカブるのが鈴木啓太なんだ。
先日、彼の引退試合があったよね。
国内のみならず、ワシントンやポンテなど海外からも同僚選手が駆けつけてくれていて、かなり豪華メンバーの興行になっていた。
そして集まった人たち皆が口を揃えて、啓太は偉大な選手だった、と。
まぁ、浦和サポなら啓太が特別な選手だというのは百も承知なんだろうけど、サッカーにさほど詳しくない人からすれば、「鈴木啓太?あぁ、オシム代表の時に少し出てた人ね」ぐらいの認識だろう。
オシムが日本を去って以降は、代表から縁遠くなったし。
でも、彼と一緒にプレーした選手たちは必ず何かを感じるようだ。
同じピッチに立たなきゃ、分からない何かがあるんだろう。

鈴木啓太のストロングポイントは、私が思うに戦術理解度の高さである。
要は、頭が良い。
でなきゃ、あれだけ小難しいこと言うタイプのオシムにあれほど寵愛されないよ。
ジェフの選手でもないのに。
基本、ボランチは頭が良い選手が多い。
トルシエ時代の戸田とか、今は解説者やってるけどかなりの知性派じゃん?
日本の「元祖ボランチ」、森保一もそうだよね。
長谷部しかり、ヤットしかり、名波しかり。
じゃ、山口蛍はどうなのかということだが、う〜ん、山口だけは私、正直よく分からんわ(笑)。
せめて、もう少し喋ってくれたらなぁ…。
2017/7/24(月)16:17

☆関西人
運勢上下動の法則
昨日、セレッソが浦和に完勝した。
どうやら、セレッソの強さはガチのようだ。
スタミナ消耗から夏以降の失速を予想してた私なんだが、あるいはその予想が外れるかもしれない。
このまま、優勝しちゃう?
いやいや、セレッソの優勝って、なんか慣れてなくてピンとこないんだ。
妙に違和感がある。
香川も乾も南野も輩出するほど良いチームなのは分かってるんだけど、イマイチ王冠が似合わないタイプというか…。
何でだろ?と思ったら、それは色だわ。
あのピンクが問題なんだ。
普通、どの国でもピンクが王者にはならないと思う。
大体は赤、青、白、黄、紺、紫、橙、緑あたりで精一杯。ピンクはない。
そもそもピンクって、戦いに似合う色じゃないし。

そのセレッソで、私が気になってる選手がひとり。
それは、清武だわ。
セレッソが首位に立っている、この大事な時期に清武がいない。
別の言い方をすれば、清武が離脱してもセレッソは順位を落とすことがなかった、ということ。
清武は、セレッソにとって重要な戦力ではない?
断じてそんなことはないだろうが、背番号を見ても10は山口蛍、8は柿谷、おいしいところは既におさえられてて、今の清武が背負ってるのは46である。
おそらく4+6=10の意味もあるだろうけど、もう少し何とかならなかったのかな、と思って。

清武はその卓越した実力の割に、どこか運がなく、いまひとつ覇道を歩けていない男だ。
@大分トリニータでブレーク。
Aトリニータ、降格。
Bセレッソでの活躍を経て、ニュルンベルクに移籍。
Cニュルンベルク、降格。
Dハノーファーに移籍し、背番号10を背負う。
Eハノーファー、降格。
Fセビージャに移籍し、CL初出場を果たす。
G干されて半年後、セビージャ退団(家族の事情?)。
Hセレッソに移籍、チーム好調。
I負傷し、長期離脱。

もうね、仮に自分が清武の立場だったら、間違いなく神を恨みますよ(笑)。
うまいこといってるな〜、と思ったら、次の瞬間には大殺界、運勢バイオリズムの急降下。
彼の人生、ひたすらその繰り返しである。
しかし彼が凄いのは、落ちても落ちても復活するところ。
ややスペ体質気味にせよ、怪我が治ると負傷以前と変わらぬキック精度を毎回取り戻している。
過大評価かもしれんが、今の代表の右足キッカーで清武より上の選手がいるとは思えないんだ。
現在、右足のコーナーキックは主に香川が蹴ってるけど、ヘタじゃないにせよ、香川のキックは全然得点の匂いがしない。
本田がスタメンじゃない時は、フリーキックも香川が蹴るのか?
もうね、その時点で香川のポジションを変えてでも清武をスタメンで使うべきだと思うよ。
最近の日本代表、あまりにもセットプレーを雑に扱いすぎ。
昔は、絶対そんなことなかったのになぁ…。
ジーコ時代なんて、フリーキックの名手・俊輔と被ファウルの名手・鈴木隆行のカップリングだけで、ひとつの戦術になってたもんね。

清武の運勢上下動の法則、私は今こうしてドン底に落ちてきてる反動として、きっと今後は逆に急激な上昇カーブを描く気がするんだわ。
そう考えると、遂にセレッソ、今年に優勝あるかもね。
だけど、逆にセレッソが下半期失速する場合は、必然として清武の上昇カーブは来年に持ち越し、ということなる。
そう、来年2018年というのは、ロシアワールドカップですよ。
ひょっとしたら来年、日本代表は【清武>香川】になってるのかも…。
2017/7/23(日)19:52

☆関西人
意外な移籍
今、欧州では移籍シーズン真っ只中である。
日本人選手の多くはもう決着がついていて、あとは原口と長友ぐらいかな。
本田のパチューカ、柴崎のヘタフェばかりが話題になってるけど、ひとつ私が地味に驚いたのは、藤田俊哉のリーズユナイテッド移籍なんだ。
ここ数年、彼はオランダVVVのコーチをやっていて、前季は遂に2部リーグを優勝、昇格決定。
次からはいよいよ1部リーグだな〜と思ってたら、なんとこのタイミングで英国のチームに強化部スタッフとして移籍するという。
ちなみにリーズはプレミアでなく、2部リーグのクラブだ。
つまり、これはオランダ2部リーグから英国2部リーグへという地味なステップアップで、メディアがあまり食いつかないのも致し方ないかな…。
いやいや、あまりリーズを馬鹿にするなかれ。
過去には3度の1部リーグ制覇(プレミアリーグ発足前)を果たした名門中の名門なんだぞ?
以前にこの板で紹介したことがあるが、「くたばれユナイテッド」というサッカー映画の名作がある。
この映画で描かれた「ユナイテッド」とは、他でもなくリーズユナイテッドのこと。
オスカー受賞監督トムフーパーが「英国王のスピーチ」公開の前年に発表した作品なのね。
監督vs選手の確執を描いた実話ベースのストーリーで、面白いから是非見てみて。
この映画を見た後に藤田のリーズ加入を聞くと、かなり不安な気持ちになるよ(笑)。

それにしても、VVV経由からステップアップする日本人って多いよな?
本田圭佑がそうだし、吉田麻也がそうだし、そして今回は藤田俊哉。
この3人って、一時期名古屋グランパスで一緒にプレーしてた関係。
名古屋経由VVV経由というルートは、ひょっとして日本の出世街道なのか?
さすがはTOYOTA。
日本車輸出はお手のものなのかもしれん。
VVV経由から英国へ、そして英国には名古屋経由のベンゲルが、いまだ健在。
コーチとしてリーズで頑張る藤田の姿を見て、アーセナルに引っ張ってくれたら…、とか妄想しちゃダメ?
そうそう、以前にベンゲルは自分の後継者候補として、確かピクシーの名前を出してるんだよね。
ここも名古屋閥だ。
イイじゃないか。
GMベンゲル。
監督ピクシー。
ヘッドコーチ藤田。
というアーセナルが仮に実現した日には、是非浅野の存在を思い出して、いつか戻してあげて下さい(笑)。

でもさ、藤田ってもともとは磐田じゃん?
今の磐田はイイ感じになってきて、名波が監督、田中誠がコーチ、服部が強化部長。
藤田にとっては絶対に最高の環境だし、また名波たちも「俊哉、戻ってこいよ」と声をかけてそうな気がしない?
…でも、今回のリーズ移籍のニュースを聞いて、しばらく戻る気はないんだな、と思った。
あるいは、VVVに続きリーズでも2部リーグからの昇格を達成、その手腕を買われて、その頃J2で泥沼に陥ってる名古屋が声をかける可能性もありだな…。

何にせよ、藤田は今後地味に注目すべき日本人指導者である。
早く監督になってほしいな。
2017/7/23(日)13:36

☆関西人
鹿島vsセビージャ
鹿島がセビージャに2-0で勝ったらしいね。
ホーム親善試合とはいえ、スゴイじゃん?
ただ、例の上西議員「親善試合は遊びなのかな」発言が頭にチラついて、どうしても素直に喜べない自分がいる…(笑)。

これ、難しいところですな。
セビージャが本気で戦っていたか否か、さすがに「接待サッカーゆえ、今回は負けてもイイや」という意識で戦っていたとは思えないんだ。
それはサッカー選手の本能みたいなモノとして、いざピッチに立てば「負けてもイイや」という気持ちになることはまずない、と断言してイイだろう。
チャリティマッチは別だけど。
そういう意味では、今回セビージャは本気だったと思うのよ。
ただ本気と言っても、それには何段階かの「ギア」ってやつがあってね。

そのへんは、「ワンピース」で解釈してみてくれ。
「ワンピース」の主人公ルフィは、敵との闘いにおいてピンチに追い込まれると「ギア」という奥義を出してくるんだ。
その「ギア」も、最初はセカンドしかなかったのがしばらくして第二弾のサードが出てきて、最近になってフォースという第三弾の形態が遂に出てきた。
早い話が、「ドラゴンボール」のスーパーサイヤ人化みたいなバージョンアップである。
でも、よくよく話を聞けば、その「ギアフォース」は2年前の修行の中で既に会得していた奥義らしい。
その割には、それを披露したのは割と最近のこと、ドレスローザ編でのラスボス、ドフラミンゴと闘った時が初めてである。
ということは、それまでの魚人島編、パンクハザード編の時のルフィは「ギアフォース」を温存してたってことだ。
じゃ、魚人島やパンクハザードでのバトルは、ルフィが全然本気じゃなかったってことか?
う〜む、それにしちゃ敵にやられてたんだけど(笑)。
大体、彼の性格を考えるとバトルで手を抜くなんてあり得ないし、ここはどういう風に解釈すりゃイイのかねぇ…。
というのが、きっとサッカーでもあるのさ。
決して手を抜いていたワケじゃない、だけど「ギアフォース」までは使っていない、というのが今回のセビージャではないだろうか。

さて、驚きのニュースをひとつ。
なんと「ワンピース」の実写化、遂に正式決定だそうだ。
と言っても国内の話じゃなく、米国でのテレビドラマ化らしいんだけど。
まぁね、こういうのはCGのクオリティが明暗を分ける要素になるんだろうし、ヘタに国内でやるよりは米国が手がけた方がまだマシな出来になるのかも。
しかし、米国には過去に「ドラゴンボール」実写化でトンデモない作品を仕上げてしまった罪がある。
そうそう、確かこの作品の脚本家が後に謝罪したんだよね(笑)。
世界中の「ドラゴンボール」ファンの皆さん、心からお詫びします、と。
「ワンピース」がそんなことにならないよう、心から願います。

「ワンピース」の実写化なんて絶対失敗するよ、あのクオリティを実写なんかで表現できるワケないじゃん、と言うのは簡単さ。
でも今から約25年前、ブラジルのサッカーを日本で再現しようだなんて絶対失敗するよ、あのクオリティを日本人なんかに表現できるワケないじゃん、というところから発足したのが、他でもない鹿島アントラーズである。
それが、今ではどうだ?
表現できないどころか、そういや鹿島は何年か前、スルガ銀行杯で本家サンパウロにも勝ってたよな?
要は、何事もやってみなきゃ分からんよ、ということだ。
2017/7/23(日)0:07

☆関西人
背番号
本田が、パチューカでまた変な背番号を着けるらしいね。
Aだそうだ。
代表のCもアレだが、Aはさらに違和感がある。
彼らしい選択には違いないけど。

じゃ、今回は背番号の話。
まずは世間一般における背番号のポジションイメージを↓に示してみよう。

@→GK
A→右SB
B→左SB、センターバック
C→センターバック、アンカー
D→センターバック、左SB
E→守備的MF、センターバック
F→右WG、右サイドハーフ
G→どこか分からないけどMF
H→センターFW
I→トップ下、司令塔
J→左WG、シャドーストライカー

大体こんな感じ。
でも、実際は↑の通りに背番号が与えられてるのかというと、そうはなっていない。
たとえば、日本代表で今の@〜Jがどうなってるかというと、↓になっている。

@→川島
A→宇賀神
B→昌子
C→本田
D→長友
E→遠藤航
F→倉田
G→原口
H→岡崎
I→香川
J→久保

必ずしもレギュラーが@〜Jを着けるというワケじゃない。
吉田、長谷部は昔からレギュラーなのに、いつも大きな番号を着けてるし。
この中で唯一アンタッチャブルとされるのがIで、これは協会およびアディダスの許可なくして勝手に決定できない。
でもそれ以外は、たとえば本田のCなんて彼が栗原勇蔵に「くれよ」と言って貰った経緯らしい。
実をいうと本田はBでも良かったらしく、でも駒野に「くれよ」と頼んだら断られて諦めたらしいけど。
案外、そんな軽いノリなんだね。
そうそう、意外と人気なのがFなんだ。
つい最近までヤットが着けていた番号なんだが、これはかつて中田英が着けていた裏エースナンバーでもある。
同時代にIを着けていた名波も、実はIでなくてFを着けたがってたらしい。

じゃ、私なりに代表の@〜Jに相応しい、最もしっくりくる選手を選定してみよう。

【@→川島】
この番号はGKの最年長者が着けるものなので、川島一択である。
【A→内田】
今なら宏樹に与えるべきだろうが、私は内田の復帰をまだ信じている。
【B→吉田】
彼はDFリーダーなんだから、ちゃんと小さい番号着けるべきだ。
【C→未定】
いつもは本田が着けているが、やっぱりこれはDFの番号でしょ。吉田の相棒がまだ未確定の為、保留とする。
【D→長友】
この番号は、もともと長友が着けている。実績を尊重。
【E→長谷部】
ボランチ、主将として、こういう番号が彼には相応しい。
【F→本田】
これはかつて中田英の番号であり、ヤットの番号であり、司令塔ナンバーという意味では本田が相応しい。
【G→清武】
この番号は、セレッソで特別な意味をもつ。
【H→岡崎】
本当なら大迫にしたいけど、得点の実績を尊重した。
【I→香川】
名波→俊輔の系譜から、本来ならFKの名手こそが相応しいんだけどアディダスの意向には逆らえまい。
【J→乾】
この番号はカズのイメージがあるので、華麗なドリブルできる選手が相応しい。

番号の持つイメージは、系譜として大事にしたいんだよな。
ポッと出の若手なんかに@〜Jは与えず、ある程度実績作った選手に栄誉の称号として授けるべきだと思うよ。
2017/7/18(火)20:49

☆関西人
柴崎ヘタフェ移籍
柴崎のヘタフェ移籍が確定した様子。
ヘタフェって、先日のプレーオフの相手だよね?
そうか、テネリフェの昇格を阻止した仇敵に移籍か…。
ということは、来季残留争いギリギリの戦いになるだろうし、必然として守備重視のチームになるだろうし、柴崎はちゃんと試合に出られるか不安あるね。
彼の守備力が磨かれるなら、それは願ってもないことだけど。

正直、彼の移籍確定はもう少し先の話だと思っていた。
なんせ、代理人がロベルト佃だから。
しかし、現実は早いこと発表する必要があったんだろう。
というのも、DAZNがリーガエスパニョーラの放映権獲得している。
DAZNは今、かなり攻めている。
で、もともとリーガには柴崎と本田の二人が移籍するのでは?という噂があったんだよね。
彼らに加えて乾の三人、これだけ揃えばリーガの放映権ビジネスは確実に日本でモトがとれるだろう。
ところが先日、予想外にも本田がメキシコへの移籍を発表してしまった。
これはマズイ。
こうなりゃ是が非でも、柴崎の1部移籍の方は確実に話を固めなきゃならない。
つけ加えて、チャンネル加入者獲得の為に1日でも早く移籍発表をしなければならない。
というワケで、今回の件はかなりビジネス臭がするわ…。

思うに、放映権ビジネスの観点でいうと、日本人選手はうまいこと各国リーグにバラけたんじゃない?
たくさん日本人がいるブンデスは別格として、リーガは乾と柴崎、プレミアは吉田と岡崎、フランスは酒井宏と川島、オランダが小林祐と堂安。
もともとはセリエが本田と長友という二枚看板で強かったんだが、これは遂に崩れてしまったか…。
日本人選手の皆さん、今後は意外とセリエが狙い目ですよ。
あと、本田しか看板のないメキシコと。
放映権を売る側の観点として、絶対そこには日本人を入れたいはずなんだから。

よく考えりゃ、サッカーもビジネスなんだよね。
このクソ暑い中、オフシーズンにわざわざ来日してJクラブと試合をしてる欧州クラブって、何が目的ってプロモーションでしょ。
新作映画のプロモーションに来日するハリウッド俳優と同じ。
要は、チャンネル加入者を獲得したいのよ。
欧州には日本のように人口1億以上の国はなく(ロシアは除く)、人口13億以上の中国を含むアジアの巨大マーケットは彼らにとって最重要ともいうべき金脈。
放っておくワケがない。
だから選手の獲得においても、日本人選手はビジネスの観点から獲っておきたいはずなんだ。
監督が、というよりは経営者が。

さらにDAZNのような立場でいうと、選手は一人じゃ足りない。
最低でも、1リーグにつき二枚の看板がなければ人気は安定しない。
全然違う話になるけど、最近は乃木坂46がAKB48よりも人気が上回ってるという話を聞くじゃない?
なんか、意味が分かる気がするのよ。
乃木坂って、西野七瀬と白石麻衣の二枚看板が安定してるじゃん。
一方、AKBって総選挙見ると指原莉乃が2位に10万票の差をつけての首位独走でしょ?
これ、良くないと思う。
やはりAKBが一番良かった時期って、前田敦子と大島優子の二枚看板時代なんだ。

そう考えると、リーガの乾&柴崎って、なんかイイ感じの二枚看板だよなぁ。
ややAKB化してるブンデスに対し、リーガが今後に乃木坂化していくような予感がある。
ちなみに最近の私は、乃木坂46・白石麻衣のファンになりつつあるんです。
あの子、ムチャクチャ綺麗だと思わない?
2017/7/18(火)13:57

☆関西人
浪花のエリカ様
浦和、ちょっとした炎上騒ぎが起きてるみたいだね。
炎上の原因は、衆議院議員の上西小百合。
何年か前、国会をサボって男性と旅行してたことがバレてしまい、維新の党から除名処分を食らったことで一躍有名になった人である。
その彼女が、先日に行われたドルトムントvs浦和を見た後、SNSでこう呟いたらしいんだ。

「浦和酷い負け方。親善試合は遊びなのかな」

浦和サポは、これを見て激昂。
SNS上で上西議員を徹底攻撃し、そこで議員も謝れば済んだ話を、「浪花のエリカ様」だけに謝るどころか挑発しちゃったんだな。
で、SNSは大炎上。
さらに、その炎上の中を現役Jリーガー(石川直宏など)がコメントを寄せるし、なぜだか分からないけどタレント・小島瑠璃子までコメントを寄せるし、対して上西議員は「浦和で街頭演説でもしましょうか?」と煽るし、今後の騒ぎがどう決着するかは今のところ全く読めない。

よく知らないけど、上西さんって多分サッカー詳しい人じゃないでしょ?
普通に、ニワカ目線で試合を見たんだろう。
だからこそ、最初浦和が先制してリード、だけど終盤ドルトムントにタテ続けの3失点を喫して逆転負け、という形に一種の違和感を感じたと思うんだわ。
これ、真剣勝負じゃなくて遊びじゃん、と。
ここでひとつ、上西さんの発言を私なりに解釈するね。
皆さんの解釈とはズレるかもしれんが、きっと上西議員は「浦和が遊んでた」とは思ってないワケよ。
だって、どう考えても格上はドルトムントなんだから、格下の浦和がこの試合で遊べるワケないじゃん。
浦和はガチだよ。
だから遊んでたのは、あくまでドルトムントの方である。
「いやいや、ドルトムントも遊んではいない。両チームとも真剣勝負だった」と皆さんは断言できるかい?
私は、絶対できないね。
事実ドルトムントは途中まで流し気味に試合を運び、終盤の方だけ本気を出して3得点、辛うじて帳尻を合わせた、という試合展開でしょ。
だから、これを「遊び」と表現した上西議員の書き込み、私はそれほど間違った認識ではないと思うんだよね。

ただ、これを見て浦和サポ側が「ウチのことを馬鹿にしやがった」「ウチが真剣に試合をやってないと批判しやがった」という上西さんの意図してなかった形での解釈をしてしまった。
もう、この時点で明らかな誤解が生じている。
上西さんも初期対応できちんとその誤解を解けば済んだであろう話を、また何であんな挑発するような形をとったんだろう?
比例近畿ブロックで当選した彼女にとって、浦和サポは投票してくれた有権者でもないし、さほど媚びる必要はない、という判断?
あるいは、敢えて浦和との対立路線を打ち出すことで、次の選挙にガンバ票を取り込もうという戦略?
いやいや、ただ単に徒党を組んで噛みついてくる奴らにムカついただけでしょ(笑)。

まぁね、心配しなくても上西さんは次の選挙、確実に落ちますよ。
既に党には除名されてるし、こんなことしてたら新たに拾ってくれる党もないだろうし。
だけど一方、浦和サポ側も気をつけてほしいんだわ。
もちろん浦和サポがSNSで怒りを表現するのは自由だけど、でもそれと同じく上西さんがSNSで思ったことを書くのも自由である。
両者が対立して、喧嘩するのも自由。
だから好きにすりゃイイんだけど、俯瞰して見ると、この喧嘩は1人vs数千人という喧嘩なんだよね。
このレベルになるともはや喧嘩じゃなく、イジメ、集団リンチである。
ところが浦和サポ側はリンチをしてる意識は全くないみたいで、むしろ正義の聖戦、愚かな者に制裁を下す、みたいな意識になってるでしょ?
愚かな者が泣きながら土下座するまで、その攻撃の手を緩めないだろう。
これは良くないなぁ、と思う。
あるいは気がついてないのかもしれんが、上西さん同様、浦和サポ側も今回の騒ぎで確実にイメージを落としてるよ。

あと、今回の総括として「サッカーをよく知らないニワカが知った風なことを書くな!」というのもやめてほしいんだよね。
そんな言論統制、SNSに求めるのが本当に正しいことかい?
サッカーのことはサッカーに詳しい人にしか発言権がない、チームのことはチームに詳しいサポにしか発言権がない、そんな言論統制社会、私はそれこそが一番許してはならない社会だと思うよ。
上西さんのは、まだ許して良いレベルである。

…あれ?
ひょっとして私、上西さん擁護してる?
私、あの人のこと鳥肌立つぐらいに大っ嫌いなんだけど(笑)。
2017/7/17(月)23:59

☆関西人
ま〜きのっ♪
芸能ネタね。

最近、「女性セブン」に槙野の名前が取り上げられた。
もともと槙野は以前に水沢アリーと交際し、今は女優・高梨臨と交際中とあって派手な交遊関係のある男だが、今回遊んでた相手がこれまた大物、あの剛力彩芽だというから驚いた。
…と言っても、密会とか熱愛とか、そういうのじゃないようだ。
単に、槙野主宰(槙野のオゴリ)の飲み会に剛力さんが参加したというだけの話。
でも剛力さんは今までノースキャンダルで業界屈指の優等生だった為、たかだか飲み会に一回参加しただけで「剛力、夜遊び!」と報じられてしまったようだ。

いやね、実をいうと私は剛力さんのファンなのよ。
よく彼女をブサイクとか言う人いるけど、仮にあのレベルでブサイクなら日本中の女子の90%はブサイクということになるぞ?
昔は事務所の過剰なゴリ押しでウザがられてたりもしたが、最近は露出も減り、深夜のドラマ、あとCM(腹筋のやつなど)のアホっぽい役柄で真価を発揮しつつある。
よく聞く話として、彼女は現場スタッフや共演者からの評判がすこぶる良い、とのこと。
どんな仕事でも嫌がらず、真面目にこなすスタンスらしい。
あぁ、そういえば思い出したけど、昔剛力さんが出てたドラマのワンシーンで、彼女が恐怖のあまり小便漏らす描写があったのよ。
彼女はジョロジョロと失禁し、床が小便で濡れるという生々しい描写(笑)。
普通、ヒロイン役の人気女優がテレビでこんなことやる?
この子はプロやなぁ、と感心したよ。

で、今回槙野との交遊関係が報じられた剛力さんだが、どうやら彼女はサッカーファンらしく、理想の男性のタイプは川島永嗣なんだそうだ。
おぉ〜、マッチョ系、汗かいたらエイトフォー系が好みなのか。
彼女は事務所から25歳になるまで恋愛禁止と言われてるらしく、その解禁まであと1ヶ月ほどだという。
なるほど、今回の飲み会参加はその予行演習か?
Jリーガーの皆さん、高嶺の花だが剛力さん狙いで今後頑張ってみて下さい。

それにしても、その剛力さんが参加した飲み会ってのは、時期が6月下旬だったらしいんだよね。
おいおい、槙野。
その時期って、浦和がドン底の連敗中じゃなかったのか?
ペトロヴィッチに解任騒動まで出てきた頃に、お前は楽しく剛力さんと飲み会やってたのか?
お前、そういうことだから仮に何もしてなくても済州の選手に追いかけられるんじゃないの(笑)?
まぁ、イイけど。

さて、槙野について。
彼って、CBとしてぶっちゃけどうなの?
五輪世代として彼は北京のはずだが、結局森重や吉田らがいて彼は本選メンバー入りできなかったんだよね。
それはA代表でも一緒で、CBとしてはサブ、出るとしても左SBの方が多い。
でもさ、今のハリルになって最初のうち槙野は先発だったワケよ。
事実、ハリルが就任したばかりの2015年、全13試合のうち槙野が8回先発、森重も8回先発、吉田が9回先発という、お互いにほぼイーブンのペースだったんだ。
ところが2016年からは吉田&森重コンビが定着し、槙野はサブの扱いへ…。
最近、森重が外されたので「いよいよ槙野復活か?」と思ったら、彼を飛び越して若手の昌子が先発に入った。

なんつーかさ、ハリルにはあそこまでチャンスを与えてもらった末にスタメン外された、そして森重が外れた後は昌子がスタメンというのは、多分CBとしての資質で槙野は日本の上位ランクではないんだろうな、と思う。
ハリルだけじゃなく、アギーレも、ザックも、反町さんも槙野を先発させなかったワケだし。
とは言いつつ、なぜかA代表そのものからはなかなか外れない槙野…。
そこは、分かる気がする。
多分、彼は理想的なベンチメンバーなんだろう。
彼がいるだけで、なんかベンチの士気が上がるし。
多分、槙野がいると飲み会も盛り上がるんだろうなぁ。
だから剛力さん、かなり飲み会は楽しかったんじゃないだろうか?
意外と彼女は今後、槙野会の常連になるかもね。
2017/7/17(月)0:04

☆関西人
パチューカA
今から20年近く昔の話、トルシエが代表監督就任した際に語ったビジョンとして、「日本人はメキシコのサッカーを目指すべき」というのがあったんだよね。
当時として、「はぁ?」と受け止められたけど。
欧州でも南米でもなく、中途半端にメキシコかよ、と。
でも、地味にメキシコは強い。
ワールドカップでは94年大会以降、6大会連続でグループリーグを突破してるからね。
現在、FIFAランキング16位。
欧州でも南米でもないのに、これは立派なもんさ。

トルシエが敢えてメキシコの名前を出したのは、おそらく体格面のことがあると思う。
メキシコ人は、体がさほど大きくない。
あの国は色々な人種が混じってるからややこしいんだけど、ベースはヒスパニックで、あとネイティブアメリカ人の血もかなり入ってるかと。
平均身長、170cm前後。
それでいてあれほどサッカー強いんだから、参考にすべきという発想は間違ってないだろう。

でもさ、メキシコって個が凄いと思わない?
私は、あの国はボクシングがやたら強いイメージあるのよ。
今まで世界王者を量産してきてるし、日本のボクサーもよくメキシコへ武者修行にいくでしょ?
あと、プロレスのイメージもあるな〜。
ルチャリブレといって、ミルマスカラスやドスカラスで知られるように華麗でアクロバティックな格闘スタイル。
ブランコの「カニ挟み」って、今思うと空中殺法、ルチャリブレっぽい(笑)。
とにかくメキシコ人って、戦うことが好きなんだね。
それがサッカーにも顕れてるというか、好んで一対一を戦ってる感がある。
日本人の場合は「俺たち体格で劣ってるし、できるだけ一対一を避けて戦おう」というのが基本なのに…。

あと、アイツらはよく走る。
今回パチューカのホームタウンが標高2400mと知ったが、よくよく話を聞くとメキシコの首都メキシコシティからして標高2200mだというんだから、もはや国中のあちこちで高地トレーニングやってるようなもんさ。
本田、大丈夫かな…?
空気の薄さに慣れるまで、ひょっとしたらしばらく精彩を欠くかもしれないね。
メキシコ人は空気の薄さなんてヘッチャラ、心肺能力はかなり鍛えられているだろう。
なるほど、昔からサッカー強いワケだな。

日本とメキシコの人口は大体同じ、1億ぐらい。
ただし、GDPで見るとメキシコは日本の5分の1程度である。
あぁ、貧しいんだな〜と思いきや、世界長者番付を見ると、毎年のようにカルロススミスというメキシコ人が上位にランクインしてるのよ。
この人、2010〜2013年まではビルゲイツを抑えて4年連続でランキング1位だったらしい。
いやいや、GDPが日本の5分の1程度の国に、そんな世界屈指の大富豪がいるというのはバランスとしておかしいし、その分、搾取された貧しい人たちが下層にたくさんいるってことでしょ。
じゃ、メキシコのサッカー選手の給与はどれほどかというと、国内リーグの
平均年俸が約4800万円らしい。
これ、Jリーグの平均年俸が約2300万円とのことだから、日本の約2倍。
メキシコ人の平均月給が約4万円であることを考えても、サッカー選手の収入は桁外れと言ってよい。
多分、彼らにとって国内トップリーグに行ける選手は羨望の的、メキシカンドリームの体現者だろう。
日本だと「Jリーグは欧州へ行く為の通過点」程度に考えてる例が多いという点で、やはりメキシコとは前提が全く違うよな…。

今までの話をまとめると、メキシコの強さの秘訣は
@ボクシングに見る一対一のセンス
A高地で鍛えた心肺能力
B格差社会で培われたハングリー精神
といったところか。
そのいずれにせよ、少しぐらい体格が似てるからって、これは日本人が簡単にメキシカンスタイルを真似できるもんじゃない、ってことだよね。

ところで、メキシコのサッカー文化は非常に古く、一説には古代マヤ文明まで遡るという。
それは世界最古の原始フットボールとも言われてるんだが、この試合で負けたチームの選手は首を切り落とされ、生け贄としてマヤの神に捧げることで五穀豊穣を願うという宗教儀礼だったようだ。
【負け=死】って、そんなフットボール嫌だわ〜。
だけどメキシコサッカーの強さは、意外とそういうところにルーツあるのかもね。
日本の古代フットボール、蹴鞠とはエライ違いですわ。
2017/7/16(日)19:24

☆関西人
パチューカ
おくればせながら本田圭佑、まさかのパチューカ移籍について。

このチームのことは、クラブワールドカップで名前を知ってる程度である。
北中米カリブ海王者になるぐらいだし、きっと強いクラブなんだと思う。
次のクラブワールドカップ(今年12月)にも出場することが確定してるらしい。
…そうか、欧州王者としてレアルが出る大会だね。
やっぱ、本田は「レアルに入る」から「レアルを倒す」に目標を変えたのかもしれない。
ガラタサライじゃ、欧州CLでレアルと対戦するまでに何年を要するか分からん。
その点、パチューカならうまくいけば今年にも対戦が実現できるかも?
それほど残された選手生命が長くない本田のこと、できるだけ手っ取り早く勝負を決めたいのかもな。

契約期間は僅かに1年、年俸は約4億らしい。
年俸はミランで7億貰ってたこと思うと若干モノ足りんが、しかしパチューカにとっては4億でもクラブ史上最高額らしく、これは本田を三顧の礼で迎えたと解釈してイイだろう。
契約期間1年というのは、どうやら本田側の意向らしい。
つまり内心メキシコで長いことやる気はなく、どっちかというと今年のクラブワールドカップありきの移籍である気がする。
とはいえ、パチューカのサッカーに魅力を感じてるのは事実だろう。
識者によると細かくショートパスを繋ぐ、かなり攻撃的なポゼッションサッカーみたいだからね。
本田の好みには違いない。
変にポゼッション癖がつきすぎて、代表でハリルに冷遇されると困るけど。

そもそも、パチューカって強いのか?という疑問もある。
クラブワールドカップに出るほどだから弱くはないだろうけど、でもさ、そのクラブワールドカップで確かガンバに負けてたよね?
メキシコって代表は間違いなく強いけど、クラブってどうなんだろ。
というワケで、私は久しぶりにIFFHSの世界クラブランキングをググってみた(笑)。
すると、パチューカの順位は149位。
ビミョー(笑)。
ちなみに、目安としてはACミランで120位だ。
あと、その前にいたCSKAモスクワで159位。
だからCSKAとミランの間ぐらい、というところかな。
噂のあったガラタサライは、173位。
CSKAよりも下になる。
あと、JリーグのトップはFC東京で195位。
鹿島で221位、浦和で236位、ガンバで348位というところだから、そう考えるとパチューカはなかなかの強豪?
…いやいや、このランキング、なぜか25位に全北現代、47位にFCソウルが入ってるワケで、私としてはあまり信用はしてませんよ。

かつて、パチューカはアギーレが監督やってたらしいね。
ひょっとして、彼の推薦があった?
あと、日本人選手として福田健二(かつて高原や柳沢のライバルだったFW)が所属してたらしい。
福田はここでかなりの活躍をし、リベルタドーレスにまで出場したんだそうだ。
…あぁ、そうか。
よく考えたら、メキシコって南米じゃないクセにリベルタに出ることもあるんだっけ。
メキシコリーグって、CONCACAFチャンピオンズリーグに出ないチームがリベルタドーレスに出られるとか、ムチャクチャおいしいオプションだよな?
本田も1年と言わず、2〜3年もいれば欧州ですらできなかった凄い経験をできそうな気がするよ。
本田、再ブレイクの予感。
2017/7/16(日)0:08

☆関西人
暑い夏
今、怪我人多いよね。
清武、森重など、このへんは代表にも悪影響が出るだろう。
欧州組はオフシーズンだからこれ以上はないとして、国内組はこの後、もう少し怪我人増えるかもしれない。
選手の皆さん、この時期は暑くて疲労が溜まるだろうけど、くれぐれも体のケアは気をつけてくれよ〜。

ところで、私にはよく分からないことがひとつある。
怪我人が出た場合、代表ではその怪我した選手を召集せずに別の選手を呼べばイイだけの話なんだが、問題はW杯予選の場合、事前にAFCに提出した「予備登録メンバーリスト」があるだろ?
私は無知でシステムをよく分かってないんだが、ここに登録されてない選手は召集できないってルールなの?

ちなみに、私の手元には今年3月にAFCが公表した日本の登録メンバー97名のリストがある。
97名ってムチャクチャ多いな!と感じるかもしれんが、各ポジションごとに見ていくと案外多すぎってことはないのよ。
前回召集の際、ブルガリアにいた加藤恒平がサプライズ召集されたとして話題になったけど、この3月リストの時点で彼の名前が既に載っている。
実は、それほどサプライズでもなかったのね。

逆に、100名近くという膨大なリストでありながら名前が掲載されてない選手が気になるところだ。
たとえば、関根貴大。
たとえば、伊東純也。
たとえば、山村和也。
たとえば、中谷進之介。
たとえば、鈴木大輔。
たとえば、鎌田大地。
…山村は、3月時点で名前が挙がらなかったのは致し方ないかな。
でも関根あたりは、入ってないのが不思議。
そうそう、CBでは三浦弦太も名前が入ってないんだよね。
だけど、6月のアジア予選時にはきっちり召集されていた。
つまり、この予選登録リストは随時更新されるということだろう。
じゃ最新のリストがどうなってるか気になるところだが、私はその内容を知らない。

8月末の豪州戦は、当然のことながら気温30度以上の酷暑だろう。
先発する選手のコンディションは重視してほしい。
あと、戦術だよね。
誰だか忘れたがテレビで解説者が言ってたこととして、イラク戦の井手口と遠藤航、あのボランチコンビではダメだ、と。
二人ともデュエルと守備を頑張ったので世間の評価は上がったものの、ビルドアップ面では急いで裏を狙うばかりなので、あのせいで前線メンバーが消耗して終盤にああいうことになったんだ、と。
要は、時にボランチは試合の流れを緩める調整能力が必要ということだろう。
そこは同意する。

ただ、あの試合で控えだった今野が言ってたんだ。
ハリルは練習の段階で、球を奪ったらすぐに裏を狙うことを徹底してやらせる、と。
つまり井手口も遠藤航も、ただ監督の指示を忠実に遂行しただけである。
彼らの能力の問題じゃない。

次の豪州戦も、試合終盤は酷暑で足が止まることが大いに予想できる。
「苦しいのは向こうも同じだし、それはお互い様」と思うだろうけど、それは違うよ。
足が止まった時、有利になるのは向こうなんだから。
なぜって、向こうには高さがあり、足が止まったら今度はパワープレーで押すことができる。
そうなりゃ、完全に向こうのペースさ。
変に「ウチには持久力がある。終盤の粘りがある」とか過信をしない方がイイ。
後半勝負というゲームプランで臨んだ結果、見事にイラク戦はコケたじゃん?

試合の流れを読めるベテラン・長谷部が復帰するのは確かに安心材料だけど、その彼も故障明け間もない身、ひょっとしたら実戦をほとんど経ないままの状態、ぶっつけ本番で豪州戦を迎えるかもしれない。
不安だわ。
私は、暑い夏こそ「バックパスを制する者は試合を制する」だと思うんだ。
大体、暑い夏に選手はあまり走りたくないものなのよ。
出来るだけ、無駄走りはしたくない。
というところに、プレスをかけた→バックパスで逃げられた→またプレスをかけた→またバックパスで逃げられた、というのを何回も何回も繰り返されたらどうなる?
寄せる側は「どうせまたバックパスだろ」と少し緩めに寄せたところ、いきなりズバッとスルーパス出されて裏を取られる、みたいなオチに。
こういうの、以前ならヤットが上手かったよね。
コイツ、さっきからバックパスしかしてないじゃん?と皆さんイライラして見てただろうけど、あれはあれで敵を寄せさせて肉体・精神両面から消耗させる意味もあり、決して悪い狙いじゃないのさ。
駆け引き、ってやつだな。
悪いがイラク戦のボランチは、この駆け引きがイマイチできてなかったのかと。

要は、こういう試合こそ司令塔の存在が必須である。
デュエル重視の為、敢えて司令塔タイプは使わない、というのはそろそろ考え直してほしい。
2017/7/13(木)14:11

☆関西人
ナウシカ
先週から「金曜ロードショー」で、またしてもジブリ特集やってるんだよね。
「借りぐらしのアリエッティ」→「思い出のマーニー」という2週連続。
日テレって、つくづくジブリ好きやなぁ…。
今年の正月も「ナウシカ」→「千と千尋」→「耳をすませば」の3週連続だったもんね。
あぁ、「ナウシカ」とか、私は生涯100回ほど観てるかもしれない。

私はガキの頃、「ナウシカ」をリアルタイムに劇場で観てる世代。
当時あの世界観、衝撃だった。
だってそれまで観てたアニメは「ガンダム」など硬質で無機質なロボvsロボの戦いだったのに、巨神兵や王蟲の質感はその真逆じゃん?
キモチ悪くってねぇ…。
でもクセになって、何度も見た。

やがてオトナになり、今度は「ナウシカ」の原作漫画(宮崎駿著)を全巻読んだ。
そこで2度目の衝撃。
「映画と全然違うじゃん!」と。
このへんは皆さんもご存じだろうが、映画「ナウシカ」は原作の中のほんの一部に過ぎない。
映画はハッピーエンドで子供からお年寄りまで楽しめる内容なのに、原作はむしろその逆。
まず子供には理解できないし、仮に理解できたとしたら生涯トラウマになりそうなぐらい哀しい物語である。

少しネタバレしとくと、映画でも描かれた「火の七日間」という歴史上の出来事、あれは一応戦争ということになってたけど、真実は違っていて、実は一部権力者たちによる「人類補完計画」、つまり人類を一回根絶やしにしてから新たな人類を再生し、完璧に調和のとれた世界を再構築しよう、という計画だったのね。
さしずめ、巨神兵=使徒?
で、その新人類の「卵」は、腐海による毒の浄化が終了するまで眠ってる状態。
じゃ、ナウシカたちの存在は一体何なのかというと、実は人間ではなく、権力者たちによって人工的に創られた人造人間である。
汚れた世界でのみ生きられる(世界が浄化されると死滅する)ようにプログラムされた人造人間。
さしずめ、ナウシカ=綾波レイ?

もうお分かりのように、「ナウシカ」の設定はほぼ「エヴァンゲリオン」そのまんまである。
もちろん、これは偶然の一致ではない。
なぜって、「エヴァ」を作った庵野秀明は、宮崎駿の下で「ナウシカ」の巨神兵パートの作画を担当した弟子みたいな存在なんだから。
後の「エヴァ」の世界観が、「ナウシカ」に影響されてても何ら不思議はない。

宮崎駿は、「ナウシカ」の続編映画は作らないと明言してるらしい。
その意味は分かる。
仮に続編を作れば、1作目「ナウシカ」のイメージを大きく崩してしまうから…。
私は以前、似たような例で「リング」のことを書いたと思う。
あれも原作者・鈴木光司は小説の完結編「ループ」にて、「貞子は何者か?」というシリーズ最大の謎に明確なアンサーを最後で示したんだが、そのアンサーが「貞子の正体はコンピューターウィルスで、実はこの物語の世界はコンピューター内の仮想現実社会」という掟破りのオチだった為、どうしてもシリーズの中で「ループ」だけは今なお映画化できないワケね(笑)。
ぶっちゃけ、「なかったこと」にされてると思う。
それは、「ナウシカ」の完結編も同じこと。
世間では、「なかったこと」にされている。
だからこそ、弟子ともいえる庵野秀明が、師匠に代わって「エヴァ」を作ったんだと思うよ?
宮崎駿が何十年も前に出したお題を、今じゃ弟子たちがライフワークとして受け継いでる、ってことね。
最近では、「進撃の巨人」もまた「ナウシカ」の系譜にあると思うし。

私は、庵野さんが昨年「シンゴジラ」により2次元を超越して3次元の世界で成功したことを思うと、ついつい宮崎さんにもそっち側の活躍を期待しちゃうんだよね。
そう、2020年の東京五輪開会式、もしくは閉会式。
今まさに放射能汚染、および北朝鮮の核攻撃危機を抱えてる日本だけに、状況はまさに「ナウシカ」に見る風の谷そのものである。
王蟲、巨神兵、腐海。
新国立競技場のピッチに、そのての3D映像が乱舞するのを想像しただけで胸が躍りますよ。
最後は【その者、蒼き衣を纏いて金色の野に降りたつべし。 失われし大地との絆を結び、ついに人々を清浄の地に導かん】という「ナウシカ」のラストシーンで締めくくる。
蒼き衣を纏ったナウシカが出てきて、みんなが「おおっ?」となるが、パッと服を脱いだら、またしても安倍さんだった、というリオに続く二度目のオチ(笑)。
あるいはサムライブルーとして、国際知名度から香川や本田、もしくは中田英あたりを出してみるのも悪くないね。
2017/7/12(水)20:09

☆関西人
内田篤人復活?
内田篤人が完全復帰間近のようだ。
長かったな〜。
シャルケもよく辛抱してくれたし、本人もよく辛抱したと思う。
彼自慢のスピードは落ちてないか、元のようなプレーをできるかなど不安はあるけど、まずは良かった良かった…。

つくづく、内田は偉大である。
彼、そして長友が台頭したあたりから、世間は「日本のSBって有能じゃん?」という見方に変わってきたんだよね。
かつてトルシエが「日本には市川以外にSBがいない」と嘆いた話を思うと、隔世の感がある。
やがて酒井宏樹、酒井高徳も欧州へ。
…でも、なぜか流れがそこで一旦ストップしている。
車屋、室屋、松原、伊東、小川ら逸材の名前が次々挙がるものの、まだ欧州スカウトに引っ張られる段階にはないようだし。
とはいえ、たとえSBじゃなくとも日本人選手がサイドで起用される例は増えている。
原口、乾は言うまでもあるまい。
浅野もドイツではサイド起用らしいし、南野も少し前まではサイド起用だったらしい。
宇佐美も同じく。
「日本人はセンターじゃ脆いからサイドへ」という消極的意味もあるかもしれんが、中にはもっと積極的意味で「日本人はサイドのタスクに向いてる」というニュアンスもあるような気がするのよ。

まず、サイドって上下動激しくてスタミナ要るんだ。
そのくせ、一生懸命走っても無駄走りに終わることも多いポジションである。
あと、攻守の切り替えではすぐに持ち場へ戻らなくてはいけない。
言っちゃ悪いがセンターに比べて自由が制限されてて、そのくせ無駄走りが多く、ある意味めんどくさいポジションなんだよ。
いや、だからこそ日本人向きなのさ。
なんせサムライだから、与えられた使命を黙々とこなすし。
欧州人なんて、自分がスペースに走ったのにそこへパスが出ないと「ホワ〜イ?」と両手を上げて不満を示すもんだが、サムライはいちいち「ホワ〜イ?」とか言わない。
ただ、黙々と持ち場に戻るだけだ。

仮に日本人の適性がサイドだとして、問題はそれをどう活かすか、だよね。
サイドを突破するだけじゃ、何にもならない。
だって、ゴールはサイドじゃなくセンターに存在するんだから。
せっかくサイドを支配したところで、そこからセンターへの球の供給をミスると全てが台無しである。
W杯アジア予選を見てると敵も慣れたもんで、「日本はサイド強くともセンター弱いし、ゴール前を固めておけば問題なし」ぐらいのスタンスでいやがる。
で、実際にクロスがなかなか得点に結びつかない。
それはクロスの精度の問題か、受け手の強度の問題か、それもあるだろうが一番の要因は、敵が「ちゃんと対応準備できてる」ことにあると思う。
私は、単純なクロスじゃ絶対ダメだと思うのね。

16-17シーズン、欧州のリーグで最も試合に出ていた日本人選手はマルセイユの酒井宏樹らしい。
35試合2982時間の出場、完全なレギュラーである。
じゃ、それだけ試合に出ていて「高速クロス」が持ち味という彼のこと、一体どれだけのアシストをしたんだろうと思ってたら、僅か2だそうだ。
高徳も2、原口も2ということで、彼らサイドプレーヤーのクロスは所属チームでも得点源というワケじゃなさそうだね。
クロス→シュート→ゴールなんて綺麗な形を期待する方が間違ってる、ということ。
そうじゃなくて、サイド起点からでも何か別の方法は必ずあるはずなんだ。
たとえばクロス上げるにしても、その軌道をゴール前ニアの選手が変えて、ファーの選手で仕留めるとか。
あるいは、敢えてクロスを上げずにヨコ方向へドリブルしてエリア侵入、そこからマイナスのラストパス出してオーバーラップした選手が合わせるとか。
理想はサイド突破→クロス→シュートの3ステップだけど、残念だが日本の場合は4ステップ必要な気がするよ。

あとは、そういうところでアイデア出せるか、だね。
SBは、ただ上下動するだけのピストンマシーンじゃダメなのよ。
ちゃんと知能がなきゃ。
今思うと、内田篤人はかなり知能があったような気がする。
今の酒井宏樹より。
…あ、ゴメンゴメン。
ちょっと見た目の先入観あったかも(笑)。
2017/7/11(火)16:31

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