一行小説�J

むか〜し　むか〜し


過去スレ>>2

私はタイタニック号に乗ってしまった事を激しく後悔した。
この後、氷山に激突する運命を嘆いているのではない。このままでは話が進展していかない気がしたのだ。
私は不死身。
どんな事をしても死なない気がするので、とりあえず海へ飛び込む事にした。
↓
↓
↓
↓
「ｻﾞｯﾊﾟｰﾝ！！」

サメが・・・

どうやらサメの胃袋の中に入ってしまったらしい。
私はウン○になるのか・・・
そんなの絶対に嫌だ。
どうにかして脱出しなければ

ん…
鮫の中に武器になりそーな物発見！
これは―…

『ひのきの棒だ』ってナンデヤネーン！って自分にツッコんでみた。
ひのきの棒で耳掻きをしていると、腸の方からガラの悪いオッサンが出てきた

「怒るーでシカシィ♪怒るーでシカシィ♪」
オッサンが鼻歌混じりで近づいてくる。
「こ、こいつは…ヤスシ師匠？」

グダグダの展開に呆れていると、段々意識が薄れてきた。
「胃の消化液にやられた…？」
意識を完全に失った。


「ガバァ！！」
私は布団から飛び起きた。
「なんだ夢だったのか・・・あぁ！会社に行かなきゃ！！遅刻する！！」
私は朝飯を食べないで家を出た