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過去ログ187 2006/12/3 9:56

☆関西人
J全日程終了
まずは、浦和初優勝おめでとうございます。
そもそも浦和に3点差をつけて勝つことなど、無理があることはガンバサポを含めて多くの人は分かってたはず。もしそれが実現するとしたら、アクシデント発生でしかあり得なかった。例えばレッドカード乱発で、浦和が極端に少ない人数で戦わなければならない事態とか。しかしそんな形で優勝者が決定してしまうなど、決して良いこととは言えない。戦いが昨日で全て終わりなら別に構わないんだが、まだACLやA3という道が続くんだからね。今度はJを代表してアジア各国を相手に戦う舞台なんだから、その出場資格を受け取る者は、リーグで最も力がある奴であるべきだ。浦和・川崎、実に相応しいじゃないか。
ガンバは今年ACLで実力を出し切れなかったんだが、理由の大きなひとつとして、アウェーのピッチが最悪だったらしい。芝がめくれてボコボコで、土には釘が混じっていたらしく、必然的にガンバ的サッカーは封じられてしまった。こういう環境に改善を求めるのは当然としても、しかし一朝一夕には改善されないのも現実だろう。ならば出場するクラブに、そういう環境にも負けないタフさを求めていくより他はない。浦和・川崎、Jにおいて屈指のタフさを備えた両クラブが選抜されたことは、来年に大きな希望が持てる。
しかしガンバも、よくやったと思うよ。アラウージョや大黒を放出しながら、うまく補強して優勝にあと一歩まで詰めた。マグノ・加地・明神など、補強した人材を使いに使った。この買い物は、十分「モトをとった」と言っていい。
関西ってのは風土的に商人気質が強いと言うか、悪く言えばケチなところがある。見えないところにオシャレをする、江戸の「粋」みたいな文化は無い。数十万円のビンテージジーンズを履きもせず保管して、たまにタンスから出して眺めてニンマリする趣味は関西では希薄だ。「ジーンズは履いてナンボやろ?」、と。ガンバの補強って、そんな感じ。ユース選手を積極的に昇格させる姿勢も、「せっかく育てたんやから使わなモッタイナイわ」みたいな思考もあると思う(笑)。
その点、浦和は偉いよね。チームで一番ギャラの高い小野をストックしておく悠然さ。一歩間違えば壮大な無駄使いになりかねない「レッズランド」設立。関西には、なかなか真似できない文化だ。実は、憧れる。
2006/12/3(日)9:56

☆関西人
明日を前にして。
関東vs関西。赤vs青。堅守vsポゼッション。ギド(DF)vs西野(FW)。
今年この対決で幕を開けたJが、やはりこの対決で幕を閉じようとしている。運命的だよね。06年を総括するに相応しいクライマックスの場が用意されたと思う。
思えば06年の日本サッカーは、野洲フィーバーから始まったよね。あの決勝の構図もまた野洲vs鹿実という、今回とよく似たシチュエーションだったと思う。あの時は、下馬評を覆して野洲が勝った。海外に目を向ければやがて欧州CLがファイナルを迎え、バルセロナが欧州王者の座に就いた。何と言うべきか、私は「あ〜、勝利の女神がこういうサッカーを要求する時代が来たんだな」と感じた。それが上半期の話。
しかし、だ。今年は夏くらいから流れが変わってしまったんだよな。W杯がひとつの契機だったのかもしれない。超攻撃的と言われたチームが次々と姿を消し、気がつけば堅守を誇ったイタリアが世界一の座に就いていた。奇しくもポゼッションサッカーの崇高なる象徴とも言うべきジダンは、儚くもイタリアDFの前で哀れな姿を晒した。今年のバロンドールは、カンナバロだという(2位はブッフォン?)。再びというべきだろうか、女神はそういうサッカーに微笑むようになってきている潮流。
そういう流れを読むならば、明日においても勝利の女神は浦和に微笑む可能性が高いんだろうね。一足先にリーグ制覇を成したJ2横浜FCは、守備の堅さをもってして女神を味方につけた。
決して「これからは守備の時代到来だ!」と大袈裟に言うつもりはない。そういう単純なモノでもないだろう。要は、「振り子」なんだ。「振り子」は一旦大きく攻撃に振れれば、やがて反動で大きく守備に振れる。そしてまたいずれ攻撃に振れる。で、今の「振り子」は、今年上半期までの攻撃側に大きく振れた反動を受けて、守備側に振れている流れなんだと思う。
そういう「振り子」が本当にあると仮定するなら、明日のJ1クライマックスはもとより、続いて開催されるクラブW杯においても、世界王者の座に就くのはバルセロナではないような気がしてならない。
あ、もちろん守備に振れた「振り子」はやがて大きく攻撃に振れるわけで、来年はガンバ栄華の年になることもお忘れなく(笑)。
2006/12/2(土)0:55

☆関西人
アジア大会論
昨夜U21代表の試合を観てたんだが、ふと「アジア大会って何なんだろう?」と考えてしまった。分かりやすく言うなら、アジア杯がW杯のアジア版であるように、アジア大会は五輪のアジア版。だけどサッカーファンの注目度合いはかなり低いと思う。
だってさ、W杯にしても五輪にしても「アジア予選」という名の下に、アジア勢とのさらなる真剣勝負の舞台は別に用意されてるんだからね。そっちが「本番」とするなら、こっちは「余興」という感じすらする。ぶっちゃけ過去のW杯や五輪のアジア予選は思い出せても、過去のアジア大会の記憶はあまり残ってない。確か前回は準優勝したんだよね? …詳しく思い出せない(笑)。
アジア杯は、ちょうど時期的にも代表監督の「中間テスト」みたいな位置付けにされてるんだと思うし、かなりバッシングされてたジーコやトルシエが途中解任されなかったのも、その「中間テスト」にキッチリ良い点数を出せたからだと思う。しかしアジア大会の方はどうだろう? これは五輪監督においての「中間テスト」的位置付けとなっているだろうか? …なってないよね。それはある意味当然の話で、だって新五輪監督が就任してまだ数ヶ月というチーム作りの段階で大会に臨むわけだから、これを「中間テスト」と位置付けてしまうのはあまりにも無謀だ。しかし、だからこそ私の中でアジア大会に対するモチベーションが曖昧になってしまってるんだ。仮に大会で早期敗退しても、「まだチーム作りの段階で、これからのチームなんだから温かく見てあげようよ」みたいなスタンスをとらざるを得ない。こりゃ、観てる側とすれば燃えないよな。公式大会とは言え、どこか親善試合を見てるかのようなスタンスでいる自分に気付く。
こういうのを解決する術を考えれば、五輪代表監督は06年でなく04年に就任すべきなんだよな。だけどA代表との連動を考えれば、オシム就任を待ってから反町体制を発足させた意図も分からなくはない。仮に五輪監督を04年に就任させてしまえば、その人物はジーコとオシムという全く異質なるトップに接し、途中で急激なチーム方針変換をしなくてはならなかったかもしれない。しかしこういう問題は、ディレクターでなくプロデューサー、すなわち協会がしっかり指針を示せていれば何の問題もないんだろうけどな。
2006/11/30(木)22:49

☆猿=コルレオーネ
パルミさん
なるほどですね。
たしかに、待ち焦がれた優勝に手が届くか届かないかという瀬戸際にたって、イケイケの心境でも自チームを戒めるような冷静な考えができることはすごいですね。熱さの奥に冷静さが存在するサポってのは理想的だと思う。
何が大事か見失わずに、選手たちへの大きな後押しができるのであれば、それはやはり日本トップのサポーター集団だと思う。

説明ありがとうございました。
2006/11/30(木)2:12

☆パルミ
コンディションを整えられる学生中心のメンバーで望むのもありだったんじゃないだろうか。まさかスポンサー絡みでそれができなかったなんてことはないよね〜
2006/11/30(木)1:59

☆パルミ
果たして今回のアジア大会に五輪代表を出す必要があったのだろうか。
甚だ疑問だ。勝ち点3を取ったに過ぎない初戦の内容。
Jリーガーのコンディションが悪く、後半に相手がラフプレーを仕掛けてくると、全く自分たちのサッカーできず逆に自分たちが無駄なファールをしてしまいFKで失点、レッドカードを受けるなど散々な展開。

アウェーでの経験は大きいけどJリーグでバリバリやっている奴が強行日程を押し切ってまでパキスタンやシリアとやる価値があるのか?そんな疑問を投げ掛けられた初戦だった。
2006/11/30(木)1:56

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