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過去ログ19 2005/2/1 21:03

☆老婆心
西部謙司氏の持論にこんなのがある
松→かつてのレアル的な創造性あふれるポゼッションサッカー。竹→プレッシングと浅いラインの組織的サッカー。梅→ひたすら守り倒してワンチャンス狙いのサッカー。って分類がある。日本は低迷からの脱却のため、オフト以降トルシエまでずっと竹を目指してきたんだよね。で、竹はある程度結果を出した。そこに、いきなりジーコの松。それに対する無意識な拒否反応によるラグだったんだと思う。去年、戦術のはっきりしてる352が結果に繋がったのは竹の部分採用なんだよね。先日のジーコの妥協云々も同様。俺は、松と竹の日本流黄金比の発見こそ到達点の一つだと思うんだ。純松はまだまだ。
2005/2/1(火)21:03

☆KEN
ご無沙汰してます
>関西人氏
ジーコジャパンとトルシエジャパンの相違点でよく言われるのが連動性ってやつですよね。攻撃においても守備においても。粘り強さといえば聞こえは良いですけど正直アジアカップはショックだったなぁ…相対的にアジア諸国が強くなったのもあるんだろうけど、新興国相手に大苦戦の連続。レバノン大会から上乗せどころか退化してるようにしか思えない。
私的に考えるに、やはり一番の原因はジーコのフラット嫌い。トルシエの強硬なまでのフラット化は言わば強制的に高いラインを保たせるための手段だった。オフサイドトラップなどは副産物に過ぎない。結局ジーコの一枚余れandラインは高く、という抽象的な指導だけでは高いラインを敷くのは難しいんじゃないかな。その点カザフ戦の真ん中を務めた松田は、前への意識が非常に強くてある意味ジーコの意志とは相反するプレーぶりがチームにとって良い内容をもたらしたのは皮肉だと思いましたね。今後松田のプレーには要チェックです。
2005/2/1(火)0:30

☆関西人
MF論のパラドックス。
ジーコ代表の中盤の構成は中村・小野・稲本・三都主・加地。トルシエ代表の中盤の構成は中田英・戸田・稲本・小野・明神。トップ下の中村と中田英のキャラの違いはともかくとして、一番大きな相違点としては現代表には戸田・明神のような守備的人材がおらず、代わりに三都主・加地というサイドアタッカーがいるということ。つまり、人員構成だけを見るならばジーコ代表はトルシエ代表と比較するならば遥かに攻撃的なんだよ。なのになぜだろう、現代表がトルシエ時代よりも攻撃力が増しているようには感じないんだよな。現実04年の戦い方を見てる限り、ジーコ代表の持ち味としては攻撃力よりむしろ粘り強い守備をベースとした勝負強さのような気がするよ。これぞサッカーというスポーツのパラドックス。攻撃的なはずのチームの特性が守備力を発揮し、逆に守備的なはずのチームの特性が攻撃力を発揮する。しかしよく考えると、これは何ら不思議なことではないんだよね。なぜならサッカーにおいて最も効率の良い攻撃とは、高い位置で敵から球を奪うことから始まるし(つまり中盤の守備力)、逆に最も効率の良い守備とは、常に球を攻撃陣がキープしてる状態を維持すること(つまり中盤の攻撃力)に他ならない。だからこそトルシエ代表には攻撃力があったわけで、逆にジーコ代表には守備力があるとも言えるわけですよ。
2005/1/31(月)23:55

☆苔口スペシャル
小笠原のレジスタには俺は少し反対かな。小笠原は小野や中田のように中盤を組み立てるタイプではなくて、タメるかラストパス(ゴールに直結するパスという意味じゃなくて、その後に自分が絡まないパス)を出すかの両極端な選手で、低い位置では機能しにくい選手な気がするんだよね。でも個人での守備力は中田や小野よりかなり上だと思うから、小笠原のレジスタの方が守備への負担は軽減できるだろうし…難しいね。攻撃的ならレジスタに小野、守備的なら小笠原、みたいに使い分けができるようになるためにも小笠原のボランチ的なプレーの成長には期待したいね。
2005/1/31(月)1:25

☆関西人
小笠原について少し考える。
昨日の試合を観てて、やはり小笠原は良い選手だと思ったね。派手さは無かったが実にシブい好機の演出をする。プレースタイル的にはファンタジスタというよりレジスタという印象を受ける。代表の布陣が352で定着しつつある今、彼は中村の座を狙うのもいいが、小野の座を狙うというのもレギュラー定着への戦略としてアリなんじゃないかな?どちらかと言えばそっちの方が倍率が低いような気がするよ。ポスト小野として、遠藤中田浩阿部稲本福西と比べるならば、最も小野の資質に近いのは小笠原の方だと思うからね。ああ、そう言えば中田英もクラブで新監督はレジスタの構想らしいね。彼がこのポジションに来るならば話はややこしくなるなあ。もし中田英が復帰しジーコが442を復活させる構想ならば、小笠原にとっては一番のチャンスなんだけどな。攻撃的MFの先発の倍率がグッと下がるのと同時に、442BOXの二列目という役割は他の誰よりも知り尽くしてるという彼にとっては最大のアドバンテージが生じるよ。
2005/1/30(日)19:10

☆老婆心
カザフ戦
@コンディションは相当良いみたいだね。疲労がピーク(中澤談)って言う中でこのパフォーマンスは驚きだな。ABは、ワンタッチパスの多さや突破のパスの多さを見ると、今でこの段階なら充分だな。いよいよパターン化に手を付けたなって感じもするし。CDの意気込みも充分感じさせてくれた。総合的に見て、及第点なテストマッチになったと思うな。勿論、即楽観とはいかないまでも、去年の同時期からみれば随分な進歩だよね。良いチームになってきたよ。あとは海外組との融合。ここも去年と違うスムーズさを是非見せて欲しい。期待は出来そうだ。
2005/1/30(日)15:32

☆関西人
カザフ戦を観て。
1月のこの時期に選手があんなに走れるとは正直意外だったよ。間違いなく去年の1月より状態は良いんじゃない?試合内容については、阿部大黒を見れた以外にはこれと言って発見は無かったなあ。強いて言うなら、高い位置からのプレスが増えたような気がしたことと、最終ラインから前線へのロングフィードが増えたような気がしたこと。この二点はトルシエが徹底して代表に叩きこんだ戦い方だよね。今は監督はジーコだが、代表は同じ日本人が同じ352という布陣で戦ってるわけだから、似てきてる部分も大いにあると思う。これをとってジーコ代表はトルシエ時代から何ら進歩がない、とネガティブに捉える人もいるだろうが、むしろジーコに替わってもトルシエの4年間の遺産は消え去ることなく根付いてるんだとポジティブに捉えることも出来ると思うよ。ジーコはトルシエと間違いなく対照的な指揮官だし目指してるモノは全く違うのだろうが、結局のところ実践するサッカーのスタイルが徐々に似てきているのは事実なんだよな。
2005/1/29(土)23:21

☆老婆心
カザフ戦チェックポイント
@コンディションの仕上がり具合A試合勘Bコンビネーション含めた戦術面C勝負に対するこだわりDレギュラー取りへのモチベーション。で、経験からくる個人の好準備により@は良さそうだ。チームの早めの戦術練習、練習試合によりABも期待出来るが、やってみないとわからん部分も多い。CDがないと試合が締まらず、実りあるスパーリングにはなりにくい。もちろん、今すべてがピークにある必要はないが、すべての面で高いものを出し、シリア戦は微調整のみにしたいな(海外組合流の不安は残るからね)。去年と違う、つまづきを連想させない好試合をしっかり見せて欲しい。
2005/1/29(土)8:36

☆関西人
中田浩の海外進出を考える。
トルシエはいつか日本の有望株を引っ張るだろうと予測はしてたが、一番手は中田だったね(次は宮本松田中沢あたり可能性あるよ)。以前ボカが日本人獲得の際にトルシエにいい選手がいないか打診したら、彼が一番最初に推薦したのが「左サイドの選手」だったと聞く。左の人材は足りてるからということで結局高原になったんだが、長い間私はこの「左の選手」が誰なのか分からなかった(中村服部三都主かとも思ってた)。でも今回ので確信したね。多分中田だったんだよ。なぜ中田なのか(お気に入りだから、とか安易な考えはこの際省こう)。彼はボランチだが、正直私は彼は国内NO1ボランチではないと思う。現実彼は昨年Jベスト11には入らなかった。でもトルシエは彼をチョイスした。彼と、例えば遠藤福西の決定的な差は何かと言えば、私は「稀少性」に尽きると思う。中田の特性@左利きであるA守備能力があるB展開力があるC高さがあるD戦術眼がある。以上の条件を満たした素材は世界的にも「稀少」だと思う。悲しいかな遠藤や福西の持つ特性は世界的に多いんだよ。ちなみに私はボランチとしての総合力は現段階遠藤福西の方が上回ってると思ってるよ。でも、素材としては悲しいかな中田には及ばない。そもそも左利きの守備的人材というだけで、戦術を司る立場の者とすればヨダレが出るよ。
2005/1/27(木)21:39

2018

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