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過去ログ196 2007/1/26 18:53

☆関西人
オジェック&オシム論
三都主が出ていっちゃって少し左翼に不安の残る浦和なんだが、まあ相馬はいるし平川はいるし、あと小野もトルシエ代表で左翼やってたよな。本来右翼の平川を左に持っていくと右が手薄になるが、そこもまあ山田はいるし岡野はいるし、永井や酒井もできるよな。こうして名前を挙げていって気付くことなんだが、浦和ってやたらとユーティリティ性の高い選手が揃ってるんだよなあ。他に、長谷部にしても鈴木啓にしても堀之内にしても内舘にしても細貝にしても色々使い勝手ありそう。三都主・黒部というスペシャリスト色の強いキャラクターを放出し、代わりに万能性の高い阿部を獲得したことで、ますます浦和のそういう色が強まった気が。だけど去年までの浦和の戦い方を見てると、逆にスペシャリスト色が強いチームというイメージを私は持っていたのも事実。
ユーティリティ性が求められるサッカーの理想形に、私の大好きな「トータルフットボール」がある。我々の知る「トータルフットボール」と言えばオランダサッカーの代名詞みたいなもんだが、実はこの言葉、昔はオランダ以外のチームにも使われてたらしいね。それがどの国かと言えば、西部謙司さんが言うには、なんとドイツ。ベッケンバウアーがいたドイツがそう呼ばれてたこともあったんだってさ。つまり74年W杯決勝は、ふたつの「トータルフットボール」の激突だったわけだ。
「ボール狩り」と奔放なポジションチェンジが特徴のオランダに対して、一人一殺のマンマークを礎にするドイツ。マンマークゆえ、陣形は当然崩れる。実際、クライフをマークしたのはCBでも守備的MFでもなく、SBのフォクツだった。別にそれでも良いんだ。その崩れのバランスをとるのが、唯一マークを持たない自由人・リベロの役割ということらしい。前後左右の陣形が変わろうがプレーできるスタイルこそが「トータルフットボール」だとするならば、あながちドイツがそうだという表現は間違いではないかも。
そしてオシムのサッカーって、実はこの「ドイツ型のトータルフットボール」に微妙に近いと思わない? マンマーク気味の守備、有能なリベロの配置、目一杯走るイズム。当然ベッケンバウアーの右腕だったオジェックもまた、その戦い方を熟知してるはずだよね。つまり私の妄想だが、今年の浦和はオシム代表に近いサッカーを展開するのではないか、と。
2007/1/26(金)18:53

☆ぶるーず
パルミさん
久しぶりですね。
浦和は平たく言えば金のあるチーム。今までの海外のビッグクラブと呼ばれるチームは、金に物を言わせて競争を作り強いチームにして来たのは事実です。
こんなことを言ったら元も子もないですが、個人的見解を含ませていただければ、今の浦和はあくまでビッグクラブになる可能性のあるチームに過ぎなくて、今一番ビッグクラブになりうるチームであることは事実だけど、まだビッグクラブになりきれてないチームだと判断しています。
だから、オジェックは方針を変える必要性があると判断をしたと思ってます。じゃなきゃ方針を変えようと思わないわけだし。
ACLだってそりゃ目標の一つであるだろうけど、経験豊富なチームを凌駕できるだろうとは思わないし。僕だって浦和に対しての期待はあるけど、本気で狙いにいくのは今じゃなくったっていい。金が持続するとは限らないけど、今の段階では日本最強クラブの浦和でどこまでいけるかという結果が欲しいという気持ちです。
2007/1/26(金)15:54

☆ざこばビッチ
もっとJリーガーたちが、ACLに出るチームに行きたい!と声が上がればいいですね('◇')
2007/1/26(金)11:05

☆ざこばビッチ
オジェック
コメントからすると、選手層の重要性や、補強も視野にいれてるみたいですね。
いまんところ、今いるメンバーでいくつもりみたいですけど。
2007/1/26(金)10:58

☆パルミ
奥深さってwちょwww
奥深さより、浦和はACL取るんでしょ?奥深さより勝利を、ACLタイトルを本気で狙いに行っていると思ったんだが。少数精鋭というスタイルはビッグクラブが取るにはあまりにもリスキーなスタイルだ。そんなところにリスクを犯す理由は、関西人さんがいうような「奥深さ」のためというのも一理あるだろう。けれど、あくまでACLタイトルにこだわるなら、少数精鋭という決断はリスクが高すぎる。これは蓋を開ける前も、後もない。やる前からわかりきっているハイリスクだ。もちろんリスクが高いからといって、絶対に失敗するわけではない。ただ、ACLを取りに行くのならリスクを掛けるところを間違っている。試合数が増える以上単純に必要になる選手も増えるのだから、少数精鋭などリスクが高すぎる。
オジェックがビッグクラブを仕切る資格はある。キャリアは申し分ない。しかし、オジェックは二つのリーグ(日本の場合ACLとJリーグ)をマネジメントした経験がほとんどない。そういう監督に任せるリスクを、浦和レッズが負う必要はあるのだろうか。そういう経験のない監督に、ACLが取れるほど、ACLは甘くない。それは嫌というほどこの4年間で見てきたはず。浦和はそういう経験を持つ監督を選ばないで、リスクを犯してまでオジェックを選んだ。その理由は、「新たな人材を探すのが面倒くさい」という風に回りから思われても仕方がない。
2007/1/26(金)8:46

☆関西人
「少数精鋭」という方針を打ち出してレギュラー枠を狭め、サバイバルをシビアにするやり方にせよ、逆に「大量補強」の方針を打ち出して新しい血を入れるやり方にせよ、結局そこに生じるのは間違いなく今まで以上の競争だよ。どっちのやり方が正しいかなんて、フタを開けてみなきゃ分からん。でも、普通の人間なら後者を選ぶだろうね。少しでも層を厚くしたいと考える方がノーマルだ。もちろんオジェックにしてもそんなこと百も承知だろう。浦和は金があるし、ターンオーバー制は難しいことじゃない。だけど敢えてそれをしないに部分に、彼の奥深さを感じるんだよな。
思えば、奥深い指導者の代名詞・オシムにしたってそうだったじゃない? 代表初期の頃の召集メンバーって何名だっけ? とにかく頭数の少ない「少数精鋭」だったよな。オジェックは、早くから浦和の3バックシステムの継承を公言している。これまた、「古い井戸の水が残っているのに、新しい井戸を掘る必要があるのか?」と就任の際に語ったオシムに通じる気がする。この二人、意外と似てるんじゃないかな? 万年下位クラスだったジェフを短期間に強豪に鍛え上げたオシム。同じく最下位クラスに低迷していた10年ほど前の浦和を、短期間で建て直したオジェック。弱いチームを強化して結果を残した、という共通した経歴を持つ2人。
さて、ここで思うことなんだが、弱いチームを強化することが得意な指導者は、強いチームを強化することは下手なんだろうか? オシムはレアルの誘いを断ったと聞く。もし本当に下手と言うなら、今日強豪クラブの監督を務めて結果を出してる世界中の監督さん達は、一体どうやってその地位までのし上がってきたのかな。スーパーエリートを除けば、最初から強豪クラブの監督としてキャリアをスタートする人なんて少ない。全てとは言わんが、弱小クラブで結果を出して、その実績を認められてステップアップした人が多いと思うよ。そう考えれば、オシムにせよオジェックにせよ、彼らは強豪クラブの扱いに長けてない、と見る前から言い切ることなんて出来んわな。資格は十分にあるさ。
さて、今回オジェックが獲得した阿部は、言うまでもなくオシムの愛弟子。これまた、何か奥深い。彼の方法論が正しいか正しくないか、今季のJが楽しみになってきた。きっと彼も、走らせる指導者だろうな。
2007/1/25(木)23:59

☆パルミ
ぶるーずさんがおっしゃる
ような無駄なくらい煽る競争は、やはり無駄でしかないと思う。選手が疲弊してしまうだけ。
モウリーニョの一年目が分かりやすいね。一年目はチームを煽るような競争を持ち込まなかった。しかし、二年目からは、選手を煽るようなコメントを頻繁に発したり、チームに刺激を与えた。一年目というのは、監督が代わっただけで、競争がうまれるもの。強烈に煽る必要などない。就任1年目からマンネリがおこることなどありえない。
僕がオジェックにいいたいのは単純に三都主と黒部の戦力ダウンを、就任一年目から競争で補おうなんて、無謀だということ。浦和は育成による競争をメインにするような、小さいクラブではないはず。
ビッグクラブにはビッグクラブなりの競争の活性化というものがある。
2007/1/25(木)16:43

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