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過去ログ618 2020/2/14 9:34

☆関西人
松たか子
先日の米アカデミー賞の話をさせてもらうね。
皆さんご存じの通り、最優秀作品賞と最優秀監督賞は「パラサイト 半地下の家族」でした。
いや〜、まさか米アカデミー賞で韓国映画がオスカーとはね。

完全外国語作品のオスカーは、おそらく史上初だろう。
韓国としては、遂に韓国のカルチャーが全米を制覇したとしてドヤ顔のはずだ。
まぁ複雑な心境だが、おめでとうと言わざるを得ない。
日本人もカンヌなど映画祭ではそこそこ賞をとってはいるが、米アカデミー賞では宮崎駿の「千と千尋」ぐらいか?
黒澤明の時代はともかく、日本はクリエイターの才能がやたら漫画とアニメとゲームに流れてしまったからね。
映画の現時点におけるクリエイターの質は、正直韓国のほどのレベルにない…。

でも今回のアカデミー賞、日本人にとって誇らしいことがあったよ。
それは、松たか子が「アナ雪2」のテーマをステージで歌ったことだ。
そのステージは世界各国9人の歌手によるメドレー方式だったんだが、中でも松さんは結構良いポジションだったよね。
実に、堂々としていた。
レッドカーペットでも皆がゴージャスなドレスを着てる中、彼女だけがひとり着物姿で、最も目を引いていた。
松さん、恐るべし…。

私、松さんが好きでね。
歌手としても好きだし、女優としても好きだ。
トレンディドラマ「ラブジェネレーション」から、もう20年以上経つらしい。
彼女は今、42歳。
いつまでも若くて美しい、とは言わんよ(笑)。
どっちかというと、年相応だよね。
デビュー当時はホントにかわいくて、アイドル風だったんだけど。
でも、そこから脱皮するのがホント早い人だった。
アイドル扱いされてた頃からヘビースモーカーという噂はよく聞いてたし、どっちかというと男っぽい人、カッコいい系の人なんだと思う。
歌舞伎の名家の娘であり、おそらく生まれながらの表現者である。

そういや以前、松たか子のアンダーヘアが見えたと話題になった映画があって、私もファンだから思わずそれを見たのよ。
普通、アンダーヘアが見えるとなると濡れ場をイメージするよね?
でも、全然違ったんだ。
それは松さんがトイレでオシッコするシーンで、パンツをスルスルと上げた瞬間、確かに剛毛が見えたわ(笑)。
いや〜、ああいう形でアンダーヘアを披露するとは、逆に松さんのプロ意識は凄いなと思ってね。
私の中で、松たか子は最高級ブランドである。
基本、彼女の作品には全くハズレがないから。
松さんが出てる作品は、どれも例外なく面白い。
だから、「松さんが出てるなら」と視聴の基準にしてるぐらいだよ。

多分、松さんは仕事を彼女なりの基準でチョイスしてるんじゃないかな?
断るべきものは、断ってると思う。
でなければ、あれほどのハズレの無さはまずあり得ないから。
たとえば、名曲「レットイットゴー」。
「アナ雪」があれほどヒットして、松さんの「レットイットゴー」が大絶賛されて、テレビ局からのオファーは想像を絶するほど凄かったと思うのよ。
でも私の知る限り、彼女は結局一回もテレビで歌わなかったよね?
代わりに、May Jというハーフが毎日のようにテレビで歌ってて。
いつでも聴けるMay Jの歌にはありがたみがなく、結果として松さんとMay Jとでは天と地ほどのブランド格差が生じたんじゃない?

今回ひとつ分かったことは、松さんはただのテレビでは歌わんが、米アカデミー賞という格式あるステージでは生歌を披露してくれるということだ。
うむ、ならば次は東京五輪の開会式、もしくは閉会式だな。
松さんの歌声なら、東京五輪のステージから全世界に発信しても恥ずかしくないと思わない?

ちなみに、2002年の日韓ワールドカップのステージでは「Voices of KOREA/JAPAN」という日韓合同ユニットが歌っていた。
日本からはCHEMISTRYとSoweluが出ていて、韓国からはよく知らない歌手が出ていた。
覚えてる?
私は、ほとんど覚えてません。

あと、1998年の長野五輪のステージでは、森山良子(ざわわ)、杏里、角松敏生が歌っていた。
超ダサくて、ぶっちゃけ恥ずかしかった記憶がある。
最後、欽ちゃんが出てきてMCしてたからね。
ああいう醜態は二度とゴメンであり、とにかく今度の五輪は恥ずかしくないのを発信してほしい。
とりあえず、東京五輪は松さんでお願いしたい。

2年前、冬季五輪が韓国の平昌で開催されていたのを皆さんも覚えているだろう。
あの平昌の閉会式はアイドルグループのEXOとかラッパーとかが出てきて、彼らが世界に誇るK-POPでノリノリだったのを個人的に冷ややかな思いで見ていたよ。
日本は、ああいうのだけはやめてほしい。
今回の米アカデミー賞では韓国にやられてしまったが、五輪では日本の格の違いってやつを見せてやろうぜ。

サッカーでは先日の五輪前哨戦ともいうべきU-23選手権で韓国が優勝、日本がグループリーグ敗退という最悪な展開になってしまったが、改めて私は「韓国にリベンジを」という思いが強くなってきている。
2020/2/14(金)9:34

☆関西人
ウィングバック
そもそも、なぜ森保さんは361を基本型にするのか。
私は単純な話、それが中盤を6として人数を担保できるからだと思う。
このシステムは守備時に541とするし、攻撃時には415とする。
つまり、守備時は最終ラインを5、攻撃時は前線を5にするところにキモがあり、そのココロは「ポイントのゾーンに人数をかける」、ただそれだけのロジックである。

じゃ、基本型の中盤6、守備時の最終ライン5、攻撃時の前線5、各々に細かい戦術があるのかというと、そこは案外ふわっとしている。
割と、個人能力に頼る部分が多いんだと思う。
あとは、ある程度メンバーを固定していく中での連携熟成か。

【中盤6】

・・久保・・堂安
杉岡・・・・・・橋岡
・・柴崎・・中山

【前線5】

杉岡・・大迫・・橋岡
・・久保・・堂安

【最終ライン5】

杉岡・・・・・・橋岡
・板倉・冨安・渡辺

こんなイメージ?

見ての通り、中盤でも前線でも最終ラインでも、全てに出てくるのが杉岡と橋岡、両ウィングバックである。
それはシステムの機能がそうなんだからしようがないとして、ちょっと無理があるのは【前線5】でしょ。
杉岡と橋岡がウィングをやる部分が、どうもしっくりこない。
こういう時は、やっぱり相馬とか遠藤渓の方がイイんだよね。

【中盤6】

・・久保・・堂安
遠藤・・・・・・相馬
・・柴崎・・中山

【前線5】

遠藤・・大迫・・相馬
・・久保・・堂安

【最終ライン5】

遠藤・・・・・・相馬
・板倉・冨安・渡辺

ちょっと硬度に欠ける?
いや、ウィングバックは最も消耗するポジションゆえ、ここは無理して杉岡も橋岡も相馬も遠藤渓も、全員召集しちゃうのもありかもしれない。
バテる夏だから。
その分、必ずどこかのポジションが手薄になるけどね。
センターバックなんて、冨安と板倉と渡辺(もしくは誰かオーバーエイジ)、召集が3枚だけになるかもしれない。
あとは、ボランチの中山もウィングバックの橋岡も杉岡もセンターバックできるでしょ、ということで。

どうだろう。
そこは、森保さんの考え方次第である。
2020/2/13(木)15:16

☆関西人
リザーブ
ちょっと驚いたニュースとして、相馬勇紀がグランパスの選手会長に就任したらしいね。
まだ22歳の彼が会長というのも驚きだが、そもそも最近までアントラーズにいた選手が、グランパスに戻った途端に選手会長というのも違和感ある話である。
というか、選手会長って何をする仕事なの?
まぁ何にせよ、これを見る限り、今後相馬はグランパスの中心選手になりそうだな、という予感はある。

相馬は、東京五輪代表入りを果たすんじゃないだろうか。
最近の試合を見る限り、森保さんの信頼はありそうだし。
左右両方のウィングバックができるのは強みだ。
ただ、スタメンかは怪しい気がする。
ウィングバックのスタメンは、やはり森保さん的に杉岡+橋岡じゃないだろうか。

多くの人は、杉岡や橋岡の攻撃力に不満を持ってると思う。
それでも森保さんが杉岡や橋岡を重用するのは、ひとつに高さだと思う。
相馬が身長165cmなのに対し、杉岡や橋岡は180cm以上である。
セットプレー時の守備などでは、身長が大事な要素だからね。
日本は昔からセットプレーでの失点が多く、高さはある程度担保しておきたいところである。

しかし、それを差し引いても相馬のタテへの推進力は魅力だ。
イメージ近いのは、森保さん時代のサンフレッチェ、柏好文じゃないだろうか。
柏も今はともかくとして、昔は切り札として途中投入の多い選手だった。
おそらく相馬も、途中投入の切り札として構想されてると思う。
右に入れるか左に入れるかは、試合の流れを見た上での判断ということで。

そもそも、森保式のウィングバックは消耗しやすいポジションである。
守備時は5バックの一角で最終ラインに入らなきゃならんし、攻撃時はウィングとして前線に入らなきゃならんから。
ましてや、本番は酷暑の夏である。
ウィングバックのスタメンが、そのまま90分フルでやるのはキツいと思う。
でも一試合につき交代枠は3なので、そのうちの2を両ウィングバック交代に費やすのもあれだわな…。

私は、こういう時こそ可変フォーメーションだと思う。
ウィングバックがワイドレーンを上下動するのは一定の時間帯まででメドをつけ、厳しくなる時間帯からはウィングバックをサイドバックに変換して4バックに変更。
杉岡や橋岡のプレーエリアを自陣に限定するんだ。
代わりに、途中投入の切り札でフレッシュなサイドアタッカーを入れる形でイイと思う。
361⇒4231でイイんじゃないだろうか。

試合はスタメン11名で戦うワケでなく、途中投入3名を含めた14名がピッチに立つことになる。
登録が18名だから、14名が試合に出るとなると、残り4名。
ベンチの4名のうち1名は控えGKとして、その試合に出ないフィールドプレーヤーは3名だけ。
と考えると、ホント18名ってギリギリの枠だよね。
2020/2/13(木)11:59

☆関西人
猟犬
以前にも書いたが、私は齊藤未月を東京五輪代表のキーマンだと思ってるのね。
彼の何がイイかって、プレーがアグレッシブなところだ。
体は小さいのに、勇敢にもガンガンと球を狩りにいく。
性格的に、かなり気が強い方だろう。

ただ、ボランチとしてレギュラーを務めるのは厳しいかもしれない。
森保式の2ボランチは、サイズのあるストッパータイプとパスに秀でたゲームメイカータイプの組み合わせが多いから。
齊藤は、そのどちらでもない。
しいて言うならダイナモ、猟犬タイプだからな。

だから私は、齊藤を敢えて前のポジションに配置することを薦めたい。
端的に言うなら、シャドーだ。
基本、森保式の2シャドーは、片方がMFタイプ、片方がシャドーストライカータイプとなる。
そのMFタイプの方に、齊藤をハメたいんだよね。
仮に1TOPを前田大然にするなら、その大然と齊藤の運動量だけで、かなりアグレッシブな前線守備を実現できると思う。

・・・・前田
・・齊藤・・堂安

この3人で、敵のビルドアップの起点にフタをする。
久保くんは切り札として、後半の勝負所まで温存だ。

ボランチは、柴崎+中山を想定する。
クラブでインサイドハーフの柴崎が前、クラブでセンターバックの中山が後ろ、という構成が妥当だろう。
つまり、柴崎がフォアへ詰めるか、詰めないかがハイプレスの号令である。

・・・・前田
・齊藤・柴崎・堂安

このハイプレス隊の後方は

杉岡・・中山・・橋岡
・板倉・冨安・渡辺

となる。
ハイプレスを避けて敵がロングボールを放り込んできた場合でも、↑の6人なら、ある程度競り勝てる見込みが立つでしょ。

東京五輪は夏なので、さすがに後半になると双方足が止まってくるだろう。
中盤が間延びしてくる。
で、そうなると齊藤を前線から中盤に下ろし、間延びした中盤を締めるのがイイと思う。

渡辺out⇒上田in

・・前田・・上田
・柴崎・・・・堂安
・・齊藤・・中山
杉岡-板倉・冨安-橋岡

柴崎を前に出し、齊藤にその援護をさせる。
柴崎を前に出すことの狙いは、上田の裏狙いの動きを見逃さない為だ。
2ボランチは柴崎+中山から齊藤+中山になるが、齊藤は縦横無尽に動いて、ありとあらゆるスペースをカバーする。
やはり酷暑の消耗戦、最後は走力の勝負ですよ。
で、走力といえば若い齊藤じゃないだろうか。

最近は田中碧の方が名前が売れてるので、どちらかというと齊藤は当落線上の選手だと思う。
だけど酷暑の五輪、私は走れる選手こそがキーマンだと思うんだよね。
だから森保さんが齊藤を18名に入れるかどうか、そこを最大のポイントとして見てるよ。
2020/2/13(木)10:21

☆関西人
プレス
そもそも中盤のプレスって、難しい戦術だと思う。
誰かが敵のパスコースを切りながら距離を詰め、進行方向を限定する。
また、その近隣の選手は周囲敵の位置取りに合わせてポジショニングし、ボールホルダーを挟むか、もしくはパスカットを狙う。

ここで、気になるのがファーサイドだね。
ボールから遠い位置にいる選手は、局地戦術であるプレスの時にどうすべきなのか。
ザックは、ファーのゾーンディフェンスを捨ててインサイドにスライドしろ、という指示だった。
そうすることで選手間の距離を圧縮し、網の目を縮小することから敵をプレスしやすくなる。
どっちかというと、球の位置に対してぎゅっと方陣を圧縮していく考え方で、局所の数的優位を作るやり方。
だからボランチがワイドで守備をすることもあるし、またアウトサイドの選手がインサイドで守ることもある。
理知的な守備だと思う。
敢えて弱点をいうなら、一発逆サイドに球を振られると脆いことか。

これがアギーレになると、そういうやり方とは違ってきていた。
ひとり、アンカーを置いたんだよ。
あともうひとつ言うと、インサイドハーフにもひとりボールを狩る選手を置くパターンがあった。
2枚のインサイドハーフが、ひとりは主に攻撃、ひとりは主に守備。
これは、アンカーをあまりバイタルから動かさないようにする配慮だったんじゃないかな?
ブロックのスライドによる守備を主にするザックとは、全く考え方が違ってたと思う。

これ見て、多くの人がジーコ時代の守備論争を思い出しただろう。
福西と中田英の論争。
中田はボランチもサイドにスライドすべきだと主張し、福西は真ん中から動かん方がイイと主張した。
これは水掛け論になり、最後はジーコが福西の考え方を採って終わったんだけど、今思うと中田のはセリエ式、つまりザック式の考え方だったんだよね。
一方、福西のはブラジル人ドゥンガの教えがベースになってる為、同じブラジル人であるジーコからのお墨付きを得られたワケだ。

これを単純に、欧州vs南米と解釈するのは違うと思う。
アギーレは(彼はメキシコ人だけどスペイン式である)、アンカーがあまり過剰に動きすぎないように指導してたから。
ハリルも、433をやった時はそうだったと思う。
中田のやり方はかなり工学的であり、一方で福西のやり方、それをラテン式というべきかは分からんが、かなりオーガニックである。
で、今の森保さんのやり方は、どちらかというと後者だと私は思っている。
そのメカニズムは一見工学的にも見えるんだが、よく見ると案外そうでもない。
明らかに、方陣が工学的じゃないよね。
仮に2ボランチだったとしても、ひとりにはフォアまで球を狩りにいかせて、もうひとりにはフォアに行かせない気がするよ。

で、ここからが私にはよく理解できない領域なんだ。
球をフォアに狩りにいくのは、ポジションをあまり制約されない、あちこちに走れる運動量多い選手の方がイイだろ?
でもって、ボール奪取能力のある選手がイイ。
ハリルの時は、山口蛍や井手口がそういう役割を担っていた。
一方、ボランチには長谷部がいたので、戦術勘ある彼がバランスを調整してたと思う。
でも今はボランチの主が柴崎となり、その相棒が遠藤航か橋本なんだ。
これ、どっちがボール狩りをするんだ?
ボール奪取、対人守備に強いのは遠藤や橋本だとして、じゃ彼らをフォア走らせるとなれば、後ろでカバーするのは柴崎か?
いや、後ろは遠藤か橋本に任せた方が無難だろう。
そもそも、彼らはクラブでアンカーなんだから。
だとすりゃ、柴崎をフォアやワイドに行かせて狩らせるのか?
まぁ、理論上はそういうことになる。

柴崎は最近スペインでインサイドハーフをやってるので、フォアの仕事はかなり板についてきている。
でも、球を狩ることがメチャクチャうまい選手でもない。
以前から、そこが気になっててね。
だからこそ、柴崎よりも前の位置にいる選手の守備力が要求されるんですよ。
南野とか、堂安とか。
中島はちょっとそのへんが苦手そうなので、そこを期待するなら原口になるわな。
ひとつ言えるのは、このへんはシステム云々というより個人の資質の問題である。
無機でなく、有機の問題である。

今後も森保さんが361でいくなら、

・・・・◎
・・◎・・・◎
〇・・柴崎・・・〇
・・・・〇
・〇・・〇・・〇
・・・・〇

↑の◎に該当するポジションの選手の守備力、超大切だと思うんだ。
最近の代表で一番うまく守備がハマった例がジャマイカ戦であり、その時の◎は大然、安部、旗手だったよね。
いや、この3人を使えと言いたいワケじゃないさ(そもそも安部は長期離脱だし)。
柴崎がひとりで奪取することは難しいので、◎と柴崎が連動しながら挟む戦術が必要でしょ、ということである。
2020/2/12(水)15:34

☆関西人
情報戦
サッカーは、情報戦である。
情報戦というと試合が始まるまでの諜報のイメージがあるかもしれんが、むしろ大事なのは試合が始まってからの情報じゃないかな。
「4バックを想定してたのに、3バックだった」とかいって後手に回ることも過去にあったけど、そんなイイワケをするのは実に恥ずかしい。

試合が始まれば、情報はたくさん出てくる。
それは当たり前なんだけど、特にピッチに立つ11名は最も現場で情報を収集できる立場である。
監督が最も俯瞰して見れる立場かもしれんが、でも監督のビジョンはあくまでベンチからである。
試合のビジョンはGKの位置から、CBの位置から、サイドの位置から、中盤の位置から、前線の位置から、そりゃ色々ありますよ。
それら各々の現場からの情報を一ヶ所に集約し、分析をかけられたらイイんだけどね。

いや、それは無理だ。
サッカーでは、ハーフタイムを除けば作戦会議などをじっくりやる時間はない。
でも、ホントは情報は共有をしたい。
敵のG番はああ見えて弱いぞとか、C番にはこういうクセがあるぞとか、生きた情報は必ずあるはずだから。

その点、野球はイイよな。
回が終わるごとに、みんなベンチに下がって情報共有できるんだから。
このたびID野球の草分けともいうべき野村元監督が亡くなったんだが、野球は競技の特性からしてIDを試合中に活用しやすいよね。
いや、野球だけでなく、私の知る限りバレーボールでも情報戦が凄いよ。
観客席にも諜報員がたくさん潜んでいて、そこからの情報が監督のパソコンに随時送られてくる。
また、選手たちも常にブロックサインで意思共有をしている。
そのサインも諜報員に丸見えなので、解読されないように随所更新してるらしい。

その点、サッカーはアイコンタクトなどかなり曖昧なモノで意思疎通をしてたりして、他競技に比べてなんかユルいなぁと思う。
一応、観客席に諜報員は何人か仕込んでるだろうね。
代表でも、情報分析は決して森保さんひとりくでやってないと思う。
横内さんもいるし、他にも協会のスタッフがベンチ外に何人かいるのかと。
これだけ高度情報化が進んでる時代、情報を共有するのは案外簡単な話なんだけど、問題はピッチにいる11人が端末を持ってないことだ。
審判はインカム着けてるのにね。
選手たちに情報を伝達する手段は、いまだアナログに「声」である(笑)。
森保さんはメモとってるイメージはあるが、果たして声はどれほど出してるんだろうか。

ピッチ上で情報集約のコントロールタワーも、改めて設定しておく必要があると思う。
位置的にはフォーメーションの中央に位置してる選手が好ましく、だとすりゃボランチかな。
長谷部がいた頃は、主将でもある彼が情報の集約、分析、発信をしていたかもしれない。
実際、よく声を出していた。
でも今のボランチは、どうかなぁ?

オシムは「水を運ぶ人」がピッチ上に必要と言っていたが、また別の意味で、情報伝達のハードワーカーがひとりピッチ上にいた方がイイかもね。
2020/2/12(水)13:28

☆関西人
守備戦術の整理
いまどきのサッカーは、ディフェンスのやりが昔とは少し違う。
昔の考え方なら、まず均等間隔で4人が1列に並び、MF4+DF4の合計8で2ラインの方陣を作る。
この場合、選手たちは人につくのではなく、ボールの位置に対するポジショニングで守るという無機的な考え方さ。
でも今はそれより少し有機的な考え方に変換しており、敵の配置を考慮した守り方をしている。
よって、昔ほど方陣が無機的な均等配置ではない。

たとえば、ハリルは「デュエル」を推奨したよね?
あれを見て、「これはマンマークDF?」と違和感を覚えた人もいるはずだ。
マンマークというのは旧時代の守り方というイメージがあり、ハリルって古いサッカーを標榜してるのかな、とすら思った。
でも実際は、そうでもなかったんだよね。

今は、パスコースを切る各人のポジショニングと、ドリブルコースを切る対人守備の組み合わせで守るやり方が主流だろう。
対人守備は個人のスキルの領域として、意外と難しいのが「パスコースを切る」だと思う。
これは、機械的なブロック配置では対応できない。
2mポジショニングが違うだけで機能は全く変わってくるし、もちろん敵もコースを切られることは刷り込み済みで動いてくるので、正しいポジショニングなんてモノは目まぐるしく変わる。
頭が疲れるよ。
でも、コースを切っていなければ敵にパスを回され、プレスはただの徒労に終わる。
こっちは消耗するばかりだ。

でも幸いなことに、日本はまずまずコースを切ることが上手くなってきている。
こういうのは、皆が各々に所属クラブで鍛練されてるんだと思う。
もちろん、ミスは多々あるよ。
とはいえ、欧州の一流選手にだって動き方のミスはたくさんあるさ。

私は、日本の課題は「パスコースを切る」という組織的な部分よりむしろ、「ドリブルコースを切る」方だと思うのよ。
実際、そう思わない?
優先して「パスコースを切る」が頭にあるのか、球を持った敵選手に対して寄せが遅いことがあるし、仮に寄せても敵を止められないことが多々ある。
繰り返すが、こればかりは個人の守備スキルの領域だ。
うまい奴はうまいが、ヘタな奴はヘタである。
組織戦術で、どうこうできる領域ではない。

私は、そういう守備の部分を担保してるのが日本代表では遠藤航、橋本、中山といったメンツだと思う。
森保さんは、センターバックすらこなせる、そういう屈強なタイプを中盤底に置いている。
デュエル要員なんだろう。
彼らは、「パスコースを切る」が仕事ではない。
そうでなく、対人でいくべきなんだ。

だけど、これはこれで難しいと思わないか?
たとえば中盤の選手たちが皆パスコースを切るポジショニングをし、同時に対人用選手がボールホルダーにアタックにいくとして、その選手はフォアに出る必要があるだろ?
それは、後ろが手薄になるということだ。
逆にリスキーじゃない?
案外、ここの考え方がまだ整理されてないと思う。

だから、私は今後注目したいのはFC東京なんだ。
長谷川健太は、今季433という新システムを導入し、橋本拳人に1ボランチを託している。
今後、橋本はどういう動き方をするボランチになるんだろう?
フォアに出るのか、出ないのか。
サイドに寄せるのか、寄せないのか。
ボランチは運動量が多ければ多いほど良いとされる日本のサッカー文化の中で、1ボランチって意外と難しいんだよね。
2020/2/12(水)11:36

☆関西人
ボランチ候補
最近、柴崎の評価が急高騰している。
ちょっと前までドン底だったのに、掌を返すのは日本だろうがスペインだろうが変わらんということか。
デポルティーボでは、ボランチというよりインサイドハーフの起用。
結構、ハードワークしてるよね。

評価急高騰といえば、中山雄太もそうか。
ついこの間までほとんど試合に出れてなかったのが、ここにきて4試合立て続けにフル出場、しかも2ゴールを上げている。
欲を言えばボランチでレギュラーになってほしかったんだけど、センターバックのようだ。
中山の⤴にシンクロして、板倉が⤵となってるのが気になるが…。

ここにきて、遠藤航も評価を上げている。
シュトゥットガルトに完全移籍という話も。
彼は1ボランチ、アンカーを任されてるんだよね。
ドイツで日本人がそのてのポジション任されるのって、長谷部以来じゃない?
ハリルいわく、遠藤のデュエルの強さは日本人ナンバーワンらしい。
そのへんが、ようやく向こうでも認められたということか。

そして、その遠藤航とライバルになるのが橋本拳人。
彼も今季、FC東京でアンカーを務めることになりそう。
やはりか。
いつか必ず、長谷川健太は433をやると思ってたんだよね。
ガンバの時もそうだったし、これはおそらく健太の得意な形である。

あと、原口元気。
彼が最近評価を再び上げてきたのは、色々なポジションをこなすようになったからである。
特に、彼がボランチをやるようになったのは嬉しい。
原口自身はアウトサイドにこだわりがあるようだが、あのハードワークと頑強さを見てインサイドで使ってみたいと考える監督は、むしろマトモだと思うよ。

あと、小林祐希もベルギーでレギュラーみたいだね。
ただしクラブが降格圏の弱小みたいで、もうちょっとマシなクラブに入れなかったのかな、とは思う。
能力はあるにせよ、相変わらず今後も代表召集はない気がする。
理由は、両腕のタトゥー。
夏場は長袖のユニを着るワケもいかんので半袖になるが、それが日本代表となるとスポンサーは黙ってないかと。
いまどきタトゥーごときで…と思う人もいるだろうけど、案外スポンサーってそんなもんだよ。
個人にもスポンサーが付きにくいので、彼は他の選手より移籍に苦労したと思う。

あと、最近は森岡亮太もボランチか。
彼はクラシックな10番、トップ下のイメージだったんだけどな。
というか、いまどきポジションが流動的であることは当たり前か。
ボランチ⇔インサイドハーフ、センターバック⇔ボランチ、アウトサイド⇔インサイド。
偽サイドバックや偽9番もそうで、サブポジションでの仕事があらかじめ決められてる例もある。

そもそも、欧州で「ボランチ」という概念が我々の認識と少し違うのかもしれない。
我々のボランチイメージは、四角形の中盤における後ろのMFである。

◯・・・・◯
・◎・・◎←コレ

でも欧州のボランチは、ラインの中盤におけるセントラルMFのことを指すことが多い。

◯・◎・◎・◯
コレ⤴

もともと欧州のセントラルというのは解釈が難しくて、たとえばマンUのスコールズを「ボランチ」という人もいれば、「トップ下」という人もいたワケよ。
こういうラインの中盤、あまり日本人は理解できん。
まだ、インサイドハーフ+アンカーの逆三角形の方が、アンカー=ボランチとして理解しやすいかもしれない。

・◯・・・◯
・・・◎

スペインなんかで多いパターンだね。

そうそう、ボランチといえば忘れちゃいけない、ピピこと中井卓大。
彼は今、16歳。
現在彼の所属はフベニールCと聞いてるので、これからB⇒A⇒カスティージャと、まだまだトップまでの道程は長い。
たまに動画で彼のプレーが紹介されてるけど、さばきのうまい散らし屋、という印象かな。
和製サンペール?
ボールタッチを見てると確かに非凡なセンスを感じるが、ボランチとしての能力は、そもそも守備するシーンが少なくて全く分からない。
彼、これからどっちのベクトルに進むんだろうか。

ボランチというより、スペイン式のピボーテとしての教育を受けているピピ。
もし、彼が将来的にピボーテとして完成したとしても、日本がそれをうまく使いこなせるかは、また別の話になるのかもしれない。
2020/2/11(火)19:19

☆若葉
フルメンバー(1軍)
・・・・・・大迫勇也
・・・・・・(ブレーメン)
・中島翔哉・南野拓実・堂安律
・・(ポルト)(リバプール)(PSV)
・・・・・柴崎岳遠藤航
・・・(デポルティボ)(シュトゥットガルト)
長友佑都・・吉田冨安・・酒井宏樹
(ガラタサライ)(サンプドリア)(ボローニャ)(マルセイユ)
・・・・・・権田修一
・・・・・(ポルティモネンセ)

控え(2軍)
・・・・・・鈴木優磨
・・・・・(シントトロイデン)
・・・・・・ベルギー6点
・原口元気・鎌田大地・伊東純也
・(ハノーファー)・(フランクフルト)・(ゲンク)
・独2部4G・ブンデス2A・ベルギー3G7A
・・・・中山雄太 森岡亮太
・・・・(ズヴォレ)(シャルルロワ)
・・・・オランダ2G ベルギー6G
松原后・板倉滉 植田直道・安西幸輝
(stvv)(フローニンゲン)(Sブルージュ)(ポルティモネンセ)
・・・・・シュミットダニエル
・・・・・(シントトロイデン)

sub
川島永嗣(ストラスブール)
ファンウェルメスケルケン際(ズヴォレ)
菅原由勢(AZ)
小林祐希(ベフェレン)
三好康児(アントワープ)
乾貴士(エイバル)
香川真司(サラゴサ)
宮市亮(ザンクトパウリ)
久保建英(マジョルカ)
奥川雅也(ザルツブルク)
中村敬斗(トゥエンテ)
北川航也(ラピッド・ウィーン)
西村拓真(ポルティモネンセ)
浅野拓磨(パルチザン)
岡崎慎司(ウエスカ)
武藤嘉紀(ニューカッスル)

国内組(3軍)

・・・・・・興梠慎三
・・・・・・・(浦和)
・古橋亨梧・家長昭博・仲川輝人
・・(神戸)・・(川崎)・・(横浜)
・・・・大島僚太・橋本拳人
・・・・(川崎)・・(東京)
酒井高徳・昌子源 三浦弦太・室屋成
・(神戸)・(G大阪)(G大阪)・(東京)
・・・・・・中村航輔
・・・・・・・( 柏 )
sub
オナイウ阿道(横浜)
宇佐美貴史(G大阪)
西澤健太(清水)
井手口陽介(G大阪)
車屋紳太郎(川崎)
畠中槙之輔(横浜)
東口順昭(G大阪)

国内組(4軍)

・・・・・・小林悠
・・・・・・(川崎)
・阿部浩之・鈴木武蔵・小野瀬康介
・・(名古屋)・(札幌)・(G大阪)
・・・高萩洋次郎 喜田拓也
・・・(東京)・・(横浜)
永戸勝也 荒木隼人 進藤亮介 松原健
・(鹿島)・(広島)・(札幌)・(横浜)
・・・・・・東口順昭
・・・・・・(G大阪)
sub
永井謙佑(東京)
土居聖真(鹿島)
清武弘嗣(C大阪)
山口蛍(神戸)
山中亮輔(浦和)
槙野智章(浦和)
林彰洋(東京)

国内組(5軍)+海外組

・・・・・・本田圭佑
・・邦本宜裕(ボタフォゴ)久保裕也
・・(全北現代)・・・・(シンシナティ)
柏好文 扇原貴宏 三竿健斗 関根貴大
・(広島)・(横浜)・(鹿島)・(浦和)
・福森晃斗 長谷部誠 塩谷司
・・(札幌)・(フランクフルト)・(アル・アイン)
・・・・・山口瑠伊
・・・・(エストゥレマドゥーラ)
sub
ハーフナー・マイク(バンコク・ユナイテッド)
杉田祐希也(トラークトゥール・サーズィー)
天野純(ロケレン)
守田英正(川崎)
小池龍太(ロケレン)
森重真人(東京)
高木駿(大分)

東京五輪アジア最終予選(6軍以下)

・・・・・・小川航基
・・遠藤渓太・・・・食野亮太郎

相馬勇紀 田中駿汰 田中碧 橋岡大樹

・・町田浩樹 立田悠悟 渡辺剛

・・・・・・大迫敬介
sub
上田綾世(鹿島)
前田大然(マリティモ)
安部裕葵(バルセロナB)
森島司(広島)
齊藤未月(湘南)
杉岡大揮(鹿島)
瀬古歩夢(C大阪)

東京五輪サッカー日本代表に期待しています。
2020/2/11(火)11:22

☆関西人
FW候補
最近、大迫が調子を落としてると報道されている。
彼が急にヘタになるのはあり得ないので、おそらく体のどこかにダメージがあるんだろう。
問題は、それが治るかどうかだ。
あるいは、治らないかもしれない。
ずっと鉄人だった中田英寿ですら、28〜29歳ぐらいにはガクッと落ちたワケで。
確か、中田の場合は股関節のダメージだっけ?
これまでフィジカルの強さを武器にしてきた大迫も、踏ん張れないようになってるなら正直キツい。
森保さんの渡欧も、そのへんの確認をしたいのかもしれない。

万が一、大迫がダメだった時のことは想定しておこう。
ちなみに森保さんは、上田綺世のことを高く評価している。
森保さんいわく、上田は「久保竜彦以来の逸材」なんだそうだ。
なんで久保の名前が出てくるのかは分からん。
上田と久保とでは、全く似ても似つかないのに。
森保さんの中では、久保竜彦が日本人FWの史上最高峰という意味なんだろうか。

でも、どう考えても上田はまだ未完成。
今季、アントラーズでスタメンとれるかも怪しい。
やはりFWにはひとり、オーバーエイジが必要のように思う。
これまでオーバーエイジFWは大迫ばかりを想定してきたので、彼がダメな場合の代替をまだイメージできていない。
大迫のように体を張って、タメを作れる選手は誰だ?
本田?
それはブラジルでの活躍次第だけど、期待薄だと思う。
国内でポストプレーヤー最高峰は興梠だと思うが、彼は前回五輪のオーバーエイジであり、さすがに二度目はないでしょ。
パトリックの帰化も、間に合うとは思えん。

欧州にいる選手を見ても、南野は試合に出てないし、武藤も試合に出てないし、北川も試合に出てないし、浅野じゃ大然とカブる。
消去法でいくと、鈴木優磨ぐらいじゃないか?
優磨はいまだキャラクターの掴みにくいFWだが、ベルギーで6点を取っている。
一応、及第点だろう。
私のイメージの中で、優磨は日向小次郎の実写版。
ポストプレーヤーというより、どちらかというとストライカータイプ。
代表でフィットするか分からないけど、そのうちくるかもね。

あとは、マリノスのオナイウにも期待。
ゼロックスではダメだったけど、早くもスタメンに抜擢されていた。
もしポステコグルーが我慢して使い続けてくれれば、そのうち化ける可能性もある。

あとは、今さら感もあるだろうけど小林悠だね。
彼は、何でもできる。
森保ジャパンでは記念すべき一番最初の試合で1TOPに抜擢されており、森保さんのイメージに合うんだと思う。
ある意味、上田の完成形が小林じゃないだろうか。
ちなみにA代表の大迫の次にくる格は永井なんだが、彼は大然とカブるので少し違うかな。

オーバーエイジでないところでは、もちろん小川航基の名前を挙げておきたい。
今季は、背番号Hでジュビロに復帰。
ただ、スタメン大丈夫だろうか?
あとは、中村敬斗。
なぜか五輪代表に召集されてないけど、伸びしろある選手だと思う。
あとは、田川。
結構、森保さんは彼を気に入ってるような感じ。
強いし速いし、左利きだからね。
でも、FC東京スタメンは絶対無理だろうなぁ。

結論、五輪代表のFWはまだ全然分からん。
全ては今後数ヶ月の活躍次第、としか言いようがない。
2020/2/10(月)10:35

☆関西人
ストイック
先日、YouTubeの那須チャンネルを見てたんだ。
その回は、酒井高徳の密着企画だった。
まだリーグ開幕前、フィジカルトレーニングをしている高徳を那須が取材してたのね。

最近、高徳の評価が高いよね。
さすがドイツでバリバリのレギュラー、しかもキャプテンまでやってたのはダテじゃないんだろう。
ヴィッセルで、明らかにリーダー格となっている。
まだまだやれる選手、できれば代表引退を撤回してくれんかな?
何なら、五輪オーバーエイジ候補にしてもイイ選手だと思う。

で、チャンネルの中で高徳はやはりプロ意識の高さを見せつけていた。
ヴィッセルは元日の天皇杯を終えて、そこからがオフシーズンだったと思うが、彼自身は数日だけのオフをとり、1月上旬にはもう自主トレに入ってたらしい。
先日にアントラーズのオフの異常な短さについて書いたが、高徳はクラブとか関係なしで、自らオフを短くしている。

高徳いわく、「クラブのキャンプで体を仕上げようとする人がいるけど、それは間違っている。キャンプは体を仕上げる場でなく、アピールをする場だ」とのこと。
なるほどね。
キャンプが始まる前、つまりオフのうちに体は仕上げておくべきということか。

那須は、その話を聞いて同意していた。
那須にとってオフはフィジカルを維持する期間でなく、フィジカルを向上させる期間だったという。
つまり、オンシーズンではできない負荷の高いトレーニングをしてたということだ。
確かにオンシーズンで負荷が高いトレーニングをやっちゃうと、週末の試合時に疲労を残すもんな。
高徳は、「だから那須さんは長くやれたんですよ」と言う。

このふたりのやり取りを聞いてて、オフは短くてもイイのか、よく分からなくなってきた。
私はスポーツ医学に詳しくないので、オフの適正期間をよく知らん。
アスリートによっては、体を休めることの重要性を説く人も多い。
日本プロ野球界で唯一の400勝投手・金田正一などは、オフにきっちり休む派の人だった。
きっちりオフに休まないとシーズンにもたない、と。
まぁ、これは彼のポジションも関係してるかもね。
投手は肩や肘が消耗品とされており、特に金田さんの時代は球数制限もなく、オフはきっちり休むべきだったんだろう。
サッカーでも、ひょっとしたらポジションごとでオフの適正期間は違うかも。

ただ、期間の長い短いはともかく、高徳の言う「キャンプは体を仕上げる場でなく、アピールする場」は至言だと思う。
監督はキャンプで選手たちの調子を見て、そのシーズンのレギュラー構想を練る。
それを思うと、キャンプ前に体を作っておくことはプロとして最低限の姿勢かと。
必然、オフは短くなるかもしれない。

皆さんは、どうだろう。
↑のは、オフは仕事の為の準備期間、メンテナンス期間、という考え方だ。
ちゃんと働けるようにする為にオフは存在する、と。
一方、逆の考え方もあると思う。
オフとはバケーション期間であり、そのバケーションの為にオンでおカネを稼いでるんじゃないか、という考え方ね。
俺は奴隷じゃないんだから、働く為に生きてるワケじゃない。
働く以外に大切なこと、たとえばそれが家族でもイイんだけど、オフに家族と豊かな時間を過ごす為に働いてるんじゃないか、と。
そのオフがたったの6日?
ふざけんじゃねーよ、という人だっているだろう。

サッカー選手にブラジル人は多いが、ブラジル人はリオのカーニバルを異常に大切にするよね。
ある意味、仕事以上に。
欧州にいる選手の中には、カーニバル時の帰国を契約条項に入れてる例もあるらしいよ。
リオのカーニバルは、大体が2月下旬から開催される。
じゃ、秋春制の欧州リーグより、春秋制のJリーグの方がまだカーニバルに参加できる可能性がある?
いや、今年を見てもJ開幕は2月下旬で、これはカーニバル開幕と思いっきりカブっている。
ブラジル人選手的には、開幕を4月にしてくれんかな、というのが本音だろう。
Jリーグのブラジル選手あるあるとして、◯◯選手がブラジルに帰国したきり連絡がとれていない、チーム合流に遅れるのでは?という情報が頻繁に出る。
アイツらには一回、高徳の爪の垢を煎じて飲ませたいぐらいだよ。
2020/2/9(日)20:15

☆関西人
米アカデミー賞
明日は、米アカデミー賞授賞式だ。
今回は要注目である。
話題の作品は、「ジョーカー」「パラサイト」「1917」「ワンスアポンアタイムインハリウッド」あたりか。

「ジョーカー」から、ホアキンフェニックスが最優秀主演男優賞を獲りそうな予感。
ホアキンといえば、我々オジサン世代からすると「リバーフェニックスの弟」というイメージの方が強い。
リバーフェニックス、若くして亡くなったジェームスディーン二世。
彼は永遠の美青年としていまだ映画ファンにとってのアイコンなんだが、一方弟のホアキンは兄ほど美しくなく、ややキモチ悪い(笑)。
ただ、演技派としては長いキャリアをもって兄を凌駕した。

「パラサイト」は、全米で熱狂的人気みたいだね。
ドラマ化も決まったそうだ。
納得いかんのは、全編韓国語の映画が外国語作品賞でなく、一般部門の方のノミネートをされたことである。
米アカデミー賞って、英語作品であることが一般部門の条件じゃなかったのか?
以前、フランス映画の「アーティスト」が最優秀作品賞を獲ったことがあったが、あれはサイレント映画、セリフのない作品だったからギリギリOKだった。
でも、「パラサイト」は…。

しかし、間違いなく韓国人にとっては鼻高々だろう。
私もポンジュノの大ファンなので、彼に最優秀監督賞を獲ってほしいと思っている。
ただ、彼が受賞するのはイイとしても、それで韓国人たちが今後100年ドヤ顔をし続けることを考えると辛すぎる…。
いや、ここは素直を負けを認めよう。
こと映画においては、現状【日本<韓国】は火を見るより明らかですよ。

あと、巷で作品賞の大本命とされてるのが「1917」。
「全編ワンカット」が売りとされた作品で、それと同じ手法だった「バードマン」が以前に最優秀作品賞獲ったよね。

映画評論家・町田智浩さんの予想では、最優秀作品賞は「ワンスアポンアタイムインハリウッド」だという。
タランティーノ作品か。
なぜ、これが選ばれるのかというと、この作品はもともとハリウッドの舞台裏を描いた物語であり、一般人よりハリウッド関係者こそが泣ける作品なんだそうだ。
そうだよな。
作品内にはロマンポランスキーなど実在するキャラクターが出てきて、ということは最後のオチはあれだよね…、と思ってたら、それを裏切るオチで終わる。
あぁ、これはノンフィクションではなくフィクションなんだ、と最後に初めて理解できた。
タランティーノって実は良い人だな、と初めて感じた作品である。

このアカデミー賞の部門賞はどうやって決まるのかというと、有権者たちの投票である。
この有権者というのが、今は8000人いるらしい。
何人かの選考委員が密室でディスカッションして決める映画祭方式とは異なり、8000人ともなれば完全に選挙である。
それも昔はもう少し人数が少なかったのに、白人が多すぎるとか男が多すぎるとかを是正をしていくうちに、ここまで有権者が膨らんでしまったようだ。
ここまで大規模な選挙になると、買収とかも無理だろう。
結果、皆が楽しめる、面白い作品が選ばれるというPOPな傾向にある。
昔はもっとクロウト受けする文芸作品が多かったのに、2年前なんてモンスター映画が最優秀作品賞を獲ったほどである。
5年前にはヒーロー映画が獲ったし。

選考という意味では、たったひとりの人間が全てを選ぶ代表サッカーと、アカデミー賞は真逆のスタイルとも言える。
代表選考もアカデミー賞方式にすればイイのに、と考える人もいるだろうが、それは絶対にやめた方がイイ。
ただの人気投票になるから。
じゃ、せめて代表監督の投票を、と考える人もいるだろうが、それって解任はどうするの?
また投票?
そんなの、無理だってば。

ただし、協会会長は選挙で選ぶべきだと思う。
代表監督を選ぶのも解任するのも、全てにおいて最終責任者は会長なんだから。
だけど田嶋さんがやたら叩かれるのは、「俺たちが田嶋を選んだワケじゃないぞ」という思いが皆にあるからでしょ?
自分たちが選んだのなら、我々にも責任がある。
アメリカでトランプ大統領がどれだけ愚政をやろうが、それは選んだアメリカ国民の連帯責任である。
でも、田嶋会長の就任には全くタッチしてない我々サッカーファン。
できればタッチしたいよね。

もちろん、会長選挙というシステムはある。
でも、せいぜい有権者は70〜80名らしいので、そんな少人数では組織内の利害関係もあり、各人が思い通りの意思表示はできてないはずだ。
だから、アカデミー賞並みに数千名規模へ有権者を拡大すべきだと思う。
協会の登録者人数は選手で80万人以上、監督で1万人以上いるらしいし、それら全員とは言わんまでも、せめて監督さんたちには投票権を与えてもイイんじゃないだろうか?
何千何万という有権者に立候補者がマニフェストを示し、それを有権者が選ぶ。
任期は2年だっけ?
2年ごとにそれをやるのは面倒くさいかもしれないけど、アカデミー賞は毎年それをやってるんだからね。
2020/2/9(日)14:31

☆関西人
本田、ブラジルで歓待
本田がボタフォゴで大歓迎されている。
なんか、変な感じだ。
そもそも、何で本田があれほど向こうで人気あるのかが理解できない。
言っちゃ悪いが、本田ぐらいの選手ならブラジルに腐るほどいるだろ?
ましてや、本田は日本人。
ブラジル人にとって、明らかに日本人は格下のはずだ。
実際ブラジル代表は何度も日本代表と対戦していて、本田とも対戦している。
本田、そこで活躍してたっけ?

それにしても、本田って何であんなに上から目線なんだろう。
「自分が経験したことを、全てこのチームに置いていきたい」という発言は、まるでイニエスタ級の選手がJクラブに対して言うような言葉だ。
マジで物怖じしない人なんだね。
背番号もCをしっかりゲットしており、いかに本田ペースで交渉が進められたかが伺える。
本田の代理人って、例のあの兄貴か?
あの兄貴、さすが本田の兄だけあってグイグイいく人である。

さて、問題は本田がボタフォゴで活躍できるか、だ。
しばらく浪人してただけあって、結構キツイと思う。
もし全然活躍できなかったら…、と思うと怖い。
ブラジルのブーイングは、日本のそれとは比較にならんほどエゲツないと聞く。
よくブラジル人選手が海外に出ていくのは、何よりブラジル国内でプレーするとサポーターの罵倒で辛すぎるから、とも聞くよね。
本田も、叩かれるだろうなぁ。
まぁ、彼なら強靭なメンタルで耐えるだろうけど。

一方で本田は、「日本人がブラジルで活躍するのは極めて難しい」と客観的に語っている。
それは実際そうだし、何より契約は今年12月までらしいので、そこで契約満了じゃないだろうか。
その時点で東京五輪は既に終わっており、本田として目標はもうほとんどない。
そこからは、事業の方に専念だろう。
あぁ、事業といえば闘莉王が向こうで実業家としてスタートしてるらしいので、ふたりで会ったりしないのかな?
濃い者同士、かなり食い合わせ悪いけど。

本田としては、これから3ヶ月が勝負である。
東京五輪オーバーエイジ入りを目指すなら。
ボタフォゴでのポジションは、どこになるんだろうね。
オランダでは監督と交渉して敢えてボランチに就いたが、さすがにブラジルでボランチはキツいわ。
彼は、特にボランチのノウハウがある選手じゃないから。
おそらく、攻撃的MFになるんだろう。
もし彼が、攻撃的MFとして例のタメを作るスタイルをブラジルで実現できるようなら、そういうスタイルの選手は今の五輪代表メンバーに少ないので、ちゃんと森保さんにアピールできると思う。

ところで、森保さんは欧州視察に出たらしいね。
これからの2週間で、彼が誰に会うかに注目である。
彼は大迫に会いたいと出発前から明言しており、これ、明らかにオーバーエイジ召集を見越してのことだろう。
ブレーメン関係者に、「召集するよ」と前フリする意味があるのかと。
つまり、これから森保さんがどのクラブを訪問するかで、ある程度オーバーエイジの輪郭は見えてくるワケね。

ちなみに、森保さんはブラジルを訪問する予定はないみたい。
本田は構想に入ってないんだろう。
本田がここから巻き返すには、ボタフォゴで相当な活躍をしないと。
分かりやすく、得点が必要だと思う。
フリーキックとなれば、意外とブラジルでも通用するかもしれない。
2020/2/9(日)11:13

☆関西人
ハンデ
ゼロックス杯が、予想外に盛り上がったようだ。
まさか、PK戦にまでいくとは…。
結果、ヴィッセルがマリノスを下した。

しかし、ぶっちゃけるとゼロックスの勝者って、1年経つと忘れちゃうんだよな〜。
あれ、昨年は勝ったのどっちだっけ?と。
実際、前回や前々回のゼロックス覇者がどこだったか、私はよく覚えてないよ。
それでイイんだ。
ゼロックスなんざ、あくまで余興である。
やる意味がないとまでは言わんが、正直、これのせいで始動が早くなるヴィッセルやマリノスは少し気の毒だな、と同情するぐらいさ。

これは、リーグ王者と天皇杯王者にのみ与えられる、一種のハンデである。
強者には、常にハンデが与えられる。
このゼロックスがそうだし、ACLもそうだし、あと代表召集もそうだ。
中位以下のクラブなら3大タイトルだけに集中できるのに、強豪はそれ以外にも色々あるワケです。
…可哀想?
いや、それは違うぞ。
そうやって強豪にハンデが与えられるからこそ、Jリーグはどこが優勝するかが読めなくなって、面白いんじゃないか。
もし、強豪も弱小も与えられる負荷を全て平等にしてしまえば、きっとJは優勝を読みやすいリーグになってしまう。
それ、意外とつまらんぞ。

サッカーの場合はドラフトはあまりないが、そもそもドラフトって強豪にハンデを与え、弱小をフォローする制度だったと思う。
日本プロ野球のやつは少し違うけど、アメリカ本場のやつは、確か下位チームから順に選手を選ぶんじゃなかったっけ?
つまり弱いチームほどオイシイ選手を獲れて、強いチームは残り物にありつく。
何でそんな変なことするのかというと、弱いチームを強くして、強いチームにハンデを与えることでリーグの勢力均衡を狙ってるんだ。
さすがアメリカ、エンターテイメントを分かってるね。
戦う前から勝ち負けの予想が簡単につく試合って、面白くないもんな。

あぁ、そう考えると、見直しを迫られてる天皇杯の元日開催も、勝ち残った強いチームに次シーズンへのハンデを与えるという意味から、敢えて見直さなくてイイのかも(笑)。

だけど、強豪にハンデが与えられるのは日本だけじゃなく欧州も同じで、レアルもバルサもリバプールもバイエルンもユベントスもパリサンジェルマンも、みんな中堅クラブより遥かに大きなハンデを与えられてるよね。
それに打ち克つ為にこそ、大金を投じて優秀な選手と優秀な監督を揃えてるんだけど。
そして、それらビッグクラブはハンデに打ち克つ。

日本の場合は、そういうハンデに打ち克つクラブが少ないよな。
今年も、マリノスやヴィッセル、あとFC東京にとってもキツい展開になるんじゃない?
じゃ、どこが優勝するのか?
そんなの、分かるワケないじゃん。
Jリーグの優勝予想って、おそらく世界一難しいよ。
2020/2/9(日)0:55

☆関西人
ファーストサマーウイカ
最近、ファーストサマーウイカというタレントをテレビでよく見かける。
先日は「おしゃれイズム」に出ていた。
風貌はスナックのママ風で、何で売れてるのかもよく分からないけど、一応は元アイドルである。
私は、売れないアイドル時代の彼女を知っている。
いや、売れないアイドルは正しくないか。
彼女が所属したBiSは伝説のアイドルグループだから。
何が伝説かというと、彼女らの解散ドキュメンタリーが劇場公開作品になったからだ。
ドキュメンタリーのタイトルは、「BiSキャノンボール」。
そう、伝説のアダルト映画「テレクラキャノンボール」の第2弾である。

「BiSキャノンボール」の概要を説明すると、BiSの解散公演前日からメンバー各々にカメラマンが24時間密着し、ドキュメンタリーを撮るというもの。
しかしそれは表向きで、実はそのカメラマンというのがカンパニー松尾など全員AV監督である。
松尾らは密かに「テレクラキャノンボール」第2弾企画としてハメ撮りの撮影を最終目的としており、それをBiSメンバーは全く知らされていない。
ちなみにマネージャーは松尾らと結託しており、「最後までやっちゃってくれてイイですよ」とか言っている。
思いっきり、芸能界の闇を見た気がする(笑)。

そんなのヤラセだろ、と思うかもしれんが、ヤラセでなくガチだったことは作品を見てもらえば分かると思う。
最後は空気が険悪になり、非常に後味の悪い幕切れになっている。
ファーストサマーウイカの相手役は、カンパニー松尾だった。
作品終盤、ウイカさんのブチ切れ方はメンバー内でも群を抜いており、恐い女として最も印象に残ったひとりである。

でも、BiSの知名度を爆発的に上げたのが、この「キャノンボール」だったのは間違いないだろう。
彼女らには黒歴史?
そうなっていた可能性もなくはない。
展開次第で、いわゆる「アイドルのAV転身」も見込んだ企画だったはず。
この作品は、企画を仕掛けるスタッフ側か、仕掛けられるアイドル側か、どっちの視点に立つかで評価が分かれると思う。
スタッフ側の視点に立てば面白く見られるが、アイドル側の視点に立てば、ただ不愉快極まりない、ゲスな作品である。
一歩間違えば(BiSメンバーがハメ撮りに応じていれば)作品はお蔵入りし、裏流通されるモノになってたかもしれない。

しかし、そんな過去を見てるからこそ、ウイカさんが今こうしてブレイクしたのが何か妙に嬉しくってね。
ぶっちゃけBiSは事務所の力もなかったし、企画の過激さだけで何とか業界の注目を集めたアイドルグループだった。
プロモーションビデオで全裸になってた記憶もある。
ある意味、プロフェッショナル。
まさか解散公演の前夜に、「キャノンボール」の撮影で各々がホテルの部屋に軟禁され、各々がAV監督に迫られてたことをファンたちも知らなかったはずだ。
彼女たちはそんな裏事情を微塵もステージでは見せず、見事に公演をやり遂げた。
マトモに寝れなかったメンバーもいて、とても公演をできる精神状態じゃなかったように思うけどな。
このへんのプロフェッショナルぶりは、ウイカさんが結婚してたことを5年間も隠し通せたことの納得にも繋がる。

一応ながら、「キャノンボール」はBiSの解散公演密着ドキュメンタリーの裏バージョンである。
体裁としては、解散公演を台無しにしようとしてるゲスなオトナたちに対抗し、何とかアイドルとしての矜持を守ろうとする少女たちの闘いの物語さ。
ドキュメンタリーとしては、傑作の部類に入るだろう。
「水曜日のダウンタウン」風にいえば、「ホンモノのアイドルにハメ撮りの達人が迫っても失敗する説」という感じだ。

この解散公演は2014年夏のことで、ちょうどブラジルワールドカップ開催期間中のことである。
我々がザック代表の無残な敗退に落胆してた頃、一方でこんなことやってたんだね。
ザック代表の方は「水曜日のダウンタウン」風にいうと、「本田らに俺たちのサッカーをやらせるとワールドカップを優勝する説」の検証だった。
結果は、皆さんもご存じの通り。
あれから6年か…。

6年経って、ウイカさんは人気タレントとしてブレイクした。
一方、日本サッカーはその6年の間にアギーレを経て、ハリルを経て、西野さんを経て、今の森保さんに至る。
6年前、南野はまだセレッソにいた。
中島は、カターレ富山にいた。
堂安は、まだガンバでトップ昇格する前だった。
当時として、彼らが日本代表を背負う人材だとは誰も感じていなかった。
それが、今じゃ南野がリバプールだからねぇ。
6年という歳月は、とてつもない。
今から6年後、ワールドカップ2026年大会はカナダ・アメリカ・メキシコ共同開催で行われる。
そこに立つメンバーを、皆さんはイメージできるかい?
とんでもなく意外な選手が、そこにいるのかもしれないよ。
何かをキッカケに、ファーストサマーウイカばりの大逆転もあるかもしれない。
2020/2/8(土)12:07

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