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過去ログ42 2005/6/23 17:36

☆関西人
ブラジル戦を観て。
老婆心さんの言う「アズーリスタイルからカナリアスタイル」ってのは、実に納得できる表現だな。そもそもジーコ代表発足時は、カナリアスタイルを標榜してた。しかし勝負に徹するアジア杯やW杯予選などの激戦を経て、いつの間にかアズーリスタイルを身につけていった。そして予選終盤にはカナリアスタイルとアズーリスタイルの中間的布陣も出てきた。中村・小笠原・中田英・福西のBOXに3バックを組み合わせた361システム。この4人によるBOXに機能のメドがたったからこそ、ジーコも一度は挫折した442BOXを復活させる決断をできたんだと思う。ジーコ代表はいまや、442・352・361三つの戦い方のバリエーションを手に入れた。これは3年間の試行錯誤によって得た貴重な財産だと思う。トルシエ時代には無かったモノだ。あとはこの三つの戦い方を局面により使い分けていく術を磨いていければ、と思う。今回のブラジル戦では確かにカナリアスタイルは良かったが、時間帯によっては「ここはアズーリにチェンジしても良いんじゃないか?」と感じた場面もあった。そうした状況に対応していけるだけの組織力の開発こそ、今後一年間でレベルアップすべきテーマだと思う。個のレベルアップももちろん大事なんだが、残すところわずか一年で難しい部分があると思う。簡単にロナウジーニョにはなれない。しかし組織力で本家カナリアを凌駕することは、案外不可能ではないんじゃないかな、と感じたよ。
2005/6/23(木)17:36

☆老婆心
エンブレムの通り…
半落ちまで追い詰めたね。勝ったと思いかけてたブラジルの心のスキを貪欲に突いた。しかしこの2戦での日本の輝きは素晴らしい。アジアモードから続いてきたアズーリ的スタイルを、メキシコ戦の敗退をキッカケにカナリアスタイルにガラッと変えた。これが自分達のスタイルなんだってアグレッシブに戦った。確かに日本はカナリア程美しくはない。でも、試合を重ねる毎に驚異の学習能力で対応し、諦めずに相手のスキを突く。図々しくボールを回す。そういえばこんな鳥がいるよね。真っ黒で見てくれは悪いが、アグレッシブで賢い、そして日本サッカーの守り神でもある。日本は今、世界の大空にカラスの様に羽ばたいた。
2005/6/23(木)6:24

☆関西人
夜は長い。得点力不足克服を考察。
確か01年大会で日本vsブラジルはスコアレスドローだっけ?引き分けでもOKというなら戦い方の工夫で何とか狙えると思うんだが、今回は勝たなくてはならないわけで。それはすなわち点を取らなくてはいけないわけで。ギリシャ戦、あれだけ試合を支配していながらも大黒の1点止まり。得点力不足はいまだ深刻だと思う。ほんとにシュートが面白いくらいに入らないよね。玉田も慎重にコースを狙ったんだろうが、外れた。コースを狙わなければ今度はGKやDFに簡単に阻まれてしまう。ジーコは繰り返し合宿でシュート練習を敢行してるが、その成果をあまり感じたことはない。今大会で日本は2得点してるが、どちらも1タッチか2タッチで素早くゴールに押し込む形のシュート。球を貰ってからシュートに入るまでに要した時間は、それこそコンマ何秒という世界。この早撃ちの技術を徹底的に磨いていきたいね。Wユースで決勝T進出を決めた前田俊のシュートも早撃ちのお手本みたいなゴールだったな。逆にゆっくり落ち着いてシュートを打った平山はワクを外してたっけ。以前ジーコはシュート指導の際に「GKをよく見て落ち着いてコースを狙って打て」と言ってた。さすが神様おっしゃる通りなんだが、そういう指導をされると多くの人は狙いすぎてしまう。判断に時間をかけてしまう。もっとシンプルに、GKが反応するよりも速く打つ、みたいなものを追求していった方が日本の得点力向上には意義があると思うんだがな。
2005/6/22(水)23:49

☆関西人
世界王者ブラジルに対して、日本は前戦と同じ布陣で臨むことが濃厚らしいね。やはりと言うべきか、ジーコは相手によって戦い方を変えるようなことはしない。そしてそれに対して今さら驚きはしない。トルシエはかつてサンドニで、世界王者フランスに対して普段ならボランチ2枚のところを1枚増やして3枚で戦いに臨んだ。結果は皆さんご存じの通り。普段と違う戦い方をすることにより、普段の力を発揮できなかった。これは大きな教訓。よって、私は今回あえて布陣をいじらないジーコのやり方を支持するよ。老婆心さんの「美女・ブラジル」vs「ブ男・日本」の論理は高尚過ぎてよく理解できないが(笑)、私が思うに女を口説き落とす時は、実は普段の自分のペースを最大限発揮できた時こそ上手くいくような気がする。虚構で自分を飾っても、いい女にはそれを見抜かれてしまう。それこそ「絶世の美女」ジーコだからこそ、そのへんの理屈はよく分かってるんだろうな。よし、今日は自然体で臨もう。玉砕してフラれても、死ぬわけじゃないさ。
2005/6/22(水)23:09

☆凌駕◆LGU1
男性 19歳
ブラジル戦について
久しぶりにカキコさせていただきますm(__)mブラジル戦は勝利が絶対条件。逆にそのほうがわかりやすくていい気がします。先日のギリシャ戦は老婆心氏がおっしゃる通り相手の攻撃面の不調に助けられた面があったとはいえ、個人的には最近の代表のゲームの中では全体的に一番安定していたと思えました。決定力不足はまだまだ課題が残りますが、守備面は確実に進化を見せていると感じられました。ただ次のブラジル戦は、メンバーを多少落としてくるという情報があるとはいえ、厳しい相手には変わりはありません。でも、今の日本には今ある力でぶつかっていってほしい。今の力でどこまでいけるか?に私は注目したいです。「勝負はやってみなければわからない。」そんな気持ちでブラジル戦は見たいと思います。
2005/6/22(水)1:23

☆老婆心
世界一の美女ブラジルの口説き方
日本は決して美男子ではない。だから、放っておいて相手がなびくことはない。かといって正攻法で攻めても相手は百戦錬磨の口説かれ慣れ。あしらいもまた上手い。そして、ブサイクな日本がモテなく、遊び上手でないことが伺えることで、優越感から見下す。そこで、鼻にもかけないところに、まずは関心を向けさせる。図々しく迫ってウザがられたり、気のないそぶりをしてみたり。ちょっと痛い想いもしてもらう。そうやって目先を変えつつ、決定的にはフラれずを長く続ける。そして、あれっもしかしたらと頭によぎらせたらシメたもの。心のスキに一気につけこめ!
2005/6/21(火)23:34

☆関西人
ブラジル戦展望
次はブラジルに勝たなくてはいかんとは厳しい。ジーコ代表は、欧州よりも南米に弱いよね。今までの戦績を見ても、欧州に勝つことはあっても南米には全然勝ててない。日本の持ち味である俊敏性や機動力は、小回りのきかない巨漢相手の方が相性が良い、みたいなイメージかな。全ての欧州がそうとは言わんが、今回のギリシャなんてまさしくその典型に思えた。対してブラジルは、それこそ小回りがきくことにかけてはバケモノ級の選手がズラリと揃ってる。さて、どうやったら彼らに勝てるんだろう?最終ラインで1対1の局面に持ち込まれるのは避けたいから、中盤で積極的にプレスをかけるしかないのは分かってる。ただ不安なのは、ブラジルは2〜3人に囲まれてもそれを突破できる個人の力量があること。世間ではプレスこそ最強の守備戦術という認識が浸透してるが、実はこの戦術は特定のゾーンに数的優位を作る仕組みである以上、別のゾーンに危険なスペース(あるいはフリーの選手)ができるのを増長する可能性は否定できない。だから決して安全100%の守備戦術ではないんだよ。サンドニの悲劇ではそれを嫌というほど教えられた。1対1を必ず制する自信があるなら、むしろマンツーマンDFの方が安全だと思う。しかしブラジル相手に1対1の土俵で戦うのは、もっと嫌だね。まあ、サッカーに絶対安全といえる戦術なんて無いことはそもそも当たり前のこと。やれるだけやってみようじゃないか。日本のサッカーを。サッカーに絶対が無い以上、日本が絶対に負けると決まってるわけじゃないさ。
2005/6/21(火)22:23

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