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過去ログ99
2006/3/15 6:33
☆猿=コルレオーネ関西人さん中田のプレースタイルがトルシエスタイルだというのは強く感じていました。「なんだかんだいってトルシエの求めるスタイルじゃないか」と。
たしかに中田と中村の考えが正反対ではないと思います。中村もプレスを考えていないわけではない。ただ二人の間にある考えの差は明らかにチームに混乱を及ぼす程の差にはなっている。小さな差だけど攻守においてニュートラルな状態にあることの多い日本には大きな差となると思うんですよね。
考え方の違いからかプレースタイルの違いからか、中田と中村には攻撃時にも溝があるように思う。横並びになるシステムでお互いが機能しなくなる試合が多かった点についてはどう考えています?どうもほとんどの試合で中田と中村の距離は大きく開いていて、相互フォローが少ない。中田側と中村側ではっきり別れてしまって数的優位を作りづらい状況になってる。お互い相方にあわせた衛星的な動きは苦手であるし。最近の中田はボルトンでそれに近い意味でのバランサー的な動きを求められてるが。他の国ならワイドにピッチを使って広く攻撃の起点があるのはいいことだと思う。色々なところから攻撃のチャンスが生まれるし、個人打開のためのスペースも生まれる。でも日本がそれではいけないと思うんです。あの中田中村システムが機能しづらい理由なのかな〜とも思うんですが。みなさんの考えが聞きたいな。
2006/3/15(水)6:33
☆猿=コルレオーネウソップさん俺もそう思うよ。中村の考えもあの時間帯の中では必要なわけで。そのへんの柔軟性をチーム一丸となって共有することが絶対必要。周りをほったらかして頑なに戦術を実行するのはいただけない。そのへんを中田に認めてほしかったってのはある。中田程の選手なんだからね。
ただ、チームが本気で中田の考えを実践した時、しっかり引いて守るより日本にとっては効果的なのかもしれないなぁ。しかし状況によってどちらのやり方を選択するか、よりもいかに全員が同じ行動をとっているかのほうが大事かな。
一番問題なのがあの試合、開始から終了までなんとなくチーム間にギャップがあったこと。時間帯に関わらずどちらかの手法に偏った守備はみられなかった。このへんは守備の構築がいまだ行なわれていないジーコの手法を批判するところなのかもしれないけど、ジーコのやり方に愚痴っていてもしかたない。以前から続くこの大きすぎる課題にピリオドはどのように打たれるのかな?ジーコが指針を示すのか、選手たちの話し合いで基本的スタンスとしてどちらかに歩みよるのか、はたまた解決されないまま本番に臨むのか…俺個人としては日本が勝利を目指すために、スタメンの顔ぶれを模索・心配するよりこちらの課題の解決のほうがはるかに大きな問題だとかんじてる。
2006/3/15(水)6:07
☆ウソップ輪ごーむ☆中田の考え方に賛成だけども…。ボスニア戦後の中村発言は「プレスを軸」とは掛け離れた発言でしょう。
とはいえ中村自身は、試合の出だし、主導権争いの時間帯は中田のスタイルで動く事になんの躊躇いも無いと思うんですよね。問題は中田なんだと思うんです。
流れが悪く、他選手が引く姿勢をとっていても、中田は自分の哲学を貫き通そうとする。それはあまりにもチームスポーツにそぐわない。
中田は軸だが代表において王様ではなく、ペルージャの中田にはなれない。なってはいけない。
ボルトンでもパルマでもフィオでもその悪癖が自分の足枷になっているのに…残念な事ですね。
2006/3/15(水)2:52
☆関西人中田英は昔から考え方がシンプルだよね。高い位置で球を奪って、即座にタテパス。これって、実は彼が毛嫌いしてるトルシエと全く同じ思考回路だよ。だからこそ、色々確執があったにせよ、最後にはトルシエは彼を司令塔に据えたよね。中村の場合は少し違う。彼のプレースタイルはおなじみだが、技術を生かしたキープ力で敵を引きつけたところでポンと裏を突く。手数をかける分、考え方は中田ほどシンプルじゃない。だからこそ、トルシエは最後の最後で彼を切り捨てた。
守り方という部分においては、言うまでもなく中田は前からの積極的なプレス。必然的に最終ラインには高いライン設定を要求する。実にシンプルだ。じゃ中村はどうかと言えば、彼はバランスをケアする。やや引き気味という指摘はあるが、決してカテナチオの考え方じゃないよ。彼も組織的に球を奪うことを考えてる。ただ、中田が考えるボール奪取ゾーンよりもやや後方の位置をイメージしてるんだ。基本的には両者ともプレスを軸にした守備戦術のイメージであり、そういう意味では決して相容れない価値観を持ってるわけじゃない。水と油、ってわけじゃないんだよ。
どっちの考え方も間違ってるわけじゃない分、チームとしても支持に悩むところだよね。もしジーコが今後も442をベースとしていくなら、中田・中村・福西、この3人は中盤の構成員として多分「当確」なわけで、あと残す枠は1枠ということになる。今のところ小笠原が有力だが、可能性は小野にもあるし稲本にもあるし松井にもある。意表をついて、私は遠藤という選択があってもいいと思うんだよ。中田・中村という異なる戦術思考を持つ二人をとりもつ、良き理解者・バランサー・仲裁者を中盤に加えることにより、溝は解消されるんじゃないか、と。思えば、03年コンフェデで中田・中村を支えてたのは小野でも小笠原でもなく、遠藤だった。「ヤットとはやりやすい」と皆が言う。最近のガンバ442を見てて、実は私の中で遠藤ブームが再来してるんだよ(笑)。
2006/3/14(火)23:47
☆ウソップ輪ごーむ☆あくまで指針ということでなら中田の意見、前からガッツリがいいと思います。理由はそっちの方が見ていて楽しいから。
でもボスニア戦の中村の発言は尊重すべき事だとは思います。相手が勢いある時間帯に前からいっても余計疲れるだけだし、我慢の守備は必要ですよね。
2006/3/14(火)21:51
☆猿=コルレオーネお久しぶりです最近気になるのは前から存在する中田と中村や国内組とのピッチ上での対立概念。それは守備においての考え方なんだけど。以前から双方が主張している、前から激しくいくのと、ある程度低く構えてチャンスを伺う守り。ボスニア戦では中田一人が前から仕掛けて、福西と最終ラインは引きこもるというちぐはぐな形になっていた。中村と小笠原はその間で揺れ動き、はっきりしたプレーができずにいた。中村は以前から中田との考えの違いについて触れていたが、今回に関してはしびれをきらしているようだ。「相手にエンジンがかかってきてたから一度ひいてミスをまって迎え撃つべきだった。そのへんは英さんも認めてほしかった。」と。
こういうことはチーム内でも最優先で決めなくてはいけないでしょう?ジーコはどちらでもいいからまず決めてしまわなきゃいけない。昔から言ってる指針をチームに与えるということ。チームが揺れ動いている今ならなおさらだ。
そこで、みなさんに聞きたいのは、語り尽くされた内容ではあるけど中田の考えと中村他の考えどちらがいいと思いますか?柔軟にどちらもこなせるのがいいとは思うけど、日本の基本的なスタンスとして、です。
俺は日本の選手の特徴を考えれば断然、中田の守り方がいいな。迎え撃つやり方ではパワープレーとミドルで蜂の巣にされる。低い位置で奪ってカウンターに適したチームだろうか?中盤を省略して決定力と打開力に欠けるFWに一発をかける?奪っても素早いカウンターをせず後ろからゲームメイクをしていく?スピーディーな展開が生まれず、日本の成立させなければならない数的優位という条件が生まれないのはそのせいだ。
ワールドカップで手堅くミス待ちで勝てるレベルにないし、何より日本の特性を消してしまうから、基本的スタンスとしては中田の考えを支持しますね。
2006/3/14(火)18:19