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過去ログ391 2011/9/9 21:43

☆関西人
なでしこが苦戦した理由
まずは、なでしこ五輪切符獲得おめでとうございます。

欲を言えば、もう少しスッキリした形で決めたかったけどね〜。
米国やドイツと互角に戦った記憶がまだ醒めてないだけに、アジア相手にここまで苦しむとは思ってなかったのが正直なところ。
でも、これこそがアジアなんだろう。
この殺人的スケジュールは、苦しかったW杯本大会をも凌駕してるかも…。

ただし理解しておくべきは、ぶっちゃけ条件的には今回戦った相手・北朝鮮も同じだったこと。だからここはひとつ、なでしこを上回った北朝鮮女子戦士達の体力と精神力を、我々はリスペクトしなくちゃならんのだろう。
…という書き方をすると、シニカルな人なら「でもさ〜、北朝鮮って今年のW杯で主力が5人もドーピング違反発覚して、次回の大会出場資格剥奪されたんでしょ? ってことは、今回の五輪も少し怪しいんじゃないの?」とか言うと思う。

…いやいや、ならばここはひとつ、私が北朝鮮の立場を説明しようかと。
確かに彼女達は、今年ドーピング違反の実績を残した。しかし、その違反にはキチンと理由があったんだ。
公式に北朝鮮側は、ドーピング違反に対して↓のような発表をしてる。

「今回ドーピング違反となった5人は、W杯直前に雷に打たれるというアクシデントがあった。その治療の際に鹿の角の成分を配合した漢方薬を投与した為、それが今回ドーピング反応として出てしまった」

…そうか〜、雷に打たれるとは災難だったね〜。
そりゃ生死に関わる事態だし、投薬もやむを得ないわ。ましてや鹿の角がドーピング違反とは知る由もないし、これはもう不可抗力だよな?
そんなことより、驚かされるのは彼女達のタフさだよ。なでしこなら、雷に打たれたら多分死ぬ(澤さんは除くけど)。
だけど北朝鮮の女子は、雷に打たれても鹿の角を投与したらW杯に出れるくらいに回復しちゃうんだね! 凄いな!
そりゃ今回、なでしこが苦戦したのも納得だな!

…という書き方をすると、シニカルな人なら「そんなの嘘に決まってるじゃん」とか言うと思う。
そう言う人達は、一度あの国の教科書を読んでみたらイイ。
それによると北朝鮮の最高指導者・金正日は、地震や台風を起こせるほどの人なんだよ?
そういう人に指導されてる民族なら、雷に打たれて死ななくても不思議はないよね!
2011/9/9(金)21:43

☆関西人
ウズベク戦
ぶっちゃけ、負けた感じすらある試合だったね。

まずこの試合で気付いたのは、ザックって意外とリアリストだということ。
阿部を先発させたのは、ザックなりに「ノーマル布陣ではジェパロフを抑えられない」と危機察知しての選択と思う。
しかし、阿部を使うならW杯で実績ある3ボランチならまだしも、彼を遠藤と並べて長谷部を1列上げてしまったのはいかがなモノかと。
結局は馴染みのない距離感から中盤が間延びし、守備力を上げたはずの布陣が全く逆効果になった。

じゃ、結局苦戦の要因は配置ミスだったんだ!と言いたいところだが、しかし後半に清武を投入して安定感ある4231に戻したはずが、それでもなぜか守備は安定しなかったんだ…。
ということは、阿部を先発させたからとか長谷部をトップ下にしたからとか、問題はそこじゃなかったようにも思えてくるのね。

ぶっちゃけ、間延びは試合最後まであまり改善されなかったと思う。
というのも、ウズベクの球運びが予想外に良かったんだ。
特に、ドリブルが良かった。30mくらいの長い距離を、たった一人の選手がドリブルだけでゴール近くまで球を運ぶ。
なぜか日本は、意外にもそれを止められない。向こうはスピードに乗ってるし、日本は下手に飛び込まずディレイに持ち込もうとするんだが、結局はそれでラインがズルズル後退するばかり…。
ザックは「もっとコンパクトに!」と指示を出してたが、でもあれで下手にラインを浅くしたら一発で裏を取られるかもしれん。

だから、あれはMFの方の問題だったと思う。
最終ラインを上げるより先に、ああいうドリブル番長に対してはウチのMFがきっちり喧嘩を受けて立つべきかと。
以前に私は【今後「名波」だけじゃなく「戸田」も見つけていきたい】と書いたが、まさに課題はそこ。
あるいは、ザック的に「戸田」は今回阿部だったのかもしれん。でも、彼はそういうプレーじゃなかった。

また別パターンとして、仮にウズベクがドリブルじゃなくロングボールを使ってヘディング番長で仕掛けてきたなら、その喧嘩はCBがきっちり受けて立つべき。

とにかく今の代表は、組織重視のあまり個人レベルの喧嘩意識が甘い。
もう一度、オシムを思い出してみて。
なぜ彼ほどの智将が、古臭いマンツーマンDFからチームを立ち上げたんだい?
2011/9/7(水)21:48

☆関西人
ウズベク戦を控えて
アウェーのウズベク戦というのは、ある意味3次予選の中でも一番やりにくい試合かもね。
報道では、とにかくピッチが最悪とのこと。シューズが埋まってしまうぐらいに芝が長いんだそうだ。
一般的に世界標準では芝の長さって大体35o前後らしいんだが、今回使う競技場では50o前後もあるという噂(笑)。
ちなみに日本国内の芝は25o前後が多いらしいから、これはもう倍近いギャップがあるワケね…。

日本のように細かくパスを繋いでいくようなチームは、言うまでもないが短い芝の方がイイ。長い芝だとどうしてもパス速度が殺されるし、特に国内25o仕様にしか慣れてない選手は少し感覚を狂わされるだろう。
昔には、劣悪ピッチを敗戦の言い訳にしてたことも結構あったよね…。
ただ、その頃に比べれば海外でプレーする選手も増えてるんだし、今夜はそこに救いを求めたいんだけど。

長い芝での戦い方として、速いショートパスを中央でバシバシ繋いでいくのは正直厳しいだろうし、どっちかというとサイドを起点としてセンタリングを上げるようなオーソドックスなスタイルの方がイイんじゃないだろうか?
変に綺麗に崩そうとせず、誰かに当ててコボレ球に泥臭く反応していくような感じでイイと思う。
これがバルサなら、どんな劣悪ピッチでもパスを華麗にポンポン繋いじゃうんだろうが、正直日本はバルサなんかじゃないからね。
ドジョウがさ、金魚のマネすることねんだよなあ、と誰かも言ってたし。

ところで今回舞台になるウズベクのタシケントって、岡田代表がW杯出場権を獲得した時のメモリアルな場所。
記憶としては、あの試合もかなり苦戦したっけ。審判が最悪な奴で、長谷部がレッドで退場。ついでに岡田監督までレッドで退場(笑)。
ちなみに決勝点は、岡崎が泥臭くコボレ球をヘッドで押し込んでのゴールだった。
ドジョウ系FWの本領発揮ですな(笑)。

また、日本は守備でも結構苦しんだんだよね。ウズベクは、ロングボールをガンガン放り込んでくる。
今夜も、そういう展開になるんじゃないの?
前戦、吉田はその高さを攻撃で生かして救世主になったが、今夜はそれを守備で存分に発揮してほしい。もちろん今野もね。
ただ、どうにもならない時は3バックへの途中変更も有り得るかな?
久々に、ザックの343が見られる予感…。
2011/9/6(火)21:11

☆関西人
マーフィーの法則
先週は男女両代表の試合が連チャンであったんだが、どっちの試合も予想以上の辛勝だったね〜。
男子は対北朝鮮、女子は対韓国。一応、力関係としては我が国よりも格下の相手。
しかし、こういう「勝って当然」の敵と対峙する時の強迫観念って、意外とマイナスに働くこともあるんじゃないの?と私は何となく試合を見てて感じたのね。

…という話の前提として、まず皆さんは約10年ほど前に流行った「マーフィーの法則」というのを覚えてるだろうか?

これは【バターを塗ったトーストを床に落とした際、バターを塗った面が下となって落下する確率は、その落ちたカーペットの価格と比例する】
というベタな話で、これを解説した本が当時「あるあるネタ」としてベストセラーになったと思う。
考え方としては、「そうなっては絶対マズい!」という潜在意識が、なぜか不思議とそれを現実として引き起こしまうという話。
そういえば私の個人的体験としても、たまたま体調が悪くてウンコより臭い屁(無音)を仕事中にしてしまった時に限って、確かに必ずと言ってイイほど半径1m以内に同僚や上司が近付いてくるよな…。

で、このへんは当然サッカーの世界においても十分に適用される法則。
先週の試合じゃないが、「そろそろ点を取らなくちゃマズイ〜」と追い詰められた時に限って、なぜか敵GKに神が降臨したりするもんさ。
困った法則だな〜と皆さんは思うかもしれんが、いやいや、意外とこの「マーフィー」を逆に利用して日本が得点を取る方法も一応はあるんだ…。

それは簡単な話、ベンチにいる選手の気持ちになってみればイイのさ。
例えばだが、北朝鮮戦で途中交替させられた柏木の気持ちを想像してみれば、彼は自分の代わりに入った清武にだけは正直活躍してほしくないのが本音だと思う。もちろんチームには絶対勝ってほしい、でも清武の活躍で勝ったらマジで俺の立場なくなるじゃん、ってね。

仮に本気で柏木がそう考えてたなら、その時点で彼目線では十分に「マーフィーの法則」が試合で成立してたことになる。現実に、あの試合で清武は決勝点に繋がる見事なクロスを上げたんだから。

という考え方をすれば、意外と「マーフィー」ってチームの躍進に利用することができちゃうのかもよ(笑)。そこでカギを握るのは、主力よりむしろ控え選手達の方かな。
2011/9/5(月)21:41

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