塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板
過去ログ2932
2016/7/17 0:38
▼世話係読書3政治も外交も書かない。
ただ、長崎の坂と湾と山々の眺望をほめあげる。
緑のしたたる自然がどんなに綺麗なことか。
ちょうど夏の期間だ。朝の光、昼のものうい暑さ、夕暮れの空、夜の墓場の静寂。
日本のムスメ、つまり水商売の女を何人もつれて、唐人屋敷や中華街でスイーツを食べてさわぐ。
ちいさい女たちは、いつも笑い、さわいでいる。陶磁器に書かれた日本の女とそっくりだ。お人形だ。さんざめき、気を使ってくれるが、頭はからっぽだ。
男たちは、みにくくサルだ。
7/17 0:38
▼世話係読書3政治も外交も書かない。
ただ、長崎の坂と湾と山々の眺望をほめあげる。
緑のしたたる自然がどんなに綺麗なことか。
ちょうど夏の期間だ。朝の光、昼のものうい暑さ、夕暮れの空、夜の墓場の静寂と枯れた声明。
日本のムスメ、水商売の女を何人もつれて、唐人屋敷や中華街でスイーツを食べてさわぐ。
でも、これらのちいさい女たちは
笑い、さんざめくが、頭はからっぽだ。
男たちはみにくくサルのようだ。
7/17 0:33
▼世話係読書2お菊さんとの感情の交流はうまく行かない。
お人形としてもて遊んだだけだ。
そのため、ロチの関心は長崎の風情、生活、
祭りなどに集中する。
それがよかった。
この小説はラブも情事もないと断るのがいい。
期待して読み始めたのではない。
でもすぐに、こんなふうに明治の初めの日本を
描いた作家が日本にいただろうか、いはしない。
そんなふうに感心してしまった。
7/17 0:26
▼世話係読書1ピエル・ロチ『お菊さん』
原題のフランス語の読みは『マダム・クリザンテェム』
☆
ロチが長崎滞在三カ月の記録。「マダム」というのは、ロチの妻という意味だ。
海軍の将校は旅先で「仮宅」をもち、妻を買うことが許されている。
長崎十善寺に部屋を借りてお菊さんと世帯を持った。
これまで、どこの国でも寄港地で現地のムスメと結婚した。
それが楽しみだという。
世紀末のデカダンスの気配もある。
7/17 0:16
▼世話係トーク小屋第８回は、７月２１日
星川尊『村塚』です。
7/16 0:21
▼世話係出不精世話になってる人を
たまには御馳走する気になっていたのに、
突然の雨。
尻込みして、家にある物で、ナポリタンを
作った。
そば屋に行く予定でしたが、
来週に。
7/15 1:54