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過去ログ580 2019/4/24 10:16

☆関西人
体に合わせて服を作る
↓に、日本の「定員オーバー」について書いた。
たとえば、センターバック。
プレミアでレギュラーの吉田、フランスでレギュラーの昌子、ベルギーでレギュラーの冨安がいて、このうち誰かひとりベンチするのはモッタイナイな、という話さ。

あと、サイドアタッカーも定員オーバーだよ。
レギュラーの中島、堂安はもとより、実績あるベテランの乾や原口、そしてベルギーで評価急高騰中の伊東。
あと、一応宇佐美も。
やはり欧州組だけで既に定員オーバーで、国内で評価急高騰中の久保くんやアントラーズの安部を入れる余地はない。

逆に、層が薄いと感じるのがサイドバック。
欧州組は長友と酒井宏樹だけで、あとはいないじゃん?
サイドアタッカーはたくさんいるのに。

・センターバックが多い
・サイドアタッカーが多い
・サイドバックは少ない

これ、何かを暗示してない?
…そう、時代は「4バックから3バックに転換せよ」と言ってるんだよ。
過剰なサイドアタッカーをサイドハーフ+ウィングの2枚刃として活用し、過剰なセンターバックは1枚増やして3バックにし、サイドバックは敢えて廃する。

中島・・(鎌田)・・堂安
・・・・南野
原口.MF@.MFA.伊東
・昌子・吉田・冨安
・・・・東口

大迫おらんじゃないか!と思うだろうが、そうなんだ。
1TOPが実は一番層が薄いので、もはやポスト大迫はいないと考え、将来の為に彼を敢えて頼らないことにした。
つまり、ゼロTOP。
幸い、ターンを得意とする南野、そしてトップ下なのにやたら点を取れる鎌田という奇才が現れたことで、ゼロTOPは案外イケると思う。

将来を考えるという意味で、32歳の長友を敢えて外す。
同じく将来を考えればいずれ吉田も外さなくてはならないので、その際は冨安を真ん中にし、酒井宏樹を右センターバック起用する3バックというのも悪くない。

このシステムは、大迫がセンターで体を張って時間を作るのと同じく、両翼の中島と堂安がドリブルで球を運ぶことで時間を作るワケよ。
ポイントは、スピードある伊東に敢えてその役割を託さないことね。
伊東では速すぎて、「時間を作る」にはならないから。
足が速い彼は、敢えて後ろに置くべし。
伊東と原口は、サイドハーフなんだ。
ウィングバックではなくサイドハーフ、「バック」ではないことをご理解下さい。
つまり、最終ラインに吸収されない。
可変時、代わりに吸収されるのは↑の図でいうとMFA。

中島・・(鎌田)・・堂安
・・・・南野
原口・・MF@・・伊東
昌子.吉田・冨安.MFA
・・・・東口

このパターンは、MFAがサイドバックになる形にしてみた。
逆偽サイドバックだね。
別にセンターバックになるパターンでもOK。
とにかく、原口や伊東をヘタにサイドバック化させないことが大事なのさ。
できるだけ彼らはMFとして、その力を攻撃に使いたいからね。
普通にウィングバックが最終ラインをフォローするなら、原口や伊東のところは長友と酒井にしとけばイイんだから。

さて、MFAは最終ラインに吸収されるので、ユーティリティプレーヤーでなければならない。
よって候補は
・遠藤航
・橋本拳人
・守田英正
・三竿健斗
・中山雄太
・板倉滉
このあたりだろう。
あぁ、サイズもあって山口蛍を入れられなかった…。

そしてMF@は、最終ラインに吸収されない方のボランチ。
いわゆるピボーテ。
候補は
・柴崎岳
・大島遼太
・小林祐希
・青山敏弘
・高萩洋次郎
このあたりだろう。

ポイントは、やはりウィングかな。
中島や堂安がドリブルで中に切り込むと、彼らはシュート力があるから敵DFは必ずコースを切りに寄せていく。
そこで必ず死角が生まれる。
その死角を逃さず、南野が裏に抜けるとか、伊東が猛烈なスピードでサイドを駆けるとか、色々アクションを起こせるはずなんだ。
ゼロTOPで真ん中が空いてるからこそ、こうして大きな地殻変動が起こせるワケね。

大迫の代わりがいないから、FWなしのゼロTOPにする発想。
サイドアタッカーが多いから、サイドアタッカーを4人使う343にする発想。
いわば体に合わせて服を作る、ごく普通のシンプルな発想である。
これが正しいかどうかは、分からないけど。
2019/4/24(水)10:16

☆関西人
日本らしいサッカー
サッカーは、狩猟を模したスポーツだと言われている。
よって、狩猟民族の色が濃い国ほど強いとされ、それは正しいと思う。

で、日本はどちらかというと狩猟民族の色が濃くない国である。
そもそも、肉食文化が明治の開国まで禁忌になっていた。
私は、これを仏教の影響だと思っていた。
しかし、よく考えたら変な話だ。
日本に入ってきた仏教は朝鮮半島経由、もしくは中国経由であって、であれば朝鮮や中国でも肉食は禁忌であっておかしくないのに、アイツらは昔から焼き肉を食う文化だ。
犬まで食う。

どうやら、日本は仏教伝来以前から肉食を禁忌とする文化土壌があったみたいだね。
その意味は、何となく分からんでもない。
日本の原始的宗教観さ。
「もののけ姫」を見てるとそのへんが理解できるが、あの映画で描かれる「神」は森に棲む獣である。
また、その獣が穢れて祟る描写もある。
仮に、太古の日本人にそういう宗教観があったとしたら、そりゃ獣肉食を控えるだろうよ。

で、日本人は狩猟より漁の方をメインにした。
狩猟と漁、これは似てるようで全く違う。
狩猟は平地や山岳を舞台に、集団で獲物を追い込む作業だ。
ただ集団作業であっても、最後獲物を仕留めるのは特定の個人だろう。
一方、漁は舟で沖に出て、網をかける。
そこで最後獲物を仕留めるのは、特定の個人か?
いや、違う。
漁は、最初から最後まで完全な集団作業だ。

「日本人はシュートがヘタ」という現実、それはこのへんに意味があるんじゃないかと思ってね。
狩猟でなく漁をしてきた日本人は、最後特定の個人が獲物を仕留めるという作業に慣れてないんじゃないかな、と。
どちらかというと、皆で網をかけて皆で網を引っ張る作業、そういうに慣れている。
ワンフォアオールの文化はあっても、オールフォアワンの文化がない。
だから欧州で特定の個人が輝いても、そいつを代表でハメたらイマイチだった、ということ多いでしょ?
たとえ欧州のスーパースターを招聘しても、Jリーグのチームの中では輝かないことも多いし。
日本の集団の中で「点」は機能せず、あくまで「面」でしか機能しない現実。
狩猟民族の欧州目線では、このへんがワケ分からんだろうね。
これ、しようがないかも。
民族のDNAだから。
もはや、DNAから外れた突然変異でしか、日本に突出した個、狩猟系の個は出てこない気がする。

というか、日本人がサッカーをする以上は、「漁のサッカー」を機能させるのが一番現実的だと思う。
皆で沖に出て、皆で網を下ろし、皆で網を引っ張る。
そんなサッカー、ある?
いや、サッカーでも「網を張る」ってあるよね。
漁は精密で丈夫な網を作り、それを下ろすポイントを間違えないことが大事じゃないだろうか。
これを突き詰めると、ゾーンプレスかな?
2019/4/23(火)22:44

☆関西人
定員オーバー
最近、ちょっと気になるのが昌子である。
昌子と言っても、先日に引退を発表した森昌子のことではなく、昌子源のことね。

森昌子は、ここ13試合に全てフル出場している。
訂正、昌子源は、ここ13試合に全てフル出場している。
仮にもフランス1部リーグで、まさかここまで早くスタメン定着するとは全く予想してなかった。
トゥールーズって、そんなに選手層薄いのか?
多分、厚くないんだろうね。
現在、リーグ15位のチームだし。

それはそれとして、多分昌子は着実に成長してると思うよ。
Jリーグには絶対いないレベルのモンスターたちとやり合ってるんだから。
で、そういう伸び盛りの彼を代表でどう扱うべきか、というのが問題である。
なぜなら、今の代表には吉田と冨安がいるから。
これ、難しいと思わない?
吉田、昌子、冨安。
基本、センターバックの先発はふたりだから、必ず誰かひとり控えになってしまう。
誰を外せばイイの?
迷うな〜。

高さを優先するなら、外すべきは昌子だ(吉田189cm、冨安188cm、昌子182cm)。
速さを優先するなら、外すべきは吉田だ。
若さを優先するなら、これも外すべきは吉田だ。
逆に経験値を優先するなら、外すべきは冨安だ。

で、結局はどうしたらイイのかよく分からないので、いっそ3人スタメンにして3バックにしたらどうだ?という発想も出てくるワケよ。

・・・・大迫
・・中島・・南野
原口・・・・・・伊東
・・柴崎・・遠藤
・昌子・吉田・冨安
・・・・東口

たとえば、こんな形。
あ、3バックなら一角に酒井宏樹を使うのもありか。

両ウィングバックをかなり攻撃的にしてるので、いざという時は遠藤航が最終ラインに下りて4バックを形成する。

・・・・大迫
・・中島・・南野
原口↘・・・・↙伊東
↘↘柴崎・⤵⤵・↙↙
昌子.吉田・遠藤.冨安
・・・・東口

逆に、バイタルが柴崎1枚になってヤバいじゃん、と思うだろう。
そこは、両ウィングバックに助けてもらいましょ。
ハードワークが持ち味の原口、あるいは戻るスピードも超高速の伊東。
彼らに柴崎を援護させる。

そうそう、伊東も最近は評価が上がってきてるね。
同じ俊足キャラの浅野が、契約上の問題で残りのシーズンに1試合も出してもらえないドン底にあるのと対照的に、伊東はここにきて完全にスタメン定着。
彼が所属するゲンクは現在プレーオフの首位で、このままいけばCL出場権獲得だ。
仮にCLで名を売れば、同じポジションの堂安を市場価格で追い抜く可能性すらあるだろう。
久保くんも成長してきたことだし、日本の右サイドはなかなか熱いね。

あと、やはり旬は鎌田大地か。
今シーズン15点目を決めたらしい。
プレーオフがあと数試合残ってるので、まだ1〜2点は取れそうだ。
これは凄い記録なんだが、困ったね。
後ろに吉田、昌子、冨安がいて定員オーバーなのと同じく、前にも南野、中島、堂安、伊東らがいて、そこに鎌田まで加えると完全に定員オーバーだ。

彼ら全員をスタメンにハメることは、もはや不可能である。
2019/4/23(火)10:03

☆関西人
サイドプレーヤー
足が速くない、突破力のない右サイドハーフといえば、日本人なら中村俊輔と本田圭佑がまず思い浮かぶだろう。
しかし、彼らの特徴は左利きであり、ベッカムではない。

彼らは、まず突破を主眼にしてなかった。
なぜなら利き足の左でボールを扱うので、前を向いた状態ではそれはピッチの内角、つまり敵DFに近い側に球を置くことになる。
これでは、ロストの可能性が高まる。
よって、彼らは体を前向きでなく、ヨコ向きにすることでボールを敵DFより遠い側、ゴールから見て外角の位置に置くんだ。
体を横向き。
もうその時点で、タテの突破は捨ててるってことね。
選択肢はキープ、タメを作る。
タテを狙う場合は、自身でなくサイドバックを使う。
それが日本のスタイルだった。

でも、柴崎は右利きだ。
俊輔や本田のようにサイドでヨコ向きの司令塔はやりにくい。
やはり、右利きなら体を前に向けなきゃならん。
となると、どうしてもベッカムスタイルに行き着くよね。
これと同じなのは、清武だろう。
彼は、ロンドン五輪で右サイドハーフとして起用された。
その右足キックの精度は高く、ピンポイントクロスとして機能。
関塚さんのイメージは、清武がベッカム、永井謙佑がオーウェンだったかも?
で、その清武でもセビージャでダメだったんだから 、スペインって難しいわ…。
やはり、スピードが足りなかったんだろうか。

今、日本代表の右サイドは堂安、おそらく二番手は伊東純也である。
どっちにせよ、突破系。
左は、中島、乾、原口。
こっちも突破系。
俊輔や本田がサイドにいたのは昔の話、今は日本代表ですら変わってきている。

日本は、433をやらないのか?
柴崎にせよ香川にせよ、本当はインサイドハーフが一番生きると思うんだが。

原口・・大迫・・堂安
・・香川・・柴崎
・・・・遠藤
長友.吉田・冨安.酒井
・・・・東口

433って、鶴翼の陣にしか見えない。
でも、この両翼の原口と堂安が一気に後ろに下がれば

⬇・・・大迫・・・⬇
⬇・香川・・柴崎・⬇
原口・・遠藤・・堂安
長友.吉田・冨安.酒井
・・・・東口

はい、魚鱗の陣。

要するにサイドプレーヤーの走りとは、その布陣が鶴翼か魚鱗か、それこそ全く正反対のモノに転換してしまうほどの重要なスイッチなんだ。
じゃ、サイドプレーヤーは上下に素早く走れなきゃダメだよね。
足が遅いなんて、もはや論外さ。

そうそう、戻るという一点においては、左ウィングは中島でなく、原口なんだよね。
日本の左サイドは、まだ再考の余地があると思う。
サイドバックは長友のままでイイのか、という部分も含めて。
2019/4/23(火)0:24

☆関西人
和製ベッカム
柴崎、セビージャ戦でスタメン。
それだけでニュースになっている(笑)。
試合に出るのは4ヶ月ぶりらしいね。
それだけブランクがあって、ちゃんとプレーできるのは凄い。
きちんと準備してたんだろうし、そこはプロだね。

ポジションは、サイドハーフである。
このポジションは、彼には合わない。
監督も柴崎の適正ポジは「インサイドハーフ」と公言しており、しかしこのチームのフォーメーションは442。
インサイドハーフは使っていない。
じゃ、ボランチ(セントラル)で使えばイイじゃないかと思うが、この監督は柴崎をボランチで使ってくれない。
守備力、フィジカル、体格の課題かな。

いやね、これがプレミアやセリエならまだ話は分かるんだけど、どちらかというとスペインは433、インサイドハーフを使うイメージがあるリーグである。
むしろ、ここまでガチガチの442をするヘタフェは珍しい部類だろう。
よりによって、柴崎はそういうチームに加入しちゃったワケね。

4ヶ月前に試合に出た時も、確かサイドハーフだったと思う。
その試合は、及第点のプレーをしたんだよね。
なのに、そこからまたず〜っとホサれて…。
だから今回も「得点の起点になる活躍」と報じられてるけど、「じゃ今後出場機会増えるかも!」と期待するのは甘いですよ。
今回のは、あくまで「メンテナンス」じゃない?

とにかく柴崎は、今夏に移籍すべきだと思う。
ちゃんと適正ポジで使ってもらえるクラブへ。
今から思うと、2部リーグでもイイからテネリフェに残ってた方が良かったんだよね。
あのチームなら、適正ポジで起用されてただろうに。
確か、2年前の昇格プレーオフでテネリフェがヘタフェに敗れて昇格を逃し、その後すぐに柴崎はヘタフェへと移籍したんだよな。
いくら2部から1部へのステップアップとはいえ、彼は血も涙もない男だな、と当時思ったもんだよ。
テネリフェのサポからは彼の残留を望む声が少なからず出てたし、ましてやテネリフェの昇格を阻んだ憎きヘタフェへの移籍だなんて、これは仁義を欠いている。
なんか、今彼がヘタフェでホサれてるのは、バチが当たったようにも感じるね(笑)。

ちなみに、今テネリフェは2部リーグで中位に甘んじているらしい。
柴崎が残っていれば、あるいは昇格圏にいたかもしれないのに…。
いやホント、今さらだけど柴崎はあと一年テネリフェに残留し、彼の力でチームを1部へ昇格させてほしかったな〜。
それこそwinwin。
あの時、明らかに柴崎は選択を間違えたと思う。
だって、ヘタフェにいる限りは「サイドハーフ柴崎」しか世間に露出しないワケで、これでは今夏にあまり良いオファーが来るとも思えん。
サイドでもそれなりのプレーはするにせよ、スピードないし、突破力ないし、スペインで一般的に求められるサイドプレーヤー像ではないだろう。
彼は、インサイドのプレーヤーだ。
もうね、彼に残されたマトモなプロモーションは、代表にしか期待できないのよ。
だから申し訳ないけど、森保さん、彼をボランチのレギュラーで起用継続してあげて下さい。

とはいえ、柴崎は現状クラブで与えられたポジションの最善を尽くすしかない。
仮にサイドの適性がないとしても、彼なりのサイドプレーヤー像を模索していくべきだ。
スピードや突破力がそこまでないなら、私は「ベッカム流」の模索しかないと思うけどね。
右足の精度を磨き、突破する前に蹴る。
芸能人が嫁という点でベッカムと同じなんだから、私は十分にベッカム化できると思う。
そのベッカム化の中でキック精度を磨き、それを日本代表のキッカーとして還元してほしい。

彼は、日本でも屈指の才能あるMFだ。
このまま終わる選手ではない。
2019/4/22(月)10:33

☆関西人
ジパング
こうやってレアルのユースチームが、わざわざ極東の小さな国際大会に為に来るのは妙な話だよね。
いやいや、これぞビジネス、レアルのプロモーションである。
「君たちの国の若者が、こうやって我々の仲間としてレアルでプレーしてるんだよ」とアピールする広報宣伝活動であり、この宣伝はレアルが日本で経営しているサッカー教室を潤すことになる。
また、レアルの収益を支えてるのはソシオであり、中井くんをキッカケにしてソシオ会員になる日本人が増えてくれれば、とレアルは期待してるだろう。

さすがはスペイン、このての植民地政策は巧いもんですよ。
大航海時代。
16世紀のスペインは世界最強の勢力を誇る帝国で、アジア・アフリカ・アメリカ大陸に航海して、行く先々を植民地にしていった。
そうやって本国にない資源を得て、さらに安価な労働力を確保していった。
我が国の植民地化の可能性を危惧し、鎖国政策をとったのが徳川幕府だね。
しかし織田信長が生きていれば、鎖国なんてディフェンスではなく、「攻撃は最大の防御なり」とオフェンスに出て、スペインと戦争してた気もする。

スペインにとって、いまだ日本は「黄金の国・ジパング」だろう。
なんせ日本にはスペインの3倍近くの人口があり、人材資源は豊富である。
もちろん14億の中国には及ばんのだが、しかし中国は広大すぎて資源を掘るには適さない。
その点、日本は交通網も発達してて、関東から関西行くのに3時間もあれば足りるほどだ。
また、安価で買い叩く実質的な人材の搾取も、なぜか日本人は「えぇ〜っ?欧州に行けるの?」と喜んでるし。
おまけに、サポを名乗る日本人たちはユニとかグッズとか大量に買ってくれるし。

仮に植民地化されたたところで、植民地化を屈辱とは感じないのが日本人さ。
だって、米国に原爆落とされたり空襲されたりしても、戦後の日本人はジーパン履いてコーラ飲んでハリウッド映画見るようにアメリカナイズされてるワケよ。
侵略する側として、やりやすい国だな〜と思うだろうね。
また、日本には欧州厨という特殊な人種がいて、彼らは日本人でありながら日本蔑視の欧州至上主義者である。
アンビリーバブルな話、欧米人が日本人より高等な人種だと信じてるようだ。

また、日本にはミキタニという殿様がいて、彼は親スペイン家である。
この殿様は、ピークを過ぎたイニエスタを32億で雇った。
ビジャも雇った。
サンペールも雇った。
スペイン印さえ付いてれば、何でも買うかも。
「スペイン人で世界的な監督がいるよ」と言えば、うっかりペドロアルモドバルをリージョの後釜の監督として雇うかもしれない(笑)。

あとミキタニに加え、日本にはハラヒロミという地位の高い大名がいて、この大名がまたキリシタン大名というか、スペイン大好きなんだ。
このハラヒロミと将軍タシマコウゾウは仲が悪いみたいだけど、何ならウチが資金援助してハラヒロミを将軍にするのもありだな、とスペインは狡猾に考えてるかもしれない。
将軍タシマは、親ドイツ派だからね。

そしてハラヒロミと所縁の深いクラブにFC東京というのがあって、今そこでクボタケフサを預かってもらっている。
クボが18歳になればスペインに返すという裏取引があり、格安でバルサに戻す話がついてたりして。
こういう人身売買を、なぜか日本人は怒らない。
むしろ人身売買を、スペインに搾取されることを喜んでるっぽいよ。

よし、さらにジパングをうまくコントロールできるよう、ピピはトップチームに昇格させようか。
そうすることが、ジパングとスペインにとってのwinwinさ。
スペインのジパング植民地化政策最終段階には、おそらくクボとピピがキーマンになるだろう。
2019/4/22(月)7:21

☆関西人
ピピ
ピピこと、中井卓大くんが先日から日本に滞在している。
「キリンレモンカップ」という日本開催の国際ユース大会に出る為、レアルのメンバーとして来日したワケで。

何だろうね、キリンレモンカップって。
聞けば
・レアル カデーデA
・ヴェルディ
・桐光学園
・ベルマーレ
・チョンブリー(タイ)
・FC東京
・ジェフ
・三菱養和
が参加した大会らしく、結果はFC東京の優勝、レアル準優勝で終わったそうだ。

これにFC東京から久保くんでも出ていれば「久保vs中井の天才対決!」とマスコミも煽っただろうが、この大会はU16だからそういうのはなし。
それでも中井くんは先発で出ていたらしく、私もYouTube動画で少しだけ見たけど、特に凄い選手と感じることはなかった。
ポジションがやや後ろだから、球を散らすだけだしね。

それにしても、身長はかなり伸びたなぁ。
もう180cmを超えてるんじゃないだろうか。
心配なのが、それだけサイズが変わったことに対してボールタッチがついていけてるか、ということ。
私たちが彼を見たのはまだ小学生の時で、足にボールが吸い付いてるかのようなドリブルをしてたよね。
あれはサイズが小さいからこそのボールコントロールと思えたワケで、今はどうなんだろう。
キックひとつとっても確かに巧そうではあったが、さすがに実戦だけに、子供の頃のようにコネるシーンはなかった。
だから、よく分からない。
印象は、そうだな〜、サンペール(笑)?

主なポジションはインサイドハーフのようで、日本代表でならボランチということになるのかも。
かといって、がっつり守備をするハードワーカーでもなさそうだ。
扱いとして難しい立ち位置だが、今の代表でいうなら柴崎的なところだろう。
スピードは、特になさそうだね。
あと高さはあるが、ヘディングが強いワケでもなさそう。
うわ〜、大丈夫?
欧州で一番ホサれそうなタイプじゃん?

ぶっちゃけ、このキリンレモンカップはレアルが圧倒的な強さを示して優勝してくれた方が夢があったよ。
「あぁ、やっぱレアルはU16でもレベルが日本と桁違いだ」
「そういう凄いところで中井くんはやってるんだから凄いよね」
となったはずだから。
でも、最後はPK戦とはいえ、レアルがJクラブに負けるなんてガッカリ。
中井くんは負けて号泣したというから、ありがちな「Jクラブ相手だから手を抜いた」みたいなことはないと思う。
全力でやって、でもFC東京に勝てなかったんだろう。
時差ボケ?
そんなの知らんわ。

しかし中井くんは、まだまだ先が長いよ。
もし、久保くんがあのままバルサに残っていれば、今頃フベニールA、もしくはBのどちらかにいたんだろう。
フベニールは、中井くんのカデーデよりひとつ上のカテゴリーである。
スペイン3部リーグに出るにはそのフベニールでもダメで、そこからさらに上のカテゴリー、バルサBの26名入りをできてからの話である。
そんな苦労してようやく出られるスペイン3部リーグって、J1よりレベルが高いのか?
いや、ぶっちゃけJ1の方が上じゃない?
百歩譲ってもJ1と同等、上回ってることはないだろう。
と考えると、今J1リーグに主力として出てる久保くんって、あのままバルサに残っていたよりもレベルの高い経験をできてるってことよ。
かえってラッキーだった。

だからって、中井くんに日本へ帰ってこいと言いたいワケじゃないんだけどさ…。
ただ、サイゴダードの例もあって、トッテナムのユースでI番背負ってた彼が、ある時期から行き場を失って浪人してたもんね。
今は彼、セリエBのチームにいるらしいけど。

しかし、中井くんのレアル内での評価は決して低くないそうだ。
どうするよ?
このままトップ昇格したら。
そして、彼がモドリッチの後継者になったりしたら。
いやいや、妄想が過ぎるか。
仮にトップ昇格できたとして、なかなか試合に出られずレンタルで転々とし、あげくにスペイン大好き三木谷さんの毒牙にかかる、というオチだけは勘弁してね。
これ、一番リアリティあるけど(笑)。
2019/4/21(日)23:32

☆関西人
戦国時代
名将、という話をすると、戦国武将をイメージする人も少なくないはずだ。
私は正直、日本史の中で戦国時代には詳しくないんだけど、ちょっと聞きかじった話として今回は戦国武将ネタを書いてみたいと思う。

戦国の名将といえば、皆さんは誰が思い浮かぶ?
最後に勝ち残ったのは徳川家康だから、やはり徳川が名将では?という人がいるかもしれない。
うん、確かにそれは一理ある。
いや、徳川は単に漁夫の利を得ただけで、真の名将は織田信長や豊臣秀吉では?という人もいるかもしれない。
うん、確かにそれも一理ある。
いやいや、織田勢が台頭したのはタイミングよく武田信玄と上杉謙信が病死したからで、真の名将は武田や上杉では?という人もいるかもしれない。
うん、確かにそれも一理ある。

で、結論をいうと、正確には「分からない」ですよ(笑)。
プロレスのオールドファンの間で出る「猪木と馬場はどっちが強いか?」みたいなもんで、直接対決したことあるふたりだけど(その時は馬場の圧勝)、最強がどちらかという結論は誰も出せていない。
それどころか、ジャンボ鶴田最強説や藤原嘉明最強説もあったりして、こういうのを語り始めると収拾がつかなくなる。

でも、多くの歴史オタクが挙げているのは、島津義弘最強説である。
その根拠は色々あるらしく、ここでいちいち挙げるのは控えるが、我々より歴史に詳しい彼らが自信満々にそう言ってるんだから信憑性は高い。
確かに幕末に薩摩藩があれだけ強かったのは、戦国最強島津のDNAかもしれないね。
でも、島津の強さは古典的な武力である。
同じく武力で高く評価されてるのが武田の騎馬隊で、この騎馬隊は長篠の戦いで織田の鉄砲隊に敗れた(とされてるが、最近は違うとする説とあるとやら)。
つまり古典的なストロングスタイルが、新しいモノにやられることがあるんですよ。
ワールドカップ74年大会、伝説のブラジルvsオランダみたいなもんで。

頭脳で勝つ武将もいるよね。
謀略系というか、たとえば今ならCIA擁する米国みたいなもんで、事前に工作をして戦う前に勝敗を決する、みたいやつ。
このへんは、織田、豊臣、徳川、武田、北条、真田とかの忍者のイメージがある。
特に服部半蔵、徳川のイメージが強いかな。
もともと日本は孫子の兵法の影響があり、孫子とは戦わずして勝つ、謀略の極みだ。
関ヶ原の戦いなんて徳川の工作の勝利に他ならず、たとえ武力最強の島津が西軍にいても東軍は勝ったワケさ。

で、あとはもっと純粋な意味での知力戦。
三國志、諸葛孔明みたいなやつ。
このての日本の軍師としては、黒田官兵衛、竹中半兵衛、山本勘助あたりが有名かと。
彼らが使った陣形は色々はあるが、主に↓のふたつがよく知られている。

【魚鱗の陣】
・・・▲
・・▲▲▲
▲▲▲△▲▲▲

【鶴翼の陣】
▲▲・・・▲▲
・▲▲・▲▲
・・▲△▲

上がパワー系、猪突猛進系の魚鱗。
下が包囲系、ポゼッション系の鶴翼。
ちなみに、関ヶ原では東軍が魚鱗、西軍が鶴翼だったと言われている。

よく見ると、鶴翼って危ないよね。
△は大将を表してるんだけど、バイタルエリアのガードが緩い。
一方、魚鱗の方がガードは堅いんだけど、大将の周囲にいるセンター後方部隊が厚い。
つまり、この部隊は敵と交戦していない⇒戦力として稼働していない(ボールに触っていない)と解釈できるワケで、布陣の効率を考えるとどうなのかな、と。

ホントは、陣形の可変こそが理想。
状況によって魚鱗から鶴翼に、鶴翼から魚鱗に、と自在に陣形を変化させられるのがベストである。
そんなのマンガやドラマならともかく、現実には無理だろう。
何万といる集団が、インカムもなしに軍師の指示を理解し、即座に陣形を変えるなんてことを出来るワケがない。
「進撃の巨人」では、狼煙で各部隊の意思伝達をしてたけどさ。

いや、さすがに何万という大部隊では無理でも、11名という小さな部隊の単位なら可変も出来るのでは?
はい、それがサッカーですよ。
最近多い可変システムなどは、まさに魚鱗⇔鶴翼の循環である。
軍師にとって、サッカーほど自身の力量を試せる対象はないだろう。
だから、もし上記の武将や軍師たちが現代に生きていれば、会社勤めなどはせずに、その能力を生かせるサッカー指導者を職業として選ぶ気がするね。
また逆に、もし現代のサッカー指導者が戦国の世に生まれていれば、やはり武将や軍師として名を馳せていくんだろう。

歴史の既定で江戸の徳川家康が最後の最後に天下を取ったことを思えば、いずれ長谷川健太が天下を取るのかねぇ…。
それとも、尾張(名古屋)のウツケこと風間八宏が、革新的な戦術で今後の勢力を拡大していくのか?
あげくに、最後は本能寺で家臣(鬼木さん?)に討たれるのか?
それとも、貴公子・豊臣秀頼こと宮本ツネ様が、歴史を覆して大阪の陣に勝利するのか?
あるいは、ダークホースの広島・毛利こと城福浩が天下を取るのか?
群雄割拠の戦国時代、これから誰が天下を取るのかは全く分からん。
2019/4/21(日)20:31

☆若葉
巴里世代
パリ世代(2001〜2004)

ーーーーー西川潤
斉藤光毅(ルヴァンアシスト)久保建英
(J2得点)ー中山陸ー(J1得点)
ーー(ルヴァン得点 背番号F)
ーーー松岡大起中井卓大
ーーー(J1スタメン)(レアルマドリードユース)
橋本柊哉ー佐古馬場ーー半田陸
(学芸大)(ヴェルディユース)ー(山形)
ーーー小久保玲央ブライアン
ーーーー(ベンフィカユース)

西川潤(C大阪)180p70s高3
斉藤光毅(横浜FC)170p61s高3
久保建英(FC東京)173p67s高3
中山陸(甲府)174p64s 高卒ルーキー
中井卓大180p60s 高1
松岡大起(鳥栖)170p60s高3
半田陸176p63s高3 プロ契約
橋本柊哉178p70s大1
馬場晴也181p76s高3
佐古真礼193p84s高2
小久保玲央ブライアン193p80s高卒ルーキー

高校3年当時の年間最高成績

宇佐美貴史 J1 7得点
久保裕也 J2 10得点
堂安律 J3 10得点
中島翔哉 最年少ハットトリック(J2)

久保建英には高3の年間最高成績のJ1での7得点以上と最年少ハットトリックを期待しています。
斉藤光毅には高3の年間最高成績の10得点以上と最年少ハットトリックを期待しています。
西川潤にはJ1初得点と高3の年間最高成績のJ3で10得点を期待しています。

パリ五輪の日本代表監督は誰が抜擢されるのでしょうか?

巴里世代に期待しています。
2019/4/21(日)17:48

☆関西人
日本人の名将
健太や片野坂さんが結果を出してる一方、リージョが結果を出せないまま辞任してしまった流れ。
日本人と外国人、明らかに明暗分かれている。

日本人指導者、頑張ってるよね。
これまで日本人の名将といえば、岡田さんと西野さん、このふたりが必ずと言ってイイほど名前が出てきた。

【岡田武史】
・日本代表監督として2度W杯本大会を経験
・W杯2010年大会はベスト16
・マリノス2003年、2004年連覇
・コンサドーレJ2優勝
・Jリーグ年間最優秀監督賞2回受賞
・AFC年間最優秀監督賞受賞
・中国リーグの監督を経験
・リッピ、アンチェロッティなど海外の大物と親交がある

【西野朗】
・日本代表監督として、五輪とW杯の本大会を経験
・マイアミ五輪代表でブラジル撃破
・2018年W杯ではベスト16
・国内ではリーグ優勝1回、ナビスコ2回、天皇杯2回など優勝多数
・Jリーグ通算最多勝監督
・Jリーグ年間最優秀監督賞2回受賞
・ガンバでACL制覇
・ガンバでクラブワールドカップ3位
・AFC年間最優秀監督賞受賞

このふたりの経歴があまりにもズバ抜けていて、他の追随を許さない。
だけど、岡田さんは監督ライセンスを既に返上してるらしいし、実質引退。
西野さんも代表監督の継続を固辞したところを見て、後進に道を譲るスタンスかもしれない。

よって、上記ふたり以外の誰かに今後頑張ってもらわなきゃならないんだ。

【森保一】
・サンフレッチェでリーグ優勝3回
・Jリーグ年間最優秀監督賞3回受賞
・クラブワールドカップ3位
・コーチとして2018年W杯ベスト16に貢献
・現在、日本代表監督(五輪兼任)

【長谷川健太】
・ガンバでJ1優勝、J2優勝、天皇杯2回優勝、ルヴァン1回優勝
・レイソルで天皇杯2回準優勝、ナビスコ1回準優勝、ガンバでルヴァン2回準優勝
・ガンバでACLベスト4
・Jリーグ年間最優秀監督賞受賞

【関塚隆】
・ロンドン五輪代表でベスト4
・フロンターレでJ2優勝
・フロンターレでリーグ準優勝2回、ナビスコ準優勝2回
・現在、技術委員会委員長

【城福浩】
・U17日本代表にてアジア選挙権優勝
・FC東京でナビスコ優勝
・ヴァンフォーレでJ2優勝
・サンフレッチェでJ1リーグ2位

【手倉森誠】
・ベガルタでJ2優勝
・ベガルタでJ1リーグの2位
・U23日本代表にてアジア選挙権優勝
・リオ五輪代表監督
・コーチとして2018年W杯ベスト16に貢献

【鬼木達】
・フロンターレでリーグ優勝2回

【片野坂知宏】
・ガンバでリーグ1回、ナビスコ2回、天皇杯4回、ACL1回の優勝(コーチとして)
・サンフレッチェでリーグ優勝2回(コーチとして)
・監督としてはトリニータでJ3優勝

【風間八宏】
・タイトルは特になし

ざっと挙げると、名将候補はこんな顔ぶれ。
この中では、やはり森保さんと長谷川健太が頭ひとつ抜けてるかな。
だから、今の代表監督は森保さんでイイとして、もし彼がコケた時は健太でしょ。
で、その時はヘッドコーチとして片野坂さんを入閣させちゃうのもイイかな、と。
ほら、岡田さんの時も大木さん、大熊さん、小倉さんをコーチに入れて集団統治体制にしてたし、西野さんの時も手倉森さん、森保さんがコーチで入閣したじゃん。
ひとりの力じゃ限界あるけど、みんなで力を合わせて頑張っていこうぜ、というイメージ。
たとえば、風間さんに代表監督を任せるのはかなり不安だけど、コーチに鬼木さんが入ってくれれば少しは結果がともなうかも、とかさ。

監督としてはともかくコーチとして有能という例では、私の中で山本昌邦が印象深い。
西野さんの下でマイアミ奇跡に立ち会い、またトルシエの下でワールドユース準優勝、五輪ベスト8、W杯ベスト16に立ち会った山本さん。
特にトルシエの時は、彼がいなければチーム崩壊してたかもしれないワケで、ホント彼には助けられた。
別に山本さんは名参謀というキャラでなく、ただ監督と選手の間に立つコネクターだったのね。
しかし、これがあるないでチームは全然違ってくる。

あぁ、そうか。
今Jリーグで外国人監督がなかなか結果を出せてないのも、そのへんに意味があるのかもしれん。
2019/4/21(日)15:03

☆関西人
FC東京首位
FC東京、首位に立ったね。
何のかんの言いながら、長谷川健太は大したもんだ。
FC東京って、ちょっとやりにくいクラブのはず。
首都クラブゆえ協会との距離が近く、お上の御用達というか、民間企業というよりは半官半民みたいなところがあるでしょ。
いかにも東京ガス、って感じ。
歴代の指導者も、原さん、霜田さん、城福さん、大熊さんなどなど、どこか技術委員会臭、協会臭みたいなのがあるワケさ。

そこに来た、我らが長谷川健太。
健太は、別に協会寄りの人ではない。
だから彼がFC東京に来たのには割と違和感があって、なんか似合わんなぁ、と思いながら私は見ていた。
というか、逆にFC東京にくることで彼が協会に今後取り込まれていくのでは?という気もした。
もともと、森保さんの次の代表監督候補筆頭格としての健太の実力を見る、みたいなニュアンスがあったんじゃないだろうか。

で、それに対して健太は期待に十分応えている。
8節終了時点での首位は立派だ。
よく、Aというクラブで名将とされた人物が、Bというクラブに行ったら全然ダメだったということがあるけど、健太は割とどこ行っても安定感あるよな?
彼が監督だった頃のエスパルスは結構強かったし、もちろんガンバも強かったし、そして今回のFC東京も。
手堅く結果を出すという点では、彼は日本屈指の指導者かもね。

だけど、健太はガンバでの最終試合、お別れの挨拶の時にサポからブーイングされてたのが印象深い。
終盤はかなり負けてたので致し方ない部分もあるが、それにしても一時期は三冠にまで導いてくれた監督に対してお別れにブーイングだなんて厳しいな、と私は思った。
きっとあれは、ガンバサポが健太のサッカーをあまり好きじゃなかったんだよ。
ああいう手堅いサッカーは、結果を出してナンボ。
結果出せなきゃ、ああいうサッカーやる意味がない、ということね。
同じ負けるにしても、西野さんのサッカーは良かったな〜、という意味がこもったブーイングだったと思う。
優勝したのにレアルを解任されてしまった、カペッロのことを少し思い出したわ…。

事実、健太はスペクタクルなサッカーを志してる人ではない。
どっちかというと、オーソドックス、質実剛健。
風間さんの逆をいっている。
じゃ、ガチガチのサッカーかというとそうでもなくて、三冠時には宇佐美を使ってたんだよ。

・宇佐美・パトリック
大森・・・・・阿部
・ヤット・・今野
藤春.岩下.丹羽.米倉
・・・・東口

なんていうか、硬すぎず、軟かすぎず、というイメージである。

そして、FC東京。

・・永井・ディエゴ
東慶吾・・・・久保建
・・高萩・・橋本拳
小川.森重.チャン.室屋
・・・・・林

バランスがガンバと似てるんだよね。
このバランスを前提に、もし健太が日本代表監督になったら↓の感じだろう。

・・大迫・・南野
乾(中島)・・(堂安)香川
・・柴崎・・遠藤(橋本)
長友・吉田.冨安・室屋
・・・・東口

うん、普通(笑)。
これでハードワークし、攻守切り替えの速いサッカーを志向していくはずなんだ。

で、健太は日本人監督の中でも采配が巧いと言われている。
攻撃力で圧倒して大勝していくというよりは、僅差で勝っていくイメージ。
その僅差を制するポイントが、実は采配の妙なんだね。

チーム作りはオーソドックス、戦術スタイルは質実剛健、そして采配が巧い。
ということを考えると、実は健太って和製ファーガソンなのかもしれないなぁ。
もしFC東京で彼が長期政権を築くなら、このクラブはマンU化していく可能性もある、ってことさ。
2019/4/21(日)11:54

☆関西人
細菌
Jリーグのチームは多かれ少なかれ、どこも助っ人外国人を頼っている。
日本に限らず、海外でも同じである。
外国人とチームとの関係は、言い方は悪いが宿主と寄生体。
宿主に有益でなければ排除され、有益であれば共生することになる。

以前にベストセラーになった本に、「あなたの体は9割が細菌」というのがあった。
変なタイトルだ。
でも実際、人間の細胞の数は37兆なのに対し、人間の体に寄生する細菌の数はそれを大きく上回るとされている。
たとえば、大腸菌とかね。
大腸菌は、人間が生まれた時、赤ちゃんの時には体内にゼロだという。
つまり最初は無菌状態だったのに、子宮から外界に出た途端、人間は色々な細菌に侵食されるんだ。
それらには有益なのもあれば、有害なのもあるだろう。
虫歯菌とかは明らかに有害なんだけど、多くの人間はそれを取り込んでしまう。
以前、「世界の民族の中で日本人だけが海藻を消化吸収できる」という話を聞いた。
これは、日本人の腸の中にだけある細菌の活動らしい。
古代から海藻を食ってきた長い歴史の中で、いつの間にか日本人はそういう細菌を取り込んでたんだな?

「体の9割が細菌」という言い方はさすがに大袈裟だと思うが、仮に我々の体が人間の細胞以外に外部から侵入してきた細菌で構成されてるとして、言ってみりゃ人間は一生、何かに感染してるってことだよね。
おそらく、新たに侵入しようとしてる細菌とネイティブの細菌との戦いが日々繰り広げられてるんだろう。
宿主である我々自身は、そういうミクロの戦争に気付いてないけど。
ネイティブが戦争で劣勢になれば、それは「病気」という状態である。
だから、一概に感染=病気ではないということ。
多かれ少なかれ、人類は例外なく皆、必ず何かに感染済みなんだから。

我々の細胞の中にあるミトコンドリアなどは、もともとは人間の体にあったワケでなく、その正体は外部から侵入してきた細菌だというんだ。
スゲーな。
それがいつの間にか、人間の細胞の小器官にまでなったのか。
ここまでくると、「体は9割が細菌」もあながち嘘じゃない気がするわ。

サッカーの話に戻そう。
サッカーチームでもこのての感染というのが一部にあって、たとえばアントラーズにおけるジーコ、もしくはバルサにおけるクライフなどはまさにミトコンドリア級で、それらはネイティブの器官となり、もはや体そのものと同化している。
でも、決してそれらも一朝一夕に成し得た話ではない。

今のヴィッセルを見てると、まさに生みの苦しみなんだよな。
三木谷さんは、今まさに細菌を人体に取り込んでるところだ。
要らんモノまで取り込んでるかにも見えるが、それはしようがない。
何が善玉で何が悪玉かは、よく分からないんだから。
皆さんは、思うだろう。
そうやって細菌を取り込む前に、まず肝心の人体の方を先に鍛えろよ、と。
それは、確かにその通り。
そもそも健全な宿主が存在してなければ、どんな寄生体も意味を成さないしね。

三木谷さんの実験は、分かりやすくバルサ化、スペイン化である。
ヴィッセルを宿主とし、それをスペイン産の細菌にさらすことで感染させ、バルサの日本版を作ろうという試み。
ただ今感染中だけど、こういうのは一定の時間がかかると見るべきだろう。

いやね、私は今回の件で三木谷さんを否定するのは簡単なんだけど、でもこの実験は止めてほしくないな、と思ってさ。
ここまでの壮大なレベルで投資した実験は今までなかったワケで、成功しようが失敗しようが、これが価値あるものなのは間違いない。
というか、実験の序盤に失敗があるのは珍しい話ではないし、とりあえず今は静観だね。
2019/4/19(金)13:29

☆関西人
再生
仮にヴィッセルが今後、外国人を厳選するとして、それでも絶対に残るのはイニエスタでしょ。
なんせ、年俸32億円。
控え選手に支払う金額ではない。

しかし年齢は34歳で、アスリートとしてピークを過ぎてるのは事実。
彼は守備が決してヘタではないが、年齢的にハードワークを求めるのは酷な話である。
リージョ監督は、本来ならフォーメーションを433でやりたかっただろう。
でもそれを4231にしてたのは、イニエスタに守備負担の軽いポジション、縛りがなく自由度のあるポジションを与える必要があったからでしょ。

よって、たとえ監督が替わっても、ヴィッセルは今後も4231だと思う。
4231のトップ下は、さほど守備負担は大きくない。
もちろんプレスは必要だが、基本的には球を奪うというよりコース切りである。

【基本】
・・・・H
J・・・I・・・F
・・G・・・E
B・・D・C・・A
・・・・@

【守備時】
・・・・・⬅H➡
⬇・⬅I➡・・・・⬇
J━━G━━E━━F
┣━━╋━━╋━━┫
B━━D━━C━━A
・・・・.@

見ての通り、HとIはチェイスするけど守備ブロックの構成員ではない。
そう考えると、大事なのはEFGJ。
EとGの2ボランチは当然として、FとJの両ウィングにも、守備力、および自陣に必ず帰還できるだけのタフな運動量が求められるワケだ。

で、守備の弱いチームって、大体がEFGJ、そのどこかに穴があるのよ。
失点はABCDの責任も当然あるけど、それより肝心なのが1列前だね。
特に、FJが私は生命線だと思う。
このポジションって、必ず攻撃のキーマンが置かれるでしょ。
よって、どうしても守備ブロックの穴になりがち。
ヴィッセルでいうなら、ポドルスキだろうね。

昔は、この考え方が逆だったのよ。
「◯◯は守備ができないから、センターポジションは無理」
「じゃ、サイドをやらせるしかない」
という感じで、ひと昔前は守備をしないサイドプレーヤー、守備をしないことを黙認されたサイドプレーヤーが結構いたんだ。
でも今は、サイドプレーヤーこそ守備ができないとダメ、という流れになってきている。
特にモダンサッカーでは、敵サイドバックをいかに抑えるかがひとつのポイントになってきてるから。
とりあえずヴィッセルは、両翼にポドルスキやビジャを使わず、無印でもイイから日本人を使うところから始めてはどうだろうか。

おそらく、イニエスタに年俸32億(チーム総年俸の65%)を出してる三木谷さんの思惑としては、イニエスタには一選手以上の何かを求めてると思うんだわ。
かつてのアントラーズにおける、ジーコみたいな感じで。
アントラーズは、ジーコに選手兼指導者、プレイイングマネージャーとしてオファーしていたという。
今回リージョが退いた、そしてポドルスキもキャプテンを退いたという流れを踏まえると、もはやイニエスタのプレイイングマネージャーもただの妄想には終わらないんじゃないかな、と思う。
今回のヴィッセルのゴタゴタを、たとえ無理にでもポジティブに捉えるなら、それは「リーダーの一元化」ってことになるんじゃないの?
監督の吉田孝行には悪いけどさ。
2019/4/19(金)10:22

☆関西人
大駒
将棋の話。

将棋には「大駒」というのがあって、それは飛車と角である。
「小駒」の金、銀、桂馬、香車は各々2枚ずつ配置できるのに、飛車と角は各々1枚ずつしか配置できない。
「エクストラキッカーは2名まで」ならぬ、「大駒は2枚まで」の原則。

で、ヴィッセルというのは、この大駒を他のチームより1〜2枚多くすることで勝とうとしてるチームなんだ。
カネにモノをいわせ、大駒を海外から集めている。
ただし、大駒を増やすには引き換えに条件があり、
「じゃ代わりに、あなたは歩を一切使えないことにしましょう」
って感じ。

歩は、消耗品、モブキャラである。
「歩はなくても構わないよ」と言うのは簡単だが、それは盤上の駒を9枚も減らすことを意味する。
当然、総駒数で敵に劣ってしまう。
でも、ヴィッセルは大駒の数で勝ってるからイケるでしょ、と誰しも思ってたワケさ。
ちょっと、甘かったね…。

歩の強みとは、その数である。
個々はモブキャラでも、その数が多ければ敵には邪魔でしようがない。
この邪魔というニュアンスを、サッカーにおいては選手の運動量、走り、と解釈して下さい。
そう、サッカーにおいて歩とは、「ハードワーク」なんですよ。
たとえ大駒を1〜2枚増やしても、歩なしでは逆に勝つことが難しくなる。
「歩のない将棋は負け将棋」という言葉があるよね。

もし歩がなければ、盤上の駒は
金2
銀2
桂馬2
香車2
飛車1
角1
王将1
合計、11枚になる。
これ、そのまんまサッカーチームじゃん?
そして、この11枚の駒を最前線でブロテクトしてるのが歩、すなわち前線からのハードワークである。

歩・歩・歩・歩・歩・歩・歩・歩・歩
・・角・・・・・・・・・・・飛
香・桂・銀・金・王・金・銀・桂・香

ノーマルな将棋の駒の並べ方は、確かこんな感じ。
それをヴィッセルは、

・・角・・・飛・・・飛・・・角
香・桂・銀・金・王・金・銀・桂・香

こうしてるんだ。
大駒が多くて、ノーマルな配置より強そう?
いやいや、むき出しの大駒がむしろ痛々しいでしょ。
事実、ヴィッセルは今リーグ10位で低迷してるワケで。

リージョも戦術の天才と呼ばれてるぐらいだから、チェスには精通してるだろう。
そこでのポーン(歩)の価値は、きっと分かってたはずだ。
だけど、サンペールをフロントが獲ってきたあたりから、妙に雲行きが怪しくなってきたよね。
バルサ化にポーンは要らんでしょ、みたいな補強の形だったし。
あれ、ひょっとしたらリージョ的には大迷惑だったかも…。

まぁ、しばらくは吉田孝行に頑張ってもらいましょう。
吉田監督が打ち出した方向性は「ハードワーク」らしいので、おそらく彼も問題点は分かってるんでしょ。
大駒を減らし、代わりに歩を盤上に戻す。
吉田監督は、きっと今後そうするだろうね。
2019/4/18(木)23:42

☆関西人
リージョ辞任
ヴィッセルのリージョ監督が、辞任したって?
本人の意向だという報道のニュアンスだが、何か問題があったんだろうか。
成績は確かに良くないけど、でも降格圏というワケでもない。
もし今回の辞任に成績が関係してるとしたら、ちょっと結論急ぎすぎだろ、と思うけどね。

吉田孝行、また暫定監督に復帰ですか。
困った時の吉田孝行、便利なアイテムである。
吉田がダメなら、次は三浦淳宏?
いや、三木谷さんのことだから、誰か外国人を欧州から引っ張ってくるだろう。
一部報道ではアンドレビアスボラスの名前が挙がってるが、まだよく分からない。
もしこの人が来たら、超イケメンだから女子サポ増えると思うよ。

もともとリージョは、バルサ側の推薦があって三木谷さんが決断した流れがあったと思う。
今度もまた、バルサが誰かを推薦してくれるんじゃないか?
たとえば、ライカールトとか。
彼は監督業引退を公言してるけど、ダメ元で一度口説いてみるのはイイかもしれない。
あと、同じく監督業引退を公言してるけど、ファンハールとか。

あと、リージョ辞任に併せてか、ポドルスキが主将を辞任らしい。
もともと彼との契約は今夏までだったと思うし、早かれ遅かれ新たな主将を設定すべきではあった。
でも今このタイミングって、いかがなものか。
Jリーグは外国人を5人までしか使えない規定なので、イニエスタ、ポドルスキ、ビジャ、サンペール、ダンクレー、キム、ウェリントンの7人は全部使えない。
もういっそ、ポドルスキをプレイイングマネージャーにして、試合に出さない代わりに実質的な監督をやってもらおうか?
そうすりゃ、外国人枠問題も少しは解決するし。

今、ヴィッセルは失点が多く、まず守備を何とかしなきゃいけないとされている。
ベテランの外国人が多い特性上、頑張らなくてはならないのは山口蛍ら日本人だろう。
メンツから考えて、守備の再構築はできないことないと思うんだけどね。
吉田孝行に求められるのは、まずそこでしょ。
走れない選手は、できるだけチームに少ない方がイイ。
ぶっちゃけ、外国人より日本人の方が全然走るんだから、まずはそこだよ。
別に外国人枠5を必ず使い切らなくてはならない義理はないんだから、せっかくポドルスキが主将を返上してくれたことだし、そのご厚意に甘えて外国人を少し減らしてみるのも悪くないんじゃないか?

もちろん、走らない選手が何人かいるのは構わない。
たとえばイニエスタとか、ビジャとか。
でも、オシムも言ってたじゃん。
エクストラキッカーは2人まで、と。
3人になると多すぎるし、今のヴィッセルはそうなってるところに問題があるのでは?

そうだ。
ヴィッセルの再生方法が分かったよ。
次期監督に、オシムを呼べばイイんだ(笑)。
2019/4/18(木)10:45

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