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過去ログ193 2007/1/5 11:35

☆パルミ
野洲、野洲いうけどさ
野洲よりも静学は何年も前から見せるサッカーで成功してきたわけでしょ?

育成で技術指導ばかりが取り上げられるのもどうかとおもうよね。精神的な面をしっかり育てないと技術も意味を持たないし、高校卒業後に成長できない。

山本、小沼、小嶺、松沼。全員直接話しを伺ったことがあるけど、まず先生だから話しが非常にうまい。で後者の三人はサッカーの指導者というより先生のイメージが強かった。サッカーで飯を食う生徒が全てじゃない。サッカーを通して人間を成長させることが大事なんだと。選手じゃなくて生徒なんだと。
2007/1/5(金)11:35

☆ざこばビッチ
山本監督は危なっかしくてちょっとワルでセクシィな選手を育てていきたいそうですね。


昨年キャプテンを務めた金本は
『自分達が三年間やってきたサッカーにプライドがあった。それが証明できた』とコメントしています。

今回もキャプテンの田中選手が『誰も真似できへんサッカーをしたい』
とコメントしていますし、昨年同様、優勝を目標に自分達を信じ、自分達のスタイルを貫いたんだと思います。

負けて悔しくないってことはないけど、負けるにしても自分達のプレーをやりきって負けるのと、そうでないとではとでは大きな違いぢゃないかなぁ〜
2007/1/5(金)7:11

☆関西人
板長さんへ
根本的に、野洲は既存の高校サッカーのイズムとはかけ離れてるんだと思うよ。普通、高校サッカーを志す者は選手権優勝が目標でしょ。でも山本監督はそんなのが最終目標じゃない、と豪語してる。「世界に通用する選手を生む」ことが目標なんだ、と。まあ、人によっては「そんなの選手権で負けた時の為の予防線だ」と言うだろう。しかし実際、今の五輪代表で唯一現役高校生を出してるのが野洲だからね。プレッシャーがあって可哀相? 選手権を超越して北京五輪(すなわち世界との対決)を見据えてる選手まで擁したこの野洲、私はちっともそういう同情に値するチームには思えないんだけどな。
前述の「野洲スタイル」の中で、前回大会の準々決勝終了後、ロッカールームで乾が号泣してたエピソードが書かれている。負けた試合じゃない。勝って嬉しくて泣いてるわけでもない。自分が納得できるプレーが出来なくて、悔しくて号泣してたんだそうだ。彼らが何を大事にして戦ってるのか、分かりやすいエピソードだよね。
詳しくは著を読んでもらった方が早いのでここでは多く書かないが、山本さんの考え方としてチーム作りの順序というモノがあって、まずは技術、そして個人戦術、その後にシステムなんだそうだ。高さのある選手を揃えてロングボールを多用するシステムはまず人材ありき、ウチには無理、なぜなら努力しても身長は伸びない、しかし技術は努力で伸ばせる、と彼は言う。だから徹底して努力をする。その人一倍の努力に自負があるから、誇りがあるから、選手は技術で勝負するんだそうだ。
「漫画のヒーローにだって、必ず決め技というのがある。どんなに強い相手が出てきても、最後に一番得意な技を出してやっつける。」
…なんと幼稚な発想だろう(笑)。彼らを笑い飛ばすのは簡単だと思う。だって負けたんだから。だけど、本当に彼らは「敗者」なのか? 本当にプレッシャーに潰されたのか? そのへんは当人らに聞かなきゃ分からん話だよ。
ただ確実に分かってることは、今年このチームから既にプロ内定者が決まっており、またU21やU19に人材を輩出してるという動かぬ事実。
ところで野洲のユニってカッコいいよな。元々は赤単色だったのを、山本さんが「魅力を増やそうと」変えたんだそうだ。こういう部分も、侮れん男だよ。あれを着たいと思う子も生んだと思う。
2007/1/4(木)23:47

☆板長
G+の再放送待ち…涙

俺は前にとも助さんが言ってたプレッシャーの事を思い出した。余りにも多きすぎる重圧。自分達は高校サッカーを変えるべく立ち上がり、偉業を成し遂げた者たちの後輩と言う事実。自分達がスタイルを変える訳にはいかない。観客の数がそれをさらに後押しする。二失点目(三かな?)なんか繋げようとし過ぎて、自滅。普通、プライドとかそんなもんのためにスタイルを貫き通し続けるだろうか。俺の高校もパスサッカー(典型的なフィジカル弱いパスサッカー)だったけど、最後の試合はとにかく放り込んだ。全国区と比べちゃいけないかもしれないけど、勝利よりプライドなんてありえないでしょ。それを有り得させてしまった何か見えない力が、働いていたんじゃないのか。その何かって言うのは、間違いなくプレッシャーだったと思う。パルミさんの話ともちょっと似ているかも。去年とは個人力に差があったのに同じ事をしようとした。身の丈というか、選手にあった戦術というか。

ただそのプレッシャーそのものが彼らのプライドだったのかもしれない。勝利より重いプレッシャー。
時代は間違いなく守備。まるで昨夏のW杯のようだ。野洲は来年もセクシーなのだろうか。勝利より重い何かを引っ提げてまた帰って来るのだろうか。
2007/1/4(木)21:24

☆関西人
プライド論
昨日、野洲が負けたことは皆さんご存じのことでしょうが、私は遅ればせながら今ようやく録画を見終わったところです。事前に1-4で負けたという話を聞いてたから非常に無様で醜い内容を予想してたんだが、なぜか見終わった後には逆に爽やかな印象すら抱いたよ。もちろん、関西に住む者として最後の望みだった彼らの敗退は、非常に悔しいことなんだけどね。
彼らは最後まで戦い方をほとんど変えなかった。クロスをヒールキックでシュートしたシーンはまさに野洲の真髄だったと思うし、急所をエグる美しいスルーパスも何度か見られた。繋ぎは相変わらず健在なんだが、悲しいかな二日続けての試合のせいか、少し運動量が足らず圧倒するまでに至らない。そして天才・乾に球を集めるが、八千代は2〜3人で包囲して彼のドリブルを潰す。しかし痛快なのが、それでも野洲は乾に球を預けることを止めないんだよな。そしてそれに応えて、乾も決してドリブルを止めようとしない。捉えようによっては、それは稚拙な戦い方と言えるだろう。もっと効率の良い戦い方は他にあったはず。しかし、あそこまで頑固に自分達のスタイルを貫かれると、逆に私の中にはリスペクトの念が生まれてしまった。あれは、彼らのプライドだね。よし、お前たちがそこまでプライドを賭けて戦うんなら、納得いくまでやってみろ、という気持ちになってくる。そしてクライマックスは、試合終了直前。乾はやはり最後の最後までドリブルを仕掛けて、DFを躱しGKを躱し、そしてシュート!GOAL! 彼らのプライドが生んだ美しい1点だった。
昨年の末に、私は「野洲スタイル」という本を紹介したんだが、その著の中で一番私が気に入ったのは、山本監督が自分の教え子達の精神力について語ってる章なんだ。あいつらは精神力が無い。むしろ「ヘタレ」だ、と。だけどそんな彼らが試合で一生懸命最後まで走っている。それは、根性があるからじゃない。「俺達は技術では負けない」というプライドが、彼らを限界まで走らせるんだ、と。
ちょっと、涙が出たね。 これは自分自身に置き換えても、凄く共感できたんだ。私も、今やってる自分の仕事の為に色々な小さな幸せや安息を犠牲にしてでも突き進んじゃうことがある。それは根性でやってるわけじゃない。よく考えるとそれらは全部、自分のプライドを守る為にやってた気がするんだわ。
2007/1/4(木)20:50

☆パルミ
エンゲルスはいい人なのか
いい人って何だろう?w

エンゲルスはいい人だから浦和のコーチを引き受けたのだろうか?もしそうならばプロフェッショナルとはいえない。

エンゲルスが浦和の提示した条件に満足したから契約したんだよね。この辺をとってもエンゲルスが本当に優秀であることが伝わってくる。自分にあった条件を選択する能力も指導者の大事な能力。さらに彼はメディアにほとんど露出しない。メディアからのインタビューに答えることもほとんどない。恐らく取材要請はほとんど断っているのだろう。コーチとしての自分の仕事を本当に理解し、実行している。

マクラーレンは身分をわきまえなかった1人だろうねw。自分に適さないイングランド代表監督に就任してしまい、現在非常に苦労している。この後彼が、成長してイングランド代表監督に適した人物になれるかはまだわからないけど。

ではカルロス・ケイロスはいいひとだから世界最大のビッグクラブ・レアルマドリーからマンチェスターユナイテッドに戻ったのだろうか?彼が他クラブの監督をしなかった理由はやはり、条件面を考えて自分にあった職を選んだからだろう。ケイロスも監督としては相当に優秀だった。特に戦術面ではレアルで非常に面白いサッカーを見せてくれた。でも、マネジメント面やフロントとの交渉能力がいまいちだったよね。あの年の補強は全然行われなず、わずか一年で解雇。ケイロスのフロントとの交渉能力の低さが露呈された。
2007/1/4(木)11:28

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