塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ3292 2018/2/8 11:49

▼わかけん
ついでに
高橋敏夫さんが新書『松本清張「隠蔽と暴露」の作家』を出しました。
ははは。そう来ましたか。なーるほ。
2/8 11:49

▼わかけん
ターニングポイント
なんですかね。今は。
君たちは、が読まれたり、目立ちませんが、若者が地方で農業を始めたりしている。シールズなんてのも出てくる。
これまでの延長にしがみつくか。新たな方向、something elseを見つけるか。
映画「卒業」で、ベンジャミンが言っていた気がします。
司馬は高度経済成長期の日本を、維新明治のイケイケゴーゴーの時代に接続してウケた。
みんなすごい「男」たちだったと。
明治というsomething elseかもしれませんが、既視感ありありです。
司馬の上に新たな司馬を乗っけるか。
塩見鮮一郎(松本清張でもいいですね)を乗っけるか。
今、ターニングポイントです。
2/8 11:46

▼茶利

「部落」という言葉を使い始めた途端、その中身・歴史、江戸時代のえた・非人の実態に、霧がかかってしまう。人間にとって理解を可能にさせる言葉、が使えないから、仕方ないです。
明治の小説で江戸時代の部落の事態が示唆されるが、そのもとになる当時の部落は、例え明治10年に書いても5年間、明治45年に書いても40年間、失業して貧困な暮らしを繋ぎで立ててきた。江戸時代のえた・非人の暮らしとは全く違う。極楽ではないが、その日稼げなくても、障害があっても、飯が食える制度が江戸にあったなんて、明治期の小説家の想像を超え、黒澤さんも知らない。
でも80年代に先生はこれを書いています。
先生はすでに歴史を変えていますよ。
2/8 11:44

▼茶利
遊び事でも
仕事として、日露戦争の歴史についての国際学会のテープ起こしをやったことがあります。
東大等の先生方は、現在の日本における日露戦争の戦争像は主に司馬遼太郎によって作られた、と言っていらしゃいました。
私は目を丸して書きおろしました。
司馬さんは歴史を描いて、歴史を変えたのです。
複雑や感情の乱れた事態ほど、小説の力は凄まじいです。
2/8 11:23

▼世話係
すこし酔うとね、
わたしは40歳、新宿の飲み屋から出て、
あの街のすこしさびしい路地を
さまよっている。
つまらない編集の仕事など忘れて、
ただ浮遊しているのだ。
それでよかったと、
八十路新入生のじじは思います。
2/8 2:32

▼世話係
一圓
エレベーターで1階におり、駅のエスカで2階改札へ、
エレで1階ホームに降り、7分間待ち、2分乗り、つきの駅でおり、
エレで2階改札へ、エレで地上におり、会場のエレに乗り、
3階の目的地に着いた。
申告をすませ、「一圓」でナマとプチ餃子を食べる。
胃潰瘍か胃癌か、烏賊の呪いか、食欲がない。
2個だけ食べて残すつもりだったが、
さくっというよりは、もちもち感の餃子はうまかった。
客のいない時間だったので、「大将、なかなか、おいしかったよ」
と、あいさつすると、60すぎのいかつい男が、
じつに、うれしそうな表情をした。エレで2階の改札を通り、エレでホームへおり、
(おやすみくだされ)
2/8 0:32

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