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過去ログ415 2013/2/10 22:59

☆関西人
ラトビア戦A
日本代表が難なくラトビアに勝った翌日に、韓国代表はクロアチアに0ー4の大敗を喫したらしいね。
ただこれは欧州遠征の試合であって、韓国にとってはアウェーでの強化スパーリング。
大敗とはいえ、ちょっと羨ましいわ。
キリンチャレンジでラトビアに3ー0で勝つことと欧州アウェーでクロアチアに0ー4で負けること、どっちがチームに価値あるかって言うまでもないこと。

まあ、ウチも昨年欧州遠征でブラジルに0ー4で負けたんだけどね。
だけど不思議なもんで、「サンドニの悲劇」ほどの衝撃には至らなかった。
それは直前のフランス戦に思わず勝ってしまったことや、あとエースの香川を欠いてたことも関係あるかもしれん。
「サンドニ」の時なんて、その大敗をもって名波&俊輔というチームの中核を外すという荒療治にまで至ったんだからね?
ところがザック代表の場合は、ブラジルに0ー4でもスタメン入れ替えは全くなし。
戦術の変化もなし。

思えば、今まで日本代表は必ずや何らかの形で本大会までにはチームのマイナーチェンジを施してきたワケよ。
↑のトルシエ時代は、戸田の大抜擢が本大会前年にあった。
ジーコ時代も、本大会前年に福西&中田英という新たなコンビにマイナーチェンジ。
そして岡田さんの時は、本大会直前に阿部を抜擢して急造3ボランチに。
つまりほとんどの場合が、本大会に向けては3列目に手を加えてるんだよね。
…さて、ザック代表の場合はいかに?

おそらく、彼らのターニングポイントは今年のコンフェデになるんだと思う。
だって、相手がブラジル・イタリア・メキシコなんだからね?
そりゃもうボッコボコにやられるでしょ(笑)。
というか、ボッコボコにやられるべきだと思う。
いやホント、ウチは今まであまりにも痛い思いをしなさすぎだったのよ。
こんな状態で本大会を迎えちゃ絶対にダメ。
だってさ、よく考えてみてよ。
僅か3年前に、ウチはバイタルエリアを遠藤+長谷部+阿部+闘莉王+中澤で守ってたんだよ?
それが今は、遠藤+長谷部+吉田+今野で守ろうとしてる。
毎回W杯が終わるたびにウチは「最後の最後は個のレベルが一番の課題」と総括し続けてるのに、↑のままで本番に臨もうとしてること自体非常にヤバいことだと私は思うんだが?
戦術のレベルアップだけで、果たして岡田時代以上の守備力を保証できるのか?
…ということをそろそろ真剣に考えるタイミングだと思う。
だって、今年はいよいよW杯本大会の前年なんだから。

ちなみに、私ならザックの343というオプションに期待をしたいところだな。
これをザックは攻撃のオプションだと以前に発言してたが、私はむしろ逆だと思うんだけど。
2列目を1枚削り(そこは本田&香川に託す)、その余った1枚を最終ラインに回す。
といってもそれはCBというよりフォアリベロのタスクで、遠藤&長谷部だけでは潰しきれないバイタルをケアするんだ。
十分、守備のオプションになると思う。
そして↑の戦術の為には、CBとMFの両方をこなせるような人材が前提。
と考えると、今チームにいる細貝や高橋や伊野波などはいずれ大切な駒になっていくと私は思うんだよね。
彼らは4231のバックアップ要員ではなく、あくまで343のオプション要員として捉えたいな。
2013/2/10(日)22:59

☆関西人
ラトビア戦
おくればせながら、ラトビア戦について。

強化にもならん試合で、わざわざ欧州組を呼んでキリンチャレンジなんざやる意義あるんだろうか?と思った人も多いかと。
でも、意義がないワケじゃない。
まず、ザックにとっての意義は「愛用してる道具のお手入れ」。
道具ってのは、定期的に使わないと錆び付くからね。
そして、協会にとっての意義は「おカネの回収」。
さらに、フジテレビにとっての意義は「解説者・中山雅史の取り込み」。
フジはサッカー解説の看板だった風間八宏を失ってしまったこともあり、中山はノドから手が出るほど欲しい駒だろう。
しかし中山に「ポスト松木」を期待してた人は、今回少し肩透かしだったんじゃないかな?
真面目でマトモなコメントの連発。
テレビ慣れしてるから滑舌は申し分なかったが、もう少しがっついても良かったかもしれん。
プレースタイルとして。

ただ彼ほど実績がある人が「岡崎は二列目の方がイイ」と語ると、理論だけの頭でっかちと違って何か凄く説得力があったな〜。
確かに今回の試合でひとつのキモは、岡崎1TOPという意外な先発布陣だった。
どちらかというと今回の試合は前半がザックからの「出題」で、後半が「解答」だったかのように思う。
我々サッカーファンがよく陥りがちな誤解、「裏を狙える岡崎はゴール一番近い位置に置いた方がイイんじゃね?」という頭でっかちな理論にザックはひとつの回答を示してくれたワケよ。
Jでは広島が佐藤寿人1TOPを機能させてるんだから、Jファンほど誤解するのも無理はないんだが。
でも、ザックはそもそも佐藤を冷遇してるし(笑)。

「やっぱ岡崎は高さがないから1TOP難しいんだな」と思った人がいたなら、それもまた大きな誤解だと思うよ。
実際後半に入った「解答」前田を見ても、彼は別に高さを生かすシーンが多かったワケじゃない。
そうじゃなくて、岡崎と前田の違いは動きの質だと思う。
もっと明確にいうなら、視野の質の違いとでも表現すべきか。
前田は360度全方位の視野の中でプレーさせた方が生きるのに対し、岡崎の場合はもう少し角度を絞った方が持ち味が生きる。例えば、サイドに置いて180度とかね。

これは、決して前田が優れてて岡崎が劣ってるという話じゃないんだ。
要は、質の違い。
例えば、芸人で考えてみてくれ。
芸人も「MC型」と「ヒナ壇型」に分類できるだろ?
私が思うに、前田は「MC型」で岡崎は「ヒナ壇型」なんだよ。
バラエティ番組を見てても実はオイシイところを持ってくのは「ヒナ壇」であることが多く、一方「MC」は進行に専念して意外と自身の個を抑制してる場面がよく目につく。
前田なんて、まさにその典型じゃね?
彼は、人知れずゲームを「進行する」タイプ。
それゆえ、自身がしばらく消えることすらある。
一方、岡崎は典型的な「ヒナ壇」だね。
360度全方位に視野を確保してゲームの進行役を担うより、むしろあらぬ方向から進行に割り込む役割の方が彼は生きる。
ザキヤマならぬ、ザキオカと表現した方がしっくりくるかと(笑)。
とにかくがっついてくるから、逆に舞台の真ん中で「MC」やらせるとウルサいんだよ。
だから、「ヒナ壇(サイド)」に置いとく。

そういや、今回は乾もまたがっついてたな〜。
岡崎の座右の銘が「生涯ダイビングヘッド」なら、乾は「生涯ドリブラー」「生涯セクシーフットボール」って感じかと。
ザック代表の「ヒナ壇」は、それなりに充実してきた様子。
このチームの課題は、あくまで遠藤・前田など「MC」の方の層だよな。
2013/2/8(金)18:08

☆関西人
視聴率
明日は、ラトビア戦。
中継は珍しくフジテレビらしい。
今やサッカー代表戦は、各局ノドから手が出るほどに欲しいコンテンツだろうね。
2012年の年間視聴率ランキングを見ても、ベスト10のうち何と6つがサッカー代表戦なんだから。
W杯アジア予選の放映権を独占してるテレ朝なんて、そのお陰で年間視聴率「プライムタイム部門(19時〜23時)」で遂に王者・日テレを破り開局以来初の首位を獲得したという。
おめでとうございます(笑)!

補足までに、よく各局の視聴率争いに関して「三冠王」というフレーズが出てくるんだが、その意味は「プライムタイム部門(19時〜23時)」「ゴールデンタイム部門(19時〜22時)」「全日部門(6時〜24時)」の3つ全てで首位を獲得した局に与えられる栄誉ある称号。
ちなみに2012年は「プライムタイム」を上記のようにテレ朝が獲り、「ゴールデンタイム」と「全日」を日テレが獲る形になったので三冠は無かったワケね。
なぜか関西地方では朝日放送(テレ朝系列)が三冠を達成したらしいけど。
今年は一体どうなるんだろうね。
まずは、明日のラトビア戦の数字を楽しみにしましょう。

ところで、気になることがひとつ。
というのも↑の視聴率測定における「全日」の定義についてなんだ。
よく考えると「全日」の時間帯が朝6時〜夜24時に設定されてるってことは、逆に捉えると夜24時〜朝6時までの深夜番組って数字としてほとんど無視されてるってことじゃない?
何か、切ない話だね。
サッカーなんてW杯や五輪など24時以降に中継されるのはよくある話なんだが、ああいうのは業界最重要項目「三冠」には何の影響も与えないってことか…。

そういえば、ドイツW杯の時に電通が日本代表の試合を日本時間の22時(ドイツ時間では酷暑MAXの15時)開始という第一試合に敢えてセッティングしたことで大批判を浴びてたが、↑の話を踏まえると彼らが何でそんな無茶をしたのかが少しだけ理解できるよね。
第二試合や第三試合だと、視聴率はほぼノーカウントにされてしまうってこと。
…あ、今年のコンフェデって中継時間どうなるんだろ?

という一方で、じゃ各局が「三冠」に関係ないからといって深夜番組を切り捨ててるかといえば、意外とそういうもんでもないな。
多分、こういう時間帯もまたこれはこれで存在価値があるのよ。
数字の重圧がない分、好き勝手できるからね。
実験的企画にも挑めるし、また若手ディレクターが実戦勘を養う「サテライトリーグ」にもできる。
うまく当たって「この企画、意外とゴールデンでもイケるんじゃね?」という展開にでもなれば儲けモノだし。
テレ朝とか、今ゴールデンでヒットしてるバラエティはそういうのが多いよね?

ではJリーグも、24時以降という地道なところから少しずつ地上波進出を狙っていくのもありじゃないかな。
2013/2/5(火)23:45

☆関西人
剛力彩芽
私は毎週月曜日、「月9」を観ることにしている。
剛力彩芽さん主演の「ビブリア古書堂の事件帖」ってやつね。

ドラマの内容としては、正直「月9」ではなく深夜枠でひっそり放送する方が似合ってる感じ。
ミステリーながら誰も殺されないし、銃も刑事も出てこない。また恋愛劇の要素も希薄だし、これは剛力ファンでもない限り極めて退屈なドラマなんじゃないかと。

ただ、私はこのドラマの空気感が好きなんだ。
レトロな古書堂のたたずまい、昭和を思い出させる鎌倉の古風な町並み。
そして剛力さんというアクティブかつ現代的な女の子が、全く予想外にそのレトロな空気感にハマってることが私には何よりの驚きだったね。
このドラマは「いかに剛力を美しく撮るか」にかなり神経が注がれてるようで、彼女の出演シーンで必ず使われてる暖かい照明がまた映像としてイイんだわ(彼女ほど照明で印象の変わる被写体もまた珍しい)。
おそらく大林宣彦監督がこれを見てたら、彼女をヒロインに再び尾道三部作(「時をかける少女」「転校生」など)を撮りたい衝動にかられるんじゃないかと…(笑)。

実際、剛力さんは今までにも「デビュー時の原田知世に似てる」という指摘が非常に多かったと思う。
また、「眼が山口百恵に似てる」という指摘もあったっけ。
どっちにせよ、昭和のアイドルを思い出させる風貌なんだよね(笑)。
だからこそ、彼女は昭和を知るオッサン世代にほど受けるんだろう。
私もまた思春期に角川映画(特に原田知世)を見て育った世代だけに例外じゃなく、やはり剛力さんを見てると心ときめくんだよな〜(笑)。

このへんは、若い世代にはなかなか理解いただけない話じゃないかと。
だからこそ、若い人達ほど「何であんなブサイクが売れてるの?」「事務所のゴリ押し、ウゼ〜」とか心ない発言ばかり繰り返してるんでしょ。
しかし、よく考えてみてほしい。
事務所のゴリ押しだけで、タレントは「月9」の主役になれるのか?
芸能界って、そんなにもイージーな世界なのか?
…違うだろ。
ドラマのキャストを決めるのは、結局のところTV局プロデューサーを名乗るオッサン。CMのキャストを決めるのも、スポンサー宣伝部を名乗るオッサン。
要するに業界で実権を握ってるのはオッサン達ばかりであり、そのオッサン達の心を掴める子が最終的には勝つんだよ。
この点で、剛力さんは強いわ。
何しろ、昭和を思い出させる子なんだから(笑)。角川映画の空気を纏った子なんだから(笑)。
変な話だが、彼女は「市場の人気」よりも「制作側(要するにオッサン達)の人気」によって売れてるタレント、ってことね。

こういう話、サッカー界にも当然あるだろ。
「市場の人気」と「制作側の人気」が合わない例なんて、いくらでもあるわ。
例えばだが、先日ザックが発表したラトビア戦の召集メンバー。
顔ぶれは今までとほとんど変わらず、初召集された若手の目玉は大津だけ。
「また何で大津?」
「全然試合に出てないのに!」
「柴崎は?高萩は?」
など、色々不満はあるだろう。
これをもって【大津=剛力】というつもりはないんだが、しかし大津の何かがザックの琴線に触れたんだ。
それこそ、ザックなりの「昭和」「角川映画」にも近いノルタルジーなのかもしれないよ?
「人を見る眼」なんて決して普遍的なモノでもなくて、その人が今に至るまで人生で何を見て何を愛してきたかの投影なんだからね。
2013/2/4(月)20:56

☆関西人
和製デルボスケ
少し前の話題なんだが、とても良いニュースを耳にした。
それは、男子U18代表監督にあの鈴木政一さんの就任が決定したとのこと。

鈴木さんの名前を聞くのは、ホント久しぶりである。
磐田黄金期の人物として今や「過去の人」扱いなのかもしれんが、いやいや、彼はレジェンドだよ。
Jでの通算戦績が、59勝6分8敗。
この80%を超える驚異の勝率は、もちろん歴代でもダントツのトップ。
その記録には旧ルールのVゴール勝ちも含まれてるらしいが、それを差し引いたとしても73試合のうち僅か8回しか負けてない戦績は驚異だわ。

「あの頃の磐田は、誰が監督やってもそのぐらいの戦績残せるでしょ?」と指摘する人もいるだろうが、このへんはレアル黄金期のデルボスケ監督も全く同じことを言われてたワケよね。
ただデルボスケの場合は、後にスペイン代表を世界一に導いてみせたことで↑みたいなアホな指摘をしてきた奴らを黙らせることに成功したんだ。
鈴木さんも今回いよいよ協会入りということで、その実力の証明が可能となった。

またなぜU18?ということだが、これは日本がここ3大会連続でU20W杯アジア予選落ちしてることが一番の理由だろう。
変にA代表や五輪代表が結果を出してるからあまり目立ってはいないものの、その下のカテゴリーが全然結果を出せなくなってるのは非常にマズイ事態。
本来ならこのカテゴリーは若手指導者の登竜門なんだろうが、今回遂にレジェンドを招聘したってのは協会もかなり追い詰められたんだね。

ちなみに磐田を離れてからの鈴木さんは、日体大の監督や長野パルセイロというクラブの強化部長をやってたらしい。
その日体大は彼が来ると二部から一部に昇格、またパルセイロも同じく地域リーグからJFLに昇格したというんだからマジで大したもんだよ。

彼の名を出すと、今や伝説の「NーBOX 」を思い出す人も多いだろう。
3バックの前にMF4人で正方形のBOXを作り、そのBOXの中心点に名波(N)がポジションするというワケ分からん布陣。
352なのにサイド選手を置いてないゆえ欠陥モロバレに見えるんだが、なぜかこれが当時国内無敵の強さを誇った。
普通、それほど強ければ他のクラブがシステムを模倣をするもんだろう。
一時期の4231や433、あるいは今なら広島のシステムが注目を集めてるように、ね。
でも、NーBOXだけは誰も真似ようとはしなかった。
確かにあれは名波がいて初めて成立する戦術であり、個の能力に極端に依存してしまう。
もし彼が怪我でもしたら、それだけで終わってしまう。
そういえば近年、あの頃の名波の域に到達しつつある遠藤(E)を前提に「EーBOX 」待望論が出たこともあったっけ。
でもそうすると、長友や内田など今や日本のストロングポイントですらあるサイド選手を使えなくなるしねぇ…。

おそらく鈴木さんも、今さらU18であの戦術はやらないはず。
彼は戦術に合わせて人をハメるのでなく、人に合わせて戦術をハメるタイプ。
あの頃は、人に合わせた結果がたまたまNーBOXだったのかと。

…と言いながらも、本音を書くと私自身はまたあれを見てみたい衝動を抑えられないんだわ(笑)。
本来あのNーBOXは、当時の「世界クラブ選手権」用に準備された布陣だった。
しかし大会は主催者の破産により急遽中止になり、その世界発信は叶わなかったという無念。
じゃ、そのリベンジは?
あの画期的布陣の世界発信チャンス、そして今後も鈴木さんが国際舞台に立つチャンスはそう多くはない。
じゃ、いつやるのか?
…今でしょ!

と、今回は予備校講師のモノマネで締めくくってみた。
2013/2/3(日)17:49

☆関西人
Jの選択肢
本日は1月31日。
サッカー界においては、冬の欧州移籍市場リミットである。
今回は永井や小野裕二や金崎など若手には色々あったようだが、それほど大きなサプライズは無いみたいだね。
いや、私がこうして書いてる間にも何かが起きてるかも知らんが…。

だけどね、ひとつ言えるのは冬の移籍市場って欧州の各リーグにとっちゃ大した扱いでもないのよ。
欧州人にとって、あくまで「本番」は夏である。
まず、スケールが全然違うでしょ。市場がオープンしてる期間からして、夏と冬とでは数倍の格差がある。
それもよく考えれば当たり前のは話であって、冬ってのは欧州にとって「シーズンの途中」なんだ。
そこで補強するのは「シーズン前の構想がうまくいってないから何とかしなきゃ」という危機感から生じる緊急性が高いニーズであって、腰を据えた計画性あるスカウティングとは全くの別モノ。
まず、その大前提を理解とかなきゃ。

よくJの秋春制移行の話題において「そもそも何で秋開幕にしたいのか意味が解らない」という声を聞くが、それこそ↑の話と密接にリンクした話だと思う。
Jにとって「本番」の移籍市場が冬なのに対し、欧州にとっての「本番」は夏。
…合わないんだよ。
例えばJクラブが、春に立ち上がったばかりのチームなのに使える駒を夏で放出することを許容するか?
同じく欧州クラブが、秋に立ち上がったばかりのチームなのに使える駒を冬で放出することを許容するか?
と考えれば、今生じてる日本⇔欧州の移籍はあくまで代理人の努力による無理強いなんだと理解できるでしょ。

一方、Jと同じく春開幕の外国との移籍はスムーズである。
Jに何であれほど韓国人とブラジル人が多いかって、理由は言うまでもないでしょ。
「ブラジル人はサッカーが上手いから」というならば、ブラジルと同じく南米のタレント名産地であるアルゼンチンからはなぜ移籍選手が少ないの?
それは、ブラジルが春開幕でアルゼンチンが秋開幕という差が何より大きな要素でしょ。

そういうことをもって、「Jは秋春制に変更すべきだ!」と私は主張したいワケでもないんだけどね。
ただ、こういう議論は最終的に「果たして日本はどっちと繋がりたいのか」という話に行き着くんだと思う。
ブラジルか、欧州か。
あるいはアジアか、欧州か。

いや、もちろん今のままでも日本は欧州と繋がっていられるよ。
実際、相互間の移籍は増えてるんだし。
でも、今の形は「江戸時代、鎖国における長崎の出島外交」という表現こそがピッタリなんじゃないかと。
きっちり開国してないんだよ。
犬飼さんはそれこそ平成の井伊直弼だったと思うんだが、歴史は繰り返すというべきか桜田門外の変でバッサリと志士達に首を斬られました(笑)。
…まあ、井伊さんはやり方が強引すぎたからね。
協会も、井伊さんじゃなく坂本龍馬に開国の意義を語らせれば、話はまた違う展開になっただろうに。
また歴史は繰り返すというのならば、あるいは開国を標榜する中央政府が雪国会津藩を戊辰戦争で武力制圧する流れが再現されるかもしれんな(笑)。

あるいは、全く別の選択肢もあると思う。
それこそ世界中が欧州の植民地になることを良しとせず、「アジアの独立」を標榜して大東亜共栄圏を樹立することさ。
欧州と組むんじゃなく、韓国中国ASEAN、およびブラジルと組む。
…さあ、どっちがイイ?
「欧米ともアジアとも仲良く」という友愛・鳩山イズムだと、おそらく民主党みたくなっちゃうよ(笑)?
2013/1/31(木)22:14

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