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過去ログ34 2005/5/12 1:15

☆老婆心
でも、北朝鮮戦前も似たような感じだったよね。国内の選手が調子良くて、そのまま初戦に望んだ。でも、結局は海外組を入れてから大きく勝利に傾いたし、試合を決めたのは初代表の大黒だった。で、最近思うんだが、この代表って海外組、国内組って綺麗に色分けされたようなメンバー構成の時よりも、国内ベースにポイント部分のみ海外の構成で、加えて代表歴少なめ選手1人の時に意外に機能してるよね。攻撃コンビネーションの恒常的な不足を、個人技とフレッシュな勢いで随分カバーしてる。原状回復と、列で待ちくたびれた鹿島コンビだけでは、もう一つ足りない気がするな。
2005/5/12(木)1:15

☆関西人
キリン杯論
W杯最終予選後半戦を直前に控えてのキリン杯。正念場に向けての調整としては絶妙のタイミングでの大会だと思うよ。ここで新戦力が召集されてないこと、新たなオプションを模索する姿勢の見えないジーコに対して批判的な世論が出てる様子。まあその不満は理解できる。ただ、最近の試合を観る限り新たなオプションはもとより、スタンダードな部分がまず完全となっていない。基礎問題を解けてないのに応用問題に取り組むのはどうかと。私としてはキリン杯、何より直前なんだからスタンダードのおさらいに終始するので構わないと思うよ。いつものメンバーで352。問題はトップ下の中村あるいは中田がいないことだが、代わりに小笠原や本山がいる。両者ともJで絶好調鹿島のエースだ。両者とも小野とはWユースで最高のコンビネーションを見せたMFだ。現況として負傷気味の中村、試合勘の怪しい中田と比較するなら決して戦力として劣ることのないトップ下と思う。もし彼らがキリン杯で機能するようなら、バーレーン戦・北朝鮮戦ではそのキリン杯制覇チームで臨むのも良いんじゃないか?
2005/5/11(水)23:24

☆老婆心
どこかで刺激がないとマンネリになるよ
キリンカップはスパーリングなんだろうね。強烈な相手にやられて課題を見つけ、一段レベルアップするって手法はこの時点では確かにリスキーだよね。格段に良くなる可能性もあるがガタガタになる可能性もある。つまんなくても、今までのやり方、メンバーで、それほどでもない相手で、選手間のコミュニケーションをまずはしっかり取り戻させる。まあ、正論だろう。しかし、苦しい戦いに向けて、チームを刺激したり、勢いをつけるフレッシュな戦力も欲しい。これまでも、後から追加召集した選手が良いアピールをして、結局試合に出たりしてる。逆に、列に並んだ控えが待ちくたびれてるよね。
2005/5/10(火)0:20

☆関西人
ブラジル論
文法と発音は上手い表現だね。欧州がブラジルのような王国に対抗する為に、クラブ下部組織を整備したりアカデミーを設置したりして才能を人為的・科学的に育成してる一方で、ブラジルは相変わらず「湧いてくるかのように」続々と天才を輩出する。それこそ文法などお構いなし(笑)。ブラジルはホント別格だよね。でもこの別格の意味、私は理解できる気がする。私が住んでる関西は「お笑い」の本場の地。それこそ昔から天才的な芸人を何人も輩出する「お笑い界のブラジル」なんだよ。なぜ関西がこれほど才能を大量に輩出できるか分かるかい?吉本興業があるから、じゃないよ。全ての関西人にとってお笑いは生活にしっかり根付いてるものだから、なんだよ。冗談ぬきで関西では幼稚園児でも「ボケ」「ツッコミ」「ノリツッコミ」はキチンと使いこなすことが出来る。そういう特殊な地域性だからこそ天才が生まれるんだ。さて、サッカーの話に戻ろう。きっとサッカーにおけるブラジルってのもそういう環境なんだと思う。
2005/5/8(日)22:33

☆老婆心
後藤健生さんが、その辺を文法と発音って表現してるよね。幼い頃から体に染み付いてるのが発音。学んで覚えるのが文法。で、90年代以降、こと文法に関しては、経済的、結果リアリズム的な影響で欧州に南米が飲み込まれちゃったよね。そもそも、ブラジル以外の南米はブラジルをなんとかするためにみんな欧州的カウンターに傾いた。最後の砦のブラジルが勝てない70、80年代を経て、欧州ロジックを取り入れた90年代に復活してる。ただ、発音はまだ南米的だよ。発想がやっぱり違う。そこで、問題がある。我が日本の神様の文法がまだ80年代のままなんだ。発音が非南米なのに。
2005/5/8(日)20:14

☆関西人
KENさんへ。
私にとってブラジルサッカーのスタンダードイメージは82年代表かな。黄金のカルテットの実現、さらにジュニオールをSBで起用するチーム構成。まず「人ありき」なんだな。「システムありき」ではなく。前にジーコがイラン戦後に「田中誠がいればいつも通り3バックにした」という発言は我々からしたら「?」だったが、まあこれも「人ありき」のブラジル流の考え方なのかもしれない。こういうニュアンス、他のブラジル人監督にも心当たりが結構あるよ。一方欧州人監督は「システムありき」のイメージかな。ジェフなど今季あれほど主力が離脱しながら、でも意外にもスタイルが変わらず健闘してるというのは、やはり欧州人オシムが就任以来チーム作りにおいてシステムの構築を優先してたからこそと思う。
もちろんサッカーは「欧州」「南米」で解釈できるほど単純なものではないのは私も十分認識はしてるし、例外を挙げればそれこそキリがないとも思う(笑)。しかしイメージを持つことでサッカーは一層楽しく観ることができる。例えばタレント過剰のレアルが紆余曲折の末、「人ありき」の国ブラジルから監督を招いたというのも面白いじゃないか。
2005/5/8(日)15:16

☆KEN
しかし南米と言えども
鹿島なんかは昔からリアリスティックなサッカーを続けてるよね。常勝磐田を築き上げたドゥンガという選手もおよそ南米らしくないファイタータイプの選手。そもそも関西人氏の仰る南米タイプというのは逆に今の若い人には(僕も含めて)ピンとこないのかもなぁ…
テクニカルで足元パスの連続で崩すって感じかな?(笑)今のヴェルディもぴったりだけどチームとして機能してるイメージはないなぁ。
南米と一口に言ってもアルゼンチンなんかはペケルマンになっても前任の変態的欧州戦術信者ビエルサ路線からは特に外れてないみたいだし、バルデラマで有名なコロンビアも縦に速いサッカーを展開してる。パラグアイなんかは昔からイタリア的な面を強く持ち合わせてるよね。
もう少し南米流の定義を掘り下げて教えてもらいたいなぁ。
2005/5/8(日)2:44

☆関西人
ラインDFとか、囲い込みプレスからショートカウンターとか、SH(WG)とSBによるサイドの数的優位確保とか、現代サッカーのスタンダードのほとんどの要素はおそらく70年代ミケルス時代で既に開発されてたと思うんだよ。後に黄金期を築くサッキミランやクライフバルサもルーツはミケルスと思う。21世紀のモウリーニョもその延長線上に存在すると思う。欧州ってのは結構みんなつながってる。ただね、南米となると話は別で正直よく分からん。80年代テレサンターナなんて全然ミケルスの影響下にはないでしょ?ちょっと別のカテゴリーなんだよ。で、日本の目指すサッカーはどちらのカテゴリーなのかを問いたい。オフト・加茂岡田・トルシエ・古くはクラマー・新しくはオシムなどの欧州系か、それとも古くからJが最も恩恵をあずかってるサッカー大国ブラジルか?思えばJ発足時に黄金期を築いたヴェルディは完全なブラジルスタイル。その後栄華を継いだ鹿磐もジーコドゥンガなどのブラジル人に鍛えられたチーム。ところが最近になって岡田横浜・オシム市原・ギド浦和など欧州系が勢力を伸ばしてる。しかし潮流が融合してるわけでなく、なんか拮抗してるんだよ。優れたサッカーに欧州も南米もスタイルに差はないとよく言われてるが、現実問題としてはそうとも言い切れないような気がするんだよね。ところで今季Jはなぜかブラジル人監督が上位で頑張ってるね。
2005/5/7(土)22:39

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