塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ2998 2016/12/2 0:22

▼世話係
読書2
いちばんの問題は
権力についての思考がないこと。
プロレタリアートが政権を握ると、
権力は消滅する。ついには娼婦もいなくなるという。
なんという楽天。
何を見ているのか。そのような言葉を信じたドイツやロシア、中国のプロレタリアートは
殺された。

ほかにもいくつかあるが、項目だけ言えば、
中間層の存在、マルクスはブルとプロがきれいに分かれて対立するように描くが、
そんなことはない。

この中間的な階層の形成は注視していたい。
12/2 0:22

▼世話係
読書1
正しくは「共産主義者宣言」
いま、「党派の思想」を攻撃しまくってるので、この違いは重要。

初めて幸徳と堺の訳で読んだ。
これまで読んだ学者の新訳がふにゃふにゃしているのとちがい、
よくわかって訳している。骨が入り、熱血があふれている。

訳の良しあしはともかく、マルクスの脳程度
はいかがか。
残念、いまでは50点しかあげれない。
12/2 0:08

▼世話係
読書2
もうひとつの読み出があるのは、前年から佐渡に幽閉されていた日野資朝(ひのすけとも)の首も切られると聞いて、長子が、母が止めるのも聞かず、佐渡にわたった。
「この人、12、3の人なれば、未だ習はぬ子足(こあし)にて、急がんとすれど、足なずみて、都を出でては10日余りに越前の国、敦賀の津にぞ着きにけり。」
役人は親子の対面も許さず、処刑の場にも入れてもらえなかった。子は夜陰に紛れて、父を殺した相手を刺した。
京にもどると剃髪し、父の菩提をとむらった。
12/1 0:44

▼世話係
読書1
『太平記』第2卷読了。
テンポが早い。
失敗した倒幕にもへこたれない。翌年、こんどは僧兵を頼みにして旗を揚げた。
日野俊基(ひののとしもと)は鎌倉からもどってきていたが、今度のクーデターでも主要人物た。
乱は失敗し、俊基は再逮捕され、また鎌倉に送られた。『中世の貧民』でも引用した有名な「道行」はここにある。
12/1 0:19

▼世話係
おはようございます。
長野のせんせ、お元気で何より。
わたしは軽く風邪をひきました。
じっとしていますが、無為ほど辛いものはないとわかりました。
11/30 8:51

▼長野のせんせ
1901刊の現代語訳
読了しました。『解放令』から30年『破戒』の刊4年前に「えた非人社会外の社会」のタイトルでだされたのですね。原題に対する権藤震二さんの思いとこのタイトルへの不満を感じることができました。
11/29 17:27

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