超VIP専用掲示板

過去ログ18 2005/1/23 23:07

☆関西人
同感ですね。そういう意味で気は早いがコンフェデ杯を楽しみにしておきましょうか。ところで海外組が中軸となってる現日本代表だが、もしトルシエが今でも監督だったとしたら彼は海外組をどういう扱いにしただろうか?試合直前に合流してくる彼らを先発起用するようなことをしただろうか?幸い彼が監督の時代は海外選手はさほど多くなかったから今ほど問題は深刻じゃなかったが、それでも中田英との摩擦は大いにあったわけで。彼のやり方ならばまず戦術の構築が最優先事項であり、その戦術を叩き込む合宿参加は必須であり、一定以上の拘束が前提となる。これって海外組を軸にするには無理があると思うんだよね。韓国でヒディングが英雄となったが、彼がやったこともまた代表選手をKリーグから完全に隔離して、莫大な拘束時間をもってチームを鍛え直すような強権発動をしたわけで。どちらにしてもサッカー発展途上国ならではのアプローチ。そして現実問題として韓国も日本も発展途上国のひとつであることは今でも同じと思う。対してジーコの手法は先進国ならでは。ここに難しさがあるんだよな。いや、今や日本は発展途上国じゃない、立派な中堅国だ、とも言えるが、ではその中堅国に適したやり方はトルシエ流かジーコ流か、はたまたその中間なのか、よく分からない。
2005/1/23(日)23:07

☆老婆心
関西人氏。
慣れてはきてるし、時折その片鱗的な場面もある。しかし、まだまだ程遠いなとも思う。今のままのやり方を続けてもキツイと思うな。むしろ、即興を期待出来ないことはわかってるんだから、(自主的コンビネーションを生み出す)戦術的な練習をいかに出来るかにかかってくると思うんだ。ジーコの考えるベストメンバーを揃え、ある程度の期間一緒にやらせる。そこで、プロトタイプを作らないと間に合わないと思う。時期としては、欧州リーグオフであり、予選を突破してるだろう今年の夏。大幅なバージョンアップはここしかない。予選のもたつきは妥協を長引かせることになるよ。
2005/1/23(日)21:03

☆関西人
老婆心さんへ。
確かに難易度は高いよね。毎度試合直前に合流してくる海外組を中心とする今の代表の在り方。もし海外組が個人技で点を取るようなタイプばかりならば話は別だが、基本的にジーコ代表はパスの連携を軸としたチーム。直前合流しかできない彼らは辛い立場だよ。しかしね、そうは言っても少しずつだが中村や小野が頼りになる存在になってきたと思わないかい?これは彼らが成長したこともあるが、それ以上に彼らがこういうチーム事情に慣れてきたという部分がデカい。「慣れ」は偉大だよ。例えば守備が出来ない三都主、下手くそな加地、身体能力が不安な宮本、すぐ倒れる鈴木、欠点だらけの人材ながらも意外とこのチームは形になってきたと思わないかい?これも「慣れ」だよ。例えば三都主が守備が下手なことに周囲が慣れてきてる。同様に中村が直前合流することにも周囲が慣れてきてる。中村自身も慣れてきてる。こうして考えるとジーコがメンバーを固定することには論理的整合性はあるんだよな。しかし、だ。今のチームのままで前回大会以上の成果を上げられるかと言えば甚だ疑問だ。新たなバージョンアップは絶対に必要。例えば中田英の復帰などはバージョンアップの超目玉だと思う。そして彼をチームに取り込むキーワードもまた「慣れ」だと思うんだよね。いよいよ彼の召集に協会が動いてると聞く。それに否定的な意見も多く聞く。しかし、私は少数意見になるだろうが協会を肯定したい。別に北朝鮮戦に出場はしなくてもいいんだ。ベンチでいい。練習に参加するだけでいい。「慣れ」の第一歩として代表にまず帯同することが大事だからね。
2005/1/23(日)20:15

☆老婆心
日本の理想の到達点82ブラジルだが…
マラドーナは「本当に良い選手同士なら10分あればコンビネーションを作れる」と言ってた。82ブラジルは、ファルカンの直前合流もあり、即興のチームだった。74オランダは国内チームに既に基盤があった。今の日本はどうだろう?決して少なくない時間があったのに即興はまだ生まれていない。ジーコの目指すスタイルをJで具現化してるチームはない。中心選手は国外にいる。つまり、即興を生み出せる程でない選手で、クラブベースのないやり方を、集まりにくい状況で、過去にあったユートピアサッカーに到達しようとしてる。これ相当な難事業だよね。ジーコは妥協を無くすことが出来るだろうか?
2005/1/23(日)15:53

☆とも助
男性
北朝鮮のテレビレポートみていたら技術はないけども粘り強そうという印象を受けました。
おそらく中盤ではとてもかなわないので中盤省略して両サイドのスペースに放り込みサッカーを展開すると思います。そして中盤が間延びしたところをミドルというプランかと
北朝鮮は引き分け狙いで死ぬ気で守ってくるので流れの中からは難しい
セットプレーが鍵を握ると思います。阿部を召集したのは中村の保険と考えればつじつまが合う
よって遠目のFKが得意な三浦アツを先発して欲しい
2005/1/23(日)13:53

☆関西人
06年ジーコ代表の展望。
北朝鮮戦を04年アジア杯のチームで戦うことに何ら異存はない。ただし、今年は06年本番の前年。先を見据えるならば、04年の戦い方を繰り返すだけじゃ物足りないな。今年はバージョンアップをするべき年である。思い返せばジーコ代表初期、彼の理想はブラジル82の再現だったと思う。ただしその再現はさすがに簡単ではなく、彼はやがて2パターンのマイナーチェンジをすることでチームを機能させた。【パターン@「ヨコ軸」のチーム】442が最も機能したのは03年コンフェデ杯。ポイントはボランチに小野でなく遠藤というバランサーを配置したこと。これにより中田⇔中村という「ヨコ軸」にチームの主導権が限定され、コンセプトが明確化されたことにより機能した。【パターンA「タテ軸」のチーム】352が最も機能したのは04年欧州遠征時。ポイントは3バックにすることによりボランチの最終ラインケアを軽減し、小野の攻撃性を高めたこと。これにより小野⇔中村という「タテ軸」にチームの主導権が限定され、コンセプトが明確化されたことにより機能した。さてこの2パターン、実はどちらも妥協なんだよ。本来ジーコが理想としたブラジル82とは、「タテ軸」「ヨコ軸」が両立してたチームだからね。さあ、いよいよこの難題、いや本題に取り組むべき時期が来たんじゃないかな?「タテ軸」と「ヨコ軸」の融合。つまりそれは、中田中村小野が共存共栄するチームの実現を意味すると思うよ。
2005/1/22(土)22:11

☆関西人
カザフ・シリア戦が仮想北朝鮮戦になると思うんだが、キーマンの中村は不在とあって注目すべきポイントは攻撃よりむしろ守備かなと思う。特に宮本がどういうライン設定をしてくるかに興味があるな。宮本は最近深いライン設定を多くのサッカーファンから批判されてるが、本来彼はそういう持ち味の選手ではなかったはず。暑さの厳しかったアジア杯、絶対に失点の許されなかった(ある意味ドローも視野にあった)オマーン戦、そうした試合に臨む戦略として宮本はその時意図あって深いラインを選択したわけで、次の試合のラインをどうするかというプランはまだ不明だよ。アジア杯の時のような暑さがない時期だけに、プレスを抑えた省エネをプランから外すならば高いライン設定もありうるんじゃないかな。また、ホームの試合だけにアジア杯とは違ったアプローチになっても何ら不思議はない。ま、そういうわけで私は次は宮本は意図して高いラインを仕掛けてくると予想する。フィールドをコンパクトにし高い位置で球を奪う。その形を作っておかなくては、北朝鮮はともかくいずれ対戦するイランの攻撃陣に対しては、ゴール前を固めるだけでは抑えきれないってのは賢明な彼なら当然理解してるだろうからね。
2005/1/21(金)23:31

1917

掲示板に戻る