1 げみ

森山先生 12月のレッスン

12月のレッスンは29日のみになりました。たぶん時間は繰り上がって14:00からになります。

12/8 は残念ながら終日リハーサルのため、レッスンができなくなりました。
みなさんにお約束してたのに、本当にすみませんと、森山先生、謝っていらっしゃいました。

みなさんは先日の「コラボレートする身体」ご覧になりましたか?
あんな舞台を観せられると、スタジオで開次先生のクラスをして頂いてることが、とても誇りに思えます。
「こういう舞台のためならクラスのNGも仕方ないか・・・」と、時々弱気にも思ってしまうのですが、
そこは心を鬼にして(?!)来年以降も1クラスでも多くやって頂けるよう交渉しますので、よろしくお願いします。
29日は混雑も予想されますが、ぜひ今年の踊り納めにいらしてください。お待ちしています!
2 むー
ホントにあんな素晴らしい(何て言うか存在が既に特別にすら感じるし(>_<))ダンサーなのに、レッスンで見るセンセはホント〜に腰が低く優しいし、失礼ながら時々「お茶目で可愛く」すら思えるし・・・開次センセが私に与えた影響ははかり知れません
そんなセンセが謝ってる姿を想像すると、レッスン潰れちゃうのはすごく悲しいけど(>_<)我慢できないけど我慢しちゃいます!!
次の舞台「スケリグ」まで我慢大会の日々です! 上手いダンサーは多分たくさんいるけど、開次さんみたいな人は他の人じゃ替えがきかないんです!って思うのは私だけじゃないハズ・・
3 そらとびねこ
「コラボレートする身体」観ました。

体育はいつも2でしたし、運動神経はありませんが踊るのが好きで、20年位前にジャズダンスを習っていました。

今年の春から古武術に嵌って2〜3回/週、柔術や剣術を習っています。
森山開次さんのダンスの事は以前から気になっていましたが、先日初めて観て大変インパクトを受けました。
古武術の重要な要素である、「蹴らない」「居付かない」「捻らない」「面を立てる」が見事に展開されているように感じました。
そんな、森山さんのレッスンはどういうものなのか、体験してみたいと思いましたが、バレエやダンスをしていなくても体験レッスンは受けられますか?
年齢は55歳です。♀です。
4 げみ
そらとびねこさん、はじめまして。書き込みが遅くなって申し訳ありません!

古武術をやっていらっしゃるんですか!
最近では、コンテンポラリーダンサーの中にも、武術を取り入れたり
武術の先生と一緒にワークショップをされてる方もいますので、やっぱり何かしらの共通点があるのかも知れませんね。
(「居付かない」っていうのだけ、どういうことを言うのか判りませんが・・・)

普段から身体を動かしていらっしゃるなら、全然問題ないと思いますよ。(ましてやジャスダンスの経験者!!)
たぶん舞台で見る開次先生のイメージを裏切らないクラスだと思います。是非一度、いらしてくださいね!
5 そらとびねこ
げみさま。
ありがとうございます。
「居つかない」というのは、「支点を作らない」ということです。
動くときに「支点」を作ると、例えば肩が詰まるとか、肘が詰まるとかして伸びやかな動きになりません。
まだ、初心者なので頭でわかっていても自分の身体をそのように操作出来ないので他人にもうまく説明できなくてすみません。

甲野善紀著『身体から革命を起こす』(新潮社)を読むと分かり易く書いてあります。

柔術の稽古にはコンテンポラリー系のダンサーの方も結構いらしています。

スポーツに古武術の身体操法を取り入れる実践研究をしている方と、シルヴィ・ギエムの公演を観にいきましたが、身体に糸がついてるみたいだと言っていました。
彼女も蹴らない、支点を作らない、身体を割って使っている(また、解らない事をいってすみませんが)と私は観察しましたが。
その、スポーツの人のところに動作分析をして貰いたいといってダンサーも来ます。
また、甲野善紀氏は、ピナ・バウシュのブッパタール舞踊団のワークショップに呼ばれて指導もしています。
山田うんさんはかなり影響を受けているようです。

森山先生はあの身体操法をどこで学んだのか興味あるところです。
では、では。
6 むー
うーむ・・難しくてわからないけど、そらとびねこさん の言ってることは深そう・・・ 「のびやかな動き」ってまさに開次さんですね
しかも「体育2」ってところが「わあい私みたい」って勝手に勇気づけられました 頑張ればいつか「一度しゃがんだら立つのすら億劫」な今の状態も改善されるのかも
ちなみに、柔術って柔道とは別ものなんだろか・・・今日、新潮社の本を探してみよう・・
7 しゃちょー
すごい!ここで甲野善紀さんの話がでるとは。甲野さんの井桁崩し理論を読んだとき「これはニュースクールの体のさばきに近いのでは」と思って以来、ずっと興味持ってます。
甲野さんの言う「魚群が一斉に逆方向に向く感じ」というのをダンスに応用できないか…などとよく考えてるんですけど…。
養老さんの影響で「身体を考える」というのが好きだったんですけど、ダンスを始めてから具体的に分かるようになりました(^_^;)。
8 そらとびねこ
ほおぉ。同好の士がおられましたか。
「魚群が一斉に・・」というのは、支点がすばやく次々に移動するのと、足裏の垂直離陸を使うのではないかと思います。
垂直離陸って甲野理論の言葉なんですけど。
昨日、シルヴィ・ギエムの「PUSH]と「ボレロ」観ましたが、彼女の動きは流れるようで少しもためを作りません。
まるで、水中で踊っているみたいです。
また、アッと気がついたらパートナーの肩の上に乗っていたりします。
起こりなく(=気配なく)動くのですごいスピードで床から肩の上に行くまでの動きを目で捉えられないのです。
ジャンプにしても、ためを作って飛んでいません。
気配なく飛びます。(猫みたい!)

これは、甲野師範がバスケットやラグビーの人にディフェンスを突破するやり方を教えるときの動きに似ています。
防御する人は、アッと思った瞬間に甲野さんが目の前から消えてディフェンスが破られるとか、身体が崩されているとか言います。
このときに、足裏の垂直離陸というわざを使っています。
防御している人はただ自分の手の甲に小鳥が止まったくらいの感触しか感じないそうです。
ギエムも森山先生も踊っているときに全然、重さを感じさせませんよね。

今月、創刊された『助六』という雑誌で、甲野さんが舞の海と対談していますが、昔の双葉山という力士は、相手と触れた瞬間に相手が崩れていたといいます。
これは、筋力の問題じゃないということです。
古武術をしている人にはあまり、マッチョな身体の人がいません。
筋肉も柔らかです。
大きな筋肉が盛り上がっていませんが、所謂インナー・マッスルがかなりあるように思います。
それと、身体の中の操作、感覚がものすごく敏感なようです。
森山先生も、マッチョな身体じゃないと思います。
触らせていただけば違いがわかるように思います。
見た目、滑らかだし。
うーむ、ますます森山先生のレッスンを体験したくなってしまった。
9 げみ
確かにギエムは難しいテクニックも、難なくこなしてしまうので、
そんなに凄いことをやっていたのではなかったかのような錯覚に陥りますよね!
そらとびねこさんのおっしゃりたいこと、なんとなくわかる気がします。
でも、足の裏に「垂直離陸」なんていう「技」ができるなんて、ちょっと想像できませんが・・・(笑)
まぁ、バレエでも「土踏まずを落とさない!」とかって使いますから、気持ちは判ります。

創刊された「助六」という雑誌(しかも甲野さんと舞の海の対談!)がどんなジャンルなのか気になるところです。
(歌舞伎雑誌か、海苔巻きとお稲荷さんの雑誌か?!)
ダンサーは確かにあんまりマッチョではなく、インナーマッスルが発達してると思います。
でも、あんまりこんな風に書いちゃうと、それを口実に先生のカラダに触りたがる人が増えそうで・・・!

くだらない話ですみません!レッスン来てみてくださいねぇ!