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過去ログ89 2006/1/25 9:02

☆関西人
「点取り屋」論
佐藤寿のようなハンター型がジーコ代表にとって「異物」と考えた時に、何となくかつての大久保のA代表無得点の意味も分かりかけてきたような気がする。もちろん佐藤と大久保ではタイプが微妙に異なるんだが、広島とセレッソという両クラブとも速攻カウンターを得意とするチームという共通項がある。ジーコ代表とは少し異なった部分を持ち味としてる。今なお柳沢&高原が重用される意味として、ジーコ代表の攻撃スタンスは細かい繋ぎをベースに前線と中盤が流動性をもって攻める、というのがある。だからこそFWには、スペースメイク・チャンスメイクや中盤のパスワークに加わるスタンスが問われ、ハンターのような「点取り屋」に終始はできない。私の個人的見解を言うなら、大久保は少し「点取り屋」の色が濃すぎたのかもしれない。だから「異物」だった。彼はA代表ノーゴール記録を更新し続けることでバッシングされてたが、あれは彼自身の能力の問題というよりチームとの相性の問題だったんだよ。実際その頃もセレッソではゴールを量産してたわけで。
こうして考えていくと、佐藤もまた「点取り屋」であり、フィットしない可能性は十分にある。でも、だからと言って大久保と同じような運命を辿るとは限らない。あの頃と比べて、代表も進化を遂げている。大黒の例がある。彼はチャンスメーカーとしても優秀だが、柳沢あたりと比較すれば「点取り屋」の色がやや濃い。だが、代表にフィットした。ただしスーパーサブとして、という条件がつくけどね。佐藤の生き残る道はそこじゃないかな。下手に自分をチームに合わせようとしてもうまくいかないだろう。華奢な彼が、体を張ってキープしようにも難しい。ならば、徹底的に裏を狙って「点取り屋」をアピールしていくしかない。そこで得点という結果が伴うならば、必ず道は開けるよ。少なくとも大黒は結果を出して信頼を得た。逆に、大久保は結果を出さないことで信頼を失ったが。
2006/1/25(水)9:02

☆ぶぇっかむ◆uGkZ
和製インザーギ
佐藤寿のもうひとつ良いところは、最後まで途切れない集中力ですね。
前半残り1〜2分に4ゴールを記録しています。

わずかなチャンスを最大限に生かす為、つねに裏を狙い続け、シュートはダイレクトが目立ちますが、足元もかなり上手い選手です。
2006/1/25(水)1:44

☆関西人
私は、佐藤寿にも可能性あると思ってるんだよね。今回召集されたFWの顔ぶれを見てると、なぜか鈴木が復活し、久保も復活し、巻も呼ばれ、そして新しく佐藤が呼ばれた。ジーコが高原&柳沢を信頼してることは疑いようがないし、最近は大黒も信頼を得てきたことを思えば、残されたFW枠はせいぜい1枠くらいだろう。で、この1枠の捉え方に二通りの考え方が出来ると私は思ってるんだ。
ひとつは「ポスト枠」。今回、巻や久保や鈴木など長身の選手が多く呼ばれてるのは、条件の似た選手を競わせる中で、最良の駒を一枚だけチョイスしようという魂胆なのかもしれない。状況によっては、平山もここに加わる可能性もあるかな。
次に考えられるのは「レフティ枠」。今回、佐藤や久保や鈴木といった左利きのFWが多く呼ばれてるのは、同様にしてそういう意味なのかもしれない。この枠には玉田という逸材もいるので、いずれ彼を加えたセレクトになる可能性もあるかな。
で、佐藤はその中で生き残れるかが本題なんだが、本来の実力を出せば必ずジーコの目にとまる。彼は昨年に日本人得点王になったが、注目すべきはその得点の数以上に決定力だよ。彼は18点を取ってるんだが、実はシュートは60本余りしか打っていない。これは先発FWとしてはかなり少ない方だ。もっとシュート数を増やしてほしいのはヤマヤマなんだが、逆の視点で言うなら、それは決定率が高いということだ。その数値は得点で彼を上回ったアラウージョやワシントンより遥かに上回っている。枠内シュート率というのもかなり高い数値を出している。彼の所属する広島というチームの特徴からして、千載一遇のチャンスを逃さずキッチリ仕留める、というハンター的なFWの素養がそのデータからも十分に読み取れることが出来る。
もちろん、ポゼッションや流動性を要求されるジーコ代表において、佐藤のようなハンターは「異物」かもしれない。だが逆に「異物」だからこそ、ジーコの目にとまる可能性は十分にあるということだよ。
2006/1/25(水)1:30

☆ウソップ輪ごーむ☆
なぜFWには「旬」があるのでしょうか?
ネガティブな考え方をすれば、旬で終わってしまってそれ以降ぱっとしないとも言えると思います。

できれば、初旬の選手より、2度目の旬を迎える選手が望ましい…2度目の旬を満喫できる選手こそ、信頼のおける選手だと言えると思います。
佐藤寿人もリーグを終えて、今年は0からのスタート。ここからなんぼ活躍できるかが、代表定着の別れ道になるでしょう!
まだ半年ある。中堅の選手の奮起にも期待したいです。
個人的には柳沢。境遇をなんとかしておくれ…(ノ_・。)あとは達也奇跡の復活を!
2006/1/25(水)0:26

☆老婆心
旬ほど短いもんもないからねー。短いから旬なんだが。
ただ、常々ここにも書いてるけど、俺はサッカーにおいてゴールが一番難しいと思ってる。
だから、色んなプラス要素があっても入らないことが良くある。能力が高いだけでは厳しかったりする。(飛びぬけていればまた違うけど)
勢いみたいなのが結構重要だったりもするんだよね。特にW杯は4年に1度のチャンスしかない上に短期決戦。その時、旬で勢いがあれば、ゴールをあげることが出来たりする。だから、ラッキーボーイが生まれるんだよね。
問題は、誰がラッキーボーイになるか。
今、調子のいい選手が本番も調子が良いとは限らないよ。
意外に柳沢、高原が旬になってるかもしれない。
その見極めはかなり難しい。
2006/1/25(水)0:20

☆関西人
「旬」論
ぶぇっかむさんの書き込みを見てて考えさせられたのは、FWには「旬」があるということ。結構この「旬」とは、毎年目まぐるしく入れ替わるんだよな。05年のJ日本人得点王は佐藤寿だったんだが、04年は大黒だった。03年は久保だった。02年は高原だった。今挙げた四名ともがドイツ行き候補なんだが、考え方によっては何で四年も前に「旬」の奴が今なおスタメンなんだ、という言い方も出来るよね。
04年に「旬」だった大黒は、翌05年に北朝鮮戦の劇的ゴールなどで見事にジーコ代表を救った。03年に「旬」だった久保は、翌04年にオマーン戦の劇的ゴールなどで見事にジーコ代表を救った。懸案の鈴木についても言えることなんだが、彼は00年にナビスコ杯ニューヒーロー賞受賞でブレイク、翌01年のコンフェデ杯で衝撃のカメルーン戦から代表でも大ブレイクした。まさに皆に言えることなんだが、「旬」ならではの仕事だった。
で、こうした理屈でいくと06年には、佐藤寿が代表でもブレイクする可能性が高いんだよね。だけど、世間はそう思ってないだろ?彼はあくまで海外組が召集できないからこその人数合わせのFW、昨年の日本人得点王っていうのも久保・玉田・田中達らがコンディション不良だったからこその話、くらいに思われてないかな?いやいや、日本人得点王って肩書きはそれほど軽いもんじゃない(暇があれば歴代のメンツを調べてみてほしい)。どういう形であれ、彼が昨年18点を取ったのは事実なんだし。で、その「旬」の勢いが消えてしまわないうちに試してみてほしいもんだ。
2006/1/23(月)0:25

☆パルミ
鹿島の鈴木に
対象的な存在として野沢がいる。

ゴールでしか結果を出せない野沢。ゴール以外で必ず結果を出す鈴木。

昨シーズン鹿島のスタートダッシュの原動力となったのはアレックスミネイロと野沢の2TOP。もしシーズン通してこの2TOPを維持していたら、破壊力ではG大阪を上回っていたかもしれない。この2TOPの魅力はキックの精度の高さ。

ワンツーを綺麗に簡単に決めるだけでなく、ときにはワンツースリーフォーファイブくらいまで二人でワンタッチで繋いでしまう。

これを可能にしてるのが、前述したキックの精度の高さだ。

二人ともワンタッチパスの交換で狭い場所でも簡単に通せる技術がある

このキックの精度はシュートのときにも発揮される

ジーコは常々、日本の決定力のない選手たちに
『落ち着いて、ボールよくみて、しっかり引き付けて、ベストフォームで打て!』 と指導している。

今の日本でこれを1番ちゃんと出来ているのは野沢ではないかと感じる。

本当シュートうまい

問題は点を取れなかった試合のときにある。鈴木は点を取れなかったときでもチームに貢献したなぁ〜と感じるが、野沢は点が取れなかったとき、何も残らない
この辺が野沢のこれからの課題なんだろうと思う
2006/1/22(日)20:00

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