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過去ログ412 2012/12/3 8:27

☆関西人
再出発A
蛇足としてもうひとつ付け加えさせてもらうなら、ガンバには最後の最後まで熱い闘志みたいなモノが感じられなかったかと。

いや、もちろん内には闘志を秘めてたと思うよ。
だけどそれを表立って見せないというか、クールというか落ち着いてるというか、その象徴が例えば遠藤じゃないかな。
彼はキャプテンじゃないけど実質のチームリーダーだろう。
で、彼の哲学として「後輩に怒ったりしない」というのを本人が語ってるのを聞いたことがある。
ありがたい先輩だよね。
普通ならこういう体育会組織なら後輩は先輩にビビりがちなもんだが、ガンバの場合はトップがそれなんだからチーム全体としてほのぼのとしたムードに包まれてる。
今野にしても年齢的にはベテランの域にあるんだが、よく見る光景として後輩からイジられてるよな。二川や加地もしかり。
主将の明神も優しそう。

こういう空気はガンバの長所でもあるんだが、ただ今季に限ればこれが悪い方向に流れたんじゃないかと。
それは、西野さんが去ったからさ。
西野さんは、キャラクターとして得体の知れない恐さを秘めたお父さんだった。
そういう父性があってこそ、遠藤のような母性あるキャプテンシーにも価値があったワケよ。
だけど今季は恐いお父さんがいなくなって、次に来た新しいお父さん(セホーン)は顔は恐いけどキャラクターはタダの陽気なオッサンだったのね(笑)。
何か、そこでバランスが崩れたワケよ。一気に、空気が生ぬるくなった。
誰も締める人がいなかったのかもしれん。呂比須じゃ、締めるには声のトーンが高すぎるし(笑)。

で、次に迎えた新しいお父さんは松波さんだったんだが、これはもう昔からの顔見知りだし、どっちかというとお父さんじゃなくお兄ちゃんだよね。年齢的にも遠藤と6歳しか違わないんだし。
つまり、最近のガンバは母子家庭だったんだよ。
それでも、選手の中から誰か疑似お父さんとなる恐い存在がビシッと締めてくれりゃ良かったんだが、実際はそういうのも無かったと思う。
もともと空気がアンチ体育会系というか、おそらく彼らはあまり走り込みをしてなかったんじゃないかな?
今季試合終盤での失点がやたら多かったことも、ややスタミナ切れみたいなモノを感じさせるし。
まあ、あくまで想像なんだけどね。

ということで、いっそ次なる監督には超恐いお父さんを連れてくるのもありだと思うよ。
マガトみたいな時代遅れな奴とか(笑)。
オンザボールに優れたタレントが多いガンバ選手達に、球を与えず「まずは体力作りだ!」と言って毎日グラウンド100周させたりね(笑)。
目指せマッチョ、って感じ。
結果、それが守備の課題を克服することにもなるんだし、何ならオシムでも来てくれんかな…?

いっそ、高校サッカーに回帰して国見的に全員坊主になるのも精神としてありなんだよ。
サポに降格を詫びる意味と、昇格するまで髪は伸ばさん!ぐらいの心意気を見せてもイイんじゃね?
ビシッとパンチパーマでもイイし。
例えば明日にでも遠藤がビシッとパンチパーマにしたら、普通なら後輩達も「あのヤットさんが本気になった…?」「よし、俺達もパンチパーマに!」となるはずなんだ。
これが「ギャハハ!ヤットさん何それ?罰ゲーム?」となるようなら、ガンバの昇格は険しい道程になるだろう。
2012/12/3(月)8:27

☆人志◆Sika
誤表記のお知らせ
林選手はベガルタです。何度も書いては読み返し「違うなぁ」と消してアレした跡です。赤星選手の泥臭さ最高でした( ^ω^)!
2012/12/3(月)7:35

☆人志◆Sika
Yahoo!ニュースのトップを飾っていたのでご覧になられた人も多いでしょうが森崎和幸選手に関したsportivaのコラム読みましたか?

個人的にこの手の記事に感動を覚えることはありませんが良いですね。
過去のエピソードを用いたクラブや選手にまつわるバックボーンが胸のより深い所へ刺さるのかと思います。

国内リーグならではの部分が強いだけに今年も改めて有り難みに感謝。
月並みではありますけど2012年シーズンも興奮と感動のJリーグでした。

また長くなりますので上半期同様にベストイレブンだけ書いて終わります
GK林(サガン)
DFヨンアピン(エスパルス)
DF闘莉王(グランパス)
DF森脇(サンフレッチェ)
MF阿部(レッズ)
MF藤田(サガン)
MF中村(マリノス)
MFレアンドロ(レイソル)
MF高萩(サンフレッチェ)
FW佐藤(サンフレッチェ)
FWレアンドロ(ガンバ)

本家ノミネートと逆に輝いていた外国籍選手が多く感じて3人に絞るのが難しいシーズンに考えられました。最優秀監督は手倉森氏。
2012/12/3(月)7:31

☆関西人
再出発
ある程度の覚悟はしてたことだが、やはりガンバは降格してしまった。
まだ、実感が湧かないけど…。

もし、このチームが今季西野さんを切ってなかったら降格なんて無かったのでは?という素朴な問いかけに対しては、多分そうだっただろうね、としか答えようがない。
ただ、例年のように上位に食い込んでたかといえば、それは無かったと思う。
おそらく中位〜下位で低迷してたんじゃないかと。

そのへんは、昨年からのガンバを注意深く見てた人なら大体が気付いてたと思う。
ぶっちゃけ、そろそろ限界が見えてきてた。
でも、それを明確に口にしてしまうことが応援する立場としちゃ非常に勇気がいることであって、おそらく太平洋戦争時の日本国民ってこんな気持ちだったんだろうな。
自国の限界を素直に認めてしまえば、「非国民め!国賊め!」「自らを信じずして勝つことはできんのだ!」という妙な空気に包囲されてしまう。
しかし結果として、太平洋戦争同様に期待した「神風」は吹かなかった…。
結局、爆弾2発を落とされて降伏ですわ。

その「限界」が何だったのかといえば、ひとつはガンバの軸がブレなかったことにあると思う。
かつて王者時代の軸となったシドニー世代が今なおチームの中枢に君臨し、出場機会の乏しい若手はどんどん外へ流出していく。
きっとフロントも西野さんに対して「もっと新陳代謝を促進してみては?」と打診ぐらいはしてたかと思うが、なかなかそこが進まなかったよね。
で、「西野体制のままじゃかつての磐田みたくなってしまう」と危惧した上での決断が今季の流れなのかと。
狙いは改革。

でもさ、若手登用に積極的だと噂されてた呂比須(セホーン)にせよ、ユース指導者だった松波さんにせよ、どっちにしても結局改革なんてしなかったんだよね。
普通に、西野さんが残した遺産だけでやりくりをしてた。
そこが、一番の誤算なんだよ。
ずっと軸がブレなければ、敵もアホじゃないんだからガンバ攻略法なんてとっくに解ってるんだ。
そしてシドニー世代の天才達も、いつまでも全盛を保ってはいられない。
かつて磐田もそうだったじゃないか。
名波・藤田・奥・福西・服部の中盤は間違いなくJ史上最強だったにも関わらず、その完成度の高さゆえ誰も継承できなかった。
そして老朽化していった。
昨年までは西野さんだからこそ、その限界をうまく誤魔化してギリギリのやりくりをできてたんだけねど。
そこをヘタに遺産の運用だけで臨んだこと自体、明らかなミスだったワケよ。
堕ちるべくして堕ちたワケよ。

問題は、これからどうするかだよね。
一年で復帰は、意外に難しいかもな。
主力の離脱は覚悟せにゃならんし、スポンサーも離れて予算の大幅削減も覚悟せにゃならん。
またJ2というリーグ自体がガンバの苦手とするカウンターの王国だし、もともとフィジカルが強みというワケじゃない彼らがタフに生き残れるという保証もない。
でもね、今のガンバに足りないモノこそがまさしくJ2にはあると思うのよ。
改革には、うってつけの環境だよ。
ビッグクラブでなく、プロビンチアから再スタートさ。
幸いにも、ガンバには優れた下部組織がある。
そういう小さな財産を拠り所にして、焦土からスタートするのもありじゃないか?

かつて原爆を落とされて焦土だった広島も、今じゃ日本王者の県。
昨年被災した仙台も、今じゃ日本準王者の県。
そしてまた、奇しくも十数年前に震災を食らった我々の地区から2クラブが同時に今回は降格するんだが、つまり我々も復興経験者なんだよ。
必ず、近いうちに這い上がります。
2012/12/2(日)23:08

☆板長
完璧な広島
ボランチには、第一ボランチと第二ボランチの二つがあり、この二つを組み合わせてダブルボランチを組むのがセオリーである。
第一ボランチとは守備的なボランチで、CBとの互換性があるとなお良い。
第二ボランチとは攻撃的なボランチで、得点能力が高ければなお良い。

人によって解釈の幅はあれど、おおよそボランチという役割への基本的な認識はこんな感じかなと思うし、今やサッカーを語る上で当たり前の知識にもなってると思う。

さて前回、広島の流動性から来るチグハグな現象を書いたわけだけど、それを「よりアイデンティティを示すべき」という何ともよくわからない表現で結んだわけだが、見事に広島はそれを「サッカーの当たり前の知識」で解決してみせた。
それが、冒頭の「第一ボランチと第二ボランチ」だ。

広島は、オフェンスでは四列表記なら4123のようなポジションをとるが、本質的には3421。中盤でボックスを組んだ時の守備的MFの役割はまさしくダブルボランチのそれである。
しかし、セットした時のオフェンスの特性上、なかなかボランチが攻撃参加をするというのが難しい、というか、する必要性がなかったのが今季中盤頃までの広島だった。
バルセロナのブスケツが攻め上がって来ないのと同じである。

ところが、今季中盤以降は、まるでほとんどの試合で柳下監督(新潟)が敵のベンチにいるかのような対策を組まれ、調子を落とすことになる。
その中で、前回書いたような流動性を取り入れざるを得なくなったのだ。

だがそれが「サッカーの当たり前」を呼び起こしたというか、あくまでボランチであるという意識を引き出したのかなと思う。
簡単に言えば、前が困ってるなら後ろがサポートに行く、ただそれだけのことだ。

マンツー気味に付かれたシャドーがボールを受けに下がってきたら、ボランチである青山が足りなくなった前線を埋めにオーバーラップする。
ただそれだけのことなのだが、それだけのことで前線の厚みは損なわれず、WBをWBたらしめることができたのだ。
今季得点の少ない青山が二点目を奪ったのは幸運ではない。四点目でもトップを追い越し最前線に構えているし、その他の場面でも何度もスプリントを掛け裏のスペースを伺っていた。
個人の思いつきではなく、チームの組織に組み込んだ森保監督の狙い、手腕と言える。
明らかにこれまでの試合とは違ったタスクもこなし、負荷の掛かっていた青山が途中交代されたのは、カード累積の影響だけではない。

ここまで読んで「今さら流動性がどうとか、何てレベルの低い話をしてるんだ」と思うかもしれない。自分でもそう思う。
ただ、もし「レベルの低さ」と「古い」ということがイコールで結ばれるとしたら、それも頷ける。
サッカーが現在のルールになって最初に世界を席巻し、完璧だと思われたWMシステム。広島のやり方はまさにこれと同じだ。
より複雑化することで、最終的により単純化された組織へと回帰したと言えるかもしれない。

そしてこうとも言える。
これが現代サッカーの完成形であると。
2012/12/1(土)0:02

☆関西人
ガンバ降格危機A
続きね。

↓にも書いたことだが、ガンバは現在リーグのゴール数トップを走ってる。
66点ということだから、1試合につき平均2ゴールという計算になるわな。
一方、失点は63点。
1試合平均1.9点ということで、まあザルすぎるわな(笑)。

でも得失点差は+3点ということで、一応は貯金があるのか。
これは意外。
全18クラブの中でも、得失点差がプラスのチームは11しかないんだから。

【J1得失点差ランク】
@広島+28点
A仙台+20点
B鳥栖&横浜+10点
C柏+7点
D鹿島+5点
E浦和&磐田&ガンバ+3点
F名古屋&川崎+1点
G清水&FC東京−1点
Hセレッソ−6点
I大宮−7点
J神戸&新潟−8点
K札幌−60点

…ということで、おかしなことにガンバは得失点差でいうとリーグ6番目のランクに位置してるのよ。奇しくも最終節の相手、磐田と並んでるんだけど。
こういう状況で降格の危機に瀕してるのって、何か不思議だよね。
よっぽど勝利にあまり関係ないところで得点を重ね、その一方で敗北もしくは引き分けに直結する失点がやたらと多かったってことだろう。
だってさ、得失点差がガンバと同ランクにある浦和と勝ち点の差が14もあるんだからね?

これはもう、試合運びが稚拙だというより他はない。
ぶっちゃけると、ベンチの責任が一番デカいんじゃないかと。得失点差がマイナスだったらまだしも、プラスなのにここまで露骨に勝ち点に繋げられないのは采配のマズさというより他はないでしょ。
今季2得点以下で勝てた試合はひとつもないなんて、ちょっと異常。
総失点の中の約3分の1がラスト15分間という時間帯で取られてるという露骨なデータもあるらしく、これは選手交替のカードをいかに有効に使えてなかったかという証明だよ。

今季優勝の広島はJ2降格が決まっても監督を解任せず、結果としてはそれが功を奏してサクセスストーリーになったんだが、残念ながら今のガンバをあれと同じで考えたらむしろ傷口は広がってしまうだろう。
仮に残留しようが降格しようが、Mr.ガンバには悪いが来季は新しい監督で臨んだ方がイイさ。
「2点取られても3点を取るサッカー」といえばまるで魅惑的なセクシーフットボールにも思えてしまうけど、実際そんなのセクシーでも何でもないことだけは本当に勉強になった。
ああいうのはセクシーっていうんじゃなくて、単なるイケイケ、要はパンティを履いてないオンナノコなんだよ。
そうじゃなくて真のセクシーは、ちゃんと守るべきところは守る。ちゃんとしたパンティ履いてなきゃ何も始まらない世界なんだ。
2012/11/30(金)23:17

☆関西人
ガンバ降格危機
私は、ぶっちゃけ今の時点でガンバの降格を覚悟してる。
もちろんそうなってほしくはないんだが、現実は現実。
こういうことを書くと「応援する立場なら最後まで信じろ!」と怒るサポもいるだろうが、そういうファシズム統制を私はあまり好きじゃないよ。
今から落ちた後のことを考える人間だって少しぐらいいてもイイだろ。

というか、前にも書いたけどJ2というリーグをネガティブに捉えすぎるのも考えてモノだよ。
だってさ、今季優勝の広島も昨季優勝の柏もJ2でチームを建て直したことから発展したんだし。仙台もそうだよね。
とにかく、J2は試合数がアホみたいに多い。実戦につぐ実戦の無間地獄であり、そりゃまあ鍛え上げられるわな。
今のガンバの課題は、チーム全体の守備。
それは誰かスーパーなDFを補強して解決するような問題じゃなく、チーム全体を根本から鍛え直す機会が何より必要とされてるんじゃないかと。
と考えると、今日明日の話でなく長期的な視野に立つならJ2で仕切り直しも意外とありなのよ。

また多くの人は「西野監督を切るからこういうことになるんだ。自業自得だ」と考えてるだろうが、今さら済んだことを愚痴ってても何も解決しないんだ。
それより、西野さんの手を離れたことによるポジティブな展望に目を向けようよ。
例えば、今季あの家長がチームに戻ってきたんだ。
これは西野さんがチームにいる限り、有り得なかったことさ(笑)。

思えば、家長も浮き沈みの激しい人生である。
上野山さんが言うには「ガンバユース史上最高傑作は宇佐美でなく家長」らしいんだが、それでも西野さんとの折り合いからガンバは彼を放り出さなくてはならなかった。
そこから彼は、大分へレンタル→練習中に大怪我で長期離脱、五輪代表も離脱→復帰→大分降格→セレッソへレンタル→覚醒→スペイン移籍→干される→Kリーグへ都落ち、という流れで、そこから一転ガンバの危機を救う為にJ復帰したものの、彼が離れた後に蔚山現代は今季アジア王者にまでなったという皮肉な展開…。
何か、決断がことごとく裏目に出る人生なんだよね(笑)。
そしてその「裏目」のセオリーでいうなら、やがてガンバが降格することにも信憑性が出てくるってもんさ(笑)。

確か、彼は本田と生年月日が全く同じはずだよね?
四柱推命など易学なら生年月日が同じの場合運勢も似てくるはずなのに、おかしいな。何でこんなにも人生に差が出るんだろ?
…いやいや、本田だってVVVで二部降格を経験してるんだよ。それでも二部で踏ん張って、そこからようやくブレイクし始めたのさ。
だから家長も、きっとこれからが本番なんだよ。
2012/11/28(水)23:21

☆人志◆Sika
サンフレッチェの優勝おめでたい( ^ω^)!
オリジナル10の歴史あるクラブが財政難や降格などの苦難を乗り越え悲願達成した気持ちはどんなに喜ばしいんだろ

鹿サポの観点から見ても森崎ツインズが現役(で尚且つサンフレ在籍)の時に優勝して本当に良かったと思いますね。銅像造るなら千円募金しますよ

ウチは残留を決められましたが「喉元すぎれば熱さを忘れる」なんて愚かなことは無く、二度と繰り返したくない(・_・)苦しかったわ。忘れちゃいけない方の苦しさ

ガンバは最終節も持ち前の攻撃サッカーで最多得点、マリノスは堅守で最小失点を目指し創設から20年の節目はオリジナル10の年で締めくくりやで!
2012/11/25(日)4:05

☆関西人
優勝、残留
広島、優勝おめでとうございます。
このチームの優勝を、リーグ開幕前から予想してた人なんているんだろうか?
仙台の健闘もしかり。
世界中を見渡しても、Jほど期前予想を的中させにくいリーグってなかなかないんじゃないかな。
totoも毎節の予想だけじゃなく、シーズン最終順位予想を企画しても十分盛り上がると思うよ?
これが欧州のリーグなら予想的中者が多すぎて配当に魅力なくなるけど、Jなら配当はかなり大きくなりそうだし。

広島と仙台なんて、まさにプロビンチアの中でも格別の真性プロビンチアじゃん。ビッグクラブの対極に位置する。
間違いなく、カネなんて無いだろ。
広島がペトロビッチとの契約を打ち切ったのは、経費抑制の為のやむなき措置だったとも聞く。泣けるわ。
でも、結果として彼らは勝てた。
世界的には「カネさえあれば強くなる」の傾向が強い中、そのアンチテーゼを示してくれたことは何とも痛快じゃないか!
広島も仙台も、来年ACLがあるからって変にここからブレてほしくないなぁ。
むしろ真性プロビンチアのまんまでACLに臨み、カネにモノをいわせてスター選手を寄せ集めてるような中国クラブを撃破してくれりゃサイコーだよ!

…と陽気に書かせてもらったが、実はそんなことより私には残留争いの方が関心事である。こっちはまだ決着がついてない。
相変わらず新潟とガンバがデッドヒートしてるんだが、この両チームが降格危機に瀕してることもまたJの特異性を示してると思う。
だってさ、新潟って現在リーグで最少失点のクラブなんだよ?
そしてガンバも、現在リーグで最多得点のクラブなんだよ?
そういうNo1チームが揃って降格危機なんてさ、世界的にも珍しいリーグなんじゃないかな。
…と言っても、新潟は得点ワースト2位でガンバは失点ワースト2位なんだから不思議は何も無いんだけどね(笑)。

人によっては、相変わらず「前田の呪い」がどうとかツマランことを恥ずかしげもなく言ってることだろう。
私からすれば、そういうオカルト信じる奴は単なる馬鹿。
まず、偉大なストライカーを死神呼ばわりする神経そのものを疑うよ。
よく考えてみてほしい。
降格するクラブは、毎季2〜3必ず発生するんだ。
仮に3クラブが降格すると想定して、前田がリーグ最初の得点をその3クラブ相手に決める確率は普通に算数として計算すりゃ約18%の確率になるよね?
…別に、オカルトといえるほど奇跡的な確率じゃねーだろ?
そして前田は毎季必ず磐田のエースFWなんだから、当然対戦するチームは彼を最も警戒する。
なのにその選手にモロ得点されるチームなんて、そもそもが守備に問題があるんだよ。
そういう「守備に問題があるチーム」がそのシーズン降格危機に瀕するって、不自然なことか?
オカルトでも何でもねーじゃん。何が「呪い」だよ。

つまり私が何を言いたいかって、「優勝」にも「降格」にも必ず「理由」があるってこと。
ガンバは守備がダメだから、こういうことになった。それは失点数データにキチンと示されてる。
そして、守備にダメだからエースFWを抑えられなかった、ただそれだけのこと。
2012/11/25(日)0:07

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