超VIP専用掲示板

過去ログ306 2008/11/9 22:29

☆関西人
え?柿谷君またケガしてたの? 確かU17の世界大会の時もケガでベンチスタートじゃなかったっけ? プレースタイルからして、狙われやすいのかなあ。
何にせよ、柿谷君って昔から天才と騒がれながらイマイチ伸び悩んでるような気がする。J2でも常にスタメンってワケじゃないんでしょ?
彼を見てると心配になるのが、柿谷世代の下にあたる宇佐美世代。ガンバの宇佐美君も昔から天才と騒がれてるが、これから大丈夫か?と。U17の今の時点では抜きん出た存在だとしても、2年後のU19の時点でどうなってるかは全く分からん。これからの1〜2年間が大事なんだ。しかし彼って、曲がりなりにもガンバという選手層が決して薄くはないクラブの選手。彼が出場機会をコンスタントに得るのは、1〜2年ではきっと難しいだろうに。ましてや西野さんって選手の好き嫌いが激しくて、才能ある奴でも簡単にホシたりする監督(笑)。宇佐美君、ホントに大丈夫かい?
で、そうやって天才児が1〜2年間モタモタしてるうちに、他のクラブ(あまり選手層の厚くないクラブだろう)でスタメン確保するような同世代の奴が出てきてどんどん差を詰められる、あるいは追い抜かれちゃう、って展開が何となくだけどイメージできちゃうんだよね。…コウさんのところの宮吉君は大丈夫かい?

Jには、才能ある人材に対しては環境の優遇をする強化指定の制度があるけど、それって高校生とか大学生のようなアマチュアの立場の者を対象にした話であって、さすがにプロの選手に対しては適用したりはしない。
「宇佐美って十年に一人出るか出ないかの才能ある奴なんだからさ〜、西野君、悪いけど毎試合スタメンで使ってくれよ〜。日本の為にさ〜」って協会側がクラブに働きかけたら怖いよね(笑)。そんなことすりゃ、西野さんだってブチ切れるわ。だけどそういう理不尽なエコ贔屓が発動されりゃ、規格外に伸びる才能が出てくることも間違いないんだろうが。エリート育成ってモノの本質は、あくまでエコ贔屓。…でも、それって何か変だよね。
結局は若手だろうがプロを名乗る以上、エコ贔屓されることなく実力でスタメン奪取に頑張っていかなくちゃならんのよ。どうしても厳しい環境なら、移籍もやむなし。それがJ。
いや、育成はJにだけ任しておくワケにはいかん、と言うなら、協会が独自に何か考えるしかないわな。
2008/11/9(日)22:29

☆コウ◆SyH1
柿谷
怪我ですよグループリーグで負傷退場しての、だからスタメンでは使えなかったかと。

チームの軸を固定しなかったのは監督の責任、夏ごろの静岡であったSBSカップでは三戦全敗で静岡選抜にも負ける醜態を晒してますU19代表チームは。

まったくもって取っ替え引っ替えで反町さんに被りますがやはり軸をつくりある程度長期熟成しないとチームは接戦では競り負けるかなと。
いい教訓になったのではないですかね今回の予選敗退は。。。
2008/11/9(日)18:50

☆関西人
U19代表、アジアで撃沈A
U代表を組織しにくい時代になってきてるのは仕方ないとして、でも前回のU20代表、すなわち柏木世代なんかは上手くやってたよね。監督は城福さんだっけ? 彼らの世代もU17の時には、柏木とか梅崎とかは別に軸じゃなかったはず。
だけどいつの間にかU19の段階では彼らが主軸になっていて、例の「調子ノリ世代」としてU20W杯では旋風を巻き起こした。今になって考えれば、城福さんはそのへんの新陳代謝とコーディネイトが上手かったのかもしれん。今FC東京でも10代の選手とか使ったりしてるし、きっとそういうタイプの指導者なんだろうね。
正直言って、今のU19代表の監督がどんな人なのかは知らん。彼に手落ちがあったかどうかも知らん。ただ、ここでの仕事が意外と難しいモノだということだけは理解できる。
だってさ、A代表にせよ五輪代表にせよ、Jさえ完全に把握しておけばタレントのチョイスはある程度できると思うんだが、10代選手はそういうワケにいかんでしょ。間口がもっと広いよ。下部組織から学校サッカー部まで、色んなところをチェックしなきゃ人材を漏らしちゃう。小野の時代はともかく、今はトレセンで全て済むワケじゃないだろうし。
時代背景として人材層が厚くなってきてるというか、きっとヨコに広がってきてるんだろうな。昔に比べてもタテの伸びはあまり変化ないが、ヨコの伸びはかなり進化してると思う。これは、日本のサッカー偏差値向上の賜物なんだけどね。しかし才能をチョイスする側とすりゃ、かえってやりにくくなってきてる時代。
だからこそ、このU世代のスカウティングスタッフにこそ、優秀な人を配置しなきゃならん時代が来てるわけで。眼力ある人、経験値のある人、例えばオシムとかね。
しかしそんなことを本気で言ってしまえば、代表に指導歴の少ない指導者はタブーだということになってしまう。いや〜、ホントは井原とかに次代のリーダー候補として、Uから任せてみたい考えも協会にはあるんじゃないの? 韓国のホンミョンボみたいな感じでさ。反町さんは結局彼を飼い殺しにしちゃったけど、協会とすりゃ華のあるスターに代表を任せることは、色々なニュアンスで意義があるさ。アルゼンチンだって、遂にマラドーナを据えちゃったワケで。
…ま、このへんの選択は先進国だからこそ出来ることかも。日本は、もう少し地道に行くとしますか。
2008/11/9(日)18:48

☆関西人
U19代表、アジアで撃沈
あ〜、完全に油断してた。いや、U19代表がじゃなくて、私自身が。まさかU20W杯の出場権失うと想定してなかったから、アジア選手権はほぼノーチェックだった。今日ニュースをチェックしてて初めて知った次第。残念だなあ。
多分、彼らはこれから谷間の世代と言われ続けるんだろうね。だけどさ、ひとつだけ覚えておかなきゃいけないことがあって、それはこの世代がU17の時にはアジア選手権を優勝してるという事実。これは思ってる以上に凄い快挙なんだよ。今までU17選手権に日本は10回近く参加してるけど、アジア制覇できたのは今の柿谷世代以外には、小野の時の黄金世代だけ。それ以外は準決勝や準々決勝で敗退、一次予選敗退というのも数回ある。で、柿谷はその時に大会MVPまで取ってるワケで、当然我々とすりゃ今回のU19にも期待ちゃうよね。
試合を観てないから私としては何とも言えないんだが、その柿谷がスタメンじゃなかったみたいだね。その意味は何となく分からなくもないが、メンバー表を見ててもU17の時と顔触れが大きく変わってることに気付く。ここがひとつのポイントなのかもしれないな。
小野らの黄金世代はU17でアジア制覇した後は、誰もが知ってる通りU20の世界大会で準優勝を果たすという快挙を成し遂げたんだが、ひとつ重要なのはU17の時もU20の時も、チームには小野・高原・小笠原・稲本がいたってことだよ。軸はそれほど変わってなかった。
一方、今回のU19代表はどうだ? 軸は変わりまくってる。柿谷世代という呼称も今となっては古い感じ。それよりなぜ金崎を呼ばなかったんだ、という声すらは出てるだろうよ。しかし、元々金崎はU17の時から世代の軸じゃなかった。
これをどういう風に捉えるかは人によって意見が分かれると思うが、ひとつは昔の方が層は薄かったという捉え方もできる。小野や高原といった突出した存在がいて、しかしそれ以外に代替になる奴も多く見当たらないから、ずっと彼らが固定されて各年代大会に出場する流れ。必然的に小野らは経験値をゲットした。
だけど、今の時代はそうはいかないからね。気がつけばJで金崎とか大竹とか、協会がU17で拾わなかった才能が輝いてきてる流れもある。あちゃ〜、って感じ。かえってこういう時代の方が、U代表を組織するのが難しいのかもしれん。
2008/11/9(日)18:26

☆関西人
私は日本映画が好きだ。
今夜はTVで「スウィングガールズ」を観てた。観るのは5回目くらいだが、何回観てもこの映画は笑ってしまう。監督の矢口史靖は「ウォーターボーイズ」でブレイクした人なんだが、この人の作る映画は間違いなく面白い。
最近、日本映画って凄く復活してきてるんだ。長く邦画は興行収入で洋画に圧倒される構図が続いてたが、08年は逆に邦画が洋画を圧倒してるらしい。
元々日本ってのは、映画が強い国だったはず。スピルバーグなどハリウッド系の巨匠が尊敬する黒澤、ヴェンダースなど欧州系巨匠が尊敬する小津が日本にいた。ところがそれに匹敵する才能はなかなか続かなかったと思うし、私の子供の頃の印象は、邦画ってハリウッドに比べてショボイというか暗いというか、どうしても好きになれなくて。そういう気持ちが90年代まで続いたよ。
ところがここ10年くらいで確実に変わってきたわ。今まで名前を聞いたことない監督達がガーッと台頭してきたんだ。前述の矢口氏を始め、中島哲也・橋口亮輔・李相日・荻上直子・内田けんじetc、とにかく「お前、誰やねん?」って人達が面白い映画を作ってる傾向に気付いたんだ。
で、彼らの正体は一体何だという話だが、彼らは皆「ぴあフィルムフェスティバル(略称PFF)」の出身者。PFFってのは、素人玄人を問わない映画の公募コンクール。古くは森田芳光や黒沢清もこのPFFの出身者らしい。このコンクールで入選することが、今やプロの映画監督への近道になってるようだ。そして実際このPFFで認められた才能ってのは、間違いなく既存にない面白い映画を撮る。私はここ数年PFFにハマって、入選作をチェックして次代の巨匠を探したりしてるよ。
さらに面白いのは、このPFFで入選した人の一部は、機構から資金援助を受けて海外の国際映画祭への出品用作品を作れたりもするということ。で、実際海外でグランプリ獲って日本より先に外国で評価されて、逆輸入のような形でデビューをする監督もいるワケさ。
そりゃあ、日本映画は復活するわな。話を聞いてるだけでワクワクするもん。サクセスの匂いがプンプンするし、才能も多く集まるだろう。一度は衰退した日本映画が復活した陰には、こういう裏が。

…参考にならないか?日本サッカー界においても。システムとして第二の黒澤・小津を生もうとしてる彼らの姿勢、眩しくないか?
2008/11/8(土)23:40

307305

掲示板に戻る