超VIP専用掲示板

過去ログ425 2013/9/17 22:34

☆関西人
2シーズン制B
…はい。本日のJリーグ理事会をもって、2015年からの2シーズン制導入が正式に決まったそうです。
まあ、しようがないわな。

この制度改革を推進した当事者は、こういう発言をしている。
「1シーズン制が理想であることは全員の共通認識です」と。
つまり彼らも分かっていながら、苦渋の選択をしたワケよ。そのへんは少しぐらい理解してあげようよ。

よく考えたら、今回は不自然な流れだと思わない?
だって、以前の理事会でこの議題が出た時は猛烈な反対があったのに、今回はそうじゃなかったでしょ?
あの時の反対派はどうなったの?更迭されて今回はいなかったの?
…違うよ。彼らは今回も理事会にいたのに、なぜか承認をしたんだ。
こういう流れ、やはり私は「何かがあったんだろうな」と思わざるを得ない。
「理想」を捨てなくちゃならんほどの何か、だね。

理事会はあまり核心部分を情報公開してくれないから、ここから先は憶測ばかりになってしまうことをまずは許してほしい。
私が思うに、我々が知らないところで大きな危機が今のJを直撃してるんじゃないかと。それは観客動員がジリ貧とか、そんなフワッとしたレベルの話じゃなくて。
考えられるところとしては、例えばオフィシャルパートナー(大手は7社あるよね?)のうちひとつふたつが「降りたい」と最近になって言ってきたんじゃないかと。
もし降りられたら、そりゃもう大打撃さ。それこそリーグの存続問題になる。

「待って下さい!あと10年待っていただけたら必ずリーグは軌道に乗りますから!あともう少しだけご辛抱下さい!お願いします!お願いします!」
「…ウチは慈善事業としてやってるワケじゃないんですよ。広告効果を期待してお宅に投資してるんですよ。…10年?ウチはそんなに長い間、ずっと銭をドブに捨て続けなきゃならんのですか?」

そういえば、皆さんは「半沢直樹」を見てる?
あのドラマでは半沢のお父さんが小さな町工場の社長なんだが、まさに↑のように利益だけを優先する銀行から融資を打ち切られて自殺するんだよね。
言ってみりゃ、今のJリーグなんて小さな町工場(笑福亭鶴瓶)みたいなもんなんだよ。融資を止められたら、もう終わり。
だけど、融資する側(香川照之)の理屈にも一応の正当性があるのかと。
確かに、スポンサーは慈善事業としてやってるワケじゃない。見返りがなくては、そこに投資をする意味がない。
Jリーグの場合の見返りとはもちろん広告効果であり、媒体となるチームおよび選手が多くの人の目に触れなきゃ全く意味はないんだ。

もちろん、代表選手が人気なのは誰もが分かってること。
だけど、彼らはみんな欧州リーグ所属ばかりじゃないか!
一方でJリーグの選手はスタジアムかスカパーという閉ざされたステージでしか人目につかない存在であり、その広告効果は果たしてどれほどのレベルと言えるのか?
半沢君、このままじゃマズイでしょ〜?
君の伊勢島ホテル再建プランは、あくまで現状のまま社長続投なのかね?
ここはひとつ、羽根専務を新社長に据えて新たな2シーズン制に改革をするべき時じゃないのかね?
…と、香川照之みたいな人が圧力をかけたんだと思うよ(笑)。

で、当事者となるサポの立場は「常務、納得できません!」と怒る半沢直樹みたいなもんだね。
ドラマだと半沢が海外資本を入れて一発逆転、見事伊勢島ホテルの再建にメドをつけたんだが、さてJリーグの方にはそういう大逆転プランはあるの?
プランもなく、ただひたすら熱意と理想論だけで現状維持を訴えても理事会は通せないでしょ。

おそらく投資する側の理論として、広告効果を考えれば一番のポイントは「地上波」だろうね。
代表との埋められない格差も、そこに根拠があるんだし。
スタジアムは目一杯埋めたところで、集まるのはせいぜい5万人。頼りのスカパーも、数はたかが知れている。
一方、「地上波」は視聴率1%で約100万人が見ると言われてるんだ。
広告効果を期待するスポンサーなら、後者を期待するのは当然の理論。

「半沢君、地上波で放送枠をとれないの?」
「おそらく、難しいかと」
「プロ野球でいうクライマックスシリーズみたいのなら、枠をとれるんじゃないの?」
「Jリーグに、そういうプレーオフはございません」
「…じゃ、作れば?」

さあ、皆さんならどうやって倍返しする(笑)?
2013/9/17(火)22:34

☆関西人
2シーズン制A
やはりというべきか、週末のJリーグにおいてサポから「2ステージ制導入反対」の横断幕が掲示されたという。
当然といえば当然かな。
しかしサポのこの想い、明日のJリーグ理事会に届くんだろうか?
おそらく、それは難しいことだろうね。

以前に書いたように私自身も2シーズン制には断固反対なんだが、ただこの制度改革がリーグに10億の収益増をもたらすと聞くとさすがにねぇ…。
そういう利益を潰してまで1シーズン制を維持したい場合、やはり「今の制度のままでも10億増収はできる」というキチンとした論拠を示さないと理事会の説得はできないよ。
これは小学生の学級会じゃないんだから。

まず、今回の話はサポの論理より企業の論理が優先されて出てきた議題だろう。
すると「Jリーグにとって最大の顧客は我々サポなのに、何で我々の意向をないがしろにするんだ?」という感情論に皆が走ってしまうんだが、そこは少し冷静になってほしい。
まず、「Jリーグにとって最大の顧客はサポ」というのはさすがに思い上がりなんだから。
このへんは、Jの決算書を見るとすぐに解ること。
各クラブの収支を見てると、「入場料収入」というのは全体の営業収入の中で僅か20%程度のシェアしか占めてないんだからね?
一方、企業の投資による「広告収入」は「入場料収入」の約2倍のシェアを占めている。
つまり、Jにとって「最大の顧客」はサポより企業の方なんだよ。
だから、サポの意向より企業の意向が優先されるのはもう当たり前のことなんじゃないかと。

このへん、実はプロ野球と比較してみると面白いんだよね。
意外なことなんだが、日本プロ野球の営業収入の中で「入場料収入」の占めるシェアはなんと約70%である。
サッカー以上に企業色が強いイメージがあるリーグなのにね?
しかしここまでくりゃ、そりゃ野球ファンはデカい顔もできるってもんだ。
さすがに年間130試合以上もできる競技の利点だから、サッカーが真似しようとしても無理なことなんだけど。

じゃ、他競技と比較するんじゃなく今度は同競技の中で海外のリーグと比較してみようか。
実をいうと、Jの「入場料収入」って欧州平均と比較しても予想より悪い数値でもないのよ。
ただ、サポからの収入というのは決して「入場料収入」だけじゃない。
例えば「放映権料」「グッズ売上」、このへんも立派にサポからの収入でしょ?
Jは、明らかにここが弱い。
欧州の場合はこのへんを包括するとほとんど「広告収入」を凌駕するのに、Jの場合は全部包括してもまだ企業収入に及ばないのが現実…。

さて、どうやったら企業に頼ることなく10億増収をできる?
サッカーは野球と違って試合数の限界があるから、本当なら一興行当たりの収入、すなわち単価をアップさせるしかないわな。
ブンデス並みに平均動員を4万人規模(今の2倍)にするとか。
でもそんなのはインフラを大幅改修しなきゃ無理なことだし、すぐには実現不可能だろう。
あと、「放映権料をアップさせりゃイイじゃないか!」と安易に言う人もいるんだが、では具体的にどうやってそれを上げるのか?
日本市場が既に手詰まりな現状、どう考えてもあとは海外市場にしか活路はないよ。
欧米市場はさすがに無理なんだし、やるならアジア市場だね。
ただ現実はアジア市場なんて既にプレミアが開拓しており、後発になるJがそこに食い込むのはかなりの至難の業。
地道にその国の選手をクラブに取り込むなど、結局は時間がかかるようなやり方しかないだろう。

そう、企業に頼らない増収策は全てにおいて実現が今すぐには無理なことばかりなんだよ。
残念だけど、今すぐに「10億増収」なんて提示できるようなアイデアはハッキリ言ってない。
だから、明日の理事会はそれを可能だとする「企業の論理」に屈するしかないと思う。
不本意ながらも…。

そんなのダメだ!意地でも「企業の論理」に屈したくない!と言うのなら、あと残された道はバルサみたいに「ソシオ」を作って、サポが小口のオーナーというか株主のような立場になるしかないだろう。
皆がキチンと上納金を納めて、会員内で選挙をしてクラブを運営する会長を決める例のやつね。
確かに将来的なビジョンとしてなら、それを目標にしてもイイかもしれん。
ただ、またそれも繰り返しになってしまうんだが、今すぐには実現不可能なことなんだけどね。
2013/9/17(火)0:05

☆関西人
ふるい落とし
今、ザックは欧州視察に出ている。
何をしに行ってるかって、先日のガーナ&グアテマラ戦に召集できなかった選手の調子を見ておきたいらしい。
今回見るべき選手は、具体的に名前が挙げられている。
それはハーフナー、乾、大津、細貝、酒井宏の5名。

来月には欧州遠征があるというのに、何でわざわざこの時期に渡欧をしてまで彼らを見に行く?
…私は、そこがポイントだと思うんだ。
本来なら【ガーナ&グアテマラ戦=国内組中心にテスト】【セルビア&ベラルーシ戦=欧州組中心にテスト】と呼ぶべきメンツを分けて考えたら済む話なのに、ここで現地に行く直前に現地にいる5名のチェックをするってのは、どう考えても「ふるい落とし」以外にはあり得ないんだから。
おそらく、ガーナ&グアテマラ戦で使った国内組選手を欧州遠征にも連れて行きたい気持ちが出てきたんだろう。
しかし国内組も現地組も両方とも召集してしまえば、総勢30名ぐらいの大所帯になって試合でベンチ入りすらできない選手も出てくるわな。
じゃ、しようがない。遠征前に現地組を見て今回落とす奴をセレクトしとかなくちゃ、ということだよね?
つまり、↑に挙げられた5名は「ふるい落とし」のセレクト対象になってるということ。

【ハーフナー】
ポジション:センターFW (ターゲットマンタイプ)
召集枠を争うライバル:大迫

【乾】
ポジション:ウィング
(香川のリザーブ、トリッキーなドリブラータイプ)
召集枠を争うライバル:齊藤

【大津】
ポジション:ウィング
(岡崎のリザーブ、ハードワークタイプ)
召集枠を争うライバル:工藤

【細貝】
ポジション:守備的MF
(長谷部のリザーブ、潰し屋タイプ)
召集枠を争うライバル:山口螢

【酒井宏】
ポジション:右SB
(内田のリザーブ)
召集枠を争うライバル:駒野(おそらく高徳の優先は左SBだろう)

…多分、ザックの中でもブラジルに連れていく23名のうち当確枠はだいぶ埋まってると思うのね。
GKは必ず3人呼ぶからフィールドプレイヤーの枠は20だとして、香川・本田・岡崎・清武・長谷部・遠藤・長友・内田・吉田・今野は当確と見てほぼ間違いない。
あと最近の試合で柿谷と森重と高徳と青山もかなり高い序列に食い込んできたから、彼らを入れると残すところの枠は僅かに6。
↑には「召集枠を争うライバル」群として10名を挙げさせてもらった。
ハーフナーvs 大迫、乾vs 齊藤、大津vs 工藤、細貝vs 山口螢、酒井宏vs 駒野。
この10名のうち、枠は6しかないんだから最低でも4名は「ふるい落とし」になるんだろう。
いや、厳密に言うと現状の当確メンバーにCBが3名(吉田・今野・森重)しかおらず、343オプションを考えると数に不安があるから伊野波か栗原のどちらかは必ず召集されることになる。
よって、「ふるい落とし」は↑の10名から5名脱落だね。
ということは、ヘタすりゃザックが事前視察対象とする5名は全員落とされる可能性だって十分あるということだな。

ところで私が個人的に心配してるのは、左サイドの守備問題。
基本的に日本のビルドアップは「左利き」だから、流れの中で香川が中に絞って長友と遠藤が前に出てしまい、左後方に穴を作ってしまうケースが非常に多い。
そこは今野(吉田)がカバーする、呼応して最終ラインは横ズレするから内田(高徳)が中に絞る、などして一応の対応はしてるんだが、そういう時に不安なのがやはり内田の存在かと。
彼ってライン際の守備は上手いものの、中に絞った時の守備がね…。
先日酒井宏が負傷離脱した際、なぜか右サイドでなく左サイドの槙野が召集されて「はぁ?」と思った人は多いだろうが、私が思うに酒井も槙野もサイドは違えど「左後方の穴」に対するリスク保障という意味ではザックに求められてるモノは同じだったのかと。

じゃ、もし次も酒井宏がダメなら、また槙野が呼ばれることもあり得るのかな?
ガーナ戦の槙野、見てて気の毒だったけどね…。
2013/9/16(月)11:27

☆関西人
ロイヤルファミリー
続きね。

↓の書き込みを見て、「安倍さんや猪瀬さんはまた何でそんな無理してまで高円宮妃殿下を引っ張り出したかったのか?」と疑問に思う人も多いだろう。
…確かに。
皇室がIOC総会に出ることは今まで前例のないことであり、それは違憲ギリギリのヤバい橋を渡ることでもあった。
そのへんを解っていながら敢えて今回久子様を表舞台に引っ張り出したのは、やはりそれが招致において極めて有利に働くからこその話なんだろう。

日本人の多くは「皇室って何の為に存在するの?」「皇室なんていなくても我々は全然困らないんだけど」程度にしか考えてないと思うが、実は我々が考えてる以上に海外(特に欧州)において日本の皇室は最高レベルのリスペクト対象である。
なぜなら、世界中を探してもこれほど長く存続したロイヤルファミリーなんて絶対に存在しないんだから。
実際、我が国の皇室はギネスに「世界最古の王朝」と公式認定されているほど。

「そんな古いことに何の意味がある?」と思うかもしれんが、この21世紀の現在においても【由緒正しいお家柄】の効力って今だに絶大な意味を持ってるのよ。
その証拠に、IOC委員の多くが今なお貴族・王族の人間で占められてるというじゃない?
実際、日本のJO C 会長・竹田氏も明治天皇の曾孫に当たるという由緒あるお家柄の人なんだし。
いや逆にね、そういうお家柄でもないとああいう世界では対等に話すらできないのよ。
見下されてしまうんだ。
歴史のないアメリカあたりは普通に「由緒も何もない新興の成金」と見られる世界だという。
同じ英語圏でも「アメリカ英語」を使う人間は「イギリス英語」を使う人間から見下されてしまうとも聞く。
今回の久子様はバリバリの「イギリス英語」とフランス語を駆使したワケなんだが、そのへんはさすがだね。
やはり蛇の道は蛇というか、セレブを制するにはセレブをもって対処するのが最善だということ。

本来ああいう欧州貴族社会からすれば、極東アジアの日本人なんて見下すべき「イエローモンキー」に過ぎないだろう。
でも、そんな彼らですら歴史や伝統に対しては畏敬の念を抱くワケで、特に日本の「エンペラー」だけは生きる最重要文化財として権威を認めてくれている。事実、エリザベス女王ですら天皇には上座を譲ってくれている。
こういう権威が日本にはある(中国にも韓国にも米国にもない)ということを、我々日本人はもっと誇りに思うべきなんじゃないかと。

約十年前にお亡くなりなった高円宮殿下は大正天皇のお孫さんに当たる方であり、またこの方ほどスポーツ振興に尽力くださった宮家は他にない。
サッカーにおいても「高円宮杯」を創設いただくなど大変お世話になったことは今さら言うまでもないよね。
宮様のご遺志を継いで、今は久子様がJFAの名誉総裁。
以前には某ゴシップ誌から久子様と川淵さんの「ただならぬ関係」を書かれたこともあるんだが、そんなガセが出るほどに妃殿下とJFAとの関係は良好ということだろう。
ありがたい、ありがたい(笑)。

…ただね、最後にひとつ悲しい事実を書かせてもらうなら、この「高円宮」という御家は近い将来に断絶することが確定してるんだ。
日本サッカー界は、いずれ皇族の後ろ楯を失うことになる。
それはなぜかって、高円宮家には男子がいないからだよ。
久子様にお子さんは三人いらっしゃるんだが、実は全員女の子(なかなかの美人三姉妹なんだが)。
特に三女も大学のサッカー部でマネージャーをやるなどスポーツ好きらしいんだが、この三姉妹がいずれお嫁に行けば「高円宮」の名前は消滅してしまう。
「そんなの婿養子をとればイイじゃないか?」と思うかもしれんが、現状の法律では皇族の婿養子をルールとして認めてはいないんだわ。
…悲しいね。
これだけ親しんできた「高円宮」の名前がサッカー界から消えてしまう運命だなんて…。
願わくば、久子様(現在60歳)には目一杯長生きをしていただきたい。
で、その間に高円宮家に代わる新たな皇族の後ろ楯を探していくしかないわ。
そうでもしないと、やはり次代のワールドカップ日本招致は難しいことになると思うから。
2013/9/15(日)22:31

426424

掲示板に戻る